2023/12/13 - 2023/12/17
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ふむすけさん
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ANAスーパーバリューセールで萩・石見空港までの片道切符と、18きっぷを準備の上、初めての島根県へ。
帰路は列車で鳥取や岐阜経由。
ちゃんとご飯を食べる時間を考慮して予定を組むのが苦手です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- ANAグループ JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ANAスーパーバリューセールで行き先を物色。
せっかくなので電車では行けない所、かつ寒すぎず人混みにもまれない所・・・
山陰にしよう!
日本人なら一度は出雲大社にお参りもしなければ。
さらに島根県なら鉄道が少ないので、全部乗りに行ける!
島根とったる!
ということで萩・石見空港に行くために早朝の羽田空港へ。
京急も止まらず、まずは無事に機上の人となる。羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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離陸の瞬間がすごく好き。
朝からビールも好き。
ANAのコンソメスープも好き。 -
富士山!
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琵琶湖!
窓にかじりついていると、CAさんが「今日は良く見えますね」と話しかけてくれる。
快晴で窓辺が暑い位だが、光合成を楽しむ。 -
なんだかあっけなく萩・石見空港に到着。
しまねっこがお出迎え。萩・石見空港 空港
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空港の周りは、まあ何もない。
ここで路線バスを待ち、益田駅へと向かいます。 -
駅の周りも、まあ何もない。
ここから津和野行きの列車に乗ります。
出雲大社のほかにどこに行こう、と調べていたら、バブル期にはかなり観光が盛り上がったが今は結構落ち着いているとレビューにあった津和野を知る。
神社や教会が多くあるそうで、しかも駅前に集まっているようなので廻りやすそう。
JR山口線はここ津和野までが島根県なので、これも乗っておかないと島根県獲れませんしね。益田駅 駅
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可愛いの来ました。
待った甲斐があったよ。
キハ40、1両編成。中はセミクロスシートで快適。乗客は8人ほど。
なのだが、窓が汚い。
車窓はのどかで美しいが、窓が汚くて写真が取れないです。
許されるなら私が拭きたい。
そういえば「世界の車窓から イギリス編」で、石丸 謙二郎が自分の座る席の列車の窓を勝手に外から拭いてたっけな。 -
のどかな車窓を眺めていると、空港から電話が。
とあるポイントカードを機内に忘れてましたよ、と。
着払いで送ってもらうことに。
親切。
同じ場所に6か月分の定期券とクレジットカードを付けたviewカードも入っていたので、そっちじゃなくてよかった!と胸をなでおろす。
珍しいな。
なくしものや落とし物なんてほとんどしないのに。
空港の方、ありがとう。
しかしこの山口線。
特急除くと一日に6本しか走ってない。
地元の人は電車が移動の選択肢に入らないだろう。
車社会なんて嫌いだから もっと鉄道を整備してくれると嬉しいけれどもね。 -
立派な降車口のある日原駅や、茶畑が拡がっている青野山駅などを通過し、40分ほどで津和野駅に到着。
ホームの灯りやベンチの装飾などがかわいらしい駅。津和野駅 駅
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待合室もきれいで広々。
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かっこいい駅舎。
新しいな。去年の7月に改修工事が終わったんだそうだ。
地元産の杉材を使用、だそうです。 -
奥にSLも展示されています。
うっかり見逃したけど、転車台もあったようです。
駅前のかまい商店さんでレンタサイクルを借用。
2時間まで500円で、荷物も預かってくれます。
お店の方も親切。
地図をくれて、廻るのに良い順番や自転車を止めるところなどを説明してくれました。
おかげさまで効率よく巡れました。貸自転車かまい 乗り物
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身軽になってすいすいと津和野の町を走ります。
うん、こんなに綺麗な街並みにほとんど人がいない。
