秋の東北めぐり、その２（津軽・龍飛へ）

2022/10/18 - 2022/10/18

今回の旅の目的は、復活した「只見線に乗る」ことと、「津軽線で三厩駅まで行く」こと。

ところが、８月の大雨により東北の各所で被害が出る。
青森県の鉄路も分断され、代行バスの運行となった。

仕方なく津軽線の完乗は諦め、バスで北端を目指す。

エリア 津軽半島(青森)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ふたたび、磐梯熱海駅へ

磐梯熱海駅 駅

郡山を目指し各停に乗車します。

山間を抜け、

郡山駅に到着。


ここから新幹線で北上します。

郡山駅 駅

おやっ！？

目の前に現れたのは・・・

グリーンのラインに「Ｘ」の文字

次世代の新幹線「アルファ・エックス」じゃないですか！

ちゃんと[試運転]の表示も見えました。

さて、郡山から乗車した【やまびこ】号は、盛岡行

仙台駅で【はやぶさ】号に乗り換えます。

田園風景を望みながら、

約２時間で津軽半島の駅

奥津軽いまべつ駅 駅

奥津軽いまべつ駅に到着。

青森県にある駅だが、管轄はＪＲ北海道なんだって。

窓口で「津軽線の開通はだいぶ先になるの？」と聞きました。
駅員さん「線路の盛土も流され、線路にもダメージがあるので、時間がかかりそうです」
『乗り鉄』としては、早く復旧して欲しいですね。


対応された方は、たまたま福島県出身だそう。

「昨日、只見線に乗ってきましたよ」と言ったら、たいそう喜んでおられました。

新幹線の改札を出て

駅前に向かいます。

新幹線の「奥津軽いまべつ」駅の隣に

在来線の「津軽二股」駅があります。

津軽二股駅 駅

新幹線の「奥津軽いまべつ」駅前

駅前からは、町営バスが「三厩」まで行っているようです。

時間があれば三厩まで行きたかったのですが．．．

ホテルの送迎バスが来たので、乗車します。

津軽の集落を抜け、

新幹線と並走します。

バスは今別町に入った。

県道を左折して国道２８０号に入れば、海が見えてきた。

陸奥湾だ。

漁港を過ぎ、

義経海浜公園

さっきまで小雨が降っていたが、空には虹が掛かった！

曇天だったが、やや明るくなってきた。

対岸に掛かる虹

向こうに見えるのは、北海道かな？

バスは海岸線に沿って走る。

岬の果てまで、もう少し！

と、思った矢先・・・


バスは左折して急こう配を上る。

見えてきたのは、今宵のお宿

龍飛崎温泉 ホテル竜飛 宿・ホテル

岬の高台に建つホテルにチェックイン。

入り口を入ると、こんな表示があった。

サービス、よろし！

部屋はコンパクトに

ブラブラ歩いて『青函トンネル記念館』まで行ってみます。

入り口には『歓迎』の文字がありますが、

青函トンネル記念館 美術館・博物館

閑散としています。

せっかくなので、坑道体験ツアーに。

「竜飛斜坑線・もぐら号」で降ります。

地上の「青函トンネル記念館駅」と、

海底にある「体験坑道駅」まで約７分。

鉄扉が開けば、

トンネルの中

奈落へ落ちるみたい・・・

ココは、海面下１４０ｍだって。

係の人から説明を受けます。

相当の大工事であり、

難工事であった

ことが窺えます。

大きな重機

工具など

英仏海峡トンネルとの比較

異常出水

姦通の喜び！

ここから先へは、行けません。

トンネルの全体図

こんな標識もありました。

坑道見学ツアーも終わり、地上へ戻ってきました。

そう言えば、健さんの映画もあったなぁ。

フランスの人が考えた

トンネルを馬車で走る図　( ﾟДﾟ)

日欧の比較

大工事の軌跡

じゅ～うぶん、楽しみました。

夕暮れが迫ってきました。

北の海に夕日が差し込みます。

帰りの道すがら、「渡海三角点」を発見

ホテルまで戻ってきました。

龍飛崎温泉 ホテル竜飛 宿・ホテル

夕食をいただきます。

今日の献立です。

「あわび」と「ほたて」　(^^♪

やっぱり、地酒も良いね♪

美味しく、いただきます(#^.^#)

最果ての地の夜は、静かに更けてゆきます。






　　　　　―――　つづく　―――