2023年　いわて短角牛と九戸城 ◆ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート◆

2023/09/15 - 2023/09/18

ずっとずっと昔のこと、旅行の途中 たまたま寄ったレストランで出合った「いわて短角牛」
当時 名前さえ知らなかった赤身肉。
その旨みにプチ感動し、20年以上 また食べたいと願っておりました。

お泊まりは「たまにはラグジュアリーに浸らせてぇー」と、昨年 安比高原にオープンしたインターコンチネンタルに。

続日本100名城の九戸城（←二戸にあるけど）の城攻めもしてまいりました。

エリア 安比高原(岩手)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

クラウンプラザの看板を過ぎ 金字のANAインターコンチネンタル案内岩を左折すると…。
見えてきたホテルエントランスの車寄せには 何台もの車が滞留。

・・・・・ヤな予感・・・・・

2名のスタッフさんは私たちに気付いてはいるものの、手がまわらないようで しばらく放置。
この後 レンタカーちゃんはバレーサービスでどこかへ運ばれていきました。

輝くドラゴンアイに向かってすすみます。

ＡＮＡインターコンチネンタル安比高原リゾート 宿・ホテル

ドラゴンアイの隣には 南部鉄器ディスプレイ。

うーん、予感的中。
人でいっぱい、ガチャガチャした雰囲気のラウンジ。
3連休だから仕方ないのか、、、

※翌朝撮影

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート クラブラウンジ グルメ・レストラン

なんとかあいている席に案内されたものの、チェックイン手続きはおろか ウェルカムドリンクの声がけもいただけず またもや放置。

スタッフ間の連携ができていないんだろうなぁ。

待ち時間長く チェックインに時間がかかったので、そのままアフタヌーンティーに突入。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート クラブラウンジ グルメ・レストラン

お茶の選択肢が多く、うれしい悲鳴をあげる(^.^)やっちま夫婦。

全38室ある客室がすべてクラブカテなこちらのホテル、ゲストはこのラウンジを朝から夜まで自由に利用できるようです。

腹ごなしに お外探検。

通路を渡り、
（↑細めなため お母さんがおこちゃまに「落ちないで、落ちないでよ、気をつけて！」叫んでいた）

ちょっと和風で なんだかボサっとした (^^;) 庭をバックに、

印象的な建物3つ。
水に浮かんでいるみたい～。

ここで朝食を召しあがっている方もいました。

振り返った先にあるのが客室棟。

そろそろ お部屋にまいりましょう。

入ってスグ、靴箱が設置された 旅館の踏込のようなスぺース。

反対側には 広ーいウォークインクローゼット。

ワタシ、ここに住めるぞ。(笑)

踏込スぺースの隣にはパウダールームと

トイレ。

手洗いシンクがあると わざわざ洗面所にいかなくてすむから便利。

ミニバーの取っ手金具が華やか。

そういえば ロビーラウンジにも民芸品のような美しくてどっしりとした箪笥がおいてあったわ。

ネスプレッソ、ティーバッグはドイツのロンネフェルトが4種類。

ラグもドラゴンアイがモチーフ？

ここを使うことは一度もありませんでした。

窓際にはソファ。

設置場所や角度的にいって このソファからテレビを観ることになるのですが、部屋の広さに対し 少々サイズ小さめ。

奥はウエットエリア。

真ん中にツインシンク、

左側はシャワールーム。

バスアメニティはバイレード。
シャンプーつかったのだけど 使い心地とかの記憶がない…。

スキンケアセットはC.O.BIGELOW.

バスローブ、

そして 右側には檜風呂。

ビューバスでーす！

ＡＮＡインターコンチネンタル安比高原リゾート 宿・ホテル

奥にあるハンギングチェアを見たダンナさん、
「ねぇ、エマニエル夫人みたいな椅子があるよー」

・・・・・ちょっと、というか かなり違うと思う。

アペロタイムになりました。

※お酒の提供があるので 20歳未満の方は利用できません

終了間際にうかがったところ、ラウンジ内ではなく レストランのカウンターテーブルに案内されました。

段差を活用した充電コンセント。

芸がこまかい。

レストランの柱にも美しい苔が。

フェイクグリーンかと思い じっと見ていたら、スタッフさんが「大切にしているのですが、やぱり少しづつ元気がなくなるようで」と。
「おお 生きてるんですね、このコたち。十分キレイだと思います！」

なにをいただこうかなぁ。

やっちまはシャーリーテンプル、ダンナさんは…忘れました。

シェフズプレート。

お代わりドリンクが欲しくてキョロキョロしていたのですが、そこそこ人数はいるのに誰も気付いてくれない。
目配りできる人がいないのです。
ここで「すいませーん」と大声で呼ぶ勇気は私にはないので、諦めてスゴスゴとお部屋に帰ります。

