2023 10月 九州縦断(２)

2023/10/24 - 2023/10/24

第１日目 後半　2023年10月24日(火)
●大宰府天満宮 ー 大宰府政庁跡・坂本八幡宮 ー 太刀洗平和祈念館 ー 博多市街 泊

2023年10月24日(火)～26(木)～28日(土)
高校の同級生と超久しぶり旅行２泊３日で福岡佐賀。その後は南九州へ鉄道ひとり旅。
●伊丹空港ー福岡空港ー大宰府ー太刀洗ー福岡ー唐津ー名護屋ー福岡ー熊本ー人吉ー国分ー吉松ー都城ー志布志ー宮崎空港ー関西空港ー

エリア 朝倉・甘木・小郡(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車

2023年10月24日(火) 第１日目 後半　
九州国立博物館を出て大宰府政庁跡へ行く途中でお昼ごはんに。
たぶん「大地のうどん 太宰府店」、めちゃくちゃ美味しかったです！
まったく想像外の姿！ 練り物のごぼう天を想像していましたが、まさかのコレ。

13:15、「大宰府政庁跡」到着。九州国立博物館から車ですぐでした。ここは想像どうり、何もない所。博物館で思いのほか時間を食ったので、この日の最後の訪問候補地「筑後川昇開橋」は、やめになりました。

大宰府政庁跡 名所・史跡

石碑と礎石がいつくかあり。その昔、ミニミニミニ平城京みたいな感じになっていたところです。

政庁跡から左奥に歩いて数分、「坂本八幡宮」到着。大宰帥「大伴旅人」の私邸があった所とされています。和歌も上手かった彼は、屋敷に気の合う人たちを集め、

当時としては先進的と言える、自由な魂による相互創作、を楽しんだとされいてます。筑紫歌壇という用語あり。相棒的だった山上憶良も有名。

坂本八幡宮 寺・神社・教会

新元号「令和」で一躍(でもないか)有名になった大伴旅人、そのゆかりの地。卒論でお世話になった人なので、もっと早く訪れるべきでした。

御朱印が欲しかったのですが、平日は人が不在みたいです。郵送などの手立てがあるようで、その説明のビラが置いてありました。

そこまでするのは面倒なので、ビラを記念にもらってそれでよし、です。

離れにＷＣあり。

大宰府政庁跡の無料駐車場に戻って来ました。珍しいキャンピングカー(？)がいました。中はどんなでしょう。

14:22「太刀洗平和祈念館」到着。約50分かかりました。ずいぶん立派ですが「筑前町立」です。さっきの坂本八幡宮とここは私のリクエストでした。

筑前町立大刀洗平和記念館 美術館・博物館

３月の九州一周鉄道ひとり旅で甘木鉄道を利用した際、すぐ近くまで来たのですが、早朝だったので入館がかないませんでした。わざわざここに来たかったのは…、

「震電」があるからです。原寸大のレプリカですが、ひと目これを見るために友人たちを付いて来させた次第。

前尾翼という、珍しい機体で(その筋では)有名です。エンジンとプロペラは後ろ。主翼はジェット機のような後退翼。本土防雨用に新規設計された秘密兵器。

試作機が完成し試験飛行ができた時点で終戦に。幻の傑作機。日本各地に襲いかかるB29やP51などを相手に、きっと奮戦できたであろう、傑出した迎撃用局地戦闘機です。

小学生の頃、プラモデルを何度か作りました。高校・大学・社会人といろいろな友人知人ができましたが、こういうのが好きな人と出会えませんでした。いっしょに来た友人たちも興味外なのです。

震電らしい角度を探しながらうろうろします。見学中は自動的に三人ばらばらになります(笑)

この角度が一番いいかもです。巨大なプロペラと主翼にはめられた小さな垂直翼が美しく見える、斜め後方やや上から見たこの姿。

迫力…。

プロペラの径が大きいので、脚も長くなっています。折れそうなので、実際では強度的に難ありだったかも。

隣りには、ゼロ戦「零式艦上戦闘機」その32型が。ゼロ戦の中でも珍しい型で、主翼の先端を切り落としてやや短くしています。速度向上と引き換えに航続距離を減らしています。

