2021/11/24 - 2021/11/26
279位(同エリア314件中)
三峯霧美さん
大阪・兵庫の西国札所巡りの旅、最終日は紅葉の勝尾寺と中山寺です。
勝尾寺は大阪でも紅葉の名所、まさに紅葉真っ盛りの土曜日、交通規制もあって、渋滞してるんじゃないかと、ビビりまくって行ってみると、すんなり駐車場に入れてラッキーでした。
真っ赤な紅葉を堪能した参拝になりました。
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10:40 花山院菩提寺を出発し、勝尾寺周辺の紅葉の通行止めを回避するために、新名神を箕面とどろみICで降りて北上、茨木能勢線という府道で勝尾寺にアプローチ。
12:02 勝尾寺 到着 ラッキーだったみたいで、ほぼ満車の駐車場が数台空いたところ。 -
勝尾寺は紅葉の名所、それも土曜日に参拝するんで、どうしたものかと心配していましたが、難なく駐車場に到着できて良かったです。
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寺号の前では、ウエディングフォトの前撮り中。
お幸せにね。純白の打掛は紅葉に映えること、間違いなし勝尾寺 寺・神社・教会
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応頂山 勝尾寺 西国三十三所第23番 法然上人二十五霊場第6番
伝わるところによれば、727年に藤原致房の子の善仲と善算の兄弟がこの地に草庵を作ります。
その後、光仁天皇の皇子の開成が二人に師事して仏門に入り、弥勒寺を創建しました。 -
境内は8万坪あるそうですよ、そこが全部紅葉。夜はライトアップもされて、一番賑やかな季節ですね。
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山門は1603年に豊臣秀頼によって再建、門からはお清め橋が続きます、噴水と霧が沸き上がります。
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橋を渡って、お清めの霧を浴びて厄を落とし、身を清めて境内に入ります。
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境内全部が紅葉真っ盛りですね。本当にこの時期に来てよかった。
寺は平安時代から山岳信仰の拠点になりました。天皇や貴族の参詣も多く、880年に住職の行巡が清和天皇の病気平癒の祈祷を行い「勝王寺」の寺号を賜りますが、
「王に勝」はおそれ多いと「勝尾寺」になりました。 -
紅葉に圧倒されます。
1184年源平合戦の一ノ谷の戦いで全山焼失、頼朝の命で再建されます。 -
本堂に方面に向かう石段も真っ赤です。
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まさに見ごろの紅葉です。
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一願不動堂
一つの願い事のみを叶える不動明王。 -
一部、整備中の境内ですが、とてもきれいですね。
観音像の真後ろには多宝塔があるのですが、この時は修造中でした。 -
勝ちダルマ奉納棚
勝尾寺のダルマは他者を打ち負かすことではなく、自分と向き合い、自分の弱い心に打ち勝つという意味。
ダルマに願い事を書き、片目を入れることで自分に勝つという誓約をしたことになり、その願いごとに向けて、全力を尽くすことで、初めて願いが叶うんだそうです。 -
ダルマの祈願の最後は本堂に結果の報告をして、感謝の気持ちを伝え、この棚にダルマを奉納します。
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三宝荒神社 日本で最古の荒神さま。
1300年前に 初代の住職が瞑想中に、この仏様を感得しました。 -
厄を祓う、難を祓う荒神様、コロナの影響で、鈴がありませんが、しっかりお参りしました。
関東地方ではなじみの無い荒神様、瀬戸内海沿岸に集中的に神社があります。 -
鎮守堂 この土地の鎮守、諏訪明神、八幡神、蔵王権現が祀られています。
やっぱり山岳信仰の名残ですね。 -
お堂の格子には、小さなダルマが並んでいます。みんな並んで、かわいいですね。
これ勝尾寺の名物(笑)のダルマみくじで、ダルマの中におみくじが入ってるんですよ。
全員並んで~、前を見よ~~! -
開山堂 この地で草庵を築き、修行をした善仲と善算、弥勒寺を創建した開成皇子の木造が安置されています。
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水掛け観音堂
ご先祖や亡くなった人たちの供養に観音様に水をかけてお参りします。
メインは水子供養のようで、そばにお花がたくさん供えられていました。 -
大師堂
弘法大師を祀ります。
勝尾寺は江戸時代に高野山の釈迦文院の末寺となって、天台宗から真言宗に改めました。 -
大師堂の周囲は四国八十八箇所のお砂踏みがあります。
南無大師遍照金剛と唱えながらお砂の踏んで、ご加護を頂きます。 -
周囲の紅葉の色がお砂踏みの中まで赤く染めます。
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本堂 1600年頃 豊臣秀頼によって再建されました。
本尊 十一面千手観世音菩薩 -
1999年に改修されました。朱色が鮮やかですね。
本尊は非公開、秘仏というわけじゃないそうですが。 -
フフフ、ここにもダルマさん。
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本堂内部には入れないので、外からお参りです。
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納経所 中は広いのに、御朱印を待つ人は二人だけ。
御朱印帳を預けるのではなく、並んで書いてもらう間も待つルールみたい。 -
円光大師の御朱印も書いてもらえるか聞くと、二階堂にお参りしましたか?って聞かれました。
では、これからお参りして、また戻ってきますと、いったん納経所を出ました。 -
西国札所の御朱印
大悲殿だよね? -
本堂の向かいにある、ダルマとお守りの販売所。行列してるのは、ダルマみくじをを買う人。
さて、どうしよう。
寺社巡りが四桁になろうとしているので、お守りとおみくじは基本買いません。キリがないから。 -
鐘つき堂の下も、たくさんのダルマさん
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わいわい がやがや おみくじ引いていきなはれ。そやそや。
やっぱ、そう思う?
