2023/11/15 - 2023/11/15
1570位(同エリア1792件中)
子青さん
心優しい娘が、飛行機のチケットをプレゼントしてくれる、と言うので、四国を旅してみることにしました。お金は無くても時間はたっぷり有る身なので、なるべく多くの場所に寄ろうと思い、四国一周を考えましたが、ただ、室戸岬は公共交通機関の便がなさそうなので、残念ながら諦めることにしました。ということで、徳島から入って松山に抜ける四国ほぼ一周の旅です。
<旅程>
1日目:羽田空港-->徳島空港-->鳴門(渦潮)
2日目:鳴門-->坂東(霊山寺)-->高松(栗林公園)
3日目:高松-->琴平(金刀比羅宮)
4日目:琴平-->高知(高知城、桂浜)
5日目:高知-->足摺岬(展望台、灯台、白山洞門)
6日目:足摺岬-->若井(四万十川)-->宇和島(城)-->松山
7日目:松山(松山城、道後温泉)
8日目:松山(ターナー島)-->松山空港-->羽田空港
2日目は路線バスで鳴門から霊山寺(四国遍路一番札所)へ向かい、その後列車を乗り継いで高松へ行き、栗林公園内を散策します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
4:00 起床。基本的に毎日別の都市へ移動するので毎朝荷造りをします。
6:00 朝風呂。屋上の露天風呂で朝日が見えるか待っていましたが、あいにく曇り空で日の出は拝めませんでした。
7:00 朝食(バイキング)。野菜やフルーツも有り、種類が豊富でした。味付け海苔を食べたのは、久しぶりかも。 -
8:45 チェックアウト。ホテルの前は海で、晴れていれば日の出が見えた筈です。
-
8:55 路線バスで霊山寺に向かいます。ここのバス停は吹きさらしで、足下は砂地になっているのですが、この次のバス停は建物の前に設置されているので、どうやら他の方はそこまで歩いて行って、バスを待っていたようです。
-
9:51 霊山寺前着。バスは空いていて、ここで降りたのは私だけでした;¥500。ここを訪れる人は、観光バス・タクシー・自家用車で来るようです。
-
バス停の前には総合案内所があり、観光バスが何台も停まり、白装束の人達が大勢いました;ちょっと異様。私は巡礼の為ではなく、どのようなものかを見る為に寄っただけなので(すいません)、遠くから見ていました。
-
この図ではちょっと分かりにくいのですが、左手にある門をくぐって、裏手の本堂を参拝するようです。
-
総合案内所で衣装を整えた後、この門をくぐってこの先にある山門から本堂へ進むようです。
-
門の脇の立て札。規則に則って巡礼をするように、ということなのでしょうね。修行をする、或いは巡礼をする、万物を憐れみ感謝する、という事は大切なことだとは思いますが、ただ、規則に縛られるのはあまり得意な方ではないので、私には向かないかな、と思いました。形から入るのは難行を達成する為にはよい方便(方策)だと思いますが、形にばかり囚われるのもちょっと違うかな、という感じがします。
-
朱色の門をくぐって出たところにある山門。この先に本堂があります。
-
「じくわざん りょうぜんじ」と呼ぶようです。
-
四国第一番霊場、の看板が掛かっています。重々しいです。
-
山門を入って右手にあるのが大師堂で、本堂は正面奥にあるようです。
-
多宝塔。
-
鐘楼。鐘は誰も突いていませんでした。
-
弘法大師像。どの宗教も、説く教えは立派なものだと思っています。ただ、宗教によっては、その教えや慈悲の心を自分達の利益の為に利用してしまうものがあります。宗教の扱いには、難しいものがありそうです。
-
大師堂。ここでもお経を唱えていました。
-
本堂。お遍路の方達は本堂前でお経を唱和していました。皆さんここが最初の読経の場のようです;読経の後に感想を言い合っていました。
-
本堂に掛かっている吊り灯籠が立派です。
-
本堂の中。蝋燭やおみくじ、縁起物も売っているようです。
-
本堂前の人形。こういう出で立ちで参拝しなさい、という教えかも。
-
修行大師像。
-
お寺は石積みの塀で囲われています。
-
