2023/11/23 - 2023/11/26
408位(同エリア1671件中)
オッさん
この旅行記スケジュールを元に
今年も行ってきましたよー!コロナを機に始まり、いつの間にか我が家の恒例行事になった秋の京都旅行。この時期の京都は連続4回目となりました。
さて今年の秋は何処の紅葉を見ようかなと、半年前にホテルを予約してから、京都旅行の計画が始まります。
今年は異常気象で残暑が長引き、秋の気配も感じず、流石に綺麗な紅葉を見るのは難しいのかなと半分諦めていましたが、やっぱり世界の京都です。ちゃんと紅葉が待っていてくれました。
今年はインバウンドも戻り、どこもかしこも人で溢れる予感。人気の観光地は避け、静かな紅葉を見つけられそうな場所を中心に計画してみました。
紅葉だけではなく国宝や重要文化財などの見所もあり、なるべく行ったことのない、観光を楽しめるコースに決めました。
この旅行記では2日目、山科毘沙門堂から伏見醍醐寺そして山科へ戻っての隨心院、勧修寺の旅を紹介します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2日目の朝、ホテルの朝食会場「ryu no hige 」です。京都の朝は皆さん行動が早く朝食会場が混雑するので、6時半に入りましたが、何とガラガラ。。。日本人は私達くらいで欧米人の方が数組食事していました。
ダイワロイネットホテル京都四条烏丸 宿・ホテル
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日替わりのメイン料理が1品とビュッフェがあります。ビュッフェは、京のおばんざいが多いので私はご飯にしました。右は日替わりメイン料理のハンバ-グ、左下のスープは具材と味を好みで選べます。
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本日は4ヵ所回る予定なので、朝早めに出発。まず最初は紅葉を求めて山科の毘沙門堂を目指しました。紅葉どうかなぁとちょっと不安でしたが、、、
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綺麗に紅葉しています。良かった~。
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ここは山科駅から山の方に20分位歩きます。ちょっと不便なのと朝早いためか、観光客は疎らで、さほど混雑していませんでした。
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綺麗な紅葉が待っていてくれました。朝は光の加減も良いですよね。
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勅使門に続く坂道。ここが落葉で真っ赤な絨毯の様になる有名な場所です。落葉にはまだ早い様です。1名ほど着物姿で階段のど真ん中ず-っと撮影している方がいます。。。移動するのを待っていてもその気配がないのであきらめて写しました。風景にも合ってますし。。。(笑)
毘沙門堂 寺・神社・教会
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静かな参道を歩きます。
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山が迫っていて自然の中にもみじが映えています。
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人が少ないので、あまり人が写り込みませんが、かならず映り込む人。ずーっと同じ場所で撮影している某国の方、長いんですよ。実は私の周りでみーんな撮影終えて避けてくれるのを待っているんですが、お構いなしです。まぁいいか。。。美しい日本を楽しんでいってください。
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毘沙門堂門跡。こちらから入りました。
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仁王門。
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本殿へ入ります。
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本殿から見える庭には紅葉が。
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周りに紅葉がたっぷり溢れてます。
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庭の紅葉がかなり綺麗です。こちらでは本物の花嫁さんが撮影していました。
毘沙門堂 寺・神社・教会
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燃える秋です。
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見事ですね、イイ感じで紅葉してます。
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何処から見ても紅葉スポットです。
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本殿から霊殿へ
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宸殿へ入ると見事な庭園が見られます。
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晩翠園の紅葉。
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晩翠園には池も
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宸殿から眺める晩翠園。
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高台弁財天。秀吉の母大政所ゆかりの弁財天で、大阪城、高台寺で祀られた後、毘沙門堂の地へ。
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ゆっくり紅葉を楽しむことが出来ました。
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毘沙門院の紅葉、混雑も無くゆっくりと見られました。静かですし紅葉も綺麗で、とても良かったです。やはりどこに行っても世界の京都です。
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帰る頃には観光客も増えてきました。
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次は伏見醍醐寺を目指します。山科駅から東西線に乗り10分程度で醍醐駅へ。駅からは住宅地を抜けて10分ほど緩やかな坂道を登ります。
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総門が見えてきました。
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総門を潜ると西大門が見えてきます。看板が立っている手前左手が三宝院です。
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まずは三宝院から見学します。
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葵の間。襖絵は京都三大祭りのひとつ葵祭の風景が描かれています。
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見事な書が展示されています。
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秋草の間。襖絵には秋の七草が描かれています。
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表書院の下段の間の襖絵。石田幽汀の作で、孔雀と蘇鉄が描かれています。
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表書院からは見事な庭園風景が広がっています。池の中央に五葉松が島全体を覆っていて亀の甲羅のように見える島が亀島です。
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見事に造られた庭園です。
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亀島の松は樹齢六百年以上といわれる天下の名木で亀の「静寂」を表しています。
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純浄観の側からも少し違った風景の庭園が見られます。
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純浄観。秀吉が花見をした時の建物を移築したと言われているそうです。
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純浄観。綺麗なもみじが描かれています。
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こちらはしだれ桜。襖絵の桜・紅葉は、平成に入って浜田泰介画伯が描いたもの。
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純浄観からの庭園。
