2023年 タイでお祭り (9 days) =DAY 3= ～寝台列車⇒チェンマイ～

2023/11/27 - 2023/11/27

・11月25日：名古屋 ⇒ ホーチミン ⇒ バンコク
・11月26日：バンコク ⇒ 寝台列車
・11月27日：寝台列車 ⇒ チェンマイ
・11月28日：チェンマイ
・11月29日：チェンマイ ⇒ 寝台列車
・11月30日：寝台列車 ⇒ アユタヤ
・12月1日：アユタヤ ⇒ バンコク ⇒ パタヤ
・12月2日：パタヤ ⇒ バンコク ⇒ ホーチミン
・12月3日：ホーチミン ⇒ 名古屋

エリア チェンマイ(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

6:50に起床すると窓の外はジャングル。

寝たり起きたりしながらを繰り返しの列車旅だったが、寝つきは悪かったものの、比較的ぐっすり寝れた。

そういえば、寝台列車のトイレはというと・・・

・・・線路の上に垂れ流し方式。
昔は日本もそうだったと聞いたことはあるが、直接目で見たのは生まれて初めて。

こうして見ると山の上のかなり高い場所を走っていることがわかる。

せっかくなので食堂車で朝食を食べる。

190バーツ≒800円と、名古屋の喫茶店で食べるモーニングより高いレベル。とはいえ車内料金と考えればこんなものか？

メニューは昨晩に続き海老炒飯。付け合わせは焼売、目玉焼き、キュウリ、トマトにパイナップル。そこにタイ版味噌汁のようなスープとオレンジジュースがついている。
残念ながら昨晩の冷えた7ELEVENの海老炒飯の方が美味しい！

しかしオレンジジュースは激ウマ!!

食事中、田舎駅で停車。

山の中にある駅で良い雰囲気。

席に戻り、昨晩買った7ELEVENのおにぎりを1つ食べる。
そういえば昨晩急に痛み出した膝の痛みがどこかに消えていた。

ベッドの横にあるコンセントに差していたカメラの充電器はフル充電されていた。
ちなみにコンセントは全席にあるわけではないので、これは完全にクジ運次第だ！

係の人が来てベッドを椅子に戻し・・・

・・・チェンマイの駅に34分遅れの9:14到着。
そんなに急ぐ旅でもないので良しとしよう。

ホームに降りるとタイ国鉄のマスコット？的なキャラクターがいた。

こちらが乗ってきた鉄道の先頭車両なのだが、運転席がない！？
誰がどうやって運転していたのだろうか？

チェンマイの駅舎にも、バンコクのワット・ポーで見たのと同じように国王夫妻の巨大な写真が飾られていた。

駅舎内に象のオブジェもあった。

こちらがチェンマイの駅舎。

チェンマイ駅 駅

駅舎の前には昔走っていたと思われる蒸気機関車が置いてある。

ソンテオに声を掛けられ、MAYAショッピング・センターまでと言うと150バーツと言われたので、100バーツなら行くよと答えるとOKの返答。先客が1人いたが、それで出発。先客を先に下ろして、9:46にMAYAショッピング・センターに到着。

そこから歩いて10時過ぎにホテルへ到着。

ホリディ ガーデン ホテル【SHA Extra+認定】 ホテル

チェックインは14時からと言われたが、チェンマイ滞在3日間の最終日1日どうしよう？暇だな・・・と思っていたくらいなので、ロビーで昨日の写真を整理したり、メールをチェックして時間をつぶすことにした。

ロビーにはタイ全土で毎年11月頃に行われるロイクラトン祭りという、川に灯篭を流すお祭りで使用されるバナナの葉で作られた灯篭が展示されていた。

ちなみにチェンマイではロイクラトンではなく、コムローイまたはイーペンと呼ばれるらしい。
タイのその他の地区では川に灯篭を流すのだが、ここチェンマイはそれに加えて空にランタンを打ち上げるという他の地域とは違う独特のお祭りが開催されており、そのお祭りに参加するために今回タイを訪れたのだ！

