5回目の湯元長静館　その2 食事～帰途編

2024/01/27 - 2024/01/28

四万温泉の入り口近くにある湯元長静館は、温泉の湯元としても評判が高いが、何よりお食事が群を抜いている。

普通の温泉旅館のお食事とは全く違っていて、とにかく美味しい。
その美味しいお食事に合わせたお酒のペアリングも良くて、それに魅了されて行くようになった。

また、3部屋しか稼働させていないせいもあって、とにかく静かだし、お客の皆さんも大人だし。
実質的に大人というのではなく、長静館をよく理解して宿泊されている方々という意味で。

だから安心して泊まりに行ける。
今回も美味しいお食事に大満足して、静かな一夜を過ごせた。

5回目の湯元長静館 その1出発～夕食前編
https://4travel.jp/travelogue/11882628

エリア 四万温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

四万温泉の湯元長静館の夕食は午後6時。
こちらのお食事処でいただく。

テーブルとテーブルの間が、結構離れているし、みなさん大人の方々なので、全く気にならない。

四万温泉　湯元　長静館 宿・ホテル

こちらにおススメのお酒が書いてある。

反対側の壁のボードには、お料理とのペアリングのお酒の案内があって、これを頼むことが多い。

テーブルの上にドリンクメニューと、今日のお料理のお品書き。

今回もわくわくしてしまうお品書き。

さて。
最初に頼んだドリンクは、オーストラリアのワイン。
リースリング。
ペアリング的にはスパークリングワインがおススメされていて、夫はそちらにしたけれど、私は次のお料理に合わせたこちらを。

リースリングと書いてあったから、なんとなくドイツとかオーストリアのイメージだったのだけれど、オーストラリアのワインだった。
さっぱりして美味しかった。

下仁田葱のアヒージョ
甘い下仁田葱と魚介を合わせて

基本的にアヒージョって大好きなんだけれど、この下仁田葱の甘みと旨みはたまらない。
最初っからほっこりしてしまう。

長静館の名物料理⁈の一品。

彩菜　
群馬の赤マスと野菜たち

かなりの品数の野菜がどっさり食べられる、私たち夫婦のお気に入りのお料理。

今回、中に隠れているお魚は赤マスだって。
スモークサーモンのもっとしっかりした味、みたいな感じだった。

ここで日本酒投入。
おススメのボードから、神渡（みわたり）という長野の純米大吟醸をチョイス。

ペアリングにはシャルドネとあったのだけれど、その隣に“日本酒もおススメです”と書いてあったので、日本酒にしてみた。
なんか最近、シャルドネを飲むことが多かったので。

鮮魚の香草パン粉焼き
柚子のソースを添えて

冬に長静館に来ると、このお魚料理の時に柚子のソースが大抵添えられているのだが、これがまたお魚に凄く合っていて、本当に美味しいのだ。
もっとソースの量が多くてもいいくらい。
っていうか、もっと下さい。笑

因みにふっくら焼き上げられていたお魚は、鰆だそう。

おしのぎ
A5ランク黒毛和牛のサーロインで

私たち夫婦が長静館へ来る理由の一つでもあるお料理。これが絶品で！
これが食べたくて通っているといっても過言ではないのだ。

他の場所で黒毛和牛の握りとかを食べても、全く違うのだ。何故かはわからないけれど、ここのこの一皿がいちばん美味しい。

なお、平日宿泊の時は握りという形ではないらしい。
私たちは土日しか休みがないので、これしか知らないのだけれど。

牛タンの柔らか煮込み
白菜のザワークラウトモルタデッラと共に

今回のお肉料理は牛タン。
これがまた分厚くて、柔らかくて凄く美味しかった。
白菜のザワークラウトは、初めて食べたけど、キャベツのザワークラウトより食べやすいかも？
モルタデッラもこれまた分厚くて食べ応え充分だった。

