2023/07/17 - 2023/07/20
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べるじゃらんさん
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群馬県の旅行割引が7月中旬まであるよ、ということで急遽計画したのが四万温泉。
先ずは千と千尋の神隠しで有名な積善館を押さえたうえで、せっかく時間をかけて四万温泉まで行くのだからもう一カ所、ということでGoogle Mapを見ながら探したのが四万たむら。
色々調べると、四万温泉で一番歴史があるのは四万たむらのようだ。
歴史がある宿を訪問するのはとても好きなので、急遽計画したにもかかわらずとても楽しみな旅となりそうです。
四万温泉までは東京駅から直行バスが1日1便出ています。
それを利用するととてもラクに行くことが出来るはず。
ただし帰りのバスが東京駅に着くのがちょうど帰宅の通勤時間帯。
コロナは5類となって報道も少なくなり、収束と思っている人も多いようだ。マスクも外している人も多くなったし。
油断かどうかわからないが、最近になって徐々に感染者が増えているらしい。新しいエリスという変異株も出て来ている。
やはり注意するに越したことはない。
ということで満員電車を避けるために、東京駅付近のビジネスホテルでその日は過ごすことにしました。
旅程
1日目 東京駅→四万温泉直通高速バス利用 四万たむら泊
2日目 積善館泊
3日目 四万温泉→東京駅直通高速バス利用 東横INN東京駅新大橋前泊
4日目 人形町経由で買い物後帰宅
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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11時に四万たむらを出て次は積善館へ。
歩いて5分程度で到着します。四万温泉 積善館 宿・ホテル
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有名な赤い橋。
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建物どうしを結ぶこの橋も気になります。
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積善館の入口です。
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取り敢えずは奥のフロントに荷物を預けることに。
旅館の規模からするとフロントが小さいようですが、佳松亭という新しい建物の方にもフロントがあります。 -
積善館の案内図。
奥の山の方にどんどん広げられたのが分かります。
四万たむらもそうだし、長野の渋温泉の金具屋もそうでした。 -
電話室です。中にはもう電話はありませんが。
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チェックイン時間の午後2時まで時間があります。
とても暑い日だったので、とんかつ屋さんですが涼みに入りました。とんかつ あすなろ グルメ・レストラン
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四万たむらの朝食を沢山食べてしまい、さすがに昼食は無理。
アイスコーヒーとここの名物というジャンボ焼きプリンを注文。 -
かみさんはパフェです。
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積善館のシンボルともいえる元禄風呂の入口。
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元禄風呂の成分表です。
脱衣所など室内に貼ってあるところが多いのですが、ここは外に貼ってあります。
pH6.6のほぼ中性のナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉です。 -
庭には水車がありました。
ポンプが無い時代、この水車で温泉を浴槽へくみ上げていたそうです。 -
昔、偉い人の宿泊に使用していた部屋です。
天井が他の部屋よりも高く作ってあります。
いざという場合、刀が天井にぶつからないようにという配慮らしいです。 -
昔の帳場です。
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時間になり、鍵を渡されました。
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湯治用の一番価格が低い部屋です。
テレビもあります。
現存する日本最古の湯宿建築とのことで本館を選んだのですが、思ったよりもかなり快適そう。 -
座卓に置いてあったお茶とお着きのお菓子です。
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鍵は2個貸して頂きました。
お風呂に行くときに便利です。 -
奥はクロゼット。
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ダイヤル式の電話。
下には金庫が置いてあります。 -
洗面台は広縁にあります。
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広縁の反対側に冷蔵庫が置いてあります。
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箱の中に避難はしごが入っています。
箱根塔ノ沢の一の湯本館を思い出してしまいました。
そういえば部屋に充満している匂いも一の湯の匂いとそっくり。
古い旅館が醸し出す歴史の匂いなのでしょうか?
