2023/04/16 - 2023/04/16
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この旅行記は、近畿地方の寺社巡りを中心として、かねてから行きたいと思っていたスポットをきままに巡る旅です。
№2は、醒ケ井から米原、彦根までの旅行記です。
*表紙は、醒井宿入口のモニュメント
【行程】
1日目: 札幌 → 苫小牧 →(船中泊)
2日目: → 敦賀 → 伊吹(車中泊)
3日目: 関ヶ原 → 醒ヶ井 → 米原 → 八日市(泊)
4日目: 八日市 → 草津 → 山科 → 京都(泊)
5日目: 高雄 → 宝塚(泊)
6日目: 宝塚 → 三田 → 加古川 → 姫路(泊)
7日目: 姫路 → 加古川 → 有馬温泉(泊)
8日目: 有馬 → 山崎 → 舞鶴 →(船中泊)
9日目: → 小樽 → 札幌
〔1~4日目夕方まで1人旅です〕
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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関ヶ原観光を終え、国道21号線を西へ向い醒ヶ井宿へ
国道21号と旧道との分岐近くに「醒井宿入口のモニュメント」があり、ここから旧道が醒井宿です醒井宿 名所・史跡
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先ずは観光案内所を探しにJR醒ヶ井駅へ行ってみましたが、駅周辺に観光案内所は見当たりません
見回すと、駅前に「霊仙三蔵立像」の立像が立っていました霊仙三蔵立像 名所・史跡
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立像横に説明板があり、「霊仙三蔵は最澄や空海と並ぶ高僧で、近くに霊仙山が存在することから醒井村出身と考えられる」とありましたが、ちょっと無理があるような気がしました
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また駅前には「醒井水の宿」がありますが、誰もいないようで静かな雰囲気です
今日は休みかな? と思いながら入口へ行ってみると...醒井水の宿駅 名所・史跡
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入口には『閉館』の表示が... 休館ではなく閉館でした
Webで見ると「21年7月にリニューアルオープンしたものの、6カ月後の22年1月に休館し、更に6カ月後の22年6月に廃止」だとか
理由は「老朽化等のため」だそうですが、リニューアルオープン後6カ月で「老朽化等のため」はちょっと無理があるような気がします
米原市の施設で駅前なのに、何かあったのでしょう、残念です。
国道を渡った所から醒ヶ井宿を歩いてみます -
醒ヶ井宿を歩くと、まず「醒井宿資料館」があります
以前「醒井郵便局」だった建物だそうで、銀行のような重厚な建物です旧醒井郵便局局舎 名所・史跡
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「醒井宿資料館」の中に入ってみます(入館無料)
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資料館の名の通り、古い資料や写真が展示されています
昔は中山道の宿場町として賑った頃の様子が窺われます -
醒ヶ井宿はきれいな水が流れる地蔵川に沿っていて、落着いた雰囲気の宿場町です
写真は地蔵川と川に架かる醒井橋です -
地蔵川沿いにある「十王水」
平安中期に、天台宗の高僧・浄蔵法師が開いた水源で、近くに十王堂があったことから十王水と呼ばれるようになったそうです
この湧き水も地蔵川に流れ込んでいます十王水 名所・史跡
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街道沿いに「天然記念物 了徳寺 銀杏」の石碑があり、ここからお寺まで細い参道が延びていました
お寺より銀杏の木がウリのようです
入ってみましょう -
了徳寺は、阿弥陀如来を本尊とする浄土真宗本願寺派のお寺ですが、本堂は平凡な建物でした
了徳寺 寺・神社・教会
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了徳寺境内に「御葉付銀杏」と呼ばれる大きな銀杏の木があります
説明板があり「樹齢約200年、葉の縁に種子を付け、花も咲かずに実のなる木として国の天然記念物に指定されている」そうです
今は4月なので葉も種も生育していませんでした -
道路沿いの案内板には、醒井地蔵尊は『パワースポット』になっているようです
行ってみましょう -
地蔵川に架かる橋を渡り、醒井延命地蔵へ
こじんまりしたお堂ですが、「お祀りされている地蔵菩薩は、817年に雨乞いのために最澄が彫った」と伝わるものだそうです
歴史ある仏像がお祀りされており、延命長寿のパワースポットでもあるようなので、丁寧にお参りしてきました醒井地蔵尊 地蔵堂 寺・神社・教会
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地蔵堂の境内には、無造作に置かれたお地蔵さんなどの石仏が多数お供えされていました
近くを走る高速道路建設時の遺物でしょうか -
醒井延命地蔵の近くにある「水汲み場」
名の通り、昔はここで生活用水を汲んでいたのでしょう -
更に進むと、ここで地蔵川が途切れます
ここが地蔵川の水源のようです -
地蔵川の水源近くにある「加茂神社」
街道沿いにある鳥居から神社へ入ってみます加茂神社 寺・神社・教会
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鳥居から石段を上ると、きれいに積まれた石垣の間を上ります
加茂神社は別の場所にあったが、名神高速道路建設に伴い、昭和36年にこの地へ移転したそうです -
こじんまりした加茂神社の社殿です
ご祭神は別雷神命、農業、開運、厄除けにご利益があるそうなので、お参りしてきました
醒ヶ井宿の観光を終え、次は米原へ向います -
国道21号線から8豪線と合流、米原市に入ります
米原の観光案内図の上〔東側〕に多くのお寺があり、このうちいくつか回ってみました -
先ずは「青岸寺」へ
入口の小ぶりな山門から境内へ入ります青岸寺 寺・神社・教会
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青岸寺本堂
広いお寺ではありませんが、緑が多く落着いた雰囲気があります
枯山水庭園が国の名勝に指定されているとありましたが、パスして次へ向います -
青岸寺の近くに「金比羅大権現」があります
近くに錆びた案内板があり、「物流で栄えた米原湊と湖上交通の安全を願って祀られた」と書かれていました金比羅大権現 寺・神社・教会
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案内板はじめ「お社」もやや寂れた感じでした
金比羅大権現 寺・神社・教会
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金比羅大権現のすぐ隣(南側)に「湯谷神社」がありました
