2023/11/23 - 2023/11/26
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オッさん
この旅行記スケジュールを元に
今年も行ってきましたよー!コロナを機に始まり、いつの間にか我が家の恒例行事になった秋の京都旅行。この時期の京都は連続4回目となりました。
さて今年の秋は何処の紅葉を見ようかなと、半年前にホテルを予約してから、京都旅行の計画が始まります。
今年は異常気象で残暑が長引き、秋の気配も感じず、流石に綺麗な紅葉を見るのは難しいのかなと半分諦めていましたが、やっぱり世界の京都です。ちゃんと紅葉が待っていてくれました。
ボチボチインバウンドも戻り、どこもかしこも人で溢れる予感。人気の観光地は避け、静かな紅葉を見つけられそうな場所を中心に計画してみました。
紅葉だけではなく国宝や重要文化財などの見所もあり、なるべく行ったことのない、観光を楽しめるコースに決めました。
この旅行記では3日目、仁和寺から龍安寺、妙心寺の旅を紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3日目の朝食です。メインは鳥のスモ-ク。本日はパンにしてみました
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本日最初の観光地は仁和寺です。道路の突き当りに立派な二王門が構えています
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仁和寺は仁和4年(888年)に創建された寺院で、現在は真言宗御室派の総本山です。仁和寺の入口に聳え立つのは、京都三大門の一つで重要文化財でもある二王門
仁和寺 寺・神社・教会
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門には左右に一対ずつ、計二体の金剛力士像が設置されています。二王門に設置されていることから「仁王像」と呼ばれ、仁和寺内に仏敵が入り込むのを防ぐために設置されているそうです。右の「阿形」は怒りの感情を顕にした表情
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左の「吽形」は怒りを内に秘めた表情をしています
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境内に入ると本坊表門が迎えてくれます
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門の前では小さな紅葉が
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仁和寺の御殿は、南庭、北庭、と書院や宸殿といった建物を鑑賞できます
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南庭です
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御殿入口、話題の方が待っていました
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御殿に入り渡り廊下を進みます
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右手に南庭が続きます
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紅葉もチラホラ
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御殿の中心となる宸殿の南側に位置するため、南庭と呼ばれています。南庭はさざ波状の白砂が敷かれているのが特徴です
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白書院の左側に見える宸殿です
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南庭の脇に佇む芝と紅葉
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白書院。書院の襖絵は福永晴帆によって描かれたそうです
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白書院
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各部屋には、美術品が展示されていました
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趣のある渡り廊下
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宸殿の西側にある黒書院は、京都市生まれの日本画の大家、堂本印象が手がけた襖絵があります
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ダイナミックに松と鷹を描いた「松鷹」の間
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黒書院の内部は六室に分かれており、襖や袋戸、明障子の腰張などの建具に72枚もの作品を、襖絵だけでも52枚あるそうです。
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中庭にも美しい紅葉
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宸殿北庭。桜で有名な仁和寺ですが紅葉も綺麗ですね。1690年及び明治~大正期にも整備され、現在の姿を残しています。
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宸殿の北側にある北庭は、南庭とは異なり、年間を通して優美な景色を楽しめます。池泉式の庭園からは、五重塔(工事中の建物で隠れています)や飛濤亭といった名所を鑑賞することができます
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宸殿。儀式や式典に利用される御殿の中の中心的な建物です。宸殿は西から東にかけて、上段の間、中段の間、下段の間の三室があり、内部の絵画は全て京都御所の御用絵師だった原在泉によって四季の風物が描かれています。
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仁和寺宸殿、こちらで竜王戦があったんですね
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決まり手
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これを見に来る人も多くいるのでしょう
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渡り廊下から北庭
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中庭の風景
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池越しに見える風景
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渡り廊下を戻り
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仁和寺を後にします
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仁王門を内側から振り返り
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勅使門
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仁和寺勅使門は西本願寺の唐門を模した形式で、壁面や桟唐戸などに花菱・鳳凰・唐草などを図案化した透彫りがあります。
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右手に五重塔が見えてきました
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とりあえず真っすぐ金堂を目指します
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国宝金堂です。秋の特別拝観で五大明王壁画を拝観することが出来ました。中は写真撮影禁止でした
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壁の絵は見事でした。当時の色のまま綺麗に壁画が残っていました。頂いたパンフレットにある五大明王の写真を紹介します
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金堂前
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金堂に向かって左手のもみじの小径
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水掛不動尊
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水掛地蔵さんに長いひしゃくで水を掛けると願いが1つ叶うという一願不動のお地蔵様。願いを一つに絞るのって難しい・・・
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御影堂。弘法大師像、宇多法皇像、仁和寺第2世性信親王像が安置されているそうです
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御影堂前への門
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鐘楼
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観音堂から見える五重塔
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観音堂。中に安置されている観音様とひもで繋がっているそうで、この木に触れることで観音様と繋がるそうです
仁和寺 観音堂 寺・神社・教会
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1644年に建立された五重塔