ホテルにはこのような飾り付けがされていた。

13:45にフロントに行くと少し早いがチェックインできたので、部屋へと向かうと部屋の前から敷地内にあるプールが見えた。

部屋はこんな感じ。

部屋の窓から見える景色。特段、これといったものは見えない。

部屋はバスタブ付き！
メールしたり、写真を整理して15:20ホテル出発。

15:30にMAYAに到着。

マヤ ライフスタイル ショッピングセンター ショッピングセンター

外観はとても近代的で、メインの入口前にある噴水の周りにはお祭りの時期だからなのか？あるいは常設なのかわからないオブジェが設置されている。

ピンク色の象と蛇神ナーガ。

バンコクのターミナル21に比べると少し劣るが、吹き抜け6階建ての大型ショッピング・モール。

フードコートにはバンコクの地下街やターミナル21に続き、再びココ壱！

カツカレーが210バーツ≒900円(昨日の両替レート1バーツ＝4.26円)。

ペッパーランチもある。

地下1階にマツキヨとミスドもあった。タイでは日本が大人気のようだ・・・。

地下1階のスーパーでBOSSのラテとほうじ茶のペットボトルを購入し、コムローイ祭りの受付場所であるMAYAの前の噴水広場へ向かう。

メチャ行列！
しかも3つあり、どれが自分が並ぶべき行列なのか？確認するのに時間がかかり・・・

・・・スタンダードの行列に並ぶこと25分、16:25にソンテオに乗車。

途中通過した村でもお祭りのパレードが行われていて、祭りの風景を楽しんだ。

ソンテオの背後から見えるパレード。

日本でいうところの山車は車の荷台に設置されている。
日本のように担いで練り歩くというスタイルではなかった・・・。

途中一直線の道路に丁度夕陽が重なり・・・

・・・とても綺麗な夕焼けに少し感動！

17:28にランタン打ち上げ祭りの会場に到着。ソンテオ酔いがひどい・・・。

入口では民族衣装を来た女性達が出迎えてくれる。

ちなみに会場はチェンマイ中心部から通常なら40分未満なのだが、今日はお祭りということもあり1時間以上かかった。

入口でもらったパスとバッグ。バッグの中身は空。

ゲートをくぐると魚型の巨大なランタンが出迎えてくれた。

魚型は形的には膨らませるのが難しそうだが、小さな胸ビレの下の部分に火が付けられていた。

魚2匹と日本の国旗を含めた各国旗が描かれた巨大な立方体のランタンをパノラマで撮影。

進んでいくと撮影スポットが用意されていて、列ができていた。

そこから奥に行くにはこの三角形のゲートを抜ける必要がある。

ここにも蛇神ナーガ！？

そして中央部分だけに灯りがともされたカラフルなランタンの天井がとても綺麗。

両サイドに灯りがともされていないのはエコの時代だからか？

そこを抜けるとランタンの打ち上げ会場が見える。

また蝋燭に火がつけられて飾られている。

先ほどのランタンの天井とは種類が異なるが、これはこれで綺麗。

そしてフード・ゾーンへ到着。

当然ながら会場内も物凄い混んでいて食事に並ぶのも一苦労。

陽が落ちてきて、会場内に吊るされたランタンにも灯りがともる。

フード・ゾーンには上部にこのような写真と英語表記のメニューが表示されたブースが複数ある。
こちらはビーフカレーのブース。

こちらはマッサマンとうタイ料理のブース。

最初に行列が一番短かったビーフ・カレーを食べた。

足りないので、その後マッサマンや謎のシチューをいただく。

続いて(何故か？)こちらの揚げ出し豆腐のブース・・・

・・・と揚げ出し豆腐の実物とウエルカムドリンクをいただいた。

空には月が顔を出している。

最後のデザートに並んでいた19:09突然ナイアガラの花火が始まった！

ナイアガラの花火は数分間続いた。

デザートは箱に入ったスイーツで、一緒にもらったコーヒーも美味しかった。

こちらが4つのスイーツが入った箱でどれも美味しかった。