そして川の横でザーザーという音がいつも聞こえる環境も一の湯そっくり。 -
クロゼットにタオルが入っていました。
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部屋からの眺め。
正面の眺めは良くないけれど、斜め横を見るとなかなかの景色です。 -
赤い橋と並んで積善館の名物。
このトンネルの奥にはエレベーターがあるのです。
本館から山荘のエレベーターをつなぐために作られたトンネルです。
エレベーターで山荘の上階に行くことが出来るのです。
しかしなにか不気味な雰囲気。
何回も通っているうちに慣れてきたけれど。 -
山荘の家族風呂です。
奥にもう一つあります。
今は家族風呂ですが、家族風呂にしては広いし浴槽も二つあるので、かつては男女別の大浴場として使用していたのでしょう。 -
家族風呂。お風呂は撮影禁止なので公式HPの写真を拝借。
お風呂の上部は隣の家族風呂とつながっているので、隣の声が良く聞こえます。 -
山荘のさらに上の奥には佳松亭があります。
一番最近出来た一番高級な部屋がある建物です。 -
佳松亭のお風呂、杜の湯の成分表。
元禄風呂と同じナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉です。
pH6.6のほぼ中性。 -
杜の湯。お風呂は撮影禁止なのでこれも公式HPの写真を拝借。
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杜の湯の露天風呂。これも公式HPの写真。
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積善名湯スタンプラリーというのがありました。
スタンプの台紙はフロントにあるのでしょうか?
あれ、混浴の岩風呂なんてあったんだ。
この防備録を書いていて気づきました。
公式HPに載っていたかな? -
幸いなことに館内ツアーが開催される曜日に宿泊していました。
普段は解放されていない本館正面3階の部屋から。
もちろんお客様用の客室としても使用していません。 -
この部屋も普段は入ることが出来ません。
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元禄風呂の3階部分をアップで。
回りが廊下になっていますね。 -
本館の3階の奥の部屋で、先ずはプロジェクターを使用しての説明が行われました。
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千と千尋の神隠しの絵も使用してここが似ている、という説明。
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元禄風呂の建物の3階の角部屋がアニメとそっくりだという説明です。
この後本館館内を歩いて説明が行われました。
同じく千と千尋の神隠しのモデルではないかといわれる渋温泉の金具屋旅館では、遠回しでの説明はあったものの、このようにはっきりと説明はありませんでした。 -
1階の元禄風呂の前で。
説明スタッフが着ていたはっぴを脱いで広げて見せてくれました。
積善館の雀です。
分かりますか?ひらがなでせきぜんと書いてあります。
いろいろと興味ある説明をしていただき、感謝。
館内ツアーのある日を選んで宿泊するのをオススメします。 -
ツアーが終わった後も、少し館内を歩き回りました。
古い旅館は階段に特徴があるようです。
凝った造りで、いろいろと遊んだ設計ができるようです。
金具屋旅館もそうですし、箱根塔ノ沢の一の湯もそうです。 -
これは本館から山荘に続く階段。
昔はエレベーターが無かったため、今では積善館の名物ともなった妙なトンネルも無かったはず。山荘にはこの階段を使って行ったのでしょう。 -
さて夕食の時間になりました。
本館宿泊客の夕食は本館1階の積善やで食べることになります。
佳松亭や山荘の宿泊客は佳松亭のラウンジやお食事処で食べるようです。 -
ご飯と味噌汁はセルフサービス。
お代わりも遠慮せず自由に出来るので、この方がラクです。 -
本館は基本的には湯治客用ということで弁当形式の食事となります。
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お洒落な六角形の重箱入り。
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質素な弁当を予想していたので、四季御膳というボリュームのある料理にグレードを上げたのですが、とんでもなく豪華な夕食になってしまいました。
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でもお品書きがないので、料理がなにか覚えていません。
説明も無いし。 -
高価な食材を使用しているのではないし、手が込ん出いるという料理でもありません。弁当だから当然か。
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でもおいしいし、これで十分満足です。
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これは四季御膳用の料理。
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そばもついています。
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お漬物。
細いレンコンのようなのは何だろう? -
肉料理だったかな?
これも思い出せない。 -
お造りも四季御膳専用。
上の写真もそうですが、なにかお皿の模様がせっかくの料理を殺しているような。 -
旅館名入りのお箸。
売店では売っていませんが、このようなグッズが欲しいのですよ。 -
夜景。
この日はテレビ東京の撮影ということでずっとこのようにスタッフが詰めていました。そのため橋の行き来は遠慮しながら、もちろん写真を撮影してもスタッフが写ってしまう。
ちなみに着物の人は中山忍さんとのこと。 -
赤い橋を渡れないので、昨日泊まった四万たむらの夜景を撮りに行きました。
こちらもなかなかの夜景です。 -
翌早朝。
元禄風呂に入りに行きました。
さすがに早朝は人が少なかった。
ただしこれも公式HPの写真です。
まあ実際はレンズが曇ってしまうので、こんなにきれいには撮れません -
湯口もこのようにお湯の成分がこびりついていました。
これも公式HPの写真です。 -
翌朝食。
やはり弁当となります。 -
夕食同様、ご飯とお味噌汁はセルフサービス。
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朝食も豪華です。
焼き魚はシャケ。
やはり湯河原や箱根の朝食とは違ってアジの干物は出ないですね?
