2023ときわ路パスと週末パス！知られざる東日本巡り！vol.2（真岡鉄道Ｃ１２編）

2023/11/02 - 2023/11/06

それはお盆の何気ないひとことから始まりました。父の赴任先の山形へ行ってみよう。正直ずっと棚上げしていたのですが、職場の都合で１１月の頭に４連休が降ってきましたので、妻と会いに行くことにしました。

どうせ１８きっぷが使えない時期ですし、妻もいるので徹底的に贅沢をしてやろうと思い、４泊５日で予算は５万。妻が観光している間に、普段は乗れない民鉄にも乗ったり、久しぶりに“フォートラ”のみなさまと会ったりしました。期待どおりではありませんでしたがＳＬを眺め、全員集合でとんかつを食べに行きます。

きっぷ：ジェットスター＋ときわ路パス
旅程概要
11.02：西熊本～肥後大津～熊本空港～成田空港～日暮里
11.03：日暮里～涸沼～下館～笹原田～茂木

エリア 益子・茂木(栃木)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2017.03.19　アプトいちしろ・千頭・元住吉・横浜
もうすぐ７年になるのか…

今でこそ「分割併合」が大々的に行われている“フォートラ”だが、私が初めてお会いしたのはＢＴＳさまとオーヤシクタンさまである。大井川鉄道乗って横浜でお寿司屋さんへ行って「ムーンライトながら」で帰ってきた。このとき、「ＳＬかわね路号」に乗っている。

2023.11.03　茂木ゆき普通列車車内
そんなわけで、せっかく関東に行くので声をかけたところ、ＢＴＳさまが下館から同じ列車に乗る行程を組んでいただくことになった。水戸線の電車から真岡鉄道に乗り換える。予想に反してやたら混んでいる。最後部にＢＴＳさまがいらっしゃった。４年ぶりで見た目はだいぶ痩せられたが、お変わりなく旅をエンジョイされている様子だ。今日１日よろしくお願いします。

当時は「分割併合」とは呼んでいなかった。おそらくこういう集まりの幹事長的な役割をなさっているＡｋｒさまが起源だと思う。今回の旅行も、結局な大人数がかかわる壮大な分割併合の一部になっている。なお、Ａｋｒさまと初めてお会いしたのが４年前で、ＢＴＳさまお会いするのはこのとき以来である。毎回ラッチ内もしくは車内で会っているのが“フォートラ”らしい。「ＳＬぐんまみなかみ」から始まりお座敷列車「華」まで週末パスで乗れるタイプの楽しい列車たちを乗り継いだ。

折本駅 駅

2023.11.03　茂木ゆき普通列車車内
今回は？今回も？…ＳＬなのである。折本で送り込みとすれ違うことになっているが、はたして回６１００レがやってきた。Ｃ１２は思ったよりもちっこくてかわいらしい。そしてこの日は蒸気機関車先頭逆向きの貴重な送り込みの日だった。タンク機ならではの使い方である。

2023.11.03　茂木ゆき普通列車車内
それにしてもこの混雑はなんだろう。いつもと違う逆向き運転目当てなら車内ではなく沿線にいるはずである。どうもこの日は益子で焼き物のイベントがあったらしい。

2023.11.03　真岡
沿線の中心の真岡に着いた。妻が見ていた某アニメのキャラクターの模様がどうしても真岡鉄道に見えて仕方がなかった。

真岡駅 駅

2023.11.03　真岡
ここで小休止。

2023.11.03　真岡
駅を出て下館側にはいくらか車両が展示してあるスペースがあり…

2023.11.03　真岡
駅に隣接するキューロク館に入る。

ＳＬキューロク館 美術館・博物館

2023.11.03　真岡
この形式は北海道用だったかな…はたして、窓は二重。

2023.11.03　真岡
ご同行いただいたＢＴＳさまは晴れ男なので、その恩恵にあずかる。いやー青空がすばらしい！蒸気機関車を模した駅だ。

2023.11.03　真岡
施設の名前のもとになっている“キューロク”。

2023.11.03　真岡
こういうメカニカルな部分が人の心を惹きつける。

2023.11.03　真岡
空気圧で動くらしい。

2023.11.03　真岡
３０メートルくらい引き出されるのだが、沿線にはこのように気合の入った“撮り鉄”の諸先輩方でいっぱいである。筑豊本線や室蘭本線で蒸気機関車を追いかけた方々であろう。諸先輩方の熱気はすごく、最近生まれたにわか者の私に入る余地などなく、このようなアングルとなってしまった。