上からのぞけるように階段が設置されていました。飛行機以外の展示物の撮影はＮＧでした。逆だったら泣いてました。

こんなふうに見られます。

もう一機展示あり。やや旧式の戦闘機。

「ゴジラ-1.0」先日観に行きました。震えました、この震電が大活躍してるんですから。上映前だったこの時点ではそんなことつゆ知らず。なにか運命的な感じ。

レプリカなので、別途、重量を支える支柱がありました。

２Ｆにも展示スペースあり。途中で修学旅行の生徒さんたちがわらわらやって来ました。

「九七式艦上戦闘機」、旧日本軍の戦闘機の基本的なフォルムをしています。

「震電」が全く違った形をしているのがよくわかります。プロペラ機ですがジェット機のようなフォルムです。

しかし、仮にこれが間に合っていたとしても、出撃した人はきっと助かってはいないのだから、間に合わなくてよかったのです。

２Ｆでは戦争漫画家の「滝沢聖峰空戦漫画展」が開かれていました。

ひととおり見て回って友人たちを探します。するとまだまだ鑑賞中のようだったので…、

14:50、ちょこっと途中退出。再入場可能です。すぐ目の前の「甘木鉄道 太刀洗駅」へＧＯ！

太刀洗駅 駅

自衛隊の昔の飛行機(T-33という米国製練習機)がディスプレイされてあります。
米国由来の軍用機の頭文字、Ａ:攻撃機　Ｂ:爆撃機　Ｃ:輸送機　Ｅ:電子探知機　Ｆ:戦闘機　Ｈ:ヘリコプター　Ｔ:練習機　Ｕ:多用途機 などあり。　

無人駅…かな。入ってみます。

ホームはこんな感じ。

14:53、運よくすぐに、甘木発の列車が来ました。

旧国鉄ぽい色の車両です。

見られてラッキーでした。

友人たちのもとへ戻ります。駐車していた観光バスの団体名の札を見てびっくり。あの子たち、大阪府立(以前は大阪市立)東高等学校の生徒さんたちでした。

なんとまぁ、こんな遠い町で。ちょっと嬉しくなりました。エントランスに売店あり。

駐車場脇にはヘリコプターの展示も。15:10頃、ここを発ち、福岡市内の宿に向かいました。福岡市中心部はけっこいう混んでいて、山口市在住のＴ君、ふだんはあまり混んだ道走っていないので運転しにくそうでした。ご苦労さん。

16:30頃、チェックイン。シングルを並びで三つ予約してくれていました。
「ベニキア カルトンホテル 福岡天神」中央区清川。天神とありますがちょっと遠いよ。

ベニキアカルトンホテル福岡天神 宿・ホテル

夕食に出かけます。どんな店に連れて行ってくれるのでしょう。友人たちは私と違って、いろいろ下調べしてやる気まんまんです。

ホテルのすぐ近くの小さな商店街。

Ｔ君は若い頃、会社が福岡支社だったので詳しいです。私も妻と３年前に旅行でうろうろして、だいたいの土地勘は頭に入ってます。

「柳橋連合市場」という市場がありました。

柳橋連合市場 市場・商店街

古くからある地元の市場みたいです。

すぐに「那珂川」に出ました。

おしゃべりしながら街をてくてく歩いていきます。暑くなく寒くなくちょうどいい感じでした。

住吉橋を渡って「ひょうたん池」に。前方に「住吉神社」が見えてきました。せっかくだからお詣りして行きたかったですが、彼らのお目当ての餃子屋さんへ向かいました。

とてもゴージャスなコインランドリーあり。まるでパブかなんかみたいだった。

17:30、これは「博多警察署」です。「祇園」というエリアまで来ています。ずいぶん歩きました。この後すぐ「博多祇園 鉄なべ」というお店に入り、美味しい餃子とビールを楽しみました。

博多祇園鉄なべ グルメ・レストラン

「鉄なべ」の店内にはたくさんの来店芸能人さんのサインや写真が、いっぱいいっぱい張り巡らされていました。海援隊の千葉一臣さんのもあって感激。撮影ＮＧだったのは残念。

川の方へ歩いて行きました。櫛田神社の近くだったので私が案内してやって来ました。

櫛田神社 寺・神社・教会

那珂川に出てきました。３年目は「出会い橋」のたもとのホテルに泊まりました。屋台のラーメンへ行こうということになり、

まだ早い時間ですが、すでにお客でいっぱい。インバウンドなのか。

待ち時間とかどうなんだろう。

Ｔ君がスマホでなんか調べていまして、ちょっと違う所のラーメン屋さんに行くことにしたいと。ぜんぜんＯＫやで。

「春吉橋」を渡りました。

春吉橋 名所・史跡

えらく橋の幅が広くなっていました。歩行者天国にするのかな。

で、やってきたお店。閉まってました。18:45。

18:55「キャナルシティ博多」、有名なショッピングモール。

キャナルシティ博多 ショッピングモール

きれいなライトアップ。

天神の方に行ってみようか…とさっき言っていたはずが。なんか方向が逆やなぁと思いましたが黙ってました。途中でこんな屋台。ここでもよかったかな。

19:20「博多駅」、やはり方向を間違えていたみたいです。ホテルに戻りながら適当な店に入ろう…ということに。「博多とりかわ大臣 住吉串房」という店で飲みなおし。Ｈ君は豚足がうまかったと、えらくご満悦(笑)

第２日目につづく・・・

博多駅 駅