来年2月に帰任するダンナさんから<br />「最後だからこっちに鰻と蟹を食べにおいでよー」とのお誘い。<br />それなら湖東三山で紅葉狩りもしてみたい。<br />その2つをセットにしたお出掛け日程は「紅葉には少し遅いかも？」と思いつつ<br />「想像するだに怖ろしい人出 (^^;)であろう3連休は避けなくてはっ」と、その翌週に計画。<br />予想通り赤は色褪せてしまっていましたが、混雑もなくこれはこれで良かったかな。<br /><br /><br />

2020年　紅葉と、鰻と蟹に誘われて～近江八幡・湖東三山～

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2020/11/28 - 2020/11/30

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2020/11/28

2020/11/29

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来年2月に帰任するダンナさんから
「最後だからこっちに鰻と蟹を食べにおいでよー」とのお誘い。
それなら湖東三山で紅葉狩りもしてみたい。
その2つをセットにしたお出掛け日程は「紅葉には少し遅いかも？」と思いつつ
「想像するだに怖ろしい人出 (^^;)であろう3連休は避けなくてはっ」と、その翌週に計画。
予想通り赤は色褪せてしまっていましたが、混雑もなくこれはこれで良かったかな。

エリア

湖東三山・多賀・東近江(滋賀)

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: 新幹線自家用車

富士山に挨拶、「行ってきます」
いつものように米原までダンナさんに迎えにきてもらい、予約してあった水郷めぐりの乗船場に向かいます。
びわ湖観光(株)
http://www.suigou.com/index1.html
川に（たぶん渡合堰）に信号！？
赤に変わると船はこちら側を航行できなくなり右側の閘門を通るんだって。
通ってみたいぞ。
白い棒は淡水真珠の養殖で使ったものだそう。
琵琶湖で真珠ができるなんて知らなかった～。
上手く撮れなかったけれど、ヨシの根もとには小さくて可愛いカイツブリも。
龍神様。
水深浅く、狭い通路も通ります。

水郷めぐり(びわ湖観光) 乗り物
西の湖。

早春にヨシ焼きをすると、良いヨシになるんだとか。
船頭さんが、「前はよく水戸黄門や剣客商売の撮影をしてたんですよ」と教えてくれた橋。
時代劇・・・今無いよねぇ。
お金かかるわりに視聴率とれないんだろうなぁ。
さみしい。

旧城下町に移動してきました。
近江八幡マンホール。
白壁の土蔵が並び手漕ぎ船が行き交うこの風景が

八幡堀名所・史跡
私の思い描いていた八幡堀。
近江八幡は秀次が築き、安土の人を移住させてつくりあげた城下町。
まずは明治時代に建築された八幡東学校を保存修理し

白雲館名所・史跡
観光案内所として利用されている白雲館に行ってみます。
展示されていた菊花ネズミさん。
なんだかわからなかったけど好き～♪
ダンナさんは「（山麓にある）秀次公像と居館跡の石垣を見たい」と言うので、私はひとり茶屋休憩。

http://taneya.jp/shop/shiga_himure.html
1週間ほど前ヴォーリズ特別室を予約しようと電話してみましたが、希望の時間が取れなかったためこちらにうかがいました。
囲炉裏のお席でいただく、コロンで熱々のつぶら餅。
つぶら餅とお抹茶で710円とお手頃価格なのもウレシイところ。

たねや日牟禮乃舍グルメ・レストラン
八幡山のふもとにある日牟禮八幡宮にお詣りしてからお山に登ります。

https://himure.jp/

願うはひたすら「疫病退散」
境内にあった八幡祭の松明。
こっちは「いつの日にかウサギ年に絶対来てみたい！」と思っているお祭りのひとつ、近江八幡の左義長まつりのものかな？
「ダシ」はその年の干支にちなんだものが作られるのです。

https://www.sagicho.net/

日牟禮八幡宮寺・神社・教会
八幡山ロープウェー
http://www.ohmitetudo.co.jp/hachimanyama/index.html/
近江鉄道キャラ「豊郷あかね」ちゃん。

普段は15分間隔なのですが、この時間はおりてくる人が多かったらしくピストン輸送のような感じの運行になっていました。
コロナがあるからギュウギュウにはできないし、消毒も大変そう。
お世話かけます。m(_ _)m
あっという間に八幡城址駅に。
続日本100名城スタンプをもらいます。
（↑ダンナさんが収集）
歩きはじめたらちょうど照明が点灯。
ダンナさんは「おぉ、イイじゃん石垣」喜んでいます。
琵琶湖の見える西の丸に行ってみましょ。
「わぁぁぁ♪」
さーっと視界が広がり思わず歓声をあげる私たち。

湖国、こんなに平らなんだ～。
4匹のニャンコたちがくつろいでいます。
（↑カワイイ黒猫ちゃんもいた）
ん？ここ山の上だけどどこのコなんだろ。（笑）
もうじき陽が落ちる、いつまでもここに居ないで
先に進まなくちゃ。(^^;)

八幡山城跡自然・景勝地
北の丸からはさっき船でめぐった西の湖が見えます。
村雲御所瑞龍寺
https://temple.nichiren.or.jp/5071008-zuiryuji/
やさしい灯りが出迎えてくれます。
御城印コレクターのダンナさんは受付で全種（20枚くらい）をお願いし(^^;)、揃えていただいている間に村雲御所拝観へ。
豊臣秀次の生母、秀吉の姉日秀尼公により、秀次の菩提を弔うため後陽成天皇から瑞龍寺の寺号と京都村雲の地に賜り創建され、1961年（昭和36年）に京都よりこの八幡山へ主要建物が移築されました。日蓮宗唯一の門跡寺院です。
(ウエブサイトより)