10:55 霊山寺の隣にある洋食屋でお昼を食べるつもりでいましたが、まだ店が開いておらず、中で女性が掃除機を掛けていました。
-
店の張り紙では本日(水曜日)は午前11時から営業する予定のようですが、周囲に人がほとんどいない状態なので、あまり積極的に開店するつもりはないのかも。列車の時間(坂東駅11:52発)もあるので、先を急ぐことにしました。
-
最寄りの坂東駅までは徒歩で10分弱で、適当に看板も出ているので迷うことはないと思います。
-
11:08 JR坂東駅着。無人駅です。
-
誰も居ませんが、駅構内は綺麗に整理されています。この後見知らぬ男性がずっと座っていました(特に何をするでもなく、私が列車で出発する時までいました。私設駅長とか。)
-
高松方面は、11:52発板野行で1番線です(次発は12:52発高松行各停)。私は板野から特急に乗って高松へ行きます。
-
時間があるので軽食屋を探しながら、周囲を散策しました。スマホでたこ焼き屋がありそうだったので行ってみましたが、あいにく最近休業したようです。
-
「10月4日からしばらくの間お休み」とのこと。
-
ここは昔飲食店だったのかも。20分くらいぶらぶら歩きましたが、見かけたのは歩行者数人と自動車数台、という感じでしょうか。
-
駅前に「おもてなしステーション」という施設がありましたが、閉まっているようです。お遍路さんをサポートする施設ですかね?
-
営業時間が「午前10時1分~午後3時2分」とのことですが、時間設定がちょっとユニークではないですか?「午後3時2分」の意味は何なんだろう?気になります。因みに現在水曜日の午前11時22分なのですが、開いていないようです。立ち寄る人が少ないからですかね。
-
坂東駅構内にはホームに鳥居があるので有名ですね。
-
駅名と同姓の元中日ドラゴンズ選手は、中学の頃この辺りに住んでいたようですね。
-
駅の待合室にはビニールに包まれた菅笠が2つ吊るされていて、ローマ字で「OSETTAI」と書かれていました。さすが四国です。外人のお遍路さんは列車で尋ねてくるのですかね。
-
歩き遍路の心構えのようです;「感謝の心を持って巡りましょう」。
-
11:52 定刻に列車入線。
-
12:59 板野着。ここから高松までの特急に乗ります。
-
特急(12:39発)まで時間があるので近所のうどん屋へ行くことにします。荷物を持って階段を昇り降りしなければならないので、ちょっと大変。
-
無人駅ですが荷物を放置する訳にもいかないので、荷物を引いて歩きます。
-
12:13 目指すうどん屋に着きましたが、3人ほどの客が座って待っていました。並んで待つ余裕がないので、近くのスーパーで弁当を買って、列車で食べることに。
-
12:22 弁当を買ったスーパー(マルナカ;イオン系列かも)。
-
12:26 急いでいる時に限って閉まる踏切(マーフィーの法則)。
-
12:37 特急入線。無事に乗れました。
-
指定席券を買ってあったのですが、他の人が座っているようなので声を掛けたら席を空けてくれました。ところが、実は車両が違っていて、ここは自由席車両でした;私の車両は隣り。本来の席を確かめに行ってから、席を空けてくれた方(可愛い若い女性でした)に詫びを言って、席を移動しました。すいません(平身低頭)。因みに、1両全体が指定席ではなく、車両の一部分(1番~7番)だけが指定席になっている、ちょっとややこしい列車編成でした。
-
鯖寿司。少しだけ観光気分。
-
13:32 高松着。さぬきうどん駅のようです。
-
終点マークがあります。昔(再開発前)の駅舎がドーム型屋根だった東横線渋谷駅を思い出します。
-
高松は、アンパンマン列車が走るのですかね。
-
高松駅前は近代的でした。因みに、正面の高い建物が泊まったホテルです。
-
14:01 ホテルに荷物を預けようと思って寄ったらチェックインが出来ました。部屋の窓から台形の島(=屋島)が良く見えます。
-
14:06 高松城址を見に行きます。
-
高松城址を含む公園全体を玉藻公園と呼んでいるようです。
-
入園料は¥200でした。外人の観光客が多かったです。
-
