2023/03/15 - 2023/03/21
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ミズ旅撮る人さん
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首都ダッカから北西のボグラに移動して、周囲の仏教遺跡を見学しました。
その後、今度は南下してインドとの国境であるパドマ川に面したラージシャヒに来ています。夕べは川岸で夕日鑑賞をする筈でしたが太陽が見えなかったので、ボート遊覧になりました。
観光3日目は、一番期待していたプティアの見学です。
ここは、中心の池をぐるっと囲んでヒンズー寺院群が立ち並び、その外側を広い堀が四角く囲んでいます。地図で見るとすぐにわかる特徴的な地形です。
ベンガル地方にほんの一時期だけ栄えたヒンズー教の寺院がここに集まっています。
真ん中の池の部分にピラミッド型寺院が建っていれば、アンコール・ワットのような形の場所です。
四方から堀の内部に渡る道があり、私達は北側のシヴァ寺院の横を通って入りました。
池の周りを半周して西側にある3つの寺院ゴパーラ・小ゴヴィンダ・アニクが同じ敷地に建っている所を見学します。そのまま隣にある廃墟を散策し、またまた池の周りを歩いて東側へ行きます。
ラジパリと呼ばれる大きな西洋建築があり、今は博物館になっています。
そこの裏庭に大ゴヴィンダ寺院があり、これが最も優れた建築になっています。
博物館を見学した後に、南側にある小アニク寺院も見学しました。予定では3つの寺院を1時間で見るだけだったそうですが、最後にシヴァ寺院とその横のロッド寺院まですべて見学できました。精一杯撮って来たので、2回に分けて旅行記を書きます。
前編はゴパーラ寺院、小ゴヴィンダ寺院、ボロ・アニク寺院・廃墟を訪れます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
ラージシャヒ駅のちょうど前を走っています。
夜はあんなにごった返していたのに、朝はこんなに空いています。
ちょっと不似合いなほど洒落た街灯が並んでいます。
ホテルを7:45に出発して、東に向かっています。 -
駅前通りが南に下って行きます。自転車とバイクとリキシャ、それにオートリキシャなどの三輪車が走っています。
-
さあ、始まりました。なんだかこうでないとバングラを走っている気がしなくなって来ました。真ん中の舗装道路が途中から工事区間に入るので、こぞって側道を走っています。
-
舗装道路に戻ると、今度は正面から追い越しの車が突っ込んで来ます。
あの車は、荷物を積んだトラックを追い抜こうとして、バイクとオートリキシャの後ろに入ろうとしているのです。
この光景を2日間、じっくり見て来ました。
既に慣れっこになって、むしろ喜んで見ています。 -
あのダンプが来るとちょっと怖い。既に前を走るワゴン車は避ける体制に入っています。ダンプは、オートリキシャを追い越すため、センターラインなど気にも留めずにはみ出して来ます。どちらの車線を走る車も殆ど減速することなく、猛スピードですれ違って行きます。
抜かれる方も、どうか無事にすり抜けてくれよと思っている・・かなあ? -
製材所です。自転車に荷車が付いたようなものから、大きなトラックまで、木材を運んでいるのをよく見掛けました。大きな丸太から枝を束ねたものというように、様々な形態で、とにかくよく運んでいます。
まだ薪などの燃料としての需要が高いようです。レンガも燃料は木? -
町中になると、道路の上は人と車でぎっしりになります。
車が走れるような広い道路が少なくて、どうしても集中してしまうようです。リキシャなども舗装道路を走りたいから、ここに来てしまうし。
もっと町の道路をしっかり舗装して、幹線道路を使う車が減れば、この渋滞はかなり良くなるんじゃないかな。
近年まで「アジアの最貧国」と呼ばれていたバングラデシュは、インフラ整備の真っ最中です。 -
鶏を売っています。右側のケージの中にもいるけれど、左の大きな竹かごの中にもいます。
ここで売っている鶏は、買った人が自転車のハンドルにぶら下げたり、後部のケージに入れたりして運んで行きます。
茶色い鶏と白い鶏、どちらも見掛けます。食事に出て来る卵は日本の物より少しだけ薄味なような気がします。 -
路線バスが私達を追い越して行きました。
路線バスはかなり強引に追い越しを掛けます。
だからなのか、ほとんど車体に元の塗装が残っていませんね。
みんな、どこかの車などにこすりつけて来たのでしょう。
それが私達のバスでなくて良かった。 -
周囲は麦畑になって来ました。ベンガル料理と言うと、お米を連想しますが、カレー(トルカリ)にはナンやチャパティが添えられることもあります。焼いたり、揚げたりしてお菓子を作ることもあります。
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町の中心は市場です。自転車で荷車を引いて来る人や、リキシャで乗り付けて来る人など様々です。この買い物の混雑がそのまま交通渋滞に直結するので、収拾がつかなくなります。やがて、スーパーなどが出来るようになると、露店の市場の混雑が少なくなり、街の喧騒も落ち着くのかしら?
