![これまで東京と京都をプライベートで数十回往復していましたが、そのたびに名古屋はどんな街なのだろうと想っていました。今回初めて名古屋で新幹線を降り、散策、見学してきました。<br />2泊の行程で、1日目は熱田神宮から大須観音を経由し名古屋城、栄周辺を、2日目は大河ドラマで人気の岡崎、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている有松を散策、3日目は徳川美術館と徳川園を巡ってきました。<br />この旅行記は2日目の岡崎と有松を散策した時の記録です。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/83/73/650x_11837379.jpg?updated_at=1693782713)
2023/06/19 - 2023/06/21
599位(同エリア756件中)
ぷーちゃんさん
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この旅行記のスケジュール
2023/06/19
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電車での移動
名古屋から東岡崎まで名鉄名古屋本線に乗車、東岡崎からタクシーで大樹寺へ
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バスでの移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
岡崎城から徒歩で東岡崎駅へ
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電車での移動
名鉄名古屋本線で有松駅へ
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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電車での移動
名鉄名古屋本線で名古屋駅へ
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この旅行記スケジュールを元に
これまで東京と京都をプライベートで数十回往復していましたが、そのたびに名古屋はどんな街なのだろうと想っていました。今回初めて名古屋で新幹線を降り、散策、見学してきました。
2泊の行程で、1日目は熱田神宮から大須観音を経由し名古屋城、栄周辺を、2日目は大河ドラマで人気の岡崎、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている有松を散策、3日目は徳川美術館と徳川園を巡ってきました。
この旅行記は2日目の岡崎と有松を散策した時の記録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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名古屋から、大樹寺や岡崎城がある東岡崎まで乗車しました。列車には全車両特急料金がかかる列車や、一部特急料金がかかる快速特急や特急、急行、準急、普通などがあり、それぞれ停車駅が異なります。途中駅で車両が切り離されることもあり、初めて利用した際には戸惑ってしまいましたが、慣れれば特急料金がかからず特急に乗れるため、とても便利な路線であることが理解できました。名古屋駅では満員だった特急も、次に停車した金山駅で多くの人が下車したことに驚きました。
名鉄名古屋本線 乗り物
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徳川家康の5代前の先祖・松平親忠が1475年に創建した、松平家・徳川将軍家の菩提寺として知られる浄土宗の寺です。家康が身の危険を感じ自害しようとした際に、当時の住職・登誉上人の言葉で自害を思いとどまったということでも知られています。
写真は大樹寺山門です。大樹寺 名所・史跡
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徳川家光が建立した山門と、現在は小学校の敷地に建つ総門、家康誕生の城である岡崎城が一直線になっていて、境内から岡崎城がかすかに眺められます。
大樹寺 名所・史跡
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墓地には足利末期に建てられた、重要文化財に指定されている多宝塔
大樹寺 名所・史跡
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家康の遺品を集めたとされる墓と碑
大樹寺 名所・史跡
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秀忠が再建した松平家8代の廟所が建っています。
大樹寺 名所・史跡
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写真は廟所入口の様子です。
大樹寺 名所・史跡
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境内には家光が建立したとされる鐘楼も建っています。
大樹寺 名所・史跡
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本堂から続く宝物殿には、松平家・徳川将軍家の等身大の迫力ある位牌が並んでいます。
大樹寺 名所・史跡
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大樹寺本堂から見た日本庭園の姿です。
大樹寺 名所・史跡
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NHKの大河ドラマでもしばしば登場する寺で賑わっているかと思いましたが、訪れる人も少なくゆっくり寺内を巡ることができました。地元の人の話では、岡崎の町や人々はそれほど盛り上がっていないとのことでした。
