2023気になる列車とペンキを見に行こう！vol.5（あいの風とやま鉄道４１３系とやま絵巻編）

2023/08/08 - 2023/08/12

毎年夏は「気になる列車」シリーズ。たしかに実物の列車も気になるのですが、最近はホームに残るペンキの跡も気になっています。台風がやってきたので前日の夕方から距離を稼ぐ作戦にしたため、直前で旅程をだいぶ変更しました。最近話題の列車たちを無事に追いかけることができたのでしょうか。内容を忘れないよう総集編を先に上げています。

https://4travel.jp/travelogue/11846264

当初は地鉄に乗ろうかと考えていたのですが、あいの風が環境に配慮したモーターや運転台を装備していない中間車両を新製するらしいので、環境に配慮していないモーターや運転台を装備した先頭車両に乗って、ペンキの宝庫北陸本線を巡ることにしました。

きっぷ：青春１８きっぷ＋北陸おでかけtabiwaパス
旅程概要
08.08：西熊本～防府
08.09：防府～西広島～大阪～清洲～富士
08.10：富士～洗馬～松本～南松本～東三条～直江津
08.11：直江津～松任～糸魚川～市振～糸魚川～金沢～南彦根
08.12：南彦根～新今宮～大阪～倉敷～西熊本

エリア 立山黒部(富山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2023.08.11　直江津
朝５時、直江津駅にやってきた。

直江津駅 駅

2023.08.11　直江津
北陸本線がまだ元気だった頃の名残。

2013.08.12　直江津
要衝、ということばが良く似合う直江津。各方面から味のある列車が集まって何度もここで乗りかえた。

2023.08.11　直江津
ん？ＰＣって？

2023.08.11　直江津
ん？サロンって？

2023.08.11　直江津
現代の北陸本線直江津口の顔は、デッドセクションもどこ吹く風の単行キハである。

2023.08.11　直江津
ついこないだまで電源をガンガン切り替えながら雪の中を突っ走ってた電車特急は、残念ながらもうやってこないのだ。

2023.08.11　泊ゆき普通列車車内
とはいえ、海岸沿いの景色は今も昔もかわらない。

2023.08.11　泊ゆき普通列車車内
ついでに言うと、トンネルの多さももちろん変わらない。

筒石駅 駅

2023.08.11　泊ゆき普通列車車内
野菜ジュースを突っ込むのが私の旅の“鉄学”である。

浦本駅 駅

2023.08.11　泊ゆき普通列車車内
道路が海に張り出すと親不知海岸。

2023.08.11　泊ゆき普通列車車内
列車は富山県に入った。

越中宮崎駅 駅

2023.08.11　泊
泊からはあいの風の５２１系に接続する。

泊駅 駅

2023.08.11　泊
同じホームを使ってローカル列車を乗り換える駅となってしまった。これが新幹線開業後の現実である。

2023.08.11　金沢ゆき普通列車車内
富山平野には工業都市が点在する。千鳥停車で対応していた。

入善駅 駅

2023.08.11　金沢ゆき普通列車車内
黒部川を渡る。

2023.08.11　金沢ゆき普通列車車内
地鉄電車の築堤をアンダーパス。朝から強い日差しで、パラソルが水田の緑に映える。

2023.08.11　黒部
黒部に到着！おっ、さっそく「北越」があったね。

黒部駅 駅

2023.08.11　黒部
次の電車がやってきた。

2023.08.11　黒部
あいの風が忌み嫌う「環境に配慮していないモーターや運転台を装備した先頭車両」がやってきた。先が見えた４１３系だ。

2023.08.11　黒部
おぉ、「雷鳥」！くっきり！

2023.08.11　黒部
「とやま絵巻」というアタリなのかハズレなのかいまいちわかりにくい車両だ。

2023.08.11　黒部
まぁ、引退間際なのでバシバシ記録しておこう。

2023.08.11　黒部
タネ車が急行形であるため、この屋根まわり。

2023.08.11　黒部
私が把握している限りは朝の１運用に減ってしまった。

2023.08.11　黒部
「北越」「雷鳥」「白山」の３点セット。

2023.08.11　黒部
さぁ、乗ろう。

2023.08.11　黒部
「北越９号」や…

2023.08.11　黒部
「雷鳥２５号」といった号数指定は千鳥停車の中間駅ならでは。だがしかし、困ったことに私の手元にある平成７年の時刻表では、たしかに２５号は新潟ゆきなのだが、魚津停車で黒部は通過である。ちなみに「北越」は７号までしかない。いつ頃のだろう？