夕食はインルームダイニングで。

「本日はレストランが予約でいっぱいのため お時間キッチリ指定だと難しい」とのことだったので、「19時前後、1時間くらいの間に」とお願いしたら大丈夫となりました。

◆安比牛ビーフバーガー　2,800円

◆ペペロンチーノ　3,500円

少し休憩したら、

木のカホリ漂う檜の浴槽にカラダをしずめ、ハイもう極楽♪

おはようございます。

準備万端で「VIVANT」の最終回を観たら ゆっくりおやすみなさーい、のハズだったのですが、、、
夜中に気持ちが悪くなり、1時間トイレにこもってリバース。(;n´Д｀)

でも なんとか少し眠れました。

プライベートガーデンに出て深呼吸。

温泉大浴場に行ってみようっと。

今日はいい天気になりそう。

3階にあがると フィットネスジムと、

男女入替制の温泉大浴場「岩」と「檜」があり、

それぞれ、内風呂のほか 2つの露天風呂（1つは寝湯）とサウナが。

秋の草花が、さわやかな風にそよぐ露天風呂で気分転換。

ＡＮＡインターコンチネンタル安比高原リゾート 宿・ホテル

リバースの原因は、おそらく食べ過ぎ。
ダンナさんにも指摘されました。

この年になって食べ過ぎとは…。
トホホでございます。

冷蔵庫のお飲み物、もらっていいの？

チェックイン時に各施設の利用時間などが書かれた紙をくれましたが、「それ見てね」ってスタンスなのか、こちらから聞かない限り ホテル側から情報くれない。

外国だね。（笑）

ただいま整備中？の屋上からは

ANAクラウンプラザリゾート安比高原と連絡通路らしきものが見えます。

朝食はレストラン白露SHIRATSUYUで。

まずメインとなるお料理を選びます。

パン・サラダ・フルーツなどは ブフェ台からお好きなものをお好きなだけ。

白露 グルメ・レストラン

昨夜座ったカウンターテーブルがブフェ台になっていました。

ダンナさんオーダーのエッグベネディクトと、やっちまのお粥膳。（←胃袋さんがうけつけてくれそうなのがコレ一択だった^^;)

白露 グルメ・レストラン

お買い物がしたかったのでANAクラウンプラザリゾートの

ＡＮＡクラウンプラザリゾート安比高原 宿・ホテル

ショッピングアーケード コルチナへ。

お粥にそえられた「弁慶のほろほろ漬け」が気に入ったので、自分土産にお買い上げ。

2つのホテルは屋外に出ることなく行き来できますが、クラウンプラザ側からインターコンチにもどるにはカードキーが必要でした。

緑まぶしいピクチャーウィンドウ。

お世話になりましたー。

この旅最後の目的地、九戸城がある二戸市にはいります。

ＩＣおりると見えてきた２つの巨岩。
馬仙峡？

短角亭
https://www.yamacho-meat.com/?mode=f7

短角亭 グルメ・レストラン

ランチは、念願だった いわて短角牛！

◇ロース　1,700円
◇ハラミ　1,080円
◇カルビ　880円

肉々しいけどあっさり、赤身肉だけどやわらかい♪
お財布にやさしい価格は 産地で食べるからかな。

短角亭 グルメ・レストラン

「お腹にたまるものを食べたいけど たくさんはムリ。どうする？」と悩んでいたら、可愛くて親切な店員さんが「ハーフ冷麺・ハーフビビンバ（680円）っていうのがありますよ」と教えてくれました。

これをふたりで半分こ。

ダンナさんの希望でやってきました、二戸市埋蔵文化財センター。（入館料 50円）
http://www.edu.city.ninohe.iwate.jp/~maibun/index.html

