2023 10月 九州縦断(５)

2023/10/26 - 2023/10/26

第３日目 前半　2023年10月26日(木)
●福岡市博物館 ー サザエさん通り ー 西新中央商店街 ー

2023年10月24日(火)～26(木)～28日(土)
高校の同級生と超久しぶり旅行２泊３日で福岡佐賀。その後は南九州へ鉄道ひとり旅。
●伊丹空港ー福岡空港ー大宰府ー太刀洗ー福岡ー唐津ー名護屋ー福岡ー熊本ー人吉ー国分ー吉松ー都城ー志布志ー宮崎空港ー関西空港ー

エリア 博多(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5

2023年10月26日(木)　第３日目 前半　
06:40、福岡放送 (FBS)前。朝の散歩でちょっとその辺歩こうかと出てみたら、なんとホテルの隣りがテレビ局だった！

社屋前でなんやら中継でもあるのだろうか、数名のスタッフさんが出ていました。

ホテル全景を撮るために道向こう側に。

ベニキアカルトンホテル福岡天神 宿・ホテル

ライトが点いて女の子がなんやら話してるふうです。絶対お天気の中継やん。部屋にいる友人にLINEで知らせつつ、自分も大急ぎで自室に戻ってＴＶつけました。
おおお、案の定、朝の情報番組の中のご当地お天気お姉さんでした♪

朝から珍しいものが見られました。ゆっくりめの９時出発。友人たちは最終日ですが、私はあと２泊して九州ひとり旅です。

この日のスケジュールは「福岡市博物館」としか決まっていませんでした。
西新というエリアです。この商店街、ＴＶのロケで何度か見たことあります。ちょっと寄ってみたいですが、博物館好きの彼らは興味なさそう。

不勉強でこの旅行中に知ったのですが、この辺りは、サザエさんの作者、故長谷川町子さんに縁が深い街で、それふうの観光化がなされています。

09:25、博物館到着。大きな建物と広い敷地です。

福岡市博物館 美術館・博物館

正面には、広くて浅ーい、池と言うよりは人工の水たまり。

博物館エントランス。九州福岡に来たら、絶対はずせないもの、それは「金印」なのです(←ほんとかな)。

日本史で習った国宝「金印…漢委奴國王(かんのわのなのこくおう)」がここにあるのです。

初めて目にするので、なかなか楽しみにしてはいました。

２Ｆが展示室になっていました。

黒田家の家宝の特別展。勇ましい甲冑がたくさん出てました。

黒田家と言えば、やはり初代「黒田官兵衛」、秀吉の軍師として有名な武将。
岡田准一の大河ドラマ「軍師官兵衛」が記憶に新しいですが、

司馬遼太郎先生の「播磨灘物語」や、武田鉄矢さんの「海援隊」時代の「二流の人」という歌、などで尊敬する歴史上の人物です。

またしても、それぞれ自分のペースでみてまわっています。

ちなみに、ここは 福岡市博物館 で、福岡市 立 博物館 ではないんですね～。気付いていませんでした。

官兵衛の息子「黒田長政」の甲冑。関ケ原では家康側で功を上げ、九州筑前福岡藩の祖となった偉い人。親子二代続いて傑物は案外珍しいかもです。

これは官兵衛のもの…だったと思うのですが。３月の鉄道旅で、行橋から田川伊田まで「平成筑豊鉄道」に乗りましたが、途中の小さな駅のこの兜かぶった官兵衛のイラストがあったような。

フラッシュ無しなら撮影はだいたいＯＫでした。

で、いきなり「金印」　
ち、小さい。ま近でみるとその小ささに驚き(笑)

陰影が鏡の反射でみられるようになっていました。暗くて拡大撮影できなかった。

こちらが「黒田 官兵衛 如水 」です。

こちらは息子の長政。空気抵抗が心配な兜ですな。

名器「・・・」

館内の様子。

再度「金印」に。

いろいろな物がありました。

明治まで、明治以降も続いた黒田家に代々伝わる家宝たちの特別展。

もっと勉強してから来ればよかったなぁ。

別の展示室にはあの有名な「槍」がありました。「日本号」という名物。

大河ドラマ岡田准一「軍師官兵衛」では、たしか速水もこみちが演じていたような記憶の母里太兵衛という豪傑、が福島正則という豪傑から譲り受けたという大槍。

見事な彫り。名刀がアニメのファンたちもてはやされる昨今、この槍もその筋の人たちに人気しているのでしょうか。

博物館の裏手の景色です。この日も良い天気に恵まれております。

「黒田侯爵家の名品」展を堪能しました。

もちろん、常設展の展示室にも行きます。これいいですね。お店のインテリアにいかがでしょうか。

歴史のお勉強になります。

名護屋の博物館にもあった「甕棺墓」

こんなふうに出土したんだとか。凄すぎる。

遣唐使船…だったような。

むかしの博多の町はこんなでした。

博多のお祭りの山車。官兵衛さんが乗ってます。

昭和レトロの街並みの再現コーナーも。

博覧会(よかとぴあ？)の頃、ちょうどここの辺りのジオラマ。福岡タワーができています。

これ凄かった。現在の福岡の町の、横に長～～～い絵地図。

とてもきめ細かく描かれています。感動。

パノラマでも。遠景だけでなく至近距離でもなかなか使えます。

売店で金印そっくりのゴム印を買って、12時過ぎに博物館を出ました。けっこう長いこと入っていましたね。福岡タワーがすぐそこです。

近くにあったマンション…？　素晴らしい造形だなぁ。

車は博物館の駐車場においたまま、「サザエさん通り」を通って西新方面へ行くことに。どっかでランチですな。

いつごろからサザエさんなのでしょう。東京世田谷にもありますよね。行ったことないのですが、銅像にいたずらされて困ってる的なニュースを何度か見たことあり。

故長谷川町子先生が、この西新あたりに住んでいたことにちなんでです。

サザエさん発案の地 名所・史跡

これは別もの。懐かしいです。

おもしろいポーズ。

「西南学院大学」こちらの名門私大。海援隊の中牟田俊男さんはここの出身。

西南学院大学 生協学食 グルメ・レストラン

サザエさん、ここでも発見。

西新の街に着きました。どこかでお昼ごはん…。

ちょっと裏道にこんなお店。ここにしよう。
一緒に飛行機で来たＨ君は夕方の飛行機で帰ります。Ｔ君は車で山口に帰宅。私は熊本にホテル予約しています。

「衣笠」さん、昭和レストランと大々的に名乗っています。勤め人たちにまじって、土地柄か大学生ふうのお客もいました。
我々は午後の予定がなかったので、適当にのんびり過ごすという感じです。

衣笠 グルメ・レストラン

リーズナブルで美味しい、お得なお店でした。
私は15:45博多駅発のＪＲに乗る予定でしたが、熊本着がちょっと遅いので、ちと早めて14:51発のに乗れたらいいんぁ…と考えていました。

「なかにし商店街」、店を出たところ。ここから博物館の駐車場まで戻ります。10分ちょっとかな。

向こうの方に「西新中央商店街」、ピンク色の飾りがかわいらしい。

通りを挟んで続きになってる商店街ですね。

この西新まで乗せてもらって、博多駅までは地下鉄で行くことにしました。渋滞とか気になるし、わざわざあそこまで行ってもらうのも気の毒なので。なんとか14:51のに間に合いそうです。

博物館の駐車場から見えてたマンション？
というわけでやや早めですが、友人たちと西新交差点でお別れしました。ほな、また近いうちに～！

後半につづく・・・