2023/09/27 - 2023/09/28
364位(同エリア1332件中)
SRさん
この旅行記のスケジュール
2023/09/27
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船での移動
金谷港(11:20)→久里浜港(12:00)くりはま丸
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電車での移動
久里浜(12:24)→逗子(12:44)横須賀線・逗子行
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電車での移動
逗子(12:53)→鎌倉(12:57)横須賀線・君津行
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電車での移動
鎌倉(13:18)→鎌倉高校前(13:38)江ノ島電鉄・藤沢行
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電車での移動
鎌倉高校前(13:52)→藤沢(14:09)江ノ島電鉄・藤沢行
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電車での移動
藤沢(14:17)→平塚(14:28)東海道本線・熱海行
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電車での移動
平塚(15:01)→小田原(15:16)湘南新宿ライン特別快速・小田原行
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電車での移動
小田原(15:26)→熱海(15:49)東海道本線・熱海行
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電車での移動
熱海(15:57)→伊東(16:22)伊東線・伊豆急下田行
2023/09/28
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電車での移動
伊東(13:45)→来宮(14:06)伊東線・熱海行
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電車での移動
熱海(15:26)→大船(16:31)東海道本線・宇都宮行
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電車での移動
大船(16:38)→逗子(16:49)湘南新宿ライン・逗子行
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電車での移動
逗子(16:51)→久里浜(17:12)横須賀線・久里浜行
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船での移動
久里浜港(18:15)→金谷港(18:55)くりはま丸
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この旅行記スケジュールを元に
今回は「じゃらん」から頂いたポイントを消化して、伊東で一泊する旅になります。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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徒歩で東京湾フェリーに乗船。
この絵、乗り場のどこかに掛かってますから見つけてみて。東京湾フェリー (金谷港発) 乗り物
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最初は軽のオープンカーを借りて伊豆スカイラインを走ろうと思っていたのですが、夏の暑さが異常に長引いたり、机の角に足をぶつけたりして出不精になり、レンタカーを借りることすら億劫になってしまいました。
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とはいえ、今回は久しぶりにバイクにも車にも乗らない泊まり旅。
折角なので、バイクではできないことをしようと思いました。 -
第一に、計画通りに行こうとしない。
バイクと違い、公共交通機関は乗っているだけで何処かへ連れて行ってくれます。今回はこの放浪感に身を任せて、なるべく気分と思いつきで行動したいと思います。 -
第二に、物事の成否を気にしない。
旅は、自由な気分のためにするものです。そもそも計画を気にしない時点で成功も失敗もないのですが、今回は成り行きに任せて、なったものはそれが正しいと考えることにします。 -
イチオシ
何か特別なことのように言ってますが、むしろ以前に戻っただけかも・・・。
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しかし自分の車両を管理せずとも良く、自分と身の回りの荷物だけで完結するというのは・・・こんなにも楽で身軽なものなのか。
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鎌倉で乗り換えて、江ノ電に乗りたいと思います。
目的地に着くにはJRの方が早いのですが、ここは寄り道気分を優先します。鎌倉駅 駅
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遠足の小学生で満員の電車に乗り、鎌倉高校前へ。
鎌倉高校前駅 駅
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江ノ電と江ノ島。
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鎌倉高校前駅。
この前の道を何度となくバイクで通りましたが、この湘南の海が見える舞台のような駅のホームに、いつか立ってみたいと思っていました。 -
降り注ぐ光の筋がよく見える。
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もう10月が近いというのに、夏のような日が続きます。
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自分の中でそうならそこが聖地。旅なんてそれで良いのです。
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ついでに、有名な踏切がここにはあります。
これほど多くの人が、佇んでいたいと思うほどの場所らしい・・・。スラムダンク踏切 名所・史跡
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油断してサングラスをしなかったことを後悔です。
駅前をほんの数分歩いただけで、翌朝までずっと眼がショボショボしました。これは、本当に秋なのだろうか・・・。 -
では、終点の藤沢まで行きましょう。
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再びJRに乗り、平塚で降ります。
目的は「老郷」のタンメン。
麺は、細いのにモチッとしている。
スープはあっさりなのに濃く、一口目は酸味を感じるほど昆布の出汁が効いていて、ワカメと一緒に食べるとなお海の味が口一杯に広がった。
タンメン 800円老郷 本店 グルメ・レストラン
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小田原は小田急の駅に来ただけなので、JR小田原駅は初。
小田原駅 駅
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伊東駅に到着。
自力で来るのは初めて。伊東駅 駅
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駅前のビルに抜け道があって、早速ダンジョン気分。
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温泉街のアーケードを歩く。
湯の花通り キネマ通り 名所・史跡
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手書きが良いね。
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窓の手すりが洒落ている。
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セピア
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比較的新しそうなカフェの壁アート。
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今日オレ「あそこ」行くから。
えっ?何処ですか「あそこ」って。 -
勿体ぶらずに教えてくれたって良いじゃないですか~あそこって、一体何処なんですか!?