師走の平日だからかな。 -
初めに、津和野カトリック教会へ。
美しい建物。津和野カトリック教会 寺・神社・教会
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キリシタンの弾圧。
たくさんの人が命を落としたんだろう。
隣には、これから行く予定の乙女峠マリア聖堂の展示をしている建物もある。 -
ステンドグラスと畳敷きの教会。
静かで穏やかな空間。
中にはキリシタンの弾圧や教会の資料など、パンフレットが沢山置いてあります。
クリスマスが近いので、ツリーやキリスト降誕の人形などもありました。 -
扉にもシンプルで美しいステンドグラス。
光が柔らかい。
しーんとした教会にいると、クリスチャンではないからか、興味本位で来ていることが申し訳なくなってくるような気持になる。
一神教の信徒の熱烈さ。
私みたいなふらふらした快楽主義者にはたどり着けない所です。 -
さ、自転車に跨り、次の目的地、弥栄神社へ。
何しろ次に乗る列車までの2時間くらいしか観光時間を取れないのです。
古い町並みが清潔で綺麗。
先日天気が荒れたそうで、水路が濁っていて鯉は見えず。 -
なぜだかどうしても来てみたかった弥栄神社。
カトリック教会からは自転車で5分もかからない距離。
須佐之男命を祀る、室町時代からある神社だそう。
鷺舞が有名だそうです。
静かでこじんまりとして、すがすがしい雰囲気の神社でした。弥栄神社 寺・神社・教会
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お社の奥は・・・
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渡り廊下で奥のお社にもつながっています。
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御神木。
大きな欅。
欅って葉っぱが繊細で好き。 -
綺麗な津和野川から遠くに眺める赤い鳥居。
本当にお天気が良くて、12月半ばなのにコートいらないくらい。
確か最高気温が20度近くあったような。 -
弥栄神社の目と鼻の先には、太鼓谷稲荷。
看板にはQRコードがついていて、説明文がネットで読める仕様。
伏見稲荷の系列。
日本5大稲荷の一つとされています。太皷谷稲成神社 寺・神社・教会
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津和野川のほとりに自転車を止めて、登るのだが、鳥居が千本くらいあるという。
よし。 -
まあ、坂と階段よね。
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九十九折れつつ、てくてくと。
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やっぱり旅というのは元気なうちに来ないとね。
ぜえはあ。 -
だいぶ息切れしてきたが、まだはじめの方だった。
てっぺんからの絶景を頼みに登る。 -
途中、小さなおままごとみたいな鳥居とお稲荷様が。
かわいらしいのでお賽銭を上げて、いつまでも仲良く元気でね、と愛でる。
こういうところに仲間に入れてもらって生きていきたい。 -
2組ほどのご夫婦とすれ違う。
つい「こんにちは」と挨拶をする。
旅先では知らない人同士がついつい挨拶をしてしまうよね。
良い風習だと思います。 -
やっとてっぺんが見えてきました。
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お手水もお稲荷様。
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神門。
朱塗りで立派。
稲荷神社というのは朱色で華やかで、どこに詣でても楽しい気分になります。 -
絵馬も狐様。
絵馬ってほとんど書いたことないなあ。 -
本殿です。
豪華。
こんな景色のいい丘の上で、こんな立派なお住まいのお稲荷様。
お稲荷界のセレブリティだ。 -
本殿を背に振り替えると、中央には駐車場へと続く階段が。
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見晴らしも最高です。
のどかだなあ。
島根が好きになってしまう。
お参りをして、またてくてくと階段を下ります。 -
あ、どんぐり落ちてる!
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拾う。
お稲荷様がくれたのだろう。
小さくて丸いどんぐり。
何の木だろう。帽子かぶってると調べやすいのにな。 -
あはは、足跡だ。
道が乾く前に、わんちゃんが歩いちゃったな。 -
さて、また自転車でさらに散策。
行きとは違う道を通って、駅の裏の乙女峠マリア聖堂へと向かいます。 -
川沿いの小径も平坦で走りやすい。
河原に東屋、めっちゃいい!
あそこでピクニックしたい!!