天守閣が無いので、ちょっと寂しい。でもよく整備された綺麗な公園です。堀には鯛が飼われているらしい(タモリが鯛に餌やりをしたとかしないとか)。
-
月見櫓。
-
天守台。もしかすると、天守閣を再建する計画があるのかも、です。
-
披雲閣(旧松平家高松別邸)。大正時代に再建された建物のようですが、昭和天皇も泊まったことがある、由緒正しいもののようです。
-
桜御門。
-
艮櫓(うしとらやぐら)。「良」ではなく「艮」でした。櫓も立派です。
-
14:53 琴電に乗って栗林公園へ。運賃¥200。JRの駅は高松駅、琴電の駅は高松築港駅。
-
15:00 高松築港駅発。琴電は、意外に本数が多くて便利です。
-
15:07 栗林公園駅着。
-
駅から公園まで歩く途中でみた表札;「株式会社〇〇歯科商店」という社名は珍しくないですか。
-
15:17 栗林公園着。園内はかなり広そう。全体をざっと歩くだけ(南庭回遊コース)で1時間掛かるようです。
-
入園料は¥410。香川県在住の65歳以上の人は割引があるようです。閉園は午後5時とのこと。
-
商工奨励館。明治時代に建てられたもののようです。立派。
-
ここの公園は松が素晴らしいですね。
-
池の景観も素晴らしい。とても贅沢な庭園です。栗林公園の西側には山があり、これを借景にしているようです。東側から見る景色には、現代の建造物が見えることはないので、数百年前の時を超えた風景を楽しむことができます。
-
掬月亭。茶室のようです。さすが昔の藩主は贅沢な暮らしをしていたのですね。
-
16:17 一通り園内を回ったので、公園を後にします。
-
16:26 栗林公園駅着。駅員に尋ねたところ、SUICAも利用可能、とのこと;チャージは機械では出来なくて、窓口でする必要があるようですが。
-
16:31 栗林公園。高松築港駅は瓦町方向。琴電は利用客(特に高校生)が多かったです。若い人達は楽しそう。見ているだけで元気がもらえます。
-
16:43 高松築港駅着。
-
さぬきうどんが食べたいのだけれど、店が開いていない。
-
店の中に人の気配はあるような気がするけれど、営業していないのはなぜ?
-
仕方がないので、〇〇家、へ。どうして高松まできて〇〇家に入るのか、と言えば、それは、〇〇家しか開いていない、から。(正直に言えば、もっと歩き回れば他にも店がたくさん有りそうなのですが、足が痛いので、なるべくホテルの傍で食べることにしました。)
-
牛すき鍋定食(牛鍋肉2倍盛+卵2個)¥1,130。美味しかったです。ご馳走様。
-
徳島ラーメンは開いていたのですが、ラーメンは違うでしょう。帰りがけにコンビニで夜食を買いました。
-
入浴後、一杯やって、夜10時半就寝。本日の歩行数は19,001歩。ちょっと足先が痛くなってきましたが、今日も天気に恵まれた良い一日でした。感謝。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
四国(ほぼ)一周旅行記
-
四国(ほぼ)一周旅行記:1日目(鳴門)
2023/11/14~
鳴門
-
四国(ほぼ)一周旅行記:参考情報
2023/11/14~
鳴門
-
四国(ほぼ)一周旅行記:2日目(霊山寺、高松)
2023/11/15~
高松
-
四国(ほぼ)一周旅行記:3日目(琴平)
2023/11/16~
琴平・金刀比羅宮周辺
-
四国(ほぼ)一周旅行記:4日目(高知)
2023/11/17~
高知市
-
四国(ほぼ)一周旅行記:5日目(足摺岬)
2023/11/18~
足摺岬周辺
-
四国(ほぼ)一周旅行記:6日目(四万十川、宇和島)
2023/11/19~
中村・四万十川周辺
-
四国(ほぼ)一周旅行記:7日目(松山城、道後温泉)
2023/11/20~
道後温泉
-
四国(ほぼ)一周旅行記:8日目(ターナー島)
2023/11/21~
松山
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
高松(香川) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 四国(ほぼ)一周旅行記
0
81