だから~言ってるじゃないか、あそこって言ったらあそこだよ! -
何この茶番・・・。
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ここは「千鳥足ロード」と名前をつけたい。
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温泉街に流れる、小川。
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夕暮れの空に燦然と映える「ハトヤ」の文字が。
イトーにゆくならハ・ト・ヤ でーんーわーはーヨイ~フロ
これって野坂昭如の作詞なんだそうです。初めて知った。 -
私は「伊東園ホテル別館」にチェックイン。
伊東園ホテル別館 宿・ホテル
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兎にも角も、温泉宿に落ち着いた。
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もう日が陰ってますが、この遊歩道を歩くには丁度良い時刻。
松川遊歩道 名所・史跡
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う~ん映える。
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これが東海館。
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川面に映える。
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きれい。
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昔の老舗旅館です。
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この無気力・無計画旅のささやかなテーマは、うまい魚。
というわけで「まるたか」にお邪魔して、清水の地酒・臥龍梅を。
伝わってますでしょうか、この普段飲まない酒を飲んで通ぶっている感じが。まるたか グルメ・レストラン
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鯵の南蛮漬け。
もう、お通しからしてレベルが高い。 -
メインメニューの説明文です。
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禁断のうずわ定食
宇佐美漁港で水揚げされるローカルフード、うずわ。
「うずわ」とは、ソウダガツオの伊豆周辺での呼び名。「カツオだそうだ」が語源という説があるように、カツオではなくサバ亜科マグロ族ソウダガツオ属。 -
三等分して、最初は青唐と醤油で。
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次に、青唐と醤油の中に入れてご飯の上へ。
最後に、出汁をかけてお茶漬け。
酒も、魚も満点・・・やっぱり来て良かった伊東。
うずわ定食 1,280円
臥龍梅 790円
お通し 300円 -
ほろ良い加減で帰ります。
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この後は、温泉だ~。
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おはようございます。
本日は9月最後の木曜日です。
一晩経ってようやく、旅の充実した気分が少し、心の底に湧き上がってきました。 -
流石に伊東園、朝食は順番に取っていったらお皿のスペースが無くなるほどの充実ぶり。
しかも、半分の洋食メニューには手を付けていないのです。
ただ、終了時刻10分前にもなるとおばちゃんに片付けられるので、あまりゆっくり食べても居られないようです(笑) -
さあ、チェックアウトして出かけましょう。
今日の予報は暑いですよ、都心33度っておい。 -
まずは、東海館に行きましょう。
東海館 名所・史跡
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各地から集められた大石が置かれた中庭。
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池庭に架けられた橋。
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東海館営業当時の法被。
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娯楽室で使われていた映写機。
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竹を用いた格子の飾り窓から襖に光がさす。
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当時の客室の一つ、蘭の間。
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富士山、帆掛け船、松の組み入れ彫刻がある書院障子。
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客間の一つ、葵の間。
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縁側部分に張り出した付書院。
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火鉢や家具も当時のまま。
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昨晩歩いた川沿いの遊歩道がよく見える。
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当時のまま磨かれた廊下。
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伊東で建造された帆船 San Buena Ventura