外気の中でお風呂に入ったりご飯を食べたりお酒を飲んだりするって楽しいのよなあ。なんでかな。
狐さんと飲みたいなあ。
川沿いをぐるっと回って・・・ -
こんな踏切を渡って・・・
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駅の裏の方にやってきた。
線路には待機車両がぽつんと。
一両だけの列車って本当にかわいらしい。
そして(ちょっと道に迷ったけど)乙女峠マリア聖堂へ。 -
この地図上の、現在地真上にある乙女峠マリア聖堂に向かいますが、山道なのでこの看板の前に自転車を止める。
左端の「至福の碑」までは時間が無いので行けないのだが、時間があっても行けなかったかもしれない。乙女峠マリア聖堂 寺・神社・教会
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だってさ、いきなりすごい傾斜の山道なんですが。
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横には川がせせらいでいますが、なんとなく心温まる景色でもない。
この真ん中の手すりのありがたさ。
濡れた坂に落ち葉が散って本当に滑るの。 -
かなり息切れするけど、吸う空気は美味しいので、体の中が綺麗になったような気持ちがする。
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やっとてっぺんが見えた。
男性が落ち葉を機械で集めていて、ブオーーーーってすごい音がしてる。
きっと静かな時に来たらまた違う雰囲気だったでしょう。 -
殉教の地の碑。
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あの十字架の左に抜ける道から「至福の碑」に行けるんだな。
坂ではなさそうだし、好きな道っぽいけど時間が無いのでやはり諦める。 -
聖堂。
虫が入るので扉は閉まってますが、鍵はかかっていないので自由に入れますだって。
両開きの木の扉。
家を作るならこんな木の扉が良いなあ。 -
内部もきれいにお手入れされている。
木の匂い。
中央の絵の下部の町は、ここ津和野なのだろうか。 -
デュエットフォン。
NTTが遊び心で作ったらしいが、当のNTTにも日本に何台あるかわからないらしいという噂。
川崎市の中原区役所にあるのが有名だそう。
でもこんな場所にあると、シスター2人が、病気で来られなかったもう一人の仲良しのシスターに、「着いたわよ」って連絡して、三人で「良かったわねえ」って言ってるところしか想像できない。
良かったねえ。
あと、森の中の電話ボックスって、夜怖そうだ。
さてと、罰当たりなことを言い出す前に、そろそろ行かなければ。
特急券を買って、宿に着く前に温泉に入りたいのである。
駅前で自転車を返却し、津和野駅へ戻る。
津和野見学。
この行程で廻って、ちょうど2時間くらいだったな。
時間が沢山あるなら、さっきの河原でピクニックするとか、あとは森鴎外の生家とか安野光雅美術館とかほかにもたくさんあるから、三日位いてもいいとも思う。
街並みもきれいだし、人も少ないし、神様はたくさんいるし、良い町だ。
みんなに「津和野に行ったよ」っていうと、「山口県まで行ったの?」って言われるから、もう少し観光アピール頑張った方がいいかもしれないけど、でもこのくらいの雰囲気が良いので、できれば私がまた来るときは混まないでほしい。 -
観光列車のポスターが。
あまりこういうのに惹かれないが、おいしいお酒とご飯が出るんならいいなあと思う。
改札横の窓口(何の窓口なのかわからないけど、地方の役場みたいな雰囲気で四人くらいの方が働いていた)で特急の切符が買えるというので、スーパーおきの乗車券と特急券を温泉津まで購入。 -
窓口で切符を買ったら、こんなかわいいトートバッグくれた!
これは嬉しい!!(^^)
図書館に行くときとかにちょうど良さそう。
乗り込んでご飯を食べることに気を取られ、特急の写真を撮り忘れた。 -
さきほど自転車で駅へ戻る途中にコンビニがあったので、ちょっと遅いけどお昼御飯用にサンドイッチとビールを購入しておいたのだ。
腹ペコで温泉は体によくなさそうだし。
もう15時だ。
朝、飛行機の中でビールとコンソメスープと小さいあんぱん食べたっきり。 -
スーパーおきは2両編成。
自由席も全然混んでいません。
車窓の日本海が本当に美しい。
いつも首都圏の生暖かそうな太平洋ばかり見ているから、日本海の鮮烈な美しさにいちいち感動する。 -
住んでいるお魚が美味しくなるのもわかる気がする。
ああ、またお魚食べに富山行きたいなあ。 -