一人親方が好きなバングラ人が、個人の小さな店に固執しないようになるには、あとどれくらいかかるんだろう。 -
巨大なバナナ市場です。バスで通過するのに予想以上に時間がかかりました。バナナって、こんな状態で取引するんだ。やっぱりまだ青い房を収穫するのね。これを大きなトラックに満載して行くのです。
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すれ違いざまに9枚もの写真を撮れるくらい、このバナナ市場は続いていました。長い幹に房生りのバナナは、大きな葉を上にかけて保護します。
バナナの葉は、お皿になったり、屋根になったり、壁になったり、大活躍しています。 -
この町の幹線道路は、中央が側道と分けられていて、無秩序な通行が抑えられています。ここを右に曲がるとプティアのヒンズー寺院群がある一角に入って行きます。
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四角い外堀を北側から渡っています。左側にはシヴァ寺院が見えます。
ここは最後に訪れます。 -
お堀を渡って中の島に入ると中心には別に大きな貯水池があります。
池の周りをバスは走って行き、西南の角にある寺院群の前で止まりました。ここには3つの寺院があります。今回はこれらを紹介して行きます。 -
柵で囲われた敷地内の一番手前にあるのが、ゴパーラ寺院。
寺院と書かれているのですが、寺院らしさはありません。むしろ集会所のような感じです。また、プティア村の他の建物の特徴であるテラコッタの茶色い外装が見られず、異色な存在です。 -
向かって左側に2階に上がれる階段があります。
建物の中は何もないのですが、テラスから全体を見渡すことが出来ます。 -
テラスからの眺めです。右の白壁が小ゴヴィンダ寺院、その奥にアニク寺院が見えます。
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貯水池越しにシヴァ寺院が見えます。
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東側の窓の向こうにはラジパリ(領主の館)が見えます。
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ゴパーラ寺院の前はバラの咲く庭が整えられています。
さりげなくすべての樹木が綺麗に刈り込まれています。
昨日訪れたパハルプールの博物館の隣の庭もトピアリーが見事でした。
イギリス植民地時代の影響なのかしら? -
小ゴヴィンダ寺院(Choto Govinda Temple)の東側の壁は真っ白で角と出入り口の周り以外にはテラコッタの装飾がありません。
緩やかなカーブを描いた尖塔が一つだけの屋根を持つ建築様式を「エク・バングラ・スタイル」というそうです。 -
白い壁の角には細かい彫刻が見られます。
これは、粘土にレリーフを刻み、釉(うわぐすり)を掛けずにそのまま焼いた陶板です。 -
出入り口の周りにもテラコッタが見られます。
何故、壁が白いのでしょうか。この寺院が完成する前に、この地に於けるヒンズー教が衰えてしまって、完成できなかったのでしょうか。 -
出入り口の上部は渦巻き模様のような花と葉がびっしり書き込まれています。3か所に鉄環があるので、緞帳のようなものが掛けられていたのかもしれません。
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北角のテラコッタには、三角部分に人の頭に獣の身体のスフィンクスのようなものが描かれています。
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南角の三角部分(右)にも同じモチーフが刻まれていますが、南側(左)の三角部分は馬のような動物が数頭描かれています。
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南側の正面を見ています。
この建物は四角い建物の屋根がとんがり屋根になっています。
屋根の軒線が水平でなくカーブを描いて四隅が垂れ下がっているのが特徴です。これは雨の多いこの地方の農家の草葺き屋根が、雨を早く地上に落とさせるために工夫した形になっているのです。 -
一旦衰退したヒンズー教は、17世紀以降ヨーロッパの影響によりイスラム教が衰えると息を吹き返して、ベンガル地域独自の赤茶色のヒンドゥー寺院を建てたのです。
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赤茶色の陶板は、プティアにおけるヒンズー寺院群の特徴です。
日本語で弁柄(べんがら)または紅殻(べにがら)という色は、酸化鉄を主とする顔料で、ベンガル地方で多く産出したことからオランダ語を経由して伝わったものです。 -
この色は、オランダを介して日本にまで伝わったなんて、驚きます。
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ここに刻まれている絵柄は独特で、インドの物とは明らかに異なります。
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獣頭人身のモチーフが多く見られます。ヒンズー教にはガネーシャという、頭は象で身体は人間というシヴァ神の息子がいます。彼は妻パールヴァティーが浮気をしたと勘違いしたシヴァ神に首をはねられてしまい、パールヴァティーの懇願により最初に通りかかった生物の首を据えることにしたら、象が来たという特殊事情があります。これらのレリーフのモチーフたちは、どういう存在なのでしょう。
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右側の男性は足を高く上げています。よく見ると何故か足は3本あります。しかも1本は人の頭を踏んでいます。