食事を終え、まだ訪れていないエリアへと向かう。

こちらのエリアには民芸品が展示されていた。

こちらはランプ。

こちらは・・・

・・・揚げ麺。

そしてこちらは・・・

・・・タイ古式マッサージ！

奥の方にVIPエリアがあり、食事も地ベタではなく、椅子にテーブル備え付けの状態。

敷地内の何カ所かにこのようなモニターが設置され、ランタンの打ち上げ方法の説明動画が字幕付きで流されていた。

19:45頃にアナウンスが流れ(日本語も！？)、打ち上げ会場へ移動。

こちらのRXX15が自分の座席。隣には日本の撮影隊が座った。

20時過ぎに中央に設置された仏塔のステージに3人のMCが登壇し、3か国語でガイダンス(もちろん日本語もあり)。

こちらがメインのMC。

仏塔のライトアップも様々な色に変わる。

MCによる説明が終わり、始まったのが・・・

・・・太鼓のショー。

来る途中にソンテオから見えた山車とは違い、日本と同じような和太鼓的なパフォーマンス。

その間、他会場で打ち上げられたランタンが上空を飛んでいるのを確認できた。

太鼓ショーが終わり、始まったのが・・・

・・・お坊さんの念仏ショー？

20:35、打ち上げ会場周囲で待っていた地元の少女達の持つキャンドルに炎が灯される。

そして会場内に続々と彼女たちが入ってくる。

キャンドルを掲げる少女たちの向こうの中央ステージにも別の方角から入ってきた少女たちが上がり・・・

・・・踊りで会場を盛り上げる。

そして20:40過ぎに打ち上げ開始!!
しかし上手く打ち上げないとランタンに火が燃え移ってしまい、この写真のような状態になってしまう。

1つ1つのランタンがかなり大きいので、このように地元スタッフに手伝ってもらいながら打ち上げる人もいる。

空へと上がっていく無数のランタン。

映画「塔の上のラプンツェル」のモデルになったとも言われる、その光景が目の前に広がっている。

20:45には花火も加わり、目の前には絶景が広がる！

このお祭りのために今回のタイ旅行を計画したのだが・・・

・・・旅行前に写真や映像で見ていた以上の感動を味わうことができた！

花火とランタンの共演というこの上ない絶景！！

今まで世界各地でお祭りに参加してきたが、2000年のNYの独立記念日の花火と並ぶトップレベルのお祭りだ!!!
　https://4travel.jp/travelogue/10888800

花火は5分程で終わったが、ランタンの打ち上げは延々と続く。

会場中央にある仏塔とランタンのコラボレーションだけでも十分神秘的。

花火が終わった後も続々とランタンが空へと上がっていく。

元々1人につき2個のランタンが提供され、会場にはプレミアム席、VIP席、スタンダードの3つのクラスがあり、全部合わせると3500席。
なので、合計7000個近い(燃えてしまって上がらないものも含めると・・・)ランタンが空を埋め尽くす状態とも言える。

キリがないので途中だったが21時過ぎに会場を後にしてソンテオの停まっている場所へと向かう。

当然ながらここでも誘導に問題があり、雑然とした雰囲気だったが21:20にソンテオに乗車し、22:22にMAYAに到着。

マヤ ライフスタイル ショッピングセンター ショッピングセンター

MAYAの向かいにちょっとした日本人街があり・・・

・・・地下鉄の入口らしきものもある。
(実際には入口のみで地下はないのだが・・・)

更にハチ公像もあった。

日本のそれとは何か雰囲気が異なるハチ公像。

また日本の信号や郵便箱、ちびまる子ちゃんなどもある。

他に日本食屋などもあり、雰囲気はあるのだが、一部韓国語もあり、タイでもKカルチャーの広がりが日本を追い抜く日も近いかも？と感じたりもした。

22:35にホテルに戻り、洗濯をしてバスタブに浸かり、メールをして25時半就寝。

ホリディ ガーデン ホテル【SHA Extra+認定】 ホテル