午前中に降りた益田駅から山陰本線に入り三保三隅駅など通過。
絶景の合間にトンネルがあるが、なぜか耳がめちゃめちゃ痛くなる。
無理やりあくびをしてやり過ごします。 -
島根県の住宅は屋根がオレンジ色の瓦で統一されていて綺麗。
石州瓦といって、石見の土と来待の釉薬を使用して作られた頑丈な瓦なのだとか。
統一感があり、また、海の青ともよく合っていて美しい。 -
温泉津(ゆのつ)駅に到着。
乗り込んだ時に撮影するのを忘れていたスーパーおき号。
特急によくあるうるさいアナウンスもなく、静かにまじめに走ってくれました。
こういうことが本当にありがたい。温泉津駅 駅
-
駅には温泉街アピールの看板が。
跨線橋のないこういうホームって、向かいのホームに行くのにとても楽。
荷物背負ってるときは特にね。 -
温泉津温泉街には駅から徒歩20分程度。
バスもなく、タクシーもいない。
歩きましょうか。 -
小さい漁港がある。
この看板の近くには道の駅っぽい観光案内所もございます。
学校終わりの時間帯だったので、子供たちが遊んでおりました。
こんな温泉街で育つ子供たち。
お肌がツルスベになってしまうだろう。
いいなあ。 -
途中にあった、若林酒造さん。
「開春」という銘柄を作っている様子。
ネットで調べたら、蔵見学は不可。
それにしても良い建物ですね。
こんなところで作ったお酒は美味しいに違いない。
温泉街自体はさびれている部類なんだろうが、レトロな街並みに惹かれたのか、若い人たちがやっていそうな、かなりおしゃれな飲食店も数件ありました。
なんか、うまくいくんじゃないかな、この温泉街。
住んでいる人たちの活気みたいなのが何となくある。 -
温泉街に入りすぐ、龍御前神社というものが。
龍御前神社 寺・神社・教会
-
海上安全、漁業・温泉医療の守護神としてゆかりの深い神様たちを祀った神社、とある。
そして、社殿の背後の山の上に旧の御本殿があると。 -
あった。あれだ。
-
本堂の右から小さな階段が続いており、この道を上るのだな。
誰も掃除したりしていなさそうな道である。 -
途中から階段もなくなり、ただの山道に。
しかし今日はよく登る日だ。 -
九十九折れつつ、
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てっぺんへ。
旧の御本殿はちょっと放置された感があって、お写真撮るのも申し訳ないような気持になって、景色だけ撮影。
うむ。なんとなく一望できる。
坂は上る時より下るときの方が膝に負担がかかるので、ゆっくりゆっくり。 -
さあ。
お目当ては薬師湯さんなのだが、まだもう少し歩く距離。
「はり きゅう」の看板。
「小児虫」!
使われなくなった言葉ですね。
疳の虫、今では、なんていうんだろう。
小児虫なんて、風情があるね。
虫を追い出すおまじないなんかしてね。
うちの子も小さいころものすごい癇癪持ちだったな。
ああ、懐かしき接待の日々。 -
しんみりしながら温泉街を歩く。
この街並み、良いですねえ。 -
おっと。
お寺だ。
浄土真宗本願寺派 西楽寺、と。
よくある表門横の貼り紙にはなんと西楽寺 寺・神社・教会
-
仏さまではなくバカボンのパパの名言がワードで打って貼られている。
まあ内容は正論だが、これでよいの・・・か? -
さあ、薬師湯さんに到着。
建物の写真を撮り忘れたが、かなりかっこいい建築なので、ネットにたくさんあるからそれを見ていただければと思う。
階段は桜の一枚板を使用だとか。
スタッフさんに教えてもらいました。
貸切湯が空いていたので、奮発しました。
入る前にちゃんと入り方をレクチャーしてくれます。
効能が強いのでちゃんと指示を守って入らないとダメなんだそうだ。
スタッフの方も、入浴中の方に「大丈夫ですか?」と声掛けをしていました。
少し熱めの、ほぼ無色透明のお湯。
ですが、入るとすこしピリッとして、お肌がすべすべになります。
体の中までじんわりしっかり温まるのがわかって、すごく気持ちが良い。
脱衣所も広く、入浴前後に飲むお水も置いてあります。
ただし、ドライヤーは隣の大きい方の浴場の脱衣所に一台しかないので、上がったら移動。
そしてコンセントの関係でドライヤーを鏡の前で使えないので、これ、女性の方、どうしてるんだろ笑
私はもうあとはマスクして数駅電車に乗ってホテルに行くだけなので良いのですがね。
あ、あとトイレも男女別に一つずつだけ。
トイレの個室内が広くて、ノックされてもノックし返せないので、大きい声を出す羽目に(恥)。薬師湯 温泉
-
まだ電車まで時間があるので、特に誰にも合わないまま建物内部を散策。
狭いのですぐ屋上に到着。
