初めて見学した皇居と、リラックマ成くま式

2023/05/13 - 2023/05/13

4/28 - 5/16 の期間で、リラックマ２０周年「成くま式」が東京駅の大丸で開催されています。

見ておこうと思って東京駅に出向く際に、せっかくなので都内を散歩してみたいと考え、生まれて初めての皇居や、以前散歩した際に中に入れなかったニコライ堂を回ってみようと考えました。

この旅行記は、無計画に皇居を回ってみたものです。
事前調査ゼロ、行き当たりばったりで見た割には、目の前の直観に従ってまずまず見られたのではないかと思います。

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩

運動不足解消の街歩きと、大丸で開催中の「リラックマ20周年記念 祝・成くま式」見学を兼ねて都内に外出しました。

最初に、午後の短めの時間だけ中に入れるニコライ堂を見たくて、新御茶ノ水で下車。ソラシティの中を通って外に出ました。

御茶ノ水ソラシティ 名所・史跡

ニコライ堂。

内部は写真撮影ＮＧなので外観のみ。

その内部ですが、一言で言えば日本ではなかなか見られない、海外の教会の雰囲気そのままで、ヨーロッパ旅行したくなりました。

教会の人が説明してくれた中に、何故教会で祈りをささげるのか、という話が面白かったです。

あの話、「俺が神様」で「キリストの血と肉→俺のｘｘ」に置き換えると、某カルトになるんだなぁと思って聞いてました。

カルトってそんな感じっす。根拠があるようで全くない。

ニコライ堂 寺・神社・教会

ニコライ堂は、紅梅坂の頂上付近に建っています。

今はあまり坂の感じを受けませんが、本郷通りがないとして、秋葉原の方を見下ろすと坂であることが分かります。

紅梅坂 名所・史跡

お茶の水から東京駅の丸の内まで歩きます。

途中で、これまで行ったことがない皇居も見てみたいと思います。

神田橋。
江戸城の将軍が上野寛永寺に行く時に通った門の跡が、今は橋になっています。

神田橋 名所・史跡

将門塚。

平安時代中期の豪族、平将門の首を供養するために建てられた石碑。

承平天慶の乱で討伐された平将門の、平城京都大路にさらされていた首がここまで飛んできて落ちたという伝説から建てられています。

令和の時代にリノベーションされたそうで、これはちょっと新し過ぎませんかね。
歴史の残し方を間違えていると思いました。

将門塚 名所・史跡

皇居に入ってみます。

皇居と言っても、入った感想は江戸城跡で、当然ながら皇族がお住いの場所には立ち入ることはできません。

大手門から入ります。

実質的に皇居へのアクセスはこの大手門のみです。
他の場所は警備の方はいますが門自体も閉じられていました。

インバウンドの方多かったですね。

皇族のすぐ近くに敵国の観光客近づけていいんですか？
スパイかもしれないし、テロを起こされるかもですよｗ

そういう発想を事象愛国者がしないということは、日本は平和だってことです。

手荷物検査がありました。前のインバウンドの方がスーツケース引っ張ったまま来たので、少し待たされました。

大手門 名所・史跡

大手門脇のシャチホコ。何者なのだろう。

大手門は二重になっており、ここをくぐると皇居東御苑です。

同心番所。

「同心」と呼ばれる武士たちが、江戸城に来る人々を監視していた建物です。
屋根瓦に徳川家のご紋が残っていました。

この建物が象徴的ですが、「皇居」と言いながら、徳川時代の太平の世の時代を見ていく感じですね。

同心番所 名所・史跡

こちらは百人番所。

中の門に向き合って建てられた警備詰所。

甲賀組、伊賀組、根来組、二十五騎組の２５ｘ4＝100名の鉄砲隊が昼夜交代で勤務していたそうです。

百人番所 名所・史跡

その中之門跡。

中之門跡 名所・史跡

大番所。

中の門の内側にあり、ここでは位の高い武士たちが警備にあたっていたとのことです。

今の世の中よりしっかりセキュリティが考えられていたのでは・・もしや・・

大番所 名所・史跡

江戸城の再現模型がありました。こちらは三代家光時代のもの。

徳川幕府が開かれた後、最初の50年ぐらいの間に3回建て替えられたのですが、その江戸城も大火で焼失します。

