2023/12/13 - 2023/12/17
3734位(同エリア7176件中)
ふむすけさん
この旅行記スケジュールを元に
ANAスーパーバリューセールで萩・石見空港までの片道切符と、18きっぷを準備の上、初めての島根県へ。
帰路は列車で鳥取や岐阜経由。
ちゃんとご飯を食べる時間を考慮して予定を組むのが苦手です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
3日目。
正直この日の旅程に関しては、ただただ列車に乗っていただけなので、あまり書くことがない。
はず。
写真は朝の宍道湖。
昨日泊まったホテルに連泊予定ですが、夕焼けの時間にはやはり帰ってこれなさそうなので、宍道湖の夕陽は見られないようです。
でも、朝もきれいだよ。
昨日松江の川で見たオオバンもたくさん浮かんでいる。
お風呂のアヒルのおもちゃみたいで可愛らしい。
今日は夜までまともに食事をとれる時間が無いため、ホテルの朝食をたくさん食べておきます。
朝ごはんのお味噌汁はやはりしじみでした。
わざわざ探さなくても、ホテルで食べられるなんて、らくちんでちょっと嬉しい。宍道湖 自然・景勝地
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昨夜とは違う道で駅に向かうと、途中の町中にいきなり神社がありました。
なぜか若い女性が数人、ぽつぽつとお参りしに来ています。
賣布神社(めふじんじゃ)というらしい。賣布神社 寺・神社・教会
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立派な造り。
HPを見てみたら、出雲の20社寺のうちの第六番だそうです。
由緒のある神社。
お参りできて良かった。
しかし列車の時間があるのであまり長居もできず。 -
8番街とあるスナックの集まる建物。
看板がそれぞれ個性的で昭和風味が濃くて面白い。
「あい子だよ~」って店名は多分日本にここだけだろう。 -
朝の松江駅。
駅構内や周辺には飲食店やお店が沢山。
そういえば昨夜も賑わっていたっけ。松江駅 駅
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今日は宍道駅から木次線、備後落合駅で芸備線に乗り換え、新見駅で伯備線に乗り換え、米子駅から山陰本線で松江に戻ってくる予定。
島根→広島→岡山→鳥取の、4県跨ぎの周遊コース。 -
山陰本線のボックスシートは足元が広くて快適。
袖もかわいい。
山陰本線、好き。 -
宍道駅で木次線ホームに向かうと、もう待っていてくれました。
木次線です。
これは後部車両。
レトロなファサード。宍道駅 駅
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2両編成です。
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同じ形状のキハ120ではありますが、前方車両は派手なカラーリング。
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帰宅後、娘(22歳)にこのハートの写真を見せたら「だっさ!」って笑
違うでしょう、ださかわいいと言いなさい、と指導。
ふう。育児って大変ね。
色、かわいいじゃないか。
途中、出雲横田駅で後ろの車両を切り離すとかで、ほとんどの乗客が前方車両に乗っていたため、後部座席のボックスシートに座れました。
車内は、まあ見事に18きっぱーばかり。
採算取れるのかな。
地元の方が日々使わないと、本当になくなってしまうのが鉄道の怖い所。
JR北海道なんて、ねえ、あんまりだよね。宍道駅 駅
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南宍道駅。
携帯の電波が遠のいていく。南宍道駅 駅
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木次線の駅名標。
これは南大東駅。南大東駅 駅
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木次駅ではすれ違いのため5分ほど停車。
お向かいにやってきたのは、宍道駅行きのピンクの子。木次駅 駅
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出雲三成駅付近からの車窓。
なんか、橋?が切ったように分断されてるが、なんだろう。
しかし、雪深いことで有名な奥出雲だが、降らなくてよかった。
実はこの二日後には雪で運休になっていたので、ぎりぎりセーフでした。 -
出雲横田駅。
ここにも注連縄が。
21分ほど停車時間があります。
切り離しもするので、前方車両に移動。
おじさんたちがずらりと残りました。
女性は私と後二人のみ。
前方車両はロングシートなので、車窓を見たくてもおじさんたちが目の前にずらりといるので、なかなか難しそうである。
まあ、仕方ない。
トイレに行ったついでに、お酒でも買おうと駅前を物色しますが、コンビニなどはなし。
コートのいらない暖かい日だったので、何にもなさそうだが散歩でもしようと、小学校を正面に右折し真っ直ぐ歩いていくと、あったあった。
ポプラ(コンビニ)。
ビールとランチパック(ピーナッツ)を購入。