九戸城に関する展示だけでなく、

市内遺跡の発掘調査で出土した遮光器土偶や

二戸市埋蔵文化財センター 美術館・博物館

国内最大級、どこか愛嬌のあるクマ形土製品なども。

九戸城御城印を買い、続100名城スタンプ・パンフレットをもらいます。

二戸市埋蔵文化財センター 美術館・博物館

いよいよ城攻めじゃー。

九戸城ガイドハウス。

秀吉による天下統一、最後の合戦場となった九戸城。

九戸一揆時 籠城者の助命を条件に投降した九戸政実でしたが、豊臣軍は城に火を放ち 人々を撫で斬りに…。

九戸城は南部氏の一族である九戸光政が築城したといわれ、

三方を川に囲まれた城跡は この白い崖の上にあります。

九戸城（福岡城）の歴史に興味がある方はコチラで

二戸市
https://www.city.ninohe.lg.jp/info/335

九戸城跡 名所・史跡

後継者問題に勢力争いもからんでモメモメだった南部氏。

対立していた片方、信直は秀吉にしたがって小田原（征伐）に参陣。

もう片方の九戸政実は 小田原北条を降した秀吉による奥羽仕置に反発し挙兵、籠城軍 5千 VS 信直＋豊臣軍 6万の九戸一揆(合戦)勃発。

政実投降後、約束は守られず 武士だけでなく女性も「撫で斬り」にされたようなのです。

九戸城跡 名所・史跡

その後 豊臣風の近世城郭に改修され、名を福岡城と改めて南部氏の本城となった九戸城でしたが、息子の代に本拠を盛岡城にうつし廃城。

二戸駅に隣接する「二戸広域観光物産センター カシオペアメッセなにゃーと」

1階は特産品を取り揃えた物産センター、
（ヒメボタルが飛ぶマンホールカードもらえます）

二戸広域観光物産センター カシオペアメッセ なにゃーと 名所・史跡

2階はレストラン、銀河ダイニングへのへの。

https://dininghenoheno.wixsite.com/henoheno

休みっこセット（650円）と

へのへのデザートセット（900円）で甘いモノ休憩。

ホッコリする♪

展望タワー（展望室）からの眺め。

二戸駅。

二戸駅 駅

「夕食は新幹線でお弁当」の予定でしたが、1軒しかない改札外の売店の弁当は売り切れ、

改札内には売店ナシ。

パンで飢えをしのぎ、上野駅まで。
（↑トラブルで 新幹線東京駅のホームがすべてうまり、つぎの電車が入線できない状態だったため 手前の上野で下車）

二戸駅 駅

食べモノばっかりの、自分土産いろいろ。

ご覧いただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （4）

• puyomushiさん 2023/10/14 09:14:22

  ラグジュアリー注入！

  おはようございます、やっちまさん。
  
  ３連休で人気のあるホテルだと、大混雑なんですね。。。
  でも設えがとても素敵(*^-^*)
  温泉もあって、ゆっくりできる感じです。
  オットさまの、エマニュエル婦人の椅子がちょっとウケました。
  
  体調が悪くなられた時は心配しましたが、無事お目当てのお肉を召し上がれて良かったです。
  今はどこを訪れてもその土地の美味しいお肉がいただける、いい時代だと思います。
  
  遮光器土偶のお顔。
  なにかストレスを感じた日の夜に、一人で眺めてみたいお顔です。
  
  puyo

  やっちまさん からの返信 2023/10/17 18:00:28

  RE: ラグジュアリー注入！

  puyomushiさま　こんばんはー。
  
  ラグジュアリーが嬉しくて、つい食べ過ぎ（飲み過ぎ）てしまい恥ずかしいです…。
  でも、短角牛は美味しかった♪
  自業自得で 少ししか食べられませんでしたけど。(^^;)
  
  > でも設えがとても素敵(*^-^*)
  > 温泉もあって、ゆっくりできる感じです。
  
  見た目ゴージャス！って感じではないのですが、木材や地のものをつかってゆったりとつくられており ステキなホテルでした〜。
  ゲストが集中しても スタッフさんたちがさばけるようになったなら、もっと満足度があがるかと。
  
  > オットさまの、エマニュエル婦人の椅子がちょっとウケました。
  
  夫のなかでは、籐椅子→エマニエルチェアなんだと思います。（笑）
  アレ、アンニュイでココロに残る映画でしたものね。
  
  やっちま

• たらよろさん 2023/10/13 20:31:45

  ちょっと残念…

  こんばんは、やっちまさん
  
  インターコンチネンタル安比高原。
  そんなに人気だったんですかー。
  でも、スタッフが足りないのに、
  それ以上のゲストを取っちゃうのはちょっといただけません。
  今、多くのホテルがその方向になっているみたいだけれど、
  私も石垣島のインターコンチネンタルでは、
  本当に嫌な思いをしました（笑）
  
  でも、食べ過ぎで夜に苦しい思いをされたとのこと…。
  なんとか眠って翌朝はお粥さんで温泉にも入って、、、
  本当に安らぎの時が過ごせたようで。
  良かったです！！
  
  たらよろ

  やっちまさん からの返信 2023/10/17 16:55:01

  RE: ちょっと残念…

  たらよろさま　こんにちは。
  
  たらよろさまのインターコンチネンタル安比高原の宿泊記を拝見して「もしここらへんを旅行できる機会があったら是非泊まってみたい」と思っておりました。
  
  > でも、スタッフが足りないのに、 それ以上のゲストを取っちゃうのはちょっといただけません。
  
  たらよろさまも石垣島のインターコンチネンタルのクラブラウンジではヒドイ目にあわれてましたものね、、、
  インターコンチ安比高原はなんていうか、「今 一歩なのになぁ」って私は思っちゃいました。
  実際 ステキなところもたくさんありましたし。
  連休でチェックイン時にゲストが集中しちゃったことと、フロア全体に目配りして指示だせる人がいないのかな？と感じました。
  
  > でも、食べ過ぎで夜に苦しい思いをされたとのこと…。
  > なんとか眠って翌朝はお粥さんで温泉にも入って、、、
  > 本当に安らぎの時が過ごせたようで。
  > 良かったです！！
  
  ありがとうございます。
  この年になって食べ過ぎなんてオハズカシイ。(^^;)
  ひさしぶりのラグジュアリーに、はしゃいでしまいましたー。（笑）
  
  やっちま