2023.11.03　真岡
みんな同じに見えて全然違うのが蒸気機関車の魅力…とはいえ、にわか者の私は基礎もわかっていない。

2023.11.03　真岡
テンダーで動輪４つが９０００番代。１Ｄだから“ソリ”だ。

2023.11.03　真岡
いったん庫内に戻る。ずんぐりむっくりなボイラーがかわゆい。

2023.11.03　真岡
もう一度引き出された。

2023.11.03　真岡
たとえ圧縮空気とはいえ、無料で見せてくれるんだからさすがである。先頭のヨの体験乗車（有料）は売り切れだった。時間もないしね…

2023.11.03　真岡
スハフ４４の車内に入る。

2023.11.03　真岡
二重窓がわかりやすい。

2023.11.03　真岡
車内から蒸気機関車を眺めてみた。

2023.11.03　真岡
そういえば、私が初めて旧客に乗ったのは北海道の「ＳＬすずらん」であった。

2023.11.03　真岡
のんびり眺めていたら列車の時間が心配になってきた。

2023.11.03　真岡
キハ２０も置いてある。水島や茨城交通で乗った１エンジンタイプである。２エンジンタイプのキハ５２は学生の頃追いかける対象であった。もうちょい写真撮っとくべきだった。

2023.11.03　真岡
ワフ！明治生まれらしい。

2023.11.03　真岡
このワは蒲原鉄道のものらしい。みなさまと同じように、時刻表を調べるときには、索引地図は見ずに手の感覚でひくので、索引地図は読み物だった。蒲原鉄道は五泉と村松を結ぶだけだと思っていたが、生まれる前の時刻表にさかのぼると加茂とつないでいた。

2023.11.03　茂木ゆき普通列車車内
乗った列車は相変わらず混んでいたが、益子を出ると一気にガラガラになった。

2023.11.03　笹原田
いくつか撮影候補地を探したが、地図とにらめっこして、結局笹原田にした。

笹原田駅 駅

2023.11.03　笹原田
ここで私の作戦を紹介する。真岡線の線形は大雑把にいうと、下館を出た列車は真岡まで北上、益子までは北東に進み再び北へと向かい、市塙から大きくカーブし、南東向きとなって天矢場のサミットを超えて茂木に向かう。こんな状態だから、午前中を走る茂木ゆきの「ＳＬもおか」を撮影できるのは、笹原田から茂木の間に限定されてしまう。“撮り鉄”でもないせに、何を諸先輩方のマネごとをしているのだと思われるあろうが、諸先輩方と違ってへたくそだから、そうでもしないと撮れないのである。

だったらうんちく垂れないで、素直に茂木ゆきに乗って下館ゆきを撮れよ、と思われるだろう。今回はそこが問題なのである。今回いらっしゃる方々はみなさま“乗り鉄”のプロであり、客の流れを読んで混雑している列車にはあまりご乗車になられない。キハ１４３形は相次いで引退した今、オクハテやうちの島の１６８０円ハザを除くとまともに近い５０系はホントに少なくなったため、ただでさえ混雑が予想される。こういうときは、大勢の逆張りだ。

そして、市塙から茂木まで運転できるようになるくらいまで前面展望動画を見たら、笹原田駅を出たところにいい感じのカーブにかかる踏切があるではないか。しかも天矢場に向けて１６．７パーミルの登り勾配である。オが３両の軽量編成とはいえＣ１２で牽くのはしんどいだろう。ここに決めた。

2023.11.03　笹原田
現場にやってきた。駅に近くてまことによい。天候もよい。その割には撮影者がいない。何でだ…ちょうど工事の方々が作業をしておられ、枕木が積んである。“撮り鉄”のみなさま方におかれてはこういう工事の日程とかきちんと把握されているのであろう。おまけにいつもは最後尾のＤＥ１０が今日は２両目に入るので、枕木をかわすと長さが確実に足りず、客車の大部分がホームにかかってしまう。私があわてふためいている横で、経験豊富なＢＴＳさまは一切慌てることなく、着々とアングルを探して蒸気機関車を待っていらっしゃる。

2023.11.03　笹原田～天矢場
そして、１２時をちょっとすぎ、お目当ての蒸気機関車がやってきた。１６．７パーミル登り勾配を前に煙もくもく低速で来るかと思っていたが、煙を全く吐かずなかなかの速さでやってきた。

https://www.youtube.com/watch?v=RE0EYodQ3R4

2023.11.03　笹原田～天矢場
うーん、青空にべんがら色好きなんだけど、今日はなんだか…

2023.11.03　笹原田～天矢場
やはり初心者の私に“撮り鉄”の真似事は１００年早いのであった。

2023.11.03　笹原田
駅に戻ってきた。

2023.11.03　笹原田
気温が上がってきた。１１月なので暑すぎるわけではなく、だからといって暑さを感じないわけでもない。つまり、飲みかたに一番適した気候なのである（笑）。さぁ、待ちに待ったオフ会オフ会…