入口の大きな鳥居から参道を進みます湯谷神社 寺・神社・教会
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しばらく参道を進むと、広い参道の先に鳥居が現れ、その先に社殿が見えます
湯谷神社の創祀は不明ですが、ご祭神は国造りや農業、縁結びなどにご利益がある大己貴命ほか2神なので、五穀豊穣のために祭られた神社さんのようです -
湯谷神社の社殿
広い境内の割にこじんまりした社殿ですが、井伊家が再興した由緒ある神社です -
湯谷神社にはいくつか境内社がありました
写真の山王権現社の創建は平安時代ですが、火災により1543年に再建されました -
金山彦大神を祀る「大神宮」
説明板には「米原機関区に祀られていた神社で、機関区廃止により遷宮した」そうです -
大神宮のすぐ隣にあり、「米原機関区廃止に伴う遷宮記念」と刻まれていて、大神宮とセットで建てられた石碑です
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次に向ったのは、新幹線試験車両が保存されている鉄道総研へ
金網で厳重に囲まれていて近づけませんが、金網越しに見ることはできます
最高速443km/hを記録した「300X」新幹線高速試験車両保存場 名所・史跡
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営業運転速度350km/hを目指した「STAR21」
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騒音対策の為に開発された「WIN350」
以上の3両保存されていました -
次に向ったのは、彦根の北にある「龍譚寺」へ
733年に行基が開山した臨済宗の古刹で、井伊家の菩提寺です -
山門から本堂へ向う参道も緑に囲まれていて、静かな雰囲気です
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入口の山門にに続き、2つ目の門(総門)をくぐります
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参道の突当りに、聖観音を祀る大洞観音堂があります
柵で入ることはできず、手前でお参りしてきました -
観音堂前に石造七福神が並んでいました
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「仏足石」と表示がありますが、苔で良くわかりません
龍譚寺は方丈庭園や枯山水庭園が有名のようですが、あまり興味がないのでパスしました -
次に向ったのは長寿院
本堂へ向う長い上り坂の途中に「経蔵」が現れますが、入ることはできません -
長い上り坂を上り、最後の石段を上った先にようやく「楼門」が見えます
立派な門ですね大洞弁財天 長寿院 寺・神社・教会
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楼門をくぐると多くの伽藍がギッシリ配置されていました
長寿院は1695年に彦根藩主・井伊直興が彦根城の鬼門に建立した真言宗のお寺です -
権現造りの長寿院本堂(弁財天堂)
ここに祀られている弁財天は日本三大弁財天の一つだそうで、中に入ってお参りすることができます -
阿弥陀如来が祀られている「阿弥陀堂」も味わいがあります
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校倉造りで建てられた「宝蔵」
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続いて長寿院の隣にある「井伊神社」へ
神社名から予想される通り、井伊家ゆかりの神社です井伊神社 寺・神社・教会
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参道の途中にある鳥居にも「井伊神社」の扁額を掲げていました
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井伊神社の社殿は修理のためでしょうか、覆いがかけられ立入禁止でした
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が、拝殿上部にある彫刻はすばらしいもので、これだけでも見る価値があると思います
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拝殿左側に小さなお社があり、こちらも「井伊神社」とありました
きっと井伊一族の誰かをお祀りしているのでしょう -
井伊神社の境内に、井伊直憲の功績を偲んで有志により建てられた「井伊直憲顕彰碑」がありました
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井伊神社の並びにある「清涼寺」へ
井伊直政公の発願により創建された曹洞宗のお寺です
こちらも井伊家の菩提寺で、井伊直政のお墓があるそうです清涼寺 寺・神社・教会
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清涼寺の山門です
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山門をくぐると、正面左右に3つの大きな伽藍が現れます
正面が本堂、右手が客殿、左手が講堂だそうです -
どうやら清涼寺は観光寺ではなく修行のお寺のようなので、退散することにしました
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清涼寺の横に「長林稲荷神社」があり立寄りました
清涼寺の守護神を祀る境内社でしょう -
意外に長い千本鳥居をくぐった先に、長林稲荷神社の社殿がありました
清涼寺と井伊直政公の鎮守神を祀る神社だそうで、意外に?立派な神社でした -
今日の宿泊地・八日市へ向いますが、ちょっと寄り道して「天寧寺」へ
天寧寺 寺・神社・教会
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本堂横の駐車場に車を置き、奥へ進みます
天寧寺には十六羅漢や五百羅漢像があるそうです -
拝観入口には鎖がかけられていて入れません
拝観は「9時から16時」とありました。
既に17時近くなので今日の観光はここで終了、ホテルへ向います -
今日のお宿は「ルートイン八日市駅前」まだ新しくきれいなホテルです
近江鉄道八日市駅前にあり、駐車場はホテル前にたっぷり用意されていましたホテルルートイン東近江八日市駅前 宿・ホテル
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シングルルームの室内
まだ新しく、設備などは平均的なルートイン品質が保たれているうえ、広めの大浴場や作業用の机があるのが良いと思います
ただ、時間によりWifiがかなり遅くなったのが残念でした
長かった一日も終わり、大浴場で疲れを癒して早めに寝ることにします
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