2023/10/28 - 2023/10/29
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この旅行記のスケジュール
2023/10/28
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この旅行記スケジュールを元に
我が家では、夏休み(お盆前後)か花が見頃な初夏に北海道を訪れるケースが多かったのですが、今回初めて秋の季節に出かけました。
晩秋に近い10月下旬ながら見事な紅葉を楽しめたし、アイヌ文化を含めた近代北海道の歴史を学びたいという願いを(かじる程度ではあったけど)叶えられ、充実の旅でした。
初日の小樽市観光と翌日の野幌森林公園(開拓の村&博物館訪問)【こちら】を2つの旅行記に纏めました。共々ご覧いただけると嬉しいです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
おはようございます。グリッズプレミアムホテルの部屋から見下ろす朝の小樽はまだ曇り空。
1日目の旅行記はこちらです↓
https://4travel.jp/travelogue/11864225 -
ただ、天気は回復する予報だったので前向きな気持ちで出発し、みやこ通りアーケードを歩いて駅へと向かいました。
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レトロな風情の港町小樽、いい印象の街でした。行けなかった見所がまだあるし、再訪の機会がありそうです。
JR小樽駅 駅
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札幌で乗り換えて新札幌駅で下車し、コインロッカーに荷物を入れてから向かった先が野幌森林公園。最初に開拓の村に入ります。
北海道開拓の村 美術館・博物館
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どんどん晴れ渡ってきて、しかも紅葉も見事で嬉しい!
札幌停車場(だった建物)の入口を抜けて左手にある洋館は開拓使札幌本庁舎。ドーム屋根上の旗の星印が格好よかった。 -
その隣が、載せた写真は逆光で色が出てないけど、淡いピンクがおしゃれな浦河支庁庁舎。
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イチオシ
支庁の窓から先ほど入った緑と白の開拓使札幌本庁舎を振り返った写真。
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中の展示品を通じて明治前後の北海道開拓の歴史を学びます。
これは国勢調査への協力を求めるポスター。昔の役所は威厳満々だったんだね。確かに、国(地域)を治める組織としてある程度の強さは必要だよなぁ(今は逆に弱腰過ぎないかなぁー)と考えてしまった。 -
昔の建物を復原展示する施設としては、東京時代住んでいた小金井市にあった「江戸東京たてもの園」を思い出すけど、開拓の村はその倍以上ありそうなスケール。
50ヵ所以上の建物が点在しているので、どんどん見て回りましょう。 -
昨日観光した小樽の旧新聞社の石造建築。どっしりとした外観で、どことなく大陸的な装い。室内には当時の新聞製作機械等が飾ってありました。
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市街地エリアの中央通りは線路が敷いてあり、馬車鉄道が再現?されています。ただ、トラブルがあったらしく運休中で走ってなかった。
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右手は交番、左奥は中学校。ちなみに交番の前に立っているマスク顔の巡査さんは本物のひとです(蝋人形が展示してある建物もあるので・・・)。
交番前で巡査さんと並んでの記念写真を撮らせてもらいました。 -
全部の施設を丁寧に回ることはとてもできず、主要な建物を選んでの散策。訪ねたい建物を予め絞り込んでいたんだけど、わりと評判のよかった広瀬写真館に入り忘れてちょいと残念。
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道北の中頓別にあった雑貨屋の渡辺商店にて。懐かしい雰囲気に包まれています。
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イチオシ
紅葉とレトロ建築の壁を絡めた1枚。陽光を浴びて煌びやかな情景が撮れた。
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郵便局、商店、理髪店、工場などなど様々な建物を復原してある市街地エリアを一通り見終えて、もう少し先まで足を延ばしてみることに。
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農村エリアに入りました。ソーケシュオマベツ駅逓所という官設の宿場(今で言う道の駅のようなものかな)で、旅人や郵便物、荷馬車などを受け入れていた役割だったらしいです。
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駅逓所の一場面を再現した内部の様子。これも結構リアルな作りだったですが・・・
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もっとすごかった(ほとんど本物と見間違えた)のが馬屋の方。馬が生きているかのようだった。柵の中を覗いたらどーんと現れてもうびっくり。
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次の博物館見学にも時間をかけたかったので駅逓所で引き返すことにし、漁村エリアへ。
道路の先には開拓使札幌本庁舎のドームがちらり(ここでのアップが表紙写真でございます)。 -
漁村エリアの見所は、祝津から移された青山家漁家住宅(青山家元場)。昨日まさに訪ねた祝津繋がりで、是非見たいと思いながらの訪問でした。
祝津の港近くに大正期に建てられた本邸にあたる元場の建物を平成2年に移築・復原したもの。堂々とした佇まいです。 -
写真の主が、にしん漁で成功し元場や祝津に残る青山別邸という立派な邸宅を建てた青山留吉さん。
山形県遊佐町青塚から北海道に渡り雇漁夫から身を起こした人物で、15もの漁場の権利を得て巨万の富を築いたサクセスストーリーの主人公。
以下のサイトが興味深く書いてあります。
https://www.histrip.jp/171115-hokkaido-otaru-5/ -
玄関を入って右側の質実豪華な住居部も目を奪われたけれど、左手の作業場の大きな空間から当時の繁栄のすごさが窺えました。
ちなみに青山別邸の「別邸」は、この元場の建物(住宅)が本邸に相当しそれと区別するため名付けられた呼び名なんだとか。 -
元場が現役だった時代には、たくさんの人達が出入りし寝泊まりして活気に満ち溢れた空間だったんだろうね。北の大地の栄枯盛衰を垣間見たような気がしました。
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紅色やオレンジ色の樹木と青空のコラボがとってもいい感じ。
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イチオシ
予想以上に見応えあった開拓の村の紹介はここまで。食堂や売店を覗いてからバスで博物館へ。
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1971年にできた北海道開拓記念館をベースに、より充実した博物館へと生まれ変わって2015年に再オープンした、通称「森のちゃれんが」です。
あいにく長寿命化工事のためにレンガの外観はまったく見えず・・・北海道博物館 美術館・博物館
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残念な外観とは裏腹に、中の展示はとても充実したもの。「北と南の出会い」と銘打ったプロローグエリアのマンモスゾウ(北から来た動物)とナウマンゾウ(南から来た動物)の骨格標本が向き合う姿にまず感動し、その後も感心の連続でした。
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古代から現代、地形地質などの自然から人々の暮らしを中心とした文化まで、幅広いテーマを分かりやすく展示してある博物館でした。
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「アイヌ文化をより真面目に学んでみたい」との動機から今回訪問してみた訳ですが、素人レベルでの見識習得ながらその目的を(そこそこ)達成できたと思っています。
煌びやかな黄葉の眺めを見つつ、バスで森林公園を後にしました。 -
今回の北海道旅行はこれでほぼ終了、快速エアポートに乗って新札幌から新千歳空港へ。
新札幌駅 駅
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お土産を買って昼ごはんを食べてから、ラウンジで飛行機の搭乗時間を待ちます。秋らしい景色に出会えて北の歴史や文化を学ぶことのできた、楽しい秋旅でした。
新千歳空港 空港
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こんな感じで新千歳を飛び立って帰ったんだよ、という写真をラストに載せますね(もちろん、我々の搭乗機ではありませんよ)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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