2023.08.11　黒部
その「雷鳥」や「北越」をかわしながら走っていた４１３系も、定期運用は終焉間近となってしまった。

2023.08.11　黒部
もう特急は来ないので、普通列車はマイペースで走れるのだ。

2023.08.11　黒部
高岡まで１時間弱だが、久しぶりに北陸本線ごっこをしようか。

2023.08.11　高岡ゆき普通列車車内
車内は近郊ボックスが並び、天井は分散クーラーが並ぶ。ラッピングが施されているため、残念ながら景色は見れない。

2023.08.11　高岡ゆき普通列車車内
環境に配慮していないモーターや運転台を装備した先頭車両。

2023.08.11　富山
富山で小休止。おぉ、モハ！

富山駅 駅

2023.08.11　富山
交直流電車らしいにぎやかなパンタグラフまわり。

2023.08.11　富山
ヘッドマークも準備された「とやま絵巻」。

2023.08.11　富山
そろそろ発車だ。

2023.08.11　富山
モハ８５系との並びもいつまで見られるか。

2023.08.11　高岡ゆき普通列車車内
ステップのある両開きのドア。冬場は手で開けてね。

2023.08.11　高岡ゆき普通列車車内
神通川を渡る。

2023.08.11　高岡
高岡に到着。タネ車は昭和３０年代につくられている。松任工場の名も、歴史の中に葬り去られるのだろうか。

高岡駅 駅

2023.08.11　高岡
もういい加減に最後だろうか。いや、また来るかもしれない…

2023.08.11　高岡
５３５Ｍの発車シーン。音で楽しもう。

https://www.youtube.com/watch?v=H9bfrLk9RNQ

2023.08.11　高岡
氷見線・城端線向けキハ４０形・４７形が大量にストックされている高岡駅。氷見も城端も乗りつぶしがてら１度だけしか行ったことがなく、編成両数表をみてキハ５８に乗ったため、これらに乗ったのは、新高岡までのわずか１度だけである。

2023.08.11　高岡
北陸本線の上りホームを探すと…おぉ、１２系！

2023.08.11　高岡
おっ、もっとくっきり！

2023.08.11　高岡
んー読めない！

2023.08.11　高岡
高岡からさらに西へコマを進め…

2023.08.11　石動
石動で降りる。おっ、「加越」じゃないか！

石動駅 駅

2023.08.11　石動
赤い文字でうっすら「雷鳥」と書いてある。

2023.08.11　石動
次の列車までホームをうろついていこう。

2023.08.11　石動
これは「しらさぎ」「白山」だね。

2023.08.11　石動
おぉ！急行「立山」！

2023.08.11　石動
うっすら「快速」と書いてある。急行を特急に格上げしたり快速に格下げしていた。

2023.08.11　石動
「しらさぎ６号」に「加越」。

2023.08.11　石動
「加越」はさまざまな色のバリエーションがある。

2023.08.11　石動
続いて下りホーム。「雷鳥」「北越」に…赤いところを拡大すると…

2023.08.11　石動
うっすら「白鳥」と書いてある。神保町で２００円くらいで買った昭和５８年の時刻表によれば、福井発着便の「白鳥」が石動に停車していた。

2023.08.11　石動
日本海縦貫線のエース「白鳥」や愛称付き急行が見つかって、来てよかった石動。

2023.08.11　石動
往年の特急列車の痕跡に見守られ、ＩＲ車が発車する。

2023.08.11　石動
４１３系の金沢乗り入れがなくなったので、県境区間は５２１系のみとなってしまった。

2023.08.11　金沢
金沢に到着！「しらさぎ６号」が停車中。

金沢駅 駅

2023.08.11　金沢
さっそく北陸本線上り特急が発着する１番線。うっすらだが「日本海２号」１号車かな？

2023.08.11　金沢
北陸特急最後の夏。かわゆい６８１系先頭の堂々増結１２連「サンダーバード１６号」が「しらさぎ６号」の６分後を追いかける。特急街道らしいダイヤだ。

