ヒバからヌクスまでバスとタクシーで移動　その11

2023/06/10 - 2023/06/10

　ヒバからヌクスへ鉄道で行くにはウルゲンチで乗換て行くが、ダイヤ上ほぼ不可能。
　ヒバのホテルのフロントではチャーターのタクシーだと70ドルで行ける。と言われたが、私はヒバからウルゲンチまでバスで5,000sum、ウルゲンチからヌスクまで80,000sum(2日前にタクシー運転手に確認してきた)で行くからとお断りした。しかしホテルのフロントでは、タクシーは一人で乗れるしクーラーも効いている。あなたのルートは4人詰めでクーラーもないぞと言われたが、安い方を選んだ。
トータルで5時間程かかったがなんとかヌスクに到着できた。

エリア ヌクス(ウズベキスタン)

バスのスタートはヒバ北門を出た左側にある。ロシア製のミニバンが待っているので乗る。一杯にならないと発車しないが5分ほどで一杯になった。

トロリーバスの走る直線道路を飛ばす。
途中で降りる人は運転手に申し出て降りる。終点まで行くと5,000sumだが、途中だと3,000sumとか4,000sumになる。切符が発行されるわけでは無く運転手のポケットに札がどんどん入っていく。まさにどんぶり勘定だ。

ウルゲンチのマーケットで降りる。ほとんどの人がここで降りる。
ここからヒバへ行くバスは、このマーケットの裏手にバスターミナルがあるので間違わない様に。

20分程歩いてオリンピックスタジアムの入口付近に止まっているタクシーにヌスクと声をかける。ヌスクまでは100,000sumだと言う。すぐに発車するかと思いきや二人だと言う。10分くらいして二人目の青年が来たので発車するかと思ったら三人だと言う。

結局四人待って発車。私はほぼ1時間待たされた。

Google mapとは違う方向に走っていると思ったら途中の電気工事店に寄って蛍光灯の荷物を屋根に乗せていた。

それからは順調に走るが最初4車線だったのが2車線になったり、3車線で中央だけが舗装してあり、上り下り早い者勝ちで舗装道路を走っていたり、完全な未舗装道路だったり大変な道路だった。

カラカルパクスタンの国境でこの自動車だけ警察官に止められて免許証を拝見していた。

その内運転手が降りていって、警察官と怒鳴りあっていた。何がいけないのかちんぷんかんぷんで他の乗客は気にすることなくスマホをいじっている。
屋根の上に高く積み上げた蛍光灯の荷物がいけないのだろうか？
しばらく怒鳴り合ったのち運転手が戻ってきて怒りながら車を出した。警察官は何事もなかったかの様に次の車を止めている。

二車線で対向車が来ようがウインカーも出さずに前の車を抜いて行く。
道路が広いから出来るが、恐怖でしかない。

砂漠地帯を走る。遠くに見えるのは貨物列車。駅で退避している。

砂漠を見るのも走るのも初めてだ。
風が吹くと砂が舞い上がる。冷房が無いから窓全開のため車内も砂が入ってくる。
サングラスも必需品だ。

運転しながら豆を食べ続けている。ピスタチオの様な感じの豆。
カスは窓の外へポイポイ捨てる。

しょっちゅう電話がかかってきて談笑しながら運転している。

ヌスクの駅前で降車する人がいたため停車。
私はホテルの前まで送ってもらえた。
降りる時になって120,000sumだと言い出した。
先ほどの警察官と怒鳴りあっていたのをみていたので、無駄な抵抗をやめてすんなり＋20000sum渡した。多分ホテル前まで送ったからなと言うことじゃないのかな？わずか250円位で嫌な思いもしたく無いし。
約3時間かけてヌスクに無事着いた。