2000年 アメリカ全土周遊(59 days) =ニューヨーク=

2000/07/03 - 2000/07/05

・7月3日～5日：ニューヨーク
・7月5日～9日：ワシントン
・7月10日：ナイアガラ
・7月11日～14日：ニューヨーク
・7月14日～17日：ホストファミリー宅
・7月17日～19日：マイアミ
・7月19日～21日：キーウエスト
・7月21日～22日：マイアミ
・7月22日～31日：オーランド
・7月31日～8月4日：シカゴ
・8月4日～6日：ポートランド
・8月6日～10日：シアトル
・8月10日～12日：ポートランド
・8月12日～20日：ラスベガス＆グランド・サークル
・8月20日～23日：サンディエゴ
・8月23日～30日：ロサンゼルス

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

2000年夏、20世紀最後の夏、アメリカ2ヶ月滞在の旅は、ニューヨークから始まった。
日本を出発したのが、就職活動を終え、大学のゼミをうまく抜け出した7月3日。同日夜中にＪＦＫ空港に降り立った。1年半ぶりのアメリカ。翌日は当然7月4日、そうアメリカの"独立記念日"! 20世紀最後の独立記念日にニューヨークにいられることがとてもうれしい。

街は朝からお祭り騒ぎ、とりあえず、スタテン島行きの無料フェリーに乗るため、地下鉄に乗ったが、これがたまらない。何がかというと、夏なのに地下鉄のホームに冷房がついていないこと。
フェリー乗り場まで来ると、なにやらニューヨーク湾に船が見える。それもものすごい数の船!!これも独立記念日の一環行事で、帆船、軍艦などあらゆる船が並び、さらに上空ではＦ−１４をはじめとする戦闘機が舞っている。嬉しかったのが、ステルス（敵のレーダーに反応しない三角形の形をした戦闘機）を見れたこと。一瞬わが目を疑ったがあれは確かにステルスだった・・・。

この特別な1日のハイライトは夜。花火(英語ではFireworksという)!!
アメリカでは州によっては花火は禁止らしいが、この日だけは別。各州都で、盛大なFireworksが夜空を彩った。
ニューヨークでは、まず夕方ごろから道端にアイスキャンディーを配る人たちがあふれる。このアイスが結構おいしい。そして高速(首都高速)を閉鎖し、そこに人々が集まってくる。高速の上に何千、何万人という人が立ったり、座ったりしているなんて日本では考えられない。しかしここはアメリカ、そして今日は独立記念日。なんでもありだー!!

夜9時半過ぎ、ついに始まった。マンハッタンの両側を流れるハドソン・リバーとイースト・リバーに浮かぶ船から、一斉に打ち上げられた。打ち上げ箇所は4ヶ所あり、マンハッタンの東、西、南、そしてブルックリンの南西。それぞれの場所に１０隻近い船が並んでおり、一隻一隻から花火が打ち上げられる。日本の花火のように一箇所から「た〜まや〜！」と、一発ずつあがるのではなく、視界１８０度すべて花火、Fireworksなのだ。

9時半過ぎに始まった独立記念日の花火大会も30分ちょっと続いて、フィナーレ！！最後の最後はすごかった。花火自体も、もちろんすごいけど、それ以上にアメリカ人の盛り上がり方はすごい。以前こっちの映画館で映画を見た時にも思ったけど、アメリカ人は感情を表に出すのがうまい。その点に関して言えば、少なくとも自分の周りにいる日本人、は下手だと思う。それがまた日本のいいところなのかもしれないが。海外に出て改めて自分が日本人なんだなぁと気づく、そんな瞬間でした。