2023.11.03　笹原田
集合場所の茂木に行く列車に乗った。ところが、この列車には中央線、うさぎ、花束といったみなさまがよくご存じの３人がご乗車であった。アルカロイドダリルさまは「きりふり」の車内以来３年ぶり？Ａｋｒさま、Tagucyanさまは直江津以来で１年ぶりである。これまでの経験上、基本的に集合場所は駅前とかではなく、車内やホームである。

2023.11.03　茂木ゆき普通列車車内
若い女性の方が一心不乱に前面展望に熱中していらっしゃるため、邪魔にならないようコソっと撮る。この一部分だけ切り取られると目も当てられないくらいの大炎上であろう（笑）。知らない人の顔は写真に残す必要はないが、５０系の顔は写真に残しておく必要があるので、望遠でやっとこさ１枚撮れた。前面展望は先着順だ。その点はさすがの私もよーく理解しており、ここにいらっしゃる一部の方々と湯田中駅に着いた瞬間に１時間並んだことがある。

2023.11.03　茂木
茂木に到着！

茂木駅 駅

2023.11.03　茂木
とりあえずどん詰まりの方を撮りたくなる。きっと他の方々も撮られているに違いない。

2023.11.03　茂木
頭の中が乗車整理券のことでいっぱいだったので、教えてもらうまで気づかなかった。危ない危ない。

2023.11.03　茂木
こういう路線図が好きだが、田舎者には中央線が水平に刺さってる図が叩き込まれているためなんとなく不自然に見える。

2023.11.03　茂木
ここからはＢＴＳさま先導で予約されていた店へ。

2023.11.03　茂木
みんな撮ってるよね～

2023.11.03　茂木
やってきたのは養氣亭。一応ちらっと茂木のご飯屋さんを調べてみたが、ここはノーマークだった。つまり、私のリサーチ力はそんなレベルなのである。

2023.11.03　茂木
みんなの記憶に残るご飯屋さんを選ぶためには（笑）ＢＴＳ師匠のリサーチに従うのみである。とんかつにうなぎね～どっちにしようか…

2023.11.03　茂木
待っている間にちらっとのぞいてみたが、すぐに席に通された。

2023.11.03　茂木
ダリルさまからフレッシュな６５７系のキーホルダーをいただいた。ありがとうございます。

2007.03.06　石岡
見覚えがあったので色はオレンジにした。

2023.11.03　茂木
“フォートラ”らしく、片手でコップ、片手でカメラ。かんぱ～い！

2023.11.03　茂木
１１月とはいえ暑いので、漬物の塩っ気がごちそうである。

2023.11.03　茂木
結局みんなとんかつにした。お肉やわらかい！（←語彙力）

2023.11.03　茂木
隣のTagucyanさまだけ納豆が載った特別バージョンだった。茨城とか栃木とか、細かいことは抜きだ。話しが弾み、列車の時間が不安になってきたところで店を出る。久しぶりにこんなおいしいとんかつを食べた。ＢＴＳさまのお店選び能力は、たぶん私が一生かかっても身につかない。

2023.11.03　茂木
駅に戻りがてら蒸気機関車が視界に入ったのでついつい撮っていると、私たちを後ろ激写している方がいらいっしゃる。そしてさらにその後ろからも激写している人がいた。みなさまの旅行記を見て知る。自分の記憶が立体的になり、たいへんすばらしい。

2023.11.03　茂木
茂木駅に戻ってきた。

2023.11.03　茂木
Tagucyanさまが早速２階に上がられていたので、私も上がってみた。先行する普通列車が走り去っていった。

2023.11.03　茂木
さていよいよ「ＳＬもてぎ」乗車である。さぁ、今日のメインイベント、鉄分の濃ゆい方々と、５０系に乗ろう。

2024.01.08　自宅
そして、旅行記を上げると、一緒に旅行した方のハッシュタグが載ってくるのであった（笑）。

この旅行記へのコメント （6）

• アルカロイド ダリルさん 2024/01/09 09:27:31

  オレンジ色のひたち号

  
  とのっちさま　こんにちわ！　コロナのせいで、とてもひさしぶりにお会いできました！　
  
  ご結婚されての奥様との分割旅、ダリルのしめ飾り選びで、旅行中の奥様をLINEで呼び出して選んでいただいたのも、楽しい思い出になりました！　がさばって撮影の邪魔になってゴメンナサイ（妻へのプレゼントだから、ガマンしてね）
  
