
2022/11/27 - 2022/11/27
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実結樹さん
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姫路には2ヶ月前にもツアーで来ているのですが、その時の滞在はわずか120分。
お城をざっとかすっただけで、周辺観光地も姫路グルメも素通り状態でした。
で、今回、11月に一番雲海が発生しやすい備中松山城に来たついでに、丁度紅葉時季の「好古園」「書寫山圓教寺」「西の丸」、そして「あなご飯」などの姫路グルメをリベンジしました。
ここでは、その中でも紅葉の名所「書寫山圓教寺」の探訪記です。
ロープウェイで上った先のお寺なので姫路城よりも若干紅葉は早く、11/27ではちょっと遅かったかな~という感じでした。
又、日曜日とピーカンが重なり、駐車場待ちのマイカーの大渋滞に嵌り帰りのバスは超遅れてやって来ました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【2022/11/27(日)】快晴
07:40 初泊の「ダイワロイネットホテル」をチェックアウト。
07:50 今夜のお宿「ホテルモントレ姫路」に荷物を預けます。
連泊は楽ですがそれでは面白くないのでお引っ越しです。ホテルモントレ姫路 宿・ホテル
-
この日は午前中「書寫山圓教寺」の紅葉を見に行きます。
「神姫バス姫路駅前案内所」の営業は平日は
08:00~20:00ですが、土日は
08:00~18:00です。
なので、昨夕姫路駅到着時には間に合わず、
乗車券は今朝の購入になりました。 -
「しろのまちめぐり2DAYきっぷ」は1,600円。
車内では買えないので予め案内所で購入しておきます。 -
この切符は「圓教寺」に行くなら絶対お得。
①神姫バスの以下の区間が2日間乗り放題
・姫路駅~220円区間
・8系統「姫路駅⇔書写山ロープウェイ」
②書写山ロープウェイ1回往復乗車券
③姫路城ループバス1回乗車券
④乗車券提示で以下の施設が割引
・姫路城
・姫路文学館
・姫路市立美術館
・書写の里美術工芸館
書写山の往復バス代とロープウェイ代がセットになった乗車券もありますがそれは1,420円。
2DAYきっぷはそこに180円プラスするだけで2日間市内バスの220円区間が乗り放題だったので、一泊以上の滞在で姫路を旅するにはとても便利です。 -
08:15 10番乗場から書写山ロープウェイ行きの8系統のバスに乗車。
概ね1時間に3本、毎時 15, 35, 55分に出ています。 -
25分の乗車で、
08:40 「書写山ロープウェイ」バス停着 -
乗場まではEVもあります
-
08:45 ロープウェイに乗り込みます。
毎時 00、15、30、45分に出ますが、繁忙期だったので臨時便も出ていました。
普通に購入すると片道600円、往復1,000円。
やはりバスとのセット券は断然お得です。 -
1958年(昭和33年)に開通しましたが、それまでは歩いて登るしかなかったそうです。
2018年にリニューアルされています。 -
全長781m、高低差211mを「山上駅」まで4分で駆け上がります。
書写山の標高は371m。 -
「一隅を照らす(これすなわち国宝なり)」
という天台宗開祖:最澄の聖語を刻んだ石碑。
この先をさらに少し行くと、 -
志納所(料金所)があります
-
中学生以上:500円
小学生 :300円 -
「摩尼殿」までの上り坂をマイクロバスで往復する場合は「特別志納金」として1,000円になります。
歩くと約1km、25分との事。
途中の参道は「西国巡礼の道」と称され、西国三十三所の各札所の本尊を表した銅像が設置されているそうです。
精進料理が頂ける「壽量院」、
正門「仁王門」などの見所も有るというのでいつもの私なら歩くところですが、
午後も予定が詰まっているし、何せ朝から体調もイマイチ思わしくないのでバスに乗ることにしました。
08:50 それなりの人数が集まり次第出発です。 -
往きは概ね上り坂ですが最後は結構急な下り坂があります
-
08:55 5分ほどで「摩尼殿」の下に到着。
車で5分って結構あるよね。
ここからは未だ少し歩きます。 -
右手にあった「圓教寺事務所」。
寺務所じゃあないんですね。 -
「摩尼殿(まにでん)」到着。
紅葉の名所とのことですが、少し遅かったようでかなり散っていました。
お天気が良過ぎて写真には影ができてしまいます。 -
摩尼殿は、山間に迫り出すように建ち、
清水寺の本堂と同様「舞台造り」が特徴です。
この堂ができる前、性空上人(しょうくうしょうにん)が天人が桜樹を礼拝するのを見て、根の付いた生の木の幹に観音像を刻んだことから、岩山の中腹の舞台造りとなったそうです。 -
東脇の階段から「摩尼殿」に上ってみます
-
舞台になっている回廊
-
上から見下ろします。
この辺りは未だ紅葉が残ってますね。
下方左手に見える建物は、 -
「はづき茶屋」で、うどんなどの軽食が食べられます
-
「摩尼」とは梵語の如意のこと。
じゃあ「如意」って?
マッ、いっか・・ -
西国三十三霊場の第二十七番札所です。
はるばると のぼれば
しょしゃの
やまおろし
まつのひゞきも
みのりなるらん -
書寫山圓教寺は、966(康保3)年、性空上人によって開かれた天台宗の修行道場で “西の比叡山” と呼ばれています。
-
お守り等
-
国指定の重要文化財「四天王立像」が安置されています。
-
御朱印ならぬミニ卒塔婆みたいな・・?