他に降車した乗客たちも、明らかにお酒を探してさまよっていましたが、コンビニでは誰にも会わなかったので、見つけられなかったのでしょう。
道路から看板が全く見えないので諦めずに歩くことが肝心ですよ。
ビールを持って車内に戻ると、おじさんたちの羨望の眼差しにひるみます。
ついに隣のおじさんに、どこで買ったのか聞かれました。
そのあとはやはり、どこから来てどこへ行くのかとか、スイッチバックの事とかあれこれ話しかけてこられましたが、もう本当に面倒くさい。
ローカル線の旅をしていると、なぜか寂しがり屋の見知らぬおじさんに後行程ずっとへばりつかれたりして、撒くのが大変なことがある。
ローカル線は大体1両、せいぜい2両なので逃げられないため、気動車の音が聞きたくても、イヤホンをして寝たふりなどしないと、話す気がないというアピールができないので、かなり興を削がれます。
おじさんはおじさん同士で話せばいいといつも思います。出雲横田駅 駅
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ここ、出雲坂根駅でも18分停車。
そう、ここでスイッチバック。出雲坂根駅 駅
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降りてみましょう。
駅舎と木次線。
曇ってきましたが、車両の色の明るさが映えますね。 -
駅舎。
木造の駅舎はやはり素敵。 -
道路向かいに延命水というのを汲めるところがございます。
特に長生きもしたくはないので、あえて向かわず。延命水 名所・史跡
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無事に備後落合駅に着き、次は芸備線に乗り換えです。
木次線Uターン組もいるので、車内のメンツが少し入れ替わります。
一両編成、トイレあり、しかしロングシート。
なんと一日に3本しか走っておらず、前後の発車時刻は朝の6時台と夜の20時台。
必然的に18きっぷ組がこの14時台に集中するわけですな。
自分もその1部ですが、なんとなく座席も混むし、みんな最初から最後まで乗るからずっと同じメンツをなんとなく眺めながらの1時間半。
結構きついものがありました。
もう乗ることもないだろうなあ。
廃止になったらなったで寂しいけどね。
そんなこんなで、芸備線の写真はこれ一枚きり。備後落合駅 駅
-
さあ、新見駅に到着。
伯備線に乗り換えます。
乗り継ぎに24分ほどありましたので、駅前に出てみますが、何にもない。
どうやら車でないと鍾乳洞などの観光スポットには行けない様子。
駅前の観光案内所にちょっとしたお土産コーナーがあり、そこで食べ物が買えますよ。新見駅 駅
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わあ、次に乗る米子行きの伯備線はあの車両かな。
あれだったらいいなあ。 -
わあい!やっぱりそうだ!
顔の方と・・・ -
お尻の方。
どちらも可愛らしい。
ただ塗っただけ?
そうかな、たらこもアオガエルも好きだけどな。
相鉄線だって、紺一色だし。
単色塗装って結構好き。 -
クモハ114。
2両編成。
ところで帰宅後に知りましたが、新見駅のこの塗装剥げ剥げの柱は、レールを再利用したものだそうです。
そうと知っていれば触っておくんだった。
よし、伯備線は好き。 -
内装はボックスシート。
先ほどの芸備線とはうって変わって、車内はがらがらです。
多分2両に8人くらいしか乗ってない。
こういうのに当たると本当に嬉しい。
さっきの芸備線キツかったからな。
ボックス席で悠々とさっき観光案内所で買ってきたカレーパンとビール。
なんだか温かいものが食べたくなってきた。 -
上石見駅から生山駅の間、ホームもなんにもない所で特急通過待ちで5分停車。
もう外は薄暗くて、風が轟轟と吹いており、それとは対照的にシーンと静まり返った車内。
やっと特急が行って列車が動き出した時は、ちょっとほっとしました。
荒野の中、みかん色の電車に取り残された我々は、もう誰にも思い出されることもなく、静かに人々の記憶の中から零れ落ちて行ったのでした、みたいな怖い展開を想像しちゃった。 -
ついに米子駅に到着。
明るくて人が沢山いる。
久しぶりに里に下りてきたみたいな気持ちになる。
初めまして鳥取県。
ずっと来てみたかったんだ。米子駅 駅
-
駅舎外観。
立て直したのかな、新しくて綺麗。
エスカレータに乗って感動する。
東日本と西日本ではエスカレーターでの立ち位置が逆って、本当だったんだ。 -
駅前広場にはこんな部品の展示と・・・
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「山陰鉄道発祥の地米子」の碑。
わざわざ見に来たわけではなく、ここに喫煙所があったから。
ちょっと一息つきたくて。
ほほう。
境線が最初にできた路線なんですな。 -
さ、山陰本線に乗って、ホテルに戻りましょう。
松江に着いたらもう20時。
夕飯に行こうと狙ってたお店はあいにく本日は貸切。
ほかのお店も金曜の夜だからか大変混雑しており、外にまで並んでいる。
うーん、人混みに参加したくない。
雨も降ってきたし、お風呂にも入りたい。
仕方ない。
あまり好かないがコンビニでつまみとお酒を買って、ホテルの大浴場に入って、人間らしさを取り戻してから晩酌しよう。
おやすみなさい。松江駅 駅
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