  しめ飾りといえば、まだ見ぬAkrさまに、渡すのを頼んだ（きりふり）を思い出します！　しめ飾りの方が、本人より早く出会えましたもん！　タイトな荷物しか持てないLCCの旅なのに、毎回かさばるモノの、むちゃぶりですいません
  
  互いの複雑な運用で、併合場所がサプライズ（ネタばれもあるけど）しながら、トンカツに向けて集約されて行く過程は、やっぱりスゴいなぁ～？　互いの背中撮りも、併合旅の醍醐味ですね
  
  Akrさんからの指令で、勝田に逆戻りして買ったひたち号キーホルダーも
  
  HAPPINさま　青
  とのっちさま　オレンジ
  へけけ先輩　緑
  Akrさま　黄色
  ダリル　赤
  
  と、5人戦隊の色が決まり（ダリルが赤だからリーダーかぁ？）いい年こいてビョーキ変態（褒め言葉）の組合員の目印になりました
  
  仙台へけけ先輩の快気祝いの旅から帰ったばかりのダリル

  とのっちさん からの返信 2024/01/09 22:12:24

  RE: オレンジ色のひたち号

  アルカロイドダリルさま
  
  こんばんは。書き込みありがとうございます。お祝いありがとうございました。小山で妻に渡しました。そうそう、そんなこともありましたね。あのときはまだＡｋｒさまにお会いされる前だったのですか！もう、何が何だか…（笑）←ほめ言葉。
  
  オレンジは付属編成でして、私だけ仲間ハズレ？！たしかオレンジは写真に撮った記憶が残っていたので選びました。青とくっついた１１両編成でした。最近は飛行機とか高級ホテルとかオレンジびいきに見られるかもしれませんが（笑）、だいたいオレンジエリアはオレンジ飛行機で飛び越えてくるので特にひいきする気持ちはありません。特急戦隊ヒタチンジャーの仲間に入れていただいてありがとうございます。鈍行戦隊チュウデンジャーが発足したら、クーデターを起こしてたぶん私がリーダーになります。あずき色、青、エメグリ、ローズピンク、あと１色は銀色かな。
  
  今回の快気祝いをもって、ついにオフ会の上位互換の「合宿」になりましたね〜旅行記楽しみにしております。
  
  とのっち

• BTSさん 2024/01/08 16:33:46

  ４年ぶりの再会！

  とのっちさまへ
  
  こんにちは～
  本年もよろしくお願いします。
  
  不思議なもので、とのっちさまと併結するときは必ずSL旅がありますよね～思い返せば、初めてお会いしたのが2017年の大井川鐵道「SL急行かわね路」、2019年「SLぐんまみなかみ」、そして今回（2023年）は「SLもおか」です。次回とのっちさまと併結するときはSLが絡むんでしょうね。（笑）
  
  笹原田駅の撮影は久々に気合が入りましたね。交換用の枕木は邪魔だったかもしれませんが、オートフォーカスで撮影する者にとっては一つの目標物（ピント合わせ）になり、綺麗に撮影できました。
  
  養氣亭のとんかつを気に入っていただき嬉しく思います。当日は祝日だったので混雑が予想されたのでダメもとで予約の確認をしたところOKでしたので予約を入れました。ズバリ読みは当たりました。今でも肉の柔らかさは覚えています。久々に美味しい美味しい「とんかつ」をいただきました。
  
  私事
  今日は公休でしたので、２月上旬に２泊３日で取材する行程表の作成・宿の予約・えきねっとで乗車券の手配をしていたので一日パソコンと睨めっこしていました。季節柄「雪」が心配です。
  
  BTS
  

  とのっちさん からの返信 2024/01/09 21:52:58

  RE: ４年ぶりの再会！

  ＢＴＳさま
  
  こんばんは。今年もよろしくお願いいたします。１１月はご同行いただきましてありがとうございました。
  
  田舎者が乗りたい列車ですと、ついつい蒸気機関車以外にもホリデー快速や箱根登山鉄道、ロマンスカー、江ノ電と思い出深い列車ばかりです。次回は…どこにしましょうかね？磐越西線？秩父？もう一回大井川？募集をかけるとたくさん集まるかもしれませんね〜
  