瑞龍寺寺・神社・教会
高野山で切腹させられた秀次、それでは終わらずその妻も子もすべて殺しつくした秀吉。
秀次がどんな人物だったかはわからないけど秀吉さん、怒ってますねぇ怖いねぇ。
でも殺しつくしちゃったことで、秀頼を守ったり相談にのってくれる親族がいなくなっちゃったじゃん。
戦国の世にメンドクサイことになるかもしれない親族なんていなくていいのか…。

階段をおりて展望館に向かいます。
地面も紅白、紅葉とさざんか。
展望館からの眺めは安土城址や観音寺山、そしてちょっとアヤしい紫（笑）のLOVEオブジェ。

八幡山ロープウェー展望資料館美術館・博物館
輝きながら動くロープウェー。
この日は特別営業日で私たちと入れ替わりに大型バスがやってきていました。

夕食はササっとファミレスで。
その後秋の特別公開ライトアップ中の紅葉名所教林坊に行こうか迷ったのですが、疲れてフワフワするような気がして「無理はダメよね」ってことで中止。

八幡山ロープウェー乗り物
今晩のお宿は湖東三山に近いクレフィール湖東。

https://crefeel.co.jp/
チェックイン時にわかったのですが、「東近江市お泊りクーポン券付き宿泊プラン」を予約していたようで、思いがけず3,000円/名×2＝6,000円分のクーポン券をいただきました。
なくなり次第終了とのことで、我が家はギリギリだったようです。
早速フロント隣の売店でダンナさんの会社土産のお菓子と千成亭の近江牛しゃぶしゃぶ肉（ウデ）を買っちゃった～♪
年越しのお肉確保。(*^-^*)
「トクしちゃったね」とホクホクでお部屋へ。
このホテルには「至福の湯」があるためか
タオル多め、でも部屋のお風呂はズバリビジホのユニットバス。

翌朝目覚めて見る窓の外の空に、点のように浮かぶ熱気球。
オレンジと黄、美しい景色☆
お世話になりましたー。

クレフィール湖東宿・ホテル
今日の午前中は紅葉名所として有名な湖東三山のうちすでにかなり落葉してしまっている様子の西明寺を除いた二つの寺をめぐる予定。
まずは百済寺へ。
が、参道を見るとココも明らかに遅い、、、(T_T)
百済寺は、聖徳太子開創の近江でも最古級の寺院。

http://www.hyakusaiji.jp/
ルイス・フロイスの書簡には「地上の天国である僧の住屋が一千戸あった」と。
百済寺は世俗的な経済力をも持っていたため、寺院ではあるものの外敵からそれらを守るため城郭的な構造をもっていました。
で、ダンナさんがはまっている城アプリでは百済寺城として登録されています。

受付でご朱印をお願いし、奥の建物で拝観料（600円/人地域共通紙クーポン利用可）を支払い庭園へ。
飛び石をわたり
「チョーーーダイッ」と大騒ぎしている鯉たちにエサをあげて
池をまわります。

正面は阿弥陀如来をお祀りする喜見院。
赤の絨毯、

一番良い時なら圧倒的だったろうなぁ。
六角義弼の立て籠もる鯰江城を後方支援したとして、織田信長に攻められことごとく焼き払われた百済寺。
歴史の舞台です。
参道にはいり仁王門へ。
金剛力士像は修理中でお留守でした。
仁王門から見るとつきあたりにある本堂はさらに高い場所、石垣の上に建っています。
何も感じないやっちまが、なんか力を感じた千年菩提樹。

樹齢は推定約千年。この菩提樹は山号にちなんで古来より「仏陀の聖樹」として崇められ、旧本堂の前庭であるこの地に植えられてありましたが、天正元年4月7日に惜しくも信長の焼き討ちにあい、幹まで焼損しました。
幸いにも熱が根まで及ばなかったために、幹の周囲から再び蘇って今日に至っております。
中央の空洞部（直径80ｃｍ）は焼き討ち当時の幹の直径に相当しております。
（ウエブサイトより）

百済寺寺・神社・教会
とってもいい音がする鐘。
誰でも打つことができます。
もう一ヵ寺、田楽やら松茸やら魅力的な食べ物を売る門前の出店に心惹かれながら
湖東三山まん中のお寺金剛輪寺（入山料600円/人）に参拝します。

http://kongourinji.jp/
赤門横を通り過ぎ
ズラッとお地蔵さまが並ぶ参道を

テクテクと歩きます。
（↑ゆるい坂が続きまーす ^_^;）
二天門。
ここまで来て気付きましたが、このあたりまで車やバスで乗り入れできるようです。
国宝大悲閣本堂。
本堂内では日本最古の大黒天さまを特別公開中。
お参りしたのは米俵にのり福袋と小槌を持った一般的なお姿ではなく、古代インドの戦闘神の面影を残されたお姿の大黒天さま。
三重塔。
陽が差してくると
キレイです。
白門まで戻り、そこをくぐって
桃山、江戸初期、中期の三庭からなる明壽院庭園へ。

これはやっちまが大好きな懸造り？
茶室水雲閣は庭を見下ろすようにたっています。