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純浄観からの庭園。橋が綺麗な角度で見えます。
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紅葉の為に造られた庭園なのでしょう。この時期ピッタリです。
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本堂前のもみじも綺麗です。
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本堂からの風景が広がります。
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紅葉があちらこちらに配置されていて、何処から眺めても飽きさせません。
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こんな所にも趣のある紅葉が。
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奥宸殿。江戸初期に建てられたといわれています。棚は、「醍醐棚」と呼ばれる有名な違い棚で修学院離宮の「霞棚」、桂離宮の「桂棚」とともに「天下の三大名棚」と称されています。
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カモが泳いでいます。カモや鯉を見つけると何故か必ず写真撮っちゃいますよね。
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庭園を見ながら戻ります。
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三宝院の建物を出ました。
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外からも庭園を望めます。
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至る所にもみじが。
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国宝唐門(勅使門)です。朝廷からの使者を迎える時だけに扉を開いたとされる門です。
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外側から見る唐門。創建時は、門全体が黒の漆塗で菊と桐の四つの大きな紋には金箔が施されていました。平成22年7月約1年半をかけ、往時の壮麗な姿に修復され、桃山時代の気風を今に伝えています。
醍醐寺三宝院 名所・史跡
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豊臣秀頼が再建した西大門へ向かいます。門の向こうに見える紅葉が絵の様に映っています。
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門の向こうにも沢山の紅葉が待っている様です。
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西大門を潜ると綺麗に紅葉した参道が続きます。
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左手には国宝金堂。醍醐寺の本堂になります。秀吉の命により紀州から移築されたそうです。
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右手には国宝五重塔。真っ赤なもみじを入れて撮影してみました。春にはもう少し良い角度から、しだれ桜入りの写真が撮れるようです。
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京都最古の木造建築物。こんなに人の少ない写真を撮れるのはラッキ-なのでしょうか。
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後醍醐天皇の菩提を弔うために建てられました。
醍醐寺 寺・神社・教会
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後ろにもささやかにもみじが見えます。
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先に進むと日月門が待っています。
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日月門を潜ってさらに進みます。
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観音堂。この観音堂を中心に広がる林泉及び弁天堂、鐘楼、伝法学院等を総称して大伝法院と呼ぶそうです。これらは、醍醐天皇一千年御忌を記念し、昭和5年造築されたものです。
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この辺りは池と弁天堂があり、池の周辺はもみじやイチョウがびっしり植えられ、この季節には、朱塗りの弁天堂が水面とよく合う紅葉の名所となっています。
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びっしりの紅葉、どうでしょう。
醍醐寺 寺・神社・教会
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弁天堂と橋も紅葉にマッチしていますね。
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水面に映る紅葉も見事。
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池と紅葉
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ぐるっと池の周りを歩けます。
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何処から見ても『もみじ』
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弁天堂の脇を通って橋を渡ります。
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池越しに先程通った観音堂が見えます。
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さすがに名の知れた観光地でもあり、時間も昼近くなり、比較的観光客はいましたが、混雑はしていませんでした。とても良い雰囲気の京都を感じられました。
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阿闍梨寮『寿庵』です。時間が合えばここで昼食かなと考えていましたが、11時半過ぎで、待ちが4組程度だったので、ちょうど良い感じで記帳し待つことにしました。
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10分くらい待って中に案内されました。こんな感じでここも畳に低いテーブル席です。これ、やはり良いですね。ずいぶん歩いたので、靴を脱いでの畳も気持ち良く疲れをとってくれます。
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席からはこんな景色が広がります。紅葉に囲まれての食事なんて、やはり京都。オシャレですね。
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湯葉丼と桜麺のセットを頂きました。
阿闍梨寮 寿庵 グルメ・レストラン
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食事が終わって店を出ると、結構な人数が並んでいました。早めに入って良かったです。参道を戻ります。
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黄葉もアクセントになって綺麗ですね。
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角度を変えて弁天堂。
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来るときに素通りした観音堂に寄ってみました。
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裏側から入ると中を参拝できました。
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観音堂からも弁天堂方向が眺められます。
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観音堂から望む庭園の紅葉。
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また違った風景に出会えました。
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鐘楼。
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日月門を潜って
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紅葉の参道を戻ります。
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観光客少ないですよね。