コーヒーサービスがあったので、頂きつつ、暮れ行く山をみあげていると
突然烏の大群の帰宅ラッシュが始まった。
烏たちはほとんど声を出さずに、バサバサという羽音だけが聞こえてきて、怖いような楽しいような気持になる。
何度かグループごとに旋回して、山の方に帰っていきました。
もう見つからないように必死で気配を消しましたけどね。
一着しか持ってきていないコートに集中爆撃(糞)されたら泣くもんな。 -
さあ、では駅に向かいましょうか。
この温泉街は昭和29年から区画整理されていない街並みなのだそうですよ。 -
しみじみとした、でも何となく暖かい感じのする通りです。
床屋さんの提灯には・・・ -
「チョンマゲからナウな髪型まで」と。
いまいち冗談なのか本気なのか塩梅がわからないので笑っていいか躊躇する。
でもここでヘアスタイルをオーダーする場合、チョンマゲよりも「ナウな髪型」の方がスリルがあることは否めない。 -
さあ、やっと駅に着いたが、案外歩くの早くて、あと30分位待ち時間がある。
駅の周辺にはカフェどころか自動販売機もない(多分)。
あ、そうだ、島根県はなぜかバーコード決済とかクレジットカード決済があまり普及しておらず、現金が幅を利かせている地域のため、手持ちの現金がすっからかんなのだった。
駅の隣の信用金庫のATMでお金をおろしましょう。
島根では現金がないと旅を続けられませんよ、本当に。 -
真っ暗いホームで一人で電車を待っていると、電車が来た時のうれしさったらないね。
来た山陰本線も空いている。
茶色のシートに ふううと座って、暗い窓の外と、窓に映った自分の顔をぼんやり見ていると、ひらひらと仲間が現れた。 -
白い羽虫くん。
私と一緒に窓の外を見たり、自分を見たりしている。
君、どこから乗ってきちゃったの?
もう家族や友達には会えないの?
連れができて、私はなんだかうれしかったのでした。 -
本日のお宿は大田市駅前の「あすてらす」さん。
市の研修施設なのだが、5階が宿泊施設になっており、これがまたツインの洋室、バス・トイレ付で素泊まり6000円。
安い。
しかも今回、「しまね旅キャンペーン」の実施期間と私の旅程が丸被りしており、宿泊施設が2割引き(+一泊当たり2000円分のリージョンペイ)。
4800円で宿泊できてしまいました。
夜間だけなのかはわかりませんが、守衛さん?の窓口でチェックイン。
親切な優しい守衛さん。
窓口横にお魚のいる水槽が。
綺麗にされていて、嬉しかったので写真撮ってしまった。 -
お部屋はこんな感じ。
一人で宿泊の方はベッドは一つだけ使ってね、とあります。
まあそうですよね。
ツインベッドに、ソファとテーブル。冷蔵庫、衣装箪笥、薄型テレビ、ドライヤー、浴衣、ポット、ファブリーズ、カミソリ、シャワーキャップ、歯ブラシ。
必要なものは全部あり、お部屋も広くて快適。 -
ユニットバスも清潔。
こんな良いお部屋を期待していなかったので、にこにこです。 -
クローゼットも広い。
さあ、夜ご飯。
建物1階のお食事処があと一時間半くらい営業しているようなので、行ってみましょうか。 -
まずはお酒(一合)、330円。
銘柄不明で最後まで分からなかったが、美味しくて安い。 -
定食は結構量が多いと教えてもらい、
では、「カレー 唐揚げのせ」858円を注文。
出てきたのがこちら。
想像のはるか上。 -
値段的に、もっとしょぼい喫茶店メニューの、レトルトのカレーの上に冷凍の唐揚げ2個くらい乗ってるのを予想していたので驚く。
ポテトサラダ、福神漬け、ヨーグルト風味のデザート、カレーライスにでかい唐揚げが5個。
満腹中枢に気づかれる前に食べ終わらないと絶対食べきれないやつだこれ。
20分。
20分で食す。
他、2組のお客さんがおり、そのうちの一グループは、女性の社会進出について明日講演会を開く講師の方と、招待した側のスタッフたちだった。
ジェンダー論などをまじめに話されており、ふと、その講師の方の顔を見たら、行きの飛行機と益田駅までのバスで一緒だった女性だった。 -
何とか完食し(味は美味しかった)、重いお腹を抱えて明日の食糧の買い出しに。
大田市駅前をGoogleMapでさらうと、徒歩5分ほどのところにローソンを発見。
この後痛感するのだが、島根県はローソンが席捲しています。
朝ご飯のパンと、黒霧島の小カップを購入しホテルへ戻る。
明日は出雲に向かいます。
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旅行記グループ
2023年冬 山陰で神社・温泉・ローカル線の旅
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