以前に御宿に行った際に、サン・フランシスコ号が難破した場所の記念碑を見ましたが、そのとき遭難したドン・ロドリゴら船員たちの帰国のために造られたのが、この伊東で徳川家康の命で三浦按針により造られたこの船だそうです。
250ccバイクをレンタルして房総一周してみた
https://4travel.jp/travelogue/11720704 -
難破船救助の返礼として、フェリペ3世から徳川家康へ送られた真鍮製の西洋時計。
ちなみに日本では江戸時代まで不定時法が使われたいたので、このような定時法の時計は使われなかったらしい。 -
昭和16年10月25日の伊東線の時刻表。東海館の名前で発行されていて、裏面は市内バスの時刻表になっている。
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120畳敷の大広間。
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ここで数限りない宴会が行われたのでしょう、何なら今でも宴会場として使えそうなほど綺麗です。
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当時と変わらないであろう照明。
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当時のお座敷宴席の雰囲気を残そうと、今でもこうしてお酌をしてくれています。
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まさにこんな雰囲気だったのでしょうか。
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う~ん艶やか、温泉ロマン。
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望楼に登りました。
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隣に見える緑の丸屋根のドームは、現在はゲストハウスとなっているかつての老舗旅館「いな葉」のもの。
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昔は今よりもコンクリートのビルも少なく、湯けむり温泉街がきれいに一望できたのだろうと思います。
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では、東海館を後にします。
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重岡建治氏の彫刻が並べられているなぎさ公園へ。
ただこの日は真夏のような直射日光が降り注ぎ、海沿いを歩くにはとても適しない気候。なぎさ公園 公園・植物園
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左の白い建物がサンハトヤ、正面の向かいが宇佐美、右に遠く見えるのが真鶴半島かな。
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初島や、ああ初島や・・・じゃなかったっけ。
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伊東港の白灯台。
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オランダ船リーフデ号に乗って日本に漂着し、三浦按針として250石の旗本となった英国人、ウィリアム・アダムス。歴史上、これほどまでに数奇な人も珍しいと思う。
按針碑・按針像 名所・史跡
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漁れたての魚をいただくために、伊東漁港を目の前に望む「ふじいち」を訪れました。暑い中テーブルで麦茶が冷えてます、というのがまず嬉しい。でも、バイクに乗らない私は生で軽く一杯。
ふじいち グルメ・レストラン
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朝食をたらふく2杯も食べてしまったので、食べたい魚のメニューを単品で注文していたところ、それなら「おまかせ定食」に色々入ってますよということで、お願いした定食。そして生に口をつける前に出てきた刺盛り。
左から、マグロ、タイ、その下にサワラ、サワラの漬け、タチウオ。
地元のスーパーの刺身のパックと、味が全然違うんですけど・・・。 -
新鮮なシラスと、大根の魚肉あえも。
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先程の注文のとき、それじゃご飯は後にしますか?と聞かれたのですが、後からご飯だけが来ても仕方ないし(笑)一緒にしていただきました。
そして、その丼ぶりご飯が、魚よりも先にあっという間になくなりました。
そのくらい、漁港の魚のパワーがすごい。生も、とっくに空っぽに。 -
あら汁も、魚肉のかたまりがゴロゴロと。
昔から、この血合いが好きなんだよな。 -
そして最後に伊東のメインディッシュ。
焼き立ての「アジの一塩」。
カリカリに香ばしく焼かれた魚の、身の繊維が弾けてほどけ、凝縮されたジューシーな旨味が口一杯に広がる。
これが、伊豆の干物の実力か・・・。
おまかせ定食 1,680円
生ビール(グラス)300円 -
もう大満足です。悠々と歩いて駅に向かいます。
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バイク旅で出来ないこと。路地裏探検、駅前のゴチャゴチャ、昼間から酒・・・みんなやりました。
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その代わり、ビーチを未だ見ていません。でも今日は異様に暑いし、何より車やバイクで来た際にするであろうことは、そのときに取っておきましょう。
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一休憩しようと「わかば」へ。
スイートハウスわかば グルメ・レストラン
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夏の味覚「ももサンデー」。
アイスクリームが、ミルクの風味が生きていて美味い!