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西大門を出て
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霊宝館を覗いてみましょう。
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外観はこんな感じです。先があるので入るのは止めました。随心院へ向かいます。
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醍醐寺から随心院まで徒歩で20分程度です。伏見から山科へ戻りました。敷地に入ると小野小町が朝夕この井戸で化粧をこしらえたと伝わる井戸がありました。小町はこの辺りに住んでいた様です。
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随心院門跡薬医門。随心院は真言宗善通寺派の大本山で、991年一条天皇の時代に仁海僧正によって建立された寺院です。
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長屋門から中へ、小野小町が待っています。
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境内に入ると紅葉したこじんまりとした庭が見えました。
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小野小町の歌碑があります。この界隈はかつて「小野郷」と呼ばれ、小野氏が栄えた地域。「絶世の美女」といわれる平安時代の歌人、小野小町が余生を送った場所と伝えられ、「小野小町ゆかりの寺」として知られています。
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庫裡へ入ると小野小町像が迎えてくれます。随心院は小野小町に縁の深いということで恋愛成就の聖地としても有名とのことです。
随心院 寺・神社・教会
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大玄関から見える薬医門。
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能之間には美しい襖絵が。
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極彩色梅匂小町絵図。「だるま商店」という2人組みの若手アーティストが作成した襖絵で、小野小町の一生を描いています。2009年に完成。
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能の間や本堂、書院などの建物は回廊でつながっており、風情ある庭を見ながらゆったりとした時間が過ごせます。
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本堂と庭園
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心字池。
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渡り廊下からも庭園を見ながらゆっくり歩けます。とても静かです。
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本堂から眺める庭園。
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庭園の奥の方に小野堂。観光客の姿も少なく、堂内はとても静かです。京都の奥ゆかしさを感じる随心院でした。
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随心院総門を後にし、本日最後の目的地勧修寺へ向かいます。
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随心院から勧修寺までゆっくり歩いて20分くらいでしょうか。勧修寺『かじゅうじ』と読むそうです。
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中に入るときれいなもみじが迎えてくれます。
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勧修寺は真言宗山階派の大本山。皇室との関係も深く格式ある門跡寺院です。
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入るとすぐに庭園で真っ赤な紅葉が待っていました。
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宸殿。こちらも観光客は疎らで私たちを入れても10名居なかったと思います。とても静かな小さな秋がありました。
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勧修寺宸殿。
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書院前に綺麗な庭園が造られています。
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こちらの宸殿の手すり。木を曲げずに1本の木から切り出して作られています。
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書院前に広がる広い庭園。
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秋になると書院や宸殿の周りが色鮮やかなもみじなどで彩られ、境内の紅葉や楓は落ち葉もカーペットの様になるそうです。
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書院の前庭にある石灯籠。水戸光圀より寄進されたと伝わり「勧修寺型灯篭」として知られているとのことです。
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宸殿。
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書院前の庭園。静かな庭園です。
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平安時代に造られた京都屈指の古庭園『氷池園』。
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勧修寺本堂。
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氷池園に佇む観音堂。
勧修寺 寺・神社・教会
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庭園の紅葉。
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真っ赤に染まった小さな紅葉。
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氷池園周辺の紅葉。
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真っ赤に色づいています。庭園を見るだけなので20分ぐらいで回れました。今日は1日混雑も無く、予定より1時間ほど早く回れたので、一度ホテルに戻ってから食事に行くことにしました。
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本日のディナ-は『仏亜心料理 貴匠桜』を予約しておきました。京都でオシャレにフレンチ。実は昨年もこちらで食事して、町屋の雰囲気やサービスが良く、とても美味しかったのでリピ-トしちゃいました。
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暖簾を潜ると店内はこんな感じです。
貴匠桜 グルメ・レストラン
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早速部屋に案内されましたが、なんと個室でした。個室は本来有料なのですが、空いていたのか特別にサービスで使わせて頂けたようです。こちらも畳張り、4畳ぐらいのお部屋を贅沢に使えました。
葉酸たまごのミ・キュイ
蟹とアボガドサラダ -
近江海老とホタテのマリネ
パジリコとパプリカのクーリ- -
フランス産ムール貝と蛤のマリニエ-ル
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海老芋のポタ-ジュ
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お魚(鯛)料理
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シャ-ベット
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和牛のグリエ赤ワインソ-ス。
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焼きおにぎりだし茶漬け
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モンブランティラミス
葉酸たまごのクリ-ムブリュレ
足を伸ばしてゆっくり食事が出来ました。美味しかったです。大満足の2日目終了です。今日も人混みに会わずゆっくりと静かなちょっと大人の京都を満喫できました。
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