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高さ36mを超える木造の巨大な塔で重要文化財に認定されています
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東寺の五重塔と同様に、上層から下層にかけて、各層の幅にあまり差が見られない姿が特徴とか
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もみじと五重塔。桜が有名ですがもみじも合うんです
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金剛華菩薩像
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ひととおり歩き、境内にある’和食処梵’で昼食をとりました。混雑しているかと思いましたが、中は空いていました。うどんとお稲荷さん、美味しかったです
和食処 梵 グルメ・レストラン
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さて仁和寺を後にして龍安寺に向かいます。
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仁和寺から10分ほど歩いて龍安寺に到着です。こちらは紅葉で人気のお寺です
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境内はきれいな紅葉が続きます。
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参道の左手に大きな池があり池泉回遊式庭園になっています
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きれいな紅葉でした
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参道が紅葉で覆われています
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ところどころ池が見られ紅葉が映えます
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方丈です。龍安寺は、応仁の乱の東軍総大将「細川勝元」が開創した禅寺
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中に入ると過去にエリザベス女王が絶賛したという石庭が待っています。エリザベス2世が公式訪問されたことで世界的に知名度を上げ、世界遺産「古都京都の文化財」にも登録されています
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龍安寺が創建された室町時代は、禅の文化が大きく栄えた時代で寺院の多くには枯山水庭園が作庭され、龍安寺もその1つということです。禅寺ならではの「侘び寂び」の精神に基づいて作られた龍安寺の石庭とのこと
龍安寺 寺・神社・教会
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元総理大臣の細川護熙氏が約3年かけて描いた「雲龍図」襖絵40面が見られます
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迫力あります
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生き生きとした龍
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見事な雲龍が描かれています
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いかがでしょう。
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銭形の手水鉢である「知足の蹲踞(つくばい)」知足とは人間の欲を戒める言葉。ここには四方に文字が書かれ、中央の水穴を「口」の字として共用し「吾唯足知 (われ ただたるを知る)」と読みます。この意味は「金持ちでも満足できない人はできないし、貧乏でも感謝の心を持てば満足できる」ということの様です。
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方丈を出て池の周辺を歩きます
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綺麗に整備された庭木を眺めながら池に向かいます
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池泉回遊式庭園の’鏡容池’
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周辺の紅葉も見頃です
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趣がある眺め
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紅葉の中の黄葉
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これぞ京都の秋の絵です
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こんな小径を歩きながら妙心寺を目指します
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綺麗に整備された遊歩道が続き妙心寺にたどり着きます
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麟祥院
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妙心寺といっても境内が広く沢山の寺院が点在しています。
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大通院。こんな秋の風景も京の至る所で待っています
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秋の大法院の看板に誘われて入りました。紅葉が綺麗な庭園があります。
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抹茶と和菓子が付いてました。
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お茶を頂きながらゆっくりと庭園を眺められます。
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小さな庭が綺麗です
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ちょっと大人の京の楽しみ方
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ゆっくりとした時間を楽しむことも必要ですね
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皆さんこちらでお茶しながら寛いでいます
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こんな京都もいいですね
大法院 寺・神社・教会
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さて次を目指して歩きます
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至る所に建物が、、、
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立派な門が、、、
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覗くと紅葉が、、、
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妙心寺退蔵院の方丈庭園。境内には、江戸時代の庭園と考えられる方丈庭園と昭和40年に新しく作られた’余香苑’の2つの庭があります
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方丈庭園は方丈の西と南に広がる枯山水の庭です
退蔵院 寺・神社・教会
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西側部分は室町時代の絵師狩野元信の作であると伝えられ、’元信の庭’と呼ばれています
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方丈脇を抜けて
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陰の庭があり
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余香苑にたどり着きます。池庭に沢山の種類の樹木が植えられています
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いつの季節でも楽しめそうです
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こんな休み所で景色を楽しめます
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つくばいと水琴窟。竹に耳を澄ますときれいな鈴のような音が聞こえます
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余香苑。池も綺麗です
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退蔵院、秋を感じるなかなか良い所でした。
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最後に大本山妙心寺で天井の雲龍図・国宝の梵鐘を見学し本日の観光は終了です。夕食は3カ月ほど前に電話予約した’京のおばんざいわらじ亭’へ行きました。店の雰囲気も良く、地元の方も多かったので、写真撮影は止めて食事を楽しみました。並んでいたおばんざいを概ね頂きました。美味しかったです。
京のおばんざい わらじ亭 グルメ・レストラン
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