2023/09/27 - 2023/10/01
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katombowさん
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ワルシャワ4泊、この旅行の最終目的地だ。
移動するにつれ、(それ以前の失敗から学び)チケットの買い方や市内交通機関の乗り方にも慣れてきた。現在、車内の券売機を簡単に操作しクレジットカードでタッチすれば、ワルシャワ市内の乗車券が買える。別の機械でその券に刻印する方式。
ポーランドの首都は美術ではなく、歴史と科学と音楽の町だった。
地区別に足を運びたい場所を絞り込んで、丸3日間を過ごした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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秋晴れだ。
バスを乗り継いで、まず王宮広場へ行った。王宮広場 広場・公園
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WWII時ナチスドイツの爆撃によって、ワルシャワ市街は徹底的に破壊された。
この宮殿がその瓦礫の中から再建された、という事実に驚く。貴重な宝飾品、家具、絵画は国外で保管され、戦火を免れた。旧王宮 (旧王宮博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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美しい部屋だ。校外学習の生徒たちが、きちんと静かに先生の説明を聞いていた。
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王宮を出て、ワルシャワ聖ヨハネ大聖堂(なぜか閉まっていた)の前を通り、旧市街広場へ。
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わき道にそれれば、このウィッシング・ベルがある。wishすべきは平和、、。
ザ ウィッシング ベル 史跡・遺跡
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旧市街広場の中央には、剣と盾を持つ人魚の像がある。
そして、建物に沿っていくつものレストランが並んでいる。旧市街広場 旧市街・古い町並み
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ランチに、酸っぱいライ麦スープ、ジュレックを注文した。はい、好きな味です。
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ワルシャワ歴史博物館に、この町の1945年の模型が置かれていた。
ワルシャワ歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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裏通りにひっそりと、復元作業を記録をした博物館もある。
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こんなにも壊滅的な状態から、美しい街並みが元通りに修復、再現されたのだ。
復興までには、困難極まる作業が何年も続いたことだろう。
この旅で訪ねた幾つもの旧市街と同様に、ワルシャワ歴史地区ももちろん世界遺産だ。 -
16世紀の要塞バルバカンも、破壊された塔の煉瓦をできるだけ利用し再建されたという。
バルバカン 史跡・遺跡
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通りを北に進むと、ラジウム・クィーン、マリ・キュリーの博物館(生家)がある。ここにも小学生たちがグループ学習に来ていた。学びの多い町なのだ。
キュリー夫人博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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翌日足を運んだのは、ワルシャワ蜂起博物館。
ワルシャワ蜂起博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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2ヶ月にわたってナチスに挑んだ人々の記録が、時系列に詳しく展示されている。連合軍の助けはなく、蜂起が悲劇的な結末を迎えた後、ワルシャワは焼き尽くされた。
ポランスキーの"The Pianist"はこの時期の作品だ。 -
重い歴史で暗い気持ちになって、とぼとぼ歩き、、
ポーランド食器屋さんへ行くことにした。 -
気取らない可愛い器がぎっしり並んでいる。
ニワトリと草花模様の明るいお皿を購入した。 -
それから、文化科学宮殿のタワー viewing terrace に登った。スターリンの贈り物、ってうれしくない響き。
文化科学宮殿 建造物
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タワーの上から、旧市街方向を眺める。
宿泊しているホテルは、このタワーのすぐそばだ。文化科学宮殿展望台 散歩・街歩き
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夕刻、バスでコペルニクス科学センターに移動し、(ポーランド語解説が全くわからない)プラネタリウムを見た。
コペルニクス科学センター プラネタリウム 博物館・美術館・ギャラリー
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コペルニクス・ロボットはヨーロッパ言語なら数カ国語を理解する。
でも日本語は反復するだけで、質問には答えてくれなかった。コペルニクス科学センター 博物館・美術館・ギャラリー
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フーコーの振り子がゆらりゆらりと動いている。
パリのパンテオン、上野の国立科学博物館にもありましたね。 -
帰りに見かけた、ワルシャワ大学。
図書館も素晴らしい建物のようだけど、時間切れです。 -
観光3日目、ポーランドユダヤ人歴史博物館へ行った。
日本語のオーディオガイドがあり、3時間ゆっくりと回った。ポーランド ユダヤ人歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ユダヤの人々にはかつて当然のこと、長い豊かな歴史と文化があった。
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中世のシナゴーグ
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ポーランドを治めた皇帝や王様たち
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しかし、1939年にナチス・ドイツによる武力侵攻があり
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ソビエト連邦によって東部が分割支配され、ホロコーストがあり、、
ポーランド亡命政府がようやく戻って来たのは、共産主義が崩壊したのち、1990年のことなのだ。 -
最終日の午後は音楽。ショパン博物館へ行こう。
といっても、正直なところ、「展覧会の絵」をELP(Emerson, Lake & Palmer)で聴いたクラシックロック・ファンにショパンはよく解りません。ショパンの生家 (ショパン博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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数年前のショパン・コンクールのセミファイナリスト Szczepan Kończal さんが、うっとりするような演奏を聴かせてくれた。曲名は不明。
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デジタル化された展示物
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ショパンの全曲を検索し、楽しむことができるようだ。
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町の中心に、地球は回っているコペルニクス像がある。
コペルニクスの像 (ワルシャワ) モニュメント・記念碑
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その向かいに建つ聖十字架教会に入った。
聖十字架教会 (ワルシャワ) 寺院・教会
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静かにミサが行われていた。
ショパンの心臓が収められた柱は、中央のやや後方にある。 -
最終日の夜、ホテル近くのポーランド料理屋さんに行き、ビールとポーランドらしい一皿を注文した。鴨のローストにリンゴソース、やっぱり食べ切れないけど。
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レストランとホテルのある通りを、人々がひっきりなしに歩いていく。周辺にはショッピングモールやカフェ、ショップが並ぶ。
首都ワルシャワ、隣国では戦いが続いている。
とても中身の濃い、考えることの多い16泊18日でした。お疲れさま~
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