宮沢賢治ゆかりの宿「大沢温泉 自炊部湯治屋」に泊まってまったり過ごす

2023/01/22 - 2023/01/23

3日前に冬の東北旅行から帰ってきたばかりですが、大人の休日倶楽部パスおかわり！！
全国旅行支援を使って3泊4日で青森から南下して岩手県・福島県の温泉地を訪ねました。今回の旅行記は2日目の大沢温泉宿泊編です。宮沢賢治が愛した江戸時代から続く築200年以上の湯治場の宿に泊まって、館内の食事処やはぎで岩手の郷土料理ひっつみを味わい、豊沢川沿いの混浴露天風呂で雪見風呂を楽しんできました。

＜行程＞
□1日目　陸奥湊／ホテルマイステイズ青森駅前（青森県）
■2日目　大沢温泉 湯治屋（岩手県）
□3日目　新野地温泉 相模屋旅館（福島県）
□4日目　青森に戻ってランチして帰京

エリア 花巻(岩手)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル

前日は陸奥湊に立ち寄ってから青森駅前のビジホに宿泊。青森の美味いもんを堪能してきました。

2日目は青森駅を起点に雪見風呂を求めて南下していきます。

新青森駅から「はやぶさ22号」で盛岡に移動。

今回は賢治関連の観光はパスなので雰囲気だけでも…パシャ☆
盛岡駅構内で福田パンを買ってから

在来線に乗って花巻駅にやってきました。

花巻といえば甲子園でお馴染みの花巻東高校。
MLBで活躍する菊池雄星、大谷翔平の母校まで約2kmです。

花巻温泉郷の無料送迎バスの時間より早く着いたので路線バスで宿に向かいます。

大沢温泉バス停で下車。途中、畑に積もった雪が残っている程度で積雪は少なかったですね。

バス停前の坂道を下った先が今夜宿泊する大沢温泉です。
向かって右側の建物は近代建築の山水閣。こちらは全国旅行支援対象。

私が泊まるのは全国旅行支援対象外の自炊部湯治屋。江戸時代から続く築200年以上の木造建築です。

帳場で受付をしてから、お部屋まで案内していただきました。
館内は昔ながらの湯治場の風情が残っていて味がありますよ。

＜案内図＞湯治屋の宿泊客は山水閣の「豊沢の湯」も利用できます。

通されたお部屋は2階の新館12号。
もちろん、トイレは共用です。

予約したのは「湯治スタンダードプラン 冬の陣」
三種の神器(丹前・コタツ・石油ストーブ)がセットになったプランです。
予約時の設定が和室6畳～8畳だったので和室8畳でチョット得した気分。

【大沢温泉 自炊部湯治屋 新館12号】
私好みの角部屋で扉が2方向にあり、鍵は内側から閉めるタイプ。
こっち側は常に閉めっぱなしにしておきました。

盛岡駅で買ってきた福田パンを1個食べたら

早速ひとっ風呂。

豊沢川沿いの混浴露天風呂「大沢の湯」は日帰り客で大盛況。
（翌日に高明橋から撮影）

24時間入浴可能な「薬師の湯」はタイル張りの湯舟が特徴的。
館内にある6か所の温泉はどれも同じ源泉のようです。

夕食は湯治屋の「食事処やはぎ」でいただきました。朝・昼・夜と営業しているので自炊しなくても美味しい食事が楽しめますよ。

岩手の郷土料理「ひっつみ」です。
丸くてもっちり、野菜もたっぷりで食べ応えがあります。

鶏のきじやき重も美味かったなぁ。

甘辛の鶏肉がびっしり！
鶏のきじやき重も食べ応えがありますよー

昔ながらの帳場、いい雰囲気でしょ。

帳場の隣にある待合室もいい感じ。

食事を終えたら部屋に戻って・・・

いつでも寝れるように自分で布団を敷いたらマッタリモード。

女性専用時間が終わってから再び混浴露天風呂へ。

ひっそり静まり返った夜の炊事場。

夜の大沢温泉湯治屋。勇気を出して(笑)サンダルに履き替えてサッと撮ってきました。

朝食は予約制。「食事処やはぎ」でいただきました。
ご飯のおかわりオッケーですよ。しなかったけど…

チェックアウトまで時間があるので食後のお散歩。

宿の裏手にある高明橋から豊沢川を撮影。

高明橋から望む露天風呂「大沢の湯」も風情があります。

最後に敷地内に鎮座する大沢温泉金勢神社で御神体を拝んでから

無料の花巻南温泉郷シャトルバスに乗るつもりが、全員は乗れそうにないため

臨時便として大沢温泉のマイクロバスが急遽出動。車内は大沢温泉の宿泊客だけなので花巻駅と新花巻駅以外はノンストップ。

予定よりも早く終点の新花巻駅に到着しました。

分かりにくいですが新花巻駅に着いたら粉雪が舞っている状態でしたね。そのまま下りの新幹線に乗って盛岡駅を経由して

3日目は11時20分発の東北新幹線やまびこ58号で福島に移動。
白濁の硫黄泉と雪見風呂を求めて新野地温泉に向かいます。
ここまでご覧いただきありがとうございました。