-
次に、摩尼殿の後ろを通り「三つの堂」エリアまで行きます
-
前を行く人達、しっかりハイキングスタイル。
ロープウェイを使わずに麓から登って来たのかな? -
「大黒堂」近くの紅葉
-
公孫樹も青空に映えます。
この道すがら「大仏」が在ったというのですが見落としています。 -
5分ほどで三堂宇がコの字型に並んでいるエリアに到着。
向かって右側の「大講堂」は、圓教寺の本堂にあたるお堂で、本尊の釈迦三尊像が安置されています。 -
僧侶の学問と修行の場で、現在の建物は室町時代中期に再建されたものです。
-
左側の「常行堂」
本尊は阿弥陀如来で、僧侶が常行三昧(ひたすら阿弥陀の御名を唱えながら本尊の周りを回る修行)をするための道場でした。
こちらも室町時代のもの。 -
2003年公開の映画『ラストサムライ』で、トム・クルーズと渡辺謙が挨拶を交わすシーンは、この「常行堂」で撮影されました。
私、見てないからイメージ湧かないけど・・
トム・クルーズは宿泊した神戸のホテルからヘリで圓教寺に通ったそうです。 -
正面の「食堂(じきどう)」は、後白河法皇の勅願により創建されました。
現在の建物は室町時代のもので、僧侶の学問・寝食の場でした。 -
2階建てで長さが約40mあり、別名「長堂」とも言われます。
-
「書写山」らしく1階では写経ができます。
お寺のパンフの写真では経机に座布団ですが、今は椅子とテーブルですね。 -
般若心経 1,000円(90分程度)
花びら写経 300円(20分程度) -
ユーモラスな鬼瓦や鯱の展示
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多宝塔
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旧摩尼殿書写塗飾り柱。
書写塗りは150年前に一旦途絶えた幻の漆塗りだそうです。 -
御朱印
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2階に上がってみます
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薬師如来、日光・月光両菩薩、十二神将、大日如来、阿弥陀如来などの諸仏や鬼瓦が展示されています
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不動明王
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食堂2階から大講堂を見ます
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梁・骨組み
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大講堂裏の「弁慶の鏡井戸」
武蔵坊弁慶が少年期にこの寺にいたという伝説があります。 -
三つの堂エリアから更に奥にある奥之院の「開山堂」。
1007年に性空上人が世を去った後、弟子が創建したと伝えられています。 -
ここでは珍しいチベット語の御朱印が頂けます。
インドのチベット寺院で修行を積んだお坊さんが書かれているそうです。 -
開山堂前の重要文化財「若天護法堂」「乙天護法堂」。
創建以来、圓教寺をお護りしている神社です。 -
その隣の「不動堂」
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奥之院で引き返します
-
陸に生える珍しい藻「スミレモ」
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往きは下の道を来ましたが、帰りは上の道です。
巨大な杉は樹齢約700年。
樹高35m、幹回り8.4m。 -
帰りもシャトルバスに乗ってロープウェイ山上駅まで戻ります。
ホント、バスがあって助かりました (^^; -
降車場近くの「慈悲(こころ)の鐘」は誰でも撞けます
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10:13 そろそろ団体さんも集まり始めてくる時間です
-
今年2022年春にロープウェイの山上駅隣にオープンした、「ミオロッソ書写」
山内にトイレは見当たらなかったのでここの綺麗なトイレを使ってから出発するといいと思います。 -
展望デッキ
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播磨平野を一望できます。
お城は見えませんが眼下は姫路の市街。
見通しが良ければ明石海峡大橋、淡路島、小豆島、四国までも見えるそうです。 -
10:30 山上駅発
未だ午前中の早い時間なので下りの便はガラガラでしたが、すれ違う上り便は満員でした。
08:50に往きのロープウェイを降りてから
10:30の帰りの便に乗るまで、山上に居たのは約1時間40分でした。
山上のマイクロバスを使うかどうか、
その他、座禅・写経・精進料理等・・其々の見方・参拝の仕方によっても違うと思いますが、概ね2時間有ればざっと巡ることができるのではないでしょうか・・ -
いいお天気です
-
行く手に見える広場は何かのイベントスペースだと車内アナウンスで聞いたのですが、一年も経つとどうしても思い出せない (u_u)
旅行記はやはり直ぐ書くべきですね・・ -
10:34 麓の駅に到着。
11:30に予約してある市内のランチの都合で、
10:35発の帰りのバスに乗りたいとダッシュでバス乗り場に向かったのですが、 -
予定していたバスが着いたのが40分遅れの
11:15なのです。
今日は日曜日でもあり、駐車場に入れない一般車の車の渋滞の列に嵌って、そこまで来ていて見えているのにバスが進まない・・
やっぱ、土日に観光というのは大変です。 -
バスの優先レーンなどの配慮は無いんですよね
-
寺域31haを誇る「西の比叡山」といわれる古刹の大寺院です。
平安時代から天皇家や公家・武家の崇敬が厚く、殆どが重要文化財に指定されています。
姫路市内からはちょっと離れていますが、お昼を挟んで一日かけてじっくりと参詣してみるのもいいかも知れません。
宿坊も有るみたいです。 -
お昼は5人以上であれば山内の塔頭:重要文化財「壽量院」で幻の書寫塗りの器で精進本膳料理も頂けます。
(5,000円 or 10,000円、4月~11月、木曜休)
残念ながら私のようなお一人様は望むべくもありません (>_<、
で、このあと予約時間を少し遅刻してお城の北西角の「姫山茶寮」でランチです。姫山茶寮 グルメ・レストラン
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