で、4回目の建造は大火からの街の復興を優先し、「もういいや」となったのです。

このあたりも、昔の方が為政者が庶民に向き合っていたのかなと。

江戸城 名所・史跡

で、4回目の建造のために石垣までは作ったのですが、その上に天守が乗ることはありませんでした。

その遺構を見ることができます。

江戸城 名所・史跡

石垣に登ると、皇居東御苑を見渡すことができます。

皇居東御苑 公園・植物園

北側は、北唐詰門が見えて、その先には光る玉ねぎも見えます。

東側に見えたのが、デザインが特徴的な桃華楽堂。

石室。

火事などの非常時用に、大奥用の緊急物資を貯蔵していた場所のようです。

富士見多聞。

武器などの収納や倉庫などとして使われていた建物のようです。

建物からは、皇居の中が少し見えます（写真撮影可能です）。

なお、見えている建物は皇居内の倉庫だそうです。

富士見砦。

昔は富士山に向けて遮るものが何もなく、ここから富士山や海が見えたそうです。

大手門から外に出て、二重橋の方に向かって見ました。

すぐ見えてくるのが巽櫓。

巽櫓 (桜田二重櫓) 名所・史跡

巽櫓からさらに回っていくと、坂下門と、右側には宮内庁の建物。

坂下門 名所・史跡

皇居の正門は閉じられていました。（当たり前！）

その皇居の正門から右手に、駅名にもなっている二重橋が見えます。

二重橋 名所・史跡

二重橋は鉄製の橋ですが、皇居の正門に架かる橋は石橋の眼鏡橋みたいなもの。

正門石橋 名所・史跡

少し引いて見ると、二重橋と石橋がダブルで見えて、これらを総称して二重橋という方もいるようですね。

東京駅の方に戻って、和田倉噴水公園。

1961年、今上天皇のご成婚を記念して作られた和田倉噴水を、皇太子殿下のご成婚を機に再整備した公園になります。

かつて江戸時代には会津藩松平家の邸宅だったそうです。

和田倉噴水公園 公園・植物園

和田倉門の石垣の跡（これも整備されているのでしょうが）も見れます。

和田倉噴水公園には、風景にマッチしたスタバもあります。

和田倉門につながる和田倉橋です。

この後東京駅を通って、大丸に向かいます。

和田倉橋 名所・史跡

さて、東京駅併設の大丸。

大丸 (東京店) 百貨店・デパート

ここの１１階の催事場で、リラックマ２０周年「成くま式」をやっているのです。
こちらを見に来るついでに、色々歩いてみた感じになりました。

うーん、リラックマの中身は２０歳の成人なんてとうに過ぎたオ〇サンのはずなのだが。

着いた時は待ち行列が１００人ほど。

１２階の鉄板焼き屋さんが夕方までカフェで営業してたので、コーヒーを飲みながらまったり待機しました。

さて、入場ですよっと。

かわいいですね。

リラックマの好物？　団子やどら焼きなどが一緒に展示されていました。

キイロイトリコーナーも。

こちらはコリラックマコーナー。

コリラックマがリモコンでいたずらするの、結構好きです。

リラックマ、着ぐるみを選択して干すの図。

新キャラ（リラックマの作者非公認らしいですが）、チャイロイコグマのコーナー。

胸毛をもふもふ触ることができました。
コロナ下だし、触ってないけど。

チャイロイコグマ神社。

ボタンを押すと、コグマが運勢を占ってくれます。

成くま式の展示。

ここがメインですかね。

リラックマ一座からの感謝。

２０周年のお土産や特製グッズも売っていました。

帰りに、神田に立ち寄って食事をして帰りました。

ちょうど神田祭が行われていて、ノー感染対策でお祭りしていました。
久々のお祭りだぜ！で体調悪いのに出てきた人がもしいたならば、参加者の中で体調不良者がドカドカ出てくると思います。

一瞬見たぐらいなら問題はないと思いますが・・
ウィルスは消えてないですからね。

楽観的に考えて現実から目をそらすのは日本人の悪い癖。
注意を払いつつやればいいのに（簡単なことだから）と思いましたね。

やっぱりステーキ神田店で、沖縄で気に入ったステーキを食べました。

赤身でしつこくないのが良いです。赤身の良さはもっと伝わるべきかな。
ここのステーキは、赤身でもやわらかいんですよね。

やっぱりステーキ 神田店 グルメ・レストラン