2023/06/20 - 2023/06/26
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ミータさん
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2023/06/22
2023/06/23
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2020年の夏はポーランドのアウシュヴィッツに行く予定だった。しかし、コロナ禍のため旅行は延期になった。この間ナチスドイツやユダヤ人虐殺に関する本を色々読み、満を持して出かけてきた。
クラクフにあるゲシュタポとソ連支配下の市民弾圧の歴史が分かる博物館「ポモルスカ通り」にも行ってみた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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-
「ポモルスカ通り」はクラクフ旧市街から徒歩15分位のところにある、ナチス・ドイツの秘密警察「ゲシュタポ」の地方本部が置かれていた場所だ。現在はユースホステルになっている建物の地下に博物館はある。ナチス・ドイツや戦後のソ連のスターリン支配下の時代のクラクフ市民への弾圧に関する展示がある。
私たちはホテル送迎プランでアウシュヴィッツツアーに参加していた。そこで、帰りはホテルではなく、「ポモルスカ通り」博物館で降ろしてもらうことにした。運転手さんに見せるために「ポモルスカ通りで降ろしてください」と英文で書いたメモをわざわざ用意していたのだが、忘れてしまった。 -
仕方がないので、片言英語で伝えようと頑張る。
私”Drop off ポルモスカ Street”
運転手”???”
私”だからポルモスカ ゲシュタポ ミュージアム”
運転手”???”
「ポルモスカ」ではなく「ポモルスカ」だった。
何とか伝わり、「ポモルスカ通り」に到着。しかし、博物館内にはトイレがない。近くのカフェでカフェオレを頼み、トイレを借りる。 -
ナチス・ドイツは、ポーランドに侵攻した直後の1939年9月10日には最初の公開処刑を行ったとある。ユダヤ人とポーランド人の一般市民が殺された。
また、アウシュヴィッツに送られた者たちもいる。アウシュヴィッツの最初の被収容者はポーランド人の政治犯(ナチス・ドイツに対する抵抗者)たちだった。 -
取り調べの道具など。ムチなどの拷問道具もある。
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本をくりぬいた中に拳銃を入れて運んでいた。これはクラクフ市民の抵抗者の物だろう。
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囚人たちの写真や囚人服。
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この辺りからスターリン時代のソ連支配下での反体制派に対する弾圧の展示になる。
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地下牢の扉。
ここの見学が終わると、係員は地下牢へ案内してくれる。 -
地下牢の入り口。
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地下牢の一室。窓の鎧戸を閉めれば、外界とは完全に遮断される。8畳か10畳程の狭い部屋に多いときは20名も入れられたという。
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壁には被収容者たちの落書きが残されている。
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被収容者たちが残した落書き。
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地下牢には拷問室もあったが、さすがに写真は撮っていない。壁にシミがあったので”Blood?(「血?」)”と係員に訊いてみたが、「分からない」という返事だった。
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旧市街に戻り、少しホテルで休憩。
写真は中央広場の南東に建つ聖ヴォイチェフ教会。 -
18時半に友人と落ち合う。夕食の前にヴァヴェル城までお散歩。お城は閉まっている時間なので外観のみ見学。写真はヴァヴェル大聖堂。
ヴァヴェル大聖堂 寺院・教会
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「川越しに城が見たい」とわがままを言い、無理やり友人をここまで連れてくる。
でも、ヴァヴェル城はこのヴィスワ川越しの景観がやはり良い。 -
気球も上がっていた。この気球はただ上下に移動するだけの様だった。
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ヴァヴェル城と右端に気球。
ヴァヴェル城 城・宮殿
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ヴァヴェル城の写真を撮ったので中央広場に戻る。
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ホテルコペルニクス。
Hotel Copernicus ホテル
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聖ペテロ・聖パウロ教会
聖ペテロ聖パウロ教会 寺院・教会
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だまし絵的な壁の装飾。
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友人が「聖ヨハネパウロⅡ世教皇関係の教会」と教えてくれた。
フランシスコ修道院 寺院・教会
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良い時間になったので、夕食をとることにする。
友人が「魚が食べたい」と言うので、入り口のメニューで「サーモン」があるのを確認して入った。入り口は狭く、細長い店内を抜けるとブドウ棚で囲まれた中庭に出た。旅行記を書くために確認すると”Khachapuri Restaurant”というグルジア料理の店だった。 -
まずはビールで乾杯。
ビールは0.3lと0.5lがあり、0.5lの方を頼むのに”Big”と言ったが、”Large”がよかったか? -
料理は一人では食べきれない量なので、2人でシェア。
(ありがたいことに入り口のメニューには重さも表示されていた)。
サーモンを取り分けようとして、写真を撮っていないことに気付く。だから料理が少し乱れている。ライスにホウレンソウなども付いている。 -
もう1品はサラダを頼んだ。チーズやパンも乗っていて、これだけで十分お腹が一杯になりそうな量だ。
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スーパーで翌朝のパンなどを購入して、ホテルに戻る。友人を部屋に招待して(ホテルのオーナーの許可はもらっている)、食後のコーヒーなど飲みながら、夜景を眺める。アウシュヴィッツツアーのお弁当に付いていたリンゴをデザートにする。
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部屋からの眺めは「2023年 ポーランド・ドイツ ちょっとヘヴィーな旅 その2」でも紹介している。
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翌朝。
果物(桃)は前日と同じ。ヨーグルトにパン、日本から持参したフリーズドライのスープ。前日との違いは酢漬けニシン。前日はモッツァレラチーズだった。 -
ベッドに寝転んでいても、窓から旧市庁舎の塔が見える。
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チェックアウトは受付の棚に鍵を置くだけ。
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2泊したMeyo Apartments The Main Square
https://meyoapartments.com
中央広場に面して建つので、クラクフの主な観光名所を巡るのに便利だった。 -
織物会館。
雲行きが怪しい。織物会館 (織物取引所) 市場
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クラクフ本駅の手前で大粒の雨が降り出した。間一髪で駅ビル(ショッピングセンター)の建物の中に入る。
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9:56発のヴロツワフ行きの特急に乗る。
クラクフ本駅 (クラクフ中央駅) 駅
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ワルシャワ-クラクフ間の特急と同じように一等車両にする。20ユーロ、3100円程だった(クレジット決済した時のレート)。
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ヴロツワフまで約3時間。ワルシャワ-クラクフ間の特急列車EIPと違って、一等車両でも飲み物や軽食はつかない。食堂車でリンゴケーキとお茶を購入して座席で食べる。食堂車は満席だった。
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