お食事は、珍しくお蕎麦。
割と半田麺が気に入っていたんだけどなぁ。
でも、お蕎麦も美味しかった。

プレドルチェ
フルーツの氷菓子

あれ？今回はオレンジだったかな？
相変わらずフルーツ食べてる！って感じだった。

みなさんがお腹いっぱいで、朝食後にまわす人が多いというドルチェ、季節のブランマンジェ。

私たち夫婦は、必ず夕食後にしっかりいただく。
というか、朝食の時の方があまり食べられないので、コース料理の順番のまま頂くのだ。

今回も、ものすごく手の込んだブランマンジェ。
フルーツもブランマンジェもヨーグルト風味のあわあわクリームも本当に美味しくて、大満足の夕食だった。

ご馳走さまでした。


夕食の後は、また温泉に入って、部屋のお布団に入って読書。
ゆっくりとした時間を過ごした。

翌朝。
貸し切り露天風呂へ。

ここは洗面台が細かなタイルで美しい。
基礎化粧品なども、ドライヤーもある。

露天風呂なんで、カランやシャワーもあるけど、寒い～。
洗面器でお風呂のお湯をすくって、掛け湯をしてから湯船へ。

温泉は少し熱めなので、露天風呂だとちょうど良い温度になっていて、とても気持ちが良かった。

朝風呂の後に、お食事処で朝ごはん。

入り口のところに緑茶と玄米茶のティーバッグとお湯のポット、コーヒーなどがあり、セルフ。

四万温泉　湯元　長静館 宿・ホテル

ごはんはお櫃で、たっぷりと。

ものすごく美味しいお味噌汁も、かなり大きなお椀でたっぷりと。

たくさんの種類の根菜やきのこが入っていて、柚子や三つ葉の香りが食欲を誘った。

ネギ入り卵焼き。

いろいろなきのこのなめ茸？っぽい一品。
これまた美味しい。

牛肉と舞茸を煮たもの。
凄く良い牛肉を使っている。
舞茸もいい歯ごたえ。

きゅうりと鶏肉をマスタードとお醤油で味付けしたみたいな。これまた美味しくて、料理の勉強になる。

ほうれん草？の胡麻和え。

青菜はほうれん草だと思うんだけど、甘くなくさっぱり食べられた。

焼き鮭。　
皮はパリッと、身はふっくら。
いつも思うんだけど、とても美味しい焼き鮭。

煮物の椀。
ごぼうが柔らかくて、全体的に優しいお味。

R-1は毎回必ずつく。

今回もとっても美味しい朝ごはんだった。
朝ごはんを食べてから一息ついて帰る支度。
帰りたくないな～。

帰りに渋川の、萩原りんご園に寄った。

いつも冬に四万温泉に行くと、必ず事前にここのアップルパイのホールを予約して、帰りに受け取って帰るのだ。

何せ、ここのりんご園のアップルパイはとにかく絶品で、私は今まで食べた数々のアップルパイのうち、いちばん美味しいと思っている。

今回のアップルは3種類のりんごを使っているんだって。
ふじ、紅玉、ぐんま名月。

ぐんま名月って、りんごは初めて聞いた品種。

アップルパイを受け取って、お金を払っている時に、自家用米の案内を見つけた。
ちゃんと天日干ししたお米、食べたい！と、こちらも購入。
嬉しいお土産になった。

予約して購入した、萩原りんご園のアップルパイ。
もう本当に最高。

こちらの三角アップルパイも２つ購入。
この三角アップルパイと、ホールのアップルパイは全くの別物なんだけれど、どちらも絶品。

三角アップルパイは上州村の駅や、関越自動車道のサービスエリアにも売っていたけれど、すぐ売り切れちゃう人気商品だから、見かけたらとにかくゲットがおススメ。
ただ値段は、萩原りんご園で直接予約購入するのがいちばんお得。

三角アップルパイは、りんごを煮たフィリングがぎっしり。

関越自動車道の上里サービスエリアで休憩。

上里サービスエリア (上り) 道の駅

植栽が可愛い。

下りと同じで、上りにもスタバがある。

ちょっとおしゃれなテラスもあり。

今回ここで、だるま弁当を買った。

高崎名物のだるま弁当。
買ったのは、何十年ぶりだろう。

そうそう、赤いプラスチックのだるまの容器に、釜めし風のお弁当が入っているんだよね。

峠の釜めしみたいな感じだけど、私はこちらのだるま弁当の方が好きかな。
どちらにしても、容器の使い道がなくて（貯金箱はいらないし）困るんだけど。
それでも美味しいから、また買いたいな。