  気合を入れたつもりでしたが、すべて空回りしてしまいまして申し訳ありませんでした。私の空回りに対して再粘着なコメント（笑）感謝申し上げます。青空は１００パーセントＢＴＳさまのおかげです。まぁ、枕木がないと列車はうまく走りませんので、列車がさえぎられてしまうとはいえ仕方がありません。
  
  いやー「養氣亭」をよく探されましたね！茂木でちらっと〇べログとか見てはみたのですが、カフェとかそんなのばっかりヒットして道の駅くらいかな、うーん…と困っていたところでした。ＢＴＳさまのリサーチ能力に感服です。何よりも、こういう会合は久しぶりで、行く前からとても楽しみにしておりまして、気兼ねなく変態的な話ができる“フォートラ”の集まりの雰囲気がとても楽しかったです。
  
  ２泊３日の濃ゆい行程（←勝手に決めつけている）はお休み１日つぶれるほどの込み入ったものなのでしょうね〜「雪」が吉とでるか凶とでるか、旅行記ですばらしい写真の数々が上がるのでしょう。雪景色（←こちらも勝手に決めつけている）をごゆっくり楽しめるくらいの雪だといいですね〜
  
  とのっち

• Tagucyanさん 2024/01/08 14:35:47

  とのっちさん自身が「複雑な運用」ですね

  とのっちさま
  こんにちは
  
  今回の東日本巡りは、山形にいるお父様がきっかけだったんですね。行程表で山形が入っていたのは知っていましたが、何か鉄関係の目的なんだろうなあとばっかり思っておりました^^;
  
  九州にお住まいですと、茨城周辺はなかなか行く機会ないですよね。奥様は海浜公園へコキアを見に行き、そして旦那さんは真岡鐵道のＳＬへ。よくできた分割併合旅です。
  
  そして真岡鐵道内での「連結作業」もすべて車内でした（笑）　真岡駅のキューロク館行きましたか。しかも中に停まっていた「キューロク」が外に出てくる日だったんですね。こういう日は人出も多いし、気合いの入った筋の方も多いでしょうね。しっかり旧型客車の車内も押さえていらっしゃる。たぶんこの日も暑かったと思います。私も９月に行ったときは暑くて、でも昔の汽車旅ってこんな感じだったんだろうな、と汗かきながら納得しておりました。
  
  笹原田駅の近くから見たＳＬはこんな感じだったんですね。太陽の位置や勾配まで考えての選定だったとは、考えることが深い。こちらはただ直線で見晴らしがいいだけで喜んでいた程度でして。
  
  昼食も、私だけだったら駅そばか駅前の食堂くらいで済ませていたかも。それじゃあここまでネタにならないですね。お店の雰囲気ややわらかいトンカツだけでなく、その道すがらまでもが印象に残っています。
  
  ここからの道中も、とのっちさんにかかるとどういう風景になるのでしょう。下館で分割したあとの様子も気になります。
  
  ---
  Tagucyan

  とのっちさん からの返信 2024/01/09 21:38:03

  RE: とのっちさん自身が「複雑な運用」ですね

  Tagucyanさま
  
  こんばんは。書き込みありがとうございます。
  
  なかなか山形にはいかないので、妻とノコノコ出かけたところです。茨城栃木山形…といますか、県外に行く機会がなかなかありませんが（笑）、せっかくだからと妻は取手でフリー区間に入って偕楽園、海浜公園、鹿島神宮を経て宿泊地の小山に至るときわ路パスの模範的な使い方をしていました。９月は絶望的な暑さだったでしょう！冷房キハの合間を走る非冷房の５０系なんて、それこそ気合いマシマシのそのスジの方々ばかりでしょう。ＣやＤがつかない機関車が（空気圧とはいえ）走っている姿が見られたのはよかったです。え？うちの島のモーガル？
  
  一応写真を撮るときは日射を気にしたいものですが、そういう“撮り鉄”の真似事は私には無理でした。結局あのくらいの編成だったら、Tagucyanさまがご覧になられた直線で見晴らしのいいところが一番かっこよく見えるんです。さすがよくわかっていらっしゃる！教科書どおりの構図よりも、列車がかっこよく見えたらそれが一番いいんです。
  
  その駅そばや駅前食堂に並々ならぬリサーチをかけられているように思いますが…私はスーパーにリサーチをかけ半額食材を調達するものの、ビールも買って結局割引分が相殺されます。グルメに強い方がいらっしゃると、旅行記が普段と違ういい方向にもっていかれます。Ａｋｒさまが書かれていたよう、じぃさんばぁさんになっても続けたい趣味です。下館からアレに乗って、晩飯は九州の者にとっては珍しいアレを妻とわしわし食いました。
  
  とのっち