そして昭和感を醸し出すポッキー。火照った体が丁度落ち着きました。
ももサンデー 680円 -
涼やか。
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そろそろ涼しくなる(べき)季節なので、コーヒー豆を仕入れようと「備屋珈琲」に寄りました。
焙煎の待ち時間に、昔ながらの焙煎機の音と香りを楽しみながら、濃くて冷たいアイスコーヒーを。
漱石ブレンド 910円
冷たい珈琲 500円備屋珈琲自家焙煎工房 湯の花通り店 グルメ・レストラン
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木曜日はお茶屋が閉まっていて残念。あと家用の乾物を買いました。
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伊東駅でかつて使われていた時計。
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日本の老舗温泉街の実力は、侮れないものでした。
ほぼノープランで訪れて、こんなにもリフレッシュできました。
また一人、こうして満たされて帰っていきます。 -
乗ったのは伊豆急3000系「アロハ電車」でした。
来宮駅 駅
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熱海にも寄ろうと思ったのですが、一つ手前の来宮駅で降りました。
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なんで来宮にしたかというと、先程の東海館の展示で、伊東線の0キロポストが何故かここにあるという紹介が気になったからです。
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駅舎は、昭和10年の熱海・網代間の開業時からほぼ変わっていないそうです。
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ついでに熱海の街を歩ければ良いかな、と思っていたのですが途中で「来宮神社」の看板を見つけたので寄ってみることに。
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来宮神社です。
來宮神社 寺・神社・教会
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鳥居をくぐります。
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気分で駅を降り、気分で寄り道。良い感じです。
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本殿です。この左手にカフェのデッキが張り出していて不思議なカンジ。
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来宮弁財天
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鯉が泳いでいます。
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竹の小径に誘われます。
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この夏の日差しに映える緑が爽やか・・・いや秋なんですけど。
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これが御神木の大楠。
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来て良かった・・・ここへ導かれました。
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何かこの前も大楠を見た気がするけど・・・
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あれは大三島の大山祇神社。
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やはり伊豆には、特別な自然の力があるように思えてならないのです。
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天いっぱいに広がるこの大樹。
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こちらは第二大楠。比較しなければこちらも大したものだった。
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坂を下り「宮坂の結び葉」でひと休憩。
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古い家屋や風景が平気で残っている。
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湯前神社
湯前神社 寺・神社・教会
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大湯間歇泉
静止画だと分かりづらいですが、シューッと真上に吹き出しています。大湯間歇泉 名所・史跡
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熱海七湯 小沢の湯
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熱海の街歩きも楽しい。交差点の歩道もこんなですよ。
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一瞬、海が見えました。ああ初島や・・・
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熱海駅です。熱海は、また今度一日かけて歩きたいと思います。
熱海駅 駅
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久里浜に着きました。
東京湾フェリー (久里浜港発) 乗り物
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買った珈琲はこんな感じ。紙で包んであるので、帰りの電車の中ですごいローストの香りが・・・すみません、犯人は私です(笑)
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大船で買った鯵の押寿司を、船内でいただきます。
そして、ちゃっかり伊東で買っていた臥龍梅。
これで寿司をつまみに一杯・・・
というのは嘘で、最寄り駅からの足があるので、お茶です。
臥龍梅 715円
鯵の押寿し 1,085円 -
というわけで、伊東の旅でした。
良いんだろうか・・・こんなに美味しいものばっかり食べて。浜金谷駅 駅
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