タシケント観光　その2

2023/05/29 - 2023/05/29

　ウズベキスタンに来て二日目タシケントの街を歩きました。
　旧市街を歩くのは楽しいです。古い街並みは道路に面しているところは壁になっていて大きな扉を開いて中に入ると中庭があって中庭に向かって建物の窓があります。外敵から家を守るために100年以上前からこのような作りだそうです。なので、家の中から外の様子を伺い知ることはできません。内側は意外と立派な建物になっていて、広さも十分あるように見えました。ウズベキスタンの他の街もこのような家が多いです。googlmapで見ると一目瞭然です。

エリア タシケント(ウズベキスタン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ホテルの朝食。
　おしゃれなテーブルで色とりどりの食品が並ぶが、あまり食べるものがない。
　この国名物の丸いパンも切ってくれたが1片食べれば十分だし、中央のお粥のようなものは調味料が何もなく一口いただいただけです。野菜がなくて、ハムもなくて、卵がなくて、唯一食べれたのが右下にあるクレープのようなものをジャムをつけて食べました。

観光に向かいます。
ホテルのあるところは旧市街、趣があります。
旧ソ連製のトラック。頑丈にできているのか物持ちがいいです。

ハズラティ・イマーム広場
大きな建物です。
中はお土産屋さんです。

　向かいにある大きな建物はイスラム文化センターだそうです。建設中のため中には入れません。巨大な敷地で周りを回ってみましたが、どこからも入ることはできませんでした。

　チョルスーバザール
　建物の中では野菜や肉を売っていました。二階に登ると全体を見渡せます。
　建物の周りの方がテントがいっぱいあって活気がありました。
　見てまわるのは楽しいです。肉は一応冷蔵庫みたいなものに入っているけれど、この暑い国で大丈夫なのかと思ってしまう。牛のももやタンの大きな塊があると壮観さを感じます。でも道路や線路脇で草を食べている牛を見ると痩せていてアバラが見える牛ばかりなのであまり期待はできない。

外観はこんな感じ。

地下鉄への入口です。
入口にメトロのMの赤い看板があるだけなので分かりにくい。

　駅の中は装飾が綺麗です。共産圏の地下鉄は地下が深いと思っていたら意外と浅いところにある。
　道路から階段を降りたところに切符売り場がある。どこまで乗っても1,400スム17円。窓口にお金を出すとレシートにバーコードを書いたものをくれる。荷物検査をして改札にバーコードをかざす。中に入ると大きなバケツがあってそこにバーコードの切符を捨てる。意外と人件費がかかっている。切符売り場は二人、改札に警備員と駅員二人いる。ホームも警備員が二人以上いる。運賃がどこまで行っても17円で4両編成。よほど人件費が安くないと採算は合わない。電車はワンマン運転だけどね。

電車は4両編成写真の電車は新しいが、古い電車の方が多い。
ドアが閉まる時、日本の電車は閉まる直前にドアの速度が遅くなりゆっくり閉まるようになっているが、ここの電車のドアはいきなりバシャンと閉まりなす。乗客のことを全く考えていない設計に心地よささえ感じます。

駅ごとに装飾が違います。
タイルでできたレリーフがたくさんあります。

　タシケント駅に来ました。
　目的は明日乗る高速鉄道の切符をすでにインターネットで購入してあるのですが、スマホの画面を見せれば乗れるけれど、プリントアウトしてもらいたかったからです。窓口は混んでいて郵便局の窓口にあるような順番の紙を取ります。先客が20人ほどいました。みなさん窓口の対応が長く30分以上待たされました。私はどうでもいい客でしたが。webで撮ったチケットの券番号を係員に見せ、それをパソコンに打ち込んだら切符が発券されました。

また地下鉄に乗って今度はプロフセンターに行きます。
地下鉄車内は液晶パネルはあるのですが、広告だけしか映し出されず駅名が全く分かりません。駅にも駅名がどこに書いてあるか分かりません。駅の数を数えて降りるしかない。降りても本当にいいのかわからないので警備員のおじさんに聞きます。

プロフセンターまで約2kmほど歩きました。
じゅうたんを運んでいるようです。日本なら完全にアウトです。

プロフとサラダとビール。タシケントは意外にビールを置いてある店が多い。
プロフはここで食べたのが最初で最後でした。

建物はこんな感じで大変賑わっていました、

今度はバスに乗ってタシケントシティーへ行きました。
バスの車掌はなんと子供。大丈夫かこの国は？少年は札束を握りしめてお金を集めていました。誰からも1400スム徴収すればいいだけなので簡単ではあるが。

タシケントシティー
新しい町でマンション群が整然と並んでいる。みてもあまり楽しくもない。

帰りもバスでホテルまで。
バス停に待っていてもなかなか来ない。30分ほど待っただろうか。