大樹寺 名所・史跡
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110年に日本武尊により創建された岡崎最古の神社です。1518年に社殿が造営され、徳川家康が25才の時、厄除け開運を祈願し、松平から徳川に改名したことから立志解明の神社として信仰されていると説明板に記されています。
菅生神社 寺・神社・教会
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境内は乙川に面していて、木造瓦屋根の社殿と1982年に再建された開運稲荷大明神の赤い社殿が建っています。社殿の横にある明神型石鳥居は1638年に岡崎城主本多忠利が本殿を修復した際に寄進したものです。歴代の岡崎城主が城内鎮守の守護神として信仰した祈願所です。訪れた時は厄除け、開運などを祈願する人たちが参拝に来ていました。
菅生神社 寺・神社・教会
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菅生神社向かいの土手上から眺めてきました。
現在の橋は1965年に全長112mほどの鉄筋コンクリート製です。1645年に建築され、近年は御影石で造られましたが、乙川花火大会で落下する事故が起こり建て替えられました。ライトアップが行われていますが、夏季は節電で一時中止しているようです。親柱は御影石当時の親柱です。乙川に架かる、交通量が多いがっしりした橋です。殿橋 名所・史跡
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徳川家康が誕生したとされる岡崎城を見学するために公園を訪れました。園内には岡崎城をはじめ、家康誕生の朝、金の龍が現れたという伝説が残る龍城神社、30年前に復元した大手門、家康の産湯に使われたとされる龍の井などの他、家康公や徳川四天王の一人・本多忠勝の像なども建っています。今回は訪れませんでしたが、大河ドラマ館も建っていました。広々とした公園をイメージしていましたが、城と神社がくっついていたり、城の全景が見られなかったりと、城周辺がコンパクトにまとまっていたのが残念でした。
岡崎公園 花見
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岡崎城に接するように建っています。徳川家康が岡崎城内で誕生した朝に、金の龍が城楼上に現れ昇天したという伝説があります。祭神は徳川家康と本多忠勝です。薄すみれ色の柱の社殿で、鳥居横に神馬の銅像があります。社殿が新しいためか、菅生神社の方が歴史の重さを感じました。
龍城神社 寺・神社・教会
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岡崎公園内に建っています。15世紀中ごろに築城され、1531年に徳川家康の祖父・松平清康が現在地に移しました。1542年に家康が城内で誕生し、他国で過ごした少年期の後、19歳の年に岡崎城を拠点としました。1570年に徳川信康が城主となり、江戸時代になると譜代大名が城主になりました。石高は約5万石と少ないものの、大名は岡崎城主となることを誇りにしていたと伝えられています。明治維新で城は壊されましたが、1959年にほぼ昔通りの外観の天守が造られました。
岡崎城 名所・史跡
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2階に岡崎城のジオラマや武具が、3階に城下町のジオラマや産業についての展示が、4階に岡崎城シアターが、5階に展望室があります。岡崎シアターは壁3面と床に投影される映像を見て、当時の庶民の様子や花火などが楽しめます。床に現れる文字などに歩いて触れると映像が次々と変わる参加型のシアターで面白かったです。
岡崎城 名所・史跡
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城の天守を支えた天守台の心礎
岡崎城 名所・史跡
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石垣の穴蔵。
ちなみに礎石が現存するのは岡崎城と姫路城だけということです。岡崎城 名所・史跡
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城の前に建つ家康の遺言碑
岡崎城 名所・史跡
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東岡崎駅から有松駅に向かいました。
有松駅 駅
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有松駅前と東海道を結ぶ山与遊歩道。
短い道ですが、道沿いを小川が流れ、柳が植えられ、板塀の家が建ち、有松らしい趣ある小道です。 -
山与遊歩道を通って100mほど、かつての絞問屋と蔵だった建物が点在する有松保存地区。
旧東海道の池鯉鮒宿と鳴海宿の間にあった茶屋集落で、江戸時代末期に建てられた卯建や格子、塗籠造り、虫籠窓、まなこ壁などの建物が残る、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている街です。伝統工芸である絞の街としても知られています。800mに渡る街道沿いの家々には“ありまつ”と書かれた有松絞ののれんが掛っていて、街の人みんなで趣ある町並みを守っているように感じました。有松町並み保存地区 名所・史跡
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町並みを散策です。
1876年に建てられた、絞問屋を営んでいた方の住居です。昭和には50年ほど医院をしていたこともあり、現在は住居として使用されているようです。1階部分は木を中心に、2階正面と側面の壁は白漆喰で、通風や採光のための虫籠窓が備えつけられた塗籠造りになっています。1階の屋根には、邪気から家を守ると言われた鐘馗様が飾られています。国の登録文化財に指定されていて、白漆喰の美しさが印象的でした。棚橋邸 名所・史跡