足を高く上げるポーズは「踊るシヴァ神(ナタラージャ)」を想起させます。インドでは「踊るシヴァ神」の像はたいへんな人気です。
インドの何人かのガイドから、「シヴァ神は妻パールヴァティーとどちらが踊りが上手いか競い合いました。シヴァの方が足を高く上げられたので勝利を収めたのです。」と聞きました。 -
縦にならんだテラコッタにも、ヒンズーの神々と思しきレリーフが見られます。
上から3番目は、髑髏の長いネックレスを頸から下げているので、シヴァ神の妻パールヴァティーの化身カーリーです。神々に阿修羅が勝って世界が乗っ取られた時、怒ったパールヴァティーがカーリーに変身して退治します。カーリーが描かれる時にはその足下に夫であるシヴァ神を踏んでいます。シヴァ神は「破壊の神」なので、膨大なエネルギーを持っており、カーリーはそれを吸収して戦うのだという事です。悪魔を退治してくれるので、インドでは人気があります。
上から5つ目のレリーフは孔雀に乗っているので、シヴァ神の長男スカンダです。孔雀のパルヴァニに乗って表されますが、ガネーシャとはどちらが長男なのか議論があります。 -
下から2番目にガネーシャがいます。象の頭に人間の体。ネズミに乗ります。こんなにネズミが大きく描かれることは無いのですが、ベンガル風なのでしょうか。それにしても、インドでヒンズーの神々のレリーフをいろいろ見て来ているけれど、これがヒンズーの神々なのだとは納得し難い程、表現が違います。
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角の部分は1枚の陶板に二人の人物が描かれて統一されています。
それらを囲む装飾はテラコッタでは細かい彫刻が難しい中で、よく精密に刻まれています。 -
正面の3つのアーチの奥にもテラコッタのレリーフはあります。
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プティアのヒンズー寺院群は、一度イスラム教が主流となった後で築かれたため、イスラム建築の影響を受けていて、正方形を基本とする 幾何学的な基礎設計をしていることと、アーチやドームを用いているのが大きな特徴です。
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インドのヒンズー教美術はとても独特な形態を持っていますが、
途中にイスラム教が入ったことで、偶像崇拝が否定され、インドのヒンズー教の様式は残らなかったようです。
1201年にイスラム王朝となり、18世紀にイギリスの支配を受けるまで、神を表すことが禁じられたので、ベンガル独自のヒンズー様式が確立したのでしょう。 -
アーチを囲む左右のレリーフは、対称に描かれています。
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建物の角に描かれる小さなレリーフは、向かって右側には二人が描かれていたのに対して、左側には3人以上が描かれていて、5枚一組ですべての段が同じ絵柄になっています。右側は同じ絵柄もあるのですが、全部揃って同じではありません。こういう部分は、かなりこだわると思うのですが、建築者が鷹揚だったのでしょうか。
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外壁の足回りには稚拙な補修の跡があります。
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本当にそのレリーフはそこにあったの?と言いたいくらい、サイズが合っていません。
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アーチの内部に入って見ました。地面との段差が1mくらいはあるので、裏側に回って階段を上がって来るか、よじ登るしかありません。何故か内部の方が彫りが浅くて、つぶさに見る気にはなれませんでした。
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ぞんざいな装飾は、レリーフが全部同じ絵柄です。
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作りに精巧さがなくなり、同じモチーフばかりの装飾は見る気が減退します。
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普通、ここはヒンズー寺院なら、神々の像やシヴァ・リンガが安置されていた筈です。しかし、それらの痕跡はありません。今、このプティア村にはヒンズー教徒はいないのかしら?
建物の管理はしていても、礼拝している様子はありません。 -
アーチの柱の装飾はなかなか見事です。
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外壁のレリーフは、たいそう美しく残っています。何が違うのかしら?
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残念ながら人物像などは、あまり美しく見えないのですが、この辺りの植物をモチーフにした装飾は整っていて綺麗です。
大きなアーチを飾る小さなアーチたちは、基本3つのブロックで構成されていて、それの組み合わせで出来ています。それらを見ていると、このテラコッタを作った職人たちの姿が思い浮かびます。 -
このテラコッタは摩耗が少なく、妙にハッキリしています。補修されたのかもしれません。
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これも違和感がありますが、絵柄がどんなものだったのかよくわかります。
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上の方のレリーフはオリジナルなのでしょう。(下段の真ん中は複製?)