自分の中ではアジの干物が旅館の朝食の定番となっています。
全国的にはどのような具合なのでしょうか?
そういえば牛丼屋の朝食もシャケかサバですね。 -
翌日もTV撮影のためなかなか自由に館内を撮影できません。
空にはドローンが飛んでいるし。
写真撮影が目的の自分としてはとにかく残念な滞在でした。
岩風呂があるのも見過ごしていたし、また来ようかな。 -
赤い橋の向こうにかかっている建物と建物をつないでいる屋根つき橋。(前の写真)
元禄風呂の横から覗いてみたら、中はこのような張りぼて状態。
重要文化財だからあまり手も加えられないのでしょうね。
この橋も渡りたかったのですが、これでは無理そうです。 -
チェックアウト後もバスの時間まで間があるので、荷物は預かってもらい付近を散策。
四万川のほとりに川原の湯というのがあったので、入浴してみました。
3人はいるとけっこうキツい浴槽です。
お湯は熱めですが、草津の共同浴場ほどではありません。
体感45度弱ですかね。でも暑い日でしたので、風呂から上がった後がキツかった。
汗びっしょりになって、何のために入浴したのか分からない状態。 -
バス通りの温泉街です。
時間のせいか人通りが少なく、寂れた感じ。 -
むかしの文房具屋さんがありました。
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ミニ博物館として昔の衣装とか家具が置いてありました。
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帰りのバスは13時45分発。
四万で昼食を食べて帰ることにします。
またもや積善やへ。
ここに入るのは2日間で4回目?
昼は一般客も入ることが出来ます。チェックアウトしてしまったからもう一般客です。 -
小鉢付きの釜揚げうどんにしました。
かみさんは豚汁セット。 -
焼き芋パフェのデザートも注文。
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まだ少し時間があるので、温泉街のお店でバスの中で食べるための饅頭を購入。
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13時45分発高速バスで東京駅に到着のあと、ホテルの送迎バスで東横イン東京駅新大橋前へ。
周辺の東横イン4館を回る送迎車です。
出張の人でけっこう混んでいました。東横イン東京駅新大橋前 宿・ホテル
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安定の東横イン客室。
ツインです。 -
時計もどこかの東横インで見たような。
もちろん客室専用誌「たのやく」も置いてあります。 -
バスルームも同じ仕様。
ただしここにはレインシャワーはありませんでした。 -
1階にはコインランドリーもあります。
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朝6時30分からの朝食タイム。
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皆さん早いです。
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会場が狭くて混んでいるので、他のバイキングのようにお代わりという雰囲気ではありません。
ここは他の東横インよりも品数も少なかったし。 -
チェックアウト後は歩いて人形町の焼き鳥屋さんへ。
前に卵焼きを購入したお店。
とても美味しい卵焼きなのです。鳥忠 グルメ・レストラン
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手前が卵焼きの元ですね。
奥は親子焼きという鶏肉が入ったもの。 -
朝食が少なかったので、行ってみたかったサンドイッチパーラーへ。
サンドウィッチパーラーまつむら グルメ・レストラン
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開いているトレイが多い。
パン屋さんにしては遅い時間帯なので、売り切れてしまった物も多いです。
ここで朝食や昼食を購入して持ち帰る人が多いようです。 -
とにかく種類が多い。
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まだまだあるけれど、売り切れもたくさん。
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パンとアイスコーヒーでお腹を満たし、お土産にバタークリームのカップも購入。人形町駅から通勤時間帯を外した電車で帰宅しました。
四万温泉の名旅館2館を巡った旅の最初は京橋の朝食、最後は東京下町のパン屋さん。四万温泉の部分だけを書いても良いのだけれど、なにせ記録しておくのが目的。お目を汚してごめんなさい。
今回の宿はいずれも歴史がある高級な宿ですが、安めの湯治部屋を利用して比較的リーズナブルな滞在ができました。大分と並ぶ温泉県の群馬。まだまだ行きたい温泉、湯宿はたくさんあります。
行ったことの無い宿を新規開拓するのも楽しいですが、行ったことがある宿に再び泊まるのもまた楽しい。どうするか計画時に悩むのもまた楽しみ?
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旅行記グループ 四万温泉で温泉三昧
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