うんうん、当たり前や、ここまで来とって。
分かった、じゃ、二階堂に行ってからね。 -
二階堂はもっと登って、山の上。
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不動堂
大日如来の化身が不動明王
友と巡礼している関東不動霊場が長く中断しているのはコロナの影響で、友の一人が90代で体調に不安のあるお母様と暮らしています。
本人もだけど、お母様に万が一のことがあってはと、しばらく様子見状態です。 -
コロナ、あかんやつや。うんうん・・・。気ぃつけや。
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さてもうひと踏ん張り、二階堂に行ってみます。
ほとんどの参拝客はここから山の下に降りて行ってしまいますが。 -
坂の途中に何やら神社があります。
鈴がかかっているので、神社だと思うけど、何を祀っているのかな? -
両側から真っ赤な紅葉がせり出して・・みんなここまで来ないけど、ここの紅葉が一番きれいだよ
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うわ~、すごいな。
母に見せてあげたかったな。
まだまだ元気だった72歳で脳梗塞で突然亡くなってしまった母。
もう10年、生きていてくれたら、いろいろな場所に連れて行けたのに。 -
修造中の多宝塔は覆の中です。
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二階堂 法然上人二十五霊場 第六番札所
法然上人が修行した場所に建ちます。
今は納骨堂になっているらしいです。 -
法然上人は四年ほど、この地に住み、修行したそうです。
後に善導大師の夢のお告げにより、浄土宗本基の戒を授かられ、その時に壁板に浮かび上がった二祖の尊影をご本尊としています。 -
二階堂から、山内を見下ろせます。
ええ景色やろ?
あ、こら! おま、ずっとそっち向いとって、え~な、景色みえるか?
見えますよ、このおばはんに、向き変えてもらったらどうです?
いや、勝手に変えられないんでね、みんなこっち向いてなさいな。
え~!そんな~殺生やでぇ! わいわい、がやがや -
納経所に戻って「二階堂おまいりしてきました」と御朱印をもらいました。
なんだかんだ言って、法然上人霊場二十五のうち、十三くらいは、巡礼してなくても、お参りしているんですよ。 -
さて、御朱印も、コンプリートしたので、ダルマみくじの列に並んで、大きなかごの中から、私を待っていたダルマを選びました
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これだ!!
待っててくれたんだよね?
ま、そうともいえるじゃろ。 どーゆーいみ? -
くじを引っ張り出したら、
凶
笑えるわ~。
取り返しのつくうちに百年の大計を樹てようではないか
だそうで、紙は針金にくくりつけて、ダルマだけ持ち帰ることにしよう。 -
あ~あ、凶ひきよったわ。
そのこ、家に持って帰るんか?
次に来た時にもってきて、ここに置いて、そん時、また新しいダルマみくじ、引きなはれ。
そうね、でも、もう、きっとここには来ないのよ。
ほんまか・・大事にしたってや、さみしいやろから。
うん、そうするね。 -
というわけで、私を待っていた「凶」のダルマさんは、奈良の長谷寺の不動明王みくじと、住吉大社の「はったつさん」と、豪徳寺の招き猫「まめ」と、奈良の三輪坐恵比寿神社の白石と一緒のお皿に乗っかって、ずっと私を見ててくれてます。
でも、時々、孫のおもちゃになってますけどね。 -
また来てや~ の大合唱が聞こえてきた。
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そろそろ山を下りましょう、紅葉を見ながら、素敵なスロープをのんびり歩いて降りていきます。
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ほんとに、紅葉の名所はすごいですね。
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知恵の環
この知恵の道を歩くと、力が湧きだし、よい知恵が授かるそうですよ。
右回りに七周して中心点へ、逆回りで入口に戻ります。 -
弁天堂
言わずと知れた、学問と芸能の女神。 -
池に張り出した場所に建ちます。
仕事を引退したら、ピアノのレッスンを再開したいのですが、さてどのくらい指が動いてくれるか・・・。頑張ります。弁天様にお願いしておこう。 -
池に注ぐ、小さな滝。マイナスイオンたっぷりです。
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鯉に餌やりもできます。
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動物や魚に「餌」をあげるのって、昭和っぽいな。
明治生まれの祖母と一緒に上野に行くと、祖母が持ってきた一握りの米に公園の鳩が群がったのを覚えています。
祖母は友達とお出かけするのが大好きだったので、外出先で子供が喜ぶことをよく心得ていました。 -
寺の入り口のわきにあるのはお土産屋さんとレストラン。
少し遅いけど、ここでランチをと思っていたら・・・。 -
なんと、コロナの影響でレストランは休業中。あ~、マジか。お腹減ってるんだけど、どうしようかな。
お土産をさっと流して見て、駐車場に戻ります。 -
14:00 駐車場へ そういえば、前日に姫路のパン屋で買ったパンを持っていたっけ!
あれ、食べちゃおう! -
駐車場の車の中で、前日、食べきれないのに衝動的に買ったパンで、腹を満たしました。持っててよかった。
賞味期限ギリって感じかな、でも、おいしかった。全然大丈夫でしたね。
14:15 勝尾寺を出発して、次の目的地、西国札所の中山寺に向かいます。
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