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観光案内所を兼ねた有松絞の会館です。1階入り口に有松絞りの歴史や型などがパネルに展示されていて、ハンカチ、ネクタイ、スカーフ、エプロン、シャツから反物着物まで絞が販売されています。2階は有料見学所で映像で絞りの説明が学べ、伝統工芸士による実演を見学できます。事前予約するとハンカチや手拭いなどの絞り体験ができます。
有松 鳴海絞会館 美術館・博物館
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有松天満宮の大祭で曳行される、江戸時代から明治時代にかけて造られた、唐子車、布袋車、神功皇后車、3台の山車の1台が展示されている資料館です。街のエリアごとに山車を所有していて、館内では山車や祭の様子も映像で流れていました。どの山車にもからくり人形が乗っていて、当日展示されていた唐子車のからくり人形は、唐木と言われる黒檀や紫檀などの硬い木で造られ、山車には青貝や珊瑚などの螺鈿装飾が施され贅沢な造りになっていました。街の3つのエリアにはそれぞれ山車庫が造られていて、大祭は10月の第1日曜日に行われるとのことです。
有松山車会館 美術館・博物館
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昭和初期に建てられた商家建築です。旧神谷半太郎家の建物で、現在は日本料理店が主屋で営業をしていて、庭園を眺めながら食事ができます。奥の蔵をベーカリーに利用しています。ベーカリーで買い物をしたかったのですが、訪れた日は休業日でした。古い建物を残しながら活用して、町並みの保存に努めていることがわかりました。
神半邸 名所・史跡
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中町に建つ唐子車の山車庫。
木造で、街の景観に合っていました。 -
1741年に営業を開始した絞問屋の開祖と伝わる一族の住宅で、日本住宅らしさが感じられる板塀と、堂々とした土蔵、お客様を迎えたであろう瓦屋根の門などが印象的な住宅です。一見すると高級料亭のような姿の建物で、絞問屋らしい趣ある住宅です。
竹田邸 名所・史跡
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徳川家茂も訪れたそうで、1階の屋根には明治時代のガス灯が残っています。
竹田邸 名所・史跡
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江戸時代末期に建てられた建物で、連子格子やなまこ壁、通風や採光のための虫籠窓、防火目的の塗籠造りなど、当時の建物の特徴が残っています。間口がとても広く、2階のひさし下の塗籠造りが波のようになっていたのが印象的でした。
岡邸 名所・史跡
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1661年から1906年まで有松で絞問屋を営んでいた方の住宅です。1階には格子、2階には虫籠窓、屋根には防火用の卯建が造られている典型的な絞問屋の住宅です。2階部分の高さが低いつし2階という作りで、屋根は妻側を切り落とした切妻屋根、瓦は平瓦と丸瓦を一体化させた桟瓦葺になっています。黒漆喰の塗籠造りや白壁の蔵、なまこ壁など落ち着きが感じられる建物で、当時の繁栄していた様子が伝わっていました。
小塚邸 名所・史跡
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町の西端に建つ曹洞宗の寺院です。創建は1592~1595年と言われ、現在地に1755年に移りました。花頭窓がある本堂の瓦屋根はきれいで、東海道に面した山門は一間薬医門で明治以降の再建です。幕末の狂歌師、梅屋鶴壽の歌碑が東海道に面した植え込みの中にありました。幼稚園を併設していて、丁度降園時で迎えの保護者たちが次々と境内に入って行きました。
祇園寺 寺・神社・教会
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木々が生い茂った小山に89段の石段があり、上がっていくと板塀で囲まれた社殿が建っています。菅原道真を祀っていて、麓の古い町並みに建つ祇園寺に神廟がありましたが、18世紀に現在地に奉遷し、1824年に八つ棟造りの神殿が建立されました。
有松天満社 寺・神社・教会
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境内に6つの末社があり、囲いの前にウソの像が奉納されています。ウソは災いや悪事を嘘にしてくれると言われ、ついてしまった嘘や災いが真や幸運に変える縁起物として祀っているそうです。趣ある社殿の瓦屋根から草が生えていたのが印象的でした。ぽつぽつ訪れる人がいる静かな境内でした。
有松天満社 寺・神社・教会
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有松駅に戻る途中、有松の町を再び通りました。
尾張藩により東海道に開かれた町で、東海道を往来する旅人の土産物として絞り染めが考案されて発展しました。東海道約800mに沿って間口の広い絞商の主屋が多く建ち並び、絞り染めに関わる人々の住む町家が混在していました。新しい住宅もありますが、木造二階建、切妻屋根の平入の建物が多く残っていました。文化庁から日本遺産にも認定されました。特徴ある建物に説明板が立っていてとても分かりやすかったです。東海道だけあって車が多く通るので、建物を見ながらぼんやり歩いていると危なかったです。有松古い町並み 名所・史跡
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