デジカメ
https://www.youtube.com/watch?v=TmqKhXs7By8
携帯
https://www.youtube.com/watch?v=K8eEYWLACr4

2023.08.11　金沢
特急１号車。これはくっきり見える。

2023.08.11　金沢
読めるかな…臨時特急？

2023.08.11　金沢
たぶん漢字で「能登」って書いてあるんだろうと思う。

2023.08.11　金沢
「ゆぅトピア」だ！関西と和倉温泉を直結したリゾート特急が設定されていたのも今や昔、いろんな都合で２回の強制乗り換えと大幅な値上げが強いられる。

2023.08.11　金沢
心の目で読んでいただきたい。これは「トワイライト」だ。

2023.08.11　金沢
支線の遜色特急だけでも残るのか？

2023.08.11　金沢
おぉ、これは読みやすい。「日本海１号」９号車。函館ゆきだね。３号もあった。

2023.08.11　金沢
４番線から「花嫁のれん」が走り去る。キハ４８形の遜色特急だが、きちんとしたコンセプトがあり、どっかの島のように乱立しているわけではないので人気は高いのだろう。

2023.08.11　金沢
その切り欠き４番線は七尾線ホーム。これは「能登路」かな…こんな感じでつぶされているが、まだ読める。黒部、石動、金沢と巡ったが、電源をガンガン切り替えながら雪の中を突っ走り続けた列車たちの痕跡を見つけることができた。いま話題の特急でも眺めて引き続き気になる駅を探していこう。

この旅行記へのコメント （2）

• 毛利慎太朗さん 2023/12/01 17:41:55

  分散クーラー

  とのっちさん、いつもラインでどうも。
  この次も413（ま～一部455ですけど）ですが、こちらにコメントを寄せさせてください。
  動機は「分散クーラー（AU12とかいうんでしたっけ）」の造形美にうっとりしたところです…やはり自分はつくづく鉄道ファンなのだな～と…交流パンタのじゃらじゃらにたまに目が行ったりする、ずぶん（敢えて誤字）がいたり…
  昔はでっかりライトの455がくるとあたり、413はハズレ…みたいな感じでしたが、今はそうも言ってられないんですかねえ～
  だったら419系はどうなのかな～外観は583の原型車だと「あたり」、食パンだと「ハズレ」…シートはどっちみち「あたり」な気もしますがね～
  「とやま絵巻」のモケットは「緑」なのはちと違和感ですかね～確か茶色だったような。
  
  その他、下を向いて歩こうも静岡並みに絶好調ですね。
  「サロン」→サロンカーなにわ、とか。
  12系があるみたいだからなんとなく。
  
  毛利慎太朗

  とのっちさん からの返信 2023/12/02 22:45:39

  RE: 分散クーラー

  毛利慎太朗さま
  
  こんばんは。こちらこそ、いつもありがとうございます。
  
  分散クーラーにうっとりとか、写真を撮った当事者よりもビョーキが進んでいますね。ほめことばです。交直流のパンタまわりがお好きですか。そうですか。がんばって次も書きます。いかんせん関西から九州に帰ろうと思ったら、途中で電源変わるので…（笑）それにしてもさすが東北の方ですね〜クハサロサハシは４５５形ですが、九州や北陸ならあずき色の急行電車を見ると識別帯がなくてもつい４７×系と言ってしまいます。原形でも切妻でもふかふか特急ボックスは座れればアタリ、混雑していたら詰め込みきかないからハズレ、急行形は中アタリ（？）、４１３系はハズレでしたね。金沢から長浜ゆきとかで４１３系にあたった日にゃ、おいおいマジかよ…なんて贅沢な悩みでした。今の５２１系のほうがうんと快適です。トキめき鉄道の観光急行につきましては、ぜひ東日本のみなさま方お誘いあわせの上ご乗車ください。
  
  そうでした！北陸ローカルといえば暖色系モケットのイメージでした。「とやま絵巻」は３色なんです。１両ごとに違うのは、晩年の東北ローカルと同じですね。ただ、赤系はとやま絵巻にはありません。ホント北陸本線は特急街道の痕跡がたくさん残っていますので見ごたえがありました。富士駅も小さい頃に読んだ子ども向けの本を見返しているようで楽しかったです。
  とのっち