2023.11 甥っ子たちと石和温泉の旅

2023/11/18 - 2023/11/19

甥っ子たちに「紅葉を見に行こう、何処がいい？京都、奈良、広島？」と聞いたところ、「ゆっくり温泉に入りたい」と仕事に疲れたOLのようなことをいう甥っ子たち(笑)、ランチや日帰り温泉で何度か寄ったことのあるシャトレーゼホテル石和に行くことにしました。

エリア 石和温泉(山梨)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

まず向かったのは山梨県立美術館
展覧会何をやっているか見たところ「アーツ・アンド・クラフツとデザイン　ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」が丁度開幕するところでした。ウィリアム・モリスといえば、妹が大好きな「いちご泥棒」ということで大喜びの妹さん！！

山梨県立美術館 美術館・博物館

アーツ・アンド・クラフツは、19世紀にイギリスで活躍したデザイナー、詩人、社会運動家であるウィリアム・モリス（1834～96）が提唱したデザイン運動です。産業革命によって生まれた機械化による粗悪な量産品や、職人の手仕事を軽視する商業主義を批判し、上質なものづくりや天然素材の価値を見直すことで、日常に根ざした多彩な美術工芸品を生み出しました。

本展では、モリスの代表作として名高い《いちご泥棒》をはじめ、家具、金属製品、ガラス製品、宝飾品、書物といった160点に及ぶ作品を通じて、モダン・デザインの源流となったアーツ・アンド・クラフツ運動の魅力と広がりが、紹介されていました。

ウィリアム・モリス「 果実あるいは柘榴」1866年　モリス・マーシャル・フォークナー商会

ウィリアム・モリス「格子垣」1864年　モリス・マーシャル・フォークナー商会

ウィリアム・アーサー・スミス・ベンソン「卓上ランプ」1900年頃　W・A・S・ベンソン社
本章では、モリスがデザインしたタイルの他、照明器具などを手がけて成功したベンソン、中流家庭の住宅設計や内装デザインを手がけたヴォイジーなど、アーツ・アンド・クラフツ展覧会協会に関わった作家たちによる作品が展示されています

ウィリアム・アーサー・スミス・ベンソン「卓上ランプ」1900年頃　W・A・S・ベンソン社

ウィリアム・モリス「ポピー」 1870年代 モリス商会

ハリー・パウエル「ゴブレット花器」ジェームズ・パウエル・アンド・サンズ、ホワイトフライアーズ
「ストローオパール・ガラス花器」ジェームズ・パウエル・アンド・サンズ、ホワイトフライアーズ

「扇型グリーン花器」 ジョン・ウォルシュ・ウォルシュ

ウィリアム・バトラー「 繊条模様のボウル」ジェームズ・パウエル・アンド・サンズ、ホワイトフライアーズ

1896年にウィリアム・モリスが亡くなった後もアーツ・アンド・クラフツ展覧会は継続され、その精神はデザイン運動として広くイギリスの作家たちに受け継がれていきます。

モリス商会と同じくテキスタイルや家具などを扱い、現在はロンドンの老舗百貨店として知られるリバティ商会による宝飾品やテキスタイルをはじめ、食器や銀器などを展示し、イギリスにおけるアーツ・アンド・クラフツ運動の展開を紹介します。

スピンドル・サイド・チェア グスタフ・スティックリー 1907-10年頃ザ・クラフツマン・ワークショップ

アメリカでは、モリスの没後、ボストン、シカゴ、ニューヨーク、デトロイトなど各地にアーツ・アンド・クラフツ協会が開設され、またアーツ・アンド・クラフツの精神や技術を教える芸術学校も各地に開校しました。シカゴ・アーツ・アンド・クラフツ協会の創設メンバーである建築家フランク・ロイド・ライトは、モリスが提唱したような手工芸に限らない機械生産の重要性を説き、その後のアーツ・アンド・クラフツの展開に新しい境地を拓きます。

エルバルト・ハバート「リトルジャーニーズ・英国の著作者のもとへ：ジョン・ミルトン」1899年　ロイクロフト・プレス

山梨県立美術館も紅葉していました

続いて今回は、石和にある2軒のワイナリーに寄りました
まずは、モンデ酒造

モンデ酒造 専門店

1952年に創業された老舗酒造。自社畑でのブドウの栽培からこだわり生まれるワインは、毎年、数々の賞に輝いています。缶ワインが有名で、お土産用にたくさん購入しました。

初訪問のマルス山梨ワイナリー

本坊酒造マルス山梨ワイナリー 名所・史跡

山梨の土壌と気候に謙虚に耳を傾け、世界に通じるワインを目指し、「芳醇な味わいと優雅な香りのハーモニー」をテーマに、山梨の土壌が育む葡萄から、シャトーマルスシリーズ等のワイン造りに邁進しています。国産コンクールで金賞を受賞するなど、世界でも高い評価を得ています。

早めに今夜の宿シャトレーゼホテル石和に到着

シャトレーゼホテル石和 宿・ホテル

部屋は2部屋、こちらは和室

ベッドルームがあり、ベッドで寝たいという子供たち
朝、起きたらママとおじちゃんの和室の布団で寝ていました・・・

部屋の風呂。夜中、何度か入りました

早速、大浴場へ

誰もいないので、お風呂で泳ぐ子どもたち

露天風呂もあります
貸し切り状態

シャトレーゼのホテルなので1Fには、シャトレーゼのプレミアムブランド「YATSUDOKI(ヤツドキ)」が併設

宿泊は、シャトレーゼのケーキ付のプラン。滞在中、何度もケーキ食べました

夕食、初めてのしゃぶしゃぶに興奮の子どもたち

特選プレミアムコースです

次々お料理がでてきます

温物は、黒毛和牛の切り落とし

天ぷらです

シャトレーゼのスイーツを使用したデザート

翌日も快晴です

豪華な朝食だね～、子供たちも大喜び！！

朝食しっかり食べて、食後また温泉に入りました

本日は勝沼のワイナリーをまわり、新酒ワインを購入

蒼龍葡萄酒 専門店

ぶどうの丘にも寄りました

ぶどうの丘 宿・ホテル

甲州市観光大使の小林幸子さんが手がけたワイン、その名も「ラスボスの雫」が披露されていました