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現代のベンガル人たちは、このレリーフをどう見るのでしょう。ムスリムは関心が無いでしょうが、少数ながら存在するヒンズー教徒たちには、これが基本形になるのでしょうか。
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奥のアニク寺院(Boro Anhik Mandir)です。
プティア村には4つのアニク寺院があるので、これはBoroアニク寺院と呼びます。(カタカナでボロと書くのは気の毒なので) -
小ゴヴィンダ寺院とよく似た外装ですが、横に3つのパーツに分かれていて、屋根も3つ繋がっています。
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レリーフの絵柄などは、小ゴヴィンダ寺院とほぼ同じなのですが、あれ?何か違う。
こちらの方が彫りがしっかりしていて、惹きつけられるものがあります。 -
小ゴヴィンダ寺院のレリーフを見ていた時は、好みではない絵柄に肩から力が抜けていたのですが、いきなりシャキッとしました。
これは格が違う。そのせいなのか、レリーフの顔が削られています。 -
摩耗していたり、削られていたりするのですが、Boroアニク寺院のレリーフからは目が離せません。
もう同じ絵柄を随分見て来た筈なのに、こちらは芸術品に見えます。
ガイドブックには何の説明もないので詳細はわかりませんが、Boroアニク寺院には惹かれました。 -
中央の枠の中は、小ゴヴィンダ寺院の内部にたくさん描かれていた弓矢を構えるポーズのようですが、削り取られているというのに、存在感があります。
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アーチとアーチの間の柱。ひょっとして、顔が無いからよく見えるのかな?ミロのヴィーナスは両腕が無いから永遠の美を手に入れたのだと言われます。
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自分が気に入った寺院と出会えて良かったです。イスラムの国では寺院建築好きの私は何を見ればいいのかちょっと途方に暮れる部分がありました。ムガール帝国のモスクなら、壮大な建築物なので見応えがありますが、バングラデシュの建物は情報がありません。
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旅行の出発前の下調べで、ここの写真を見つけた時には、心が躍りました。バングラデシュの観光で最も期待する場所になりました。
このツアーは3か所の世界遺産を訪れますが、そのどれでもなく、小さなプティア村が私のハートを射止めました。 -
目が満足していると、口は寡黙になるようです。
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失われたレリーフがオリジナルの美しさを損ねることなく修復されますように。この修復の仕方は、やはりムスリムだからなのでしょうか。
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だったら、このままでいいよ。削られていたって良い物はわかるから。
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日本を含めた世界中で、かつての技術力が失われてしまっているのが悲しいです。インドでも、もう元通りに直す技術が残っていないと言うのを何度も聞きました。
ましてやムスリムがヒンズー寺院を直せるはずもなく・・・虚しいなあ。 -
この麗しい建築物がこれ以上損ねられませんように。
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Boroアニク寺院から見た小ゴヴィンダ寺院とゴパーラ寺院。
小ゴヴィンダ寺院は、正面にだけ全面に装飾がありますが、他の3面は白壁です。 -
Boroアニク寺院と小ゴヴィンダ寺院の間に、公衆トイレがあります。ここが一番綺麗なのだそうです。
トイレが綺麗かどうかは、ガイドの最もこだわるポイントで、しょっちゅう「ここのは綺麗」「ここのは汚い」とコメントがあります。バングラに来てそんなにトイレに期待している人はいないと思うけどなあ。
ガイドは日本に来た時に見たトイレが理想になっていて、かつては「便所」というのがぴったりな暗くて臭くて汚い、水洗ではないトイレが普通だったことを知りません。今でも結構残っているのにね。
向かって左側が女性用です。彼は管理人で、最後の人が出たので中を確認して施錠するためにいます。
男性用は既に施錠されています。同様にプティア村の寺院群はすべて施錠管理されていて、鍵を持っている人に開けてもらわなければなりません。 -
バングラデシュでは、あまり猫を見ることはありません。
犬・山羊・鶏・牛はあちこちで見掛けます。 -
クチナシのような白い花が咲いていました。
サンユウカ(三友花)というインド原産の夾竹桃科の常緑中木です。
クチナシに似た甘い香りがします。 -
敷地から出て、すぐ隣の廃墟に入って行きます。
池の南西の角にあり、かなり大きな建築物なのですが、ガイドブックには記載がなく、グーグルマップにもBara Annik Mandirという名称があるだけで、それもちょっとずれています。正式名称がわかりません。 -
この建物は相当傷んでいますが、西洋建築だったことがわかります。
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廃墟には、つる性植物が繁茂しています。
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地表面からの湿気で、漆喰が剥げてレンガが剥き出しになっています。
それでもアーチ部分の装飾が美しかったことがわかります。 -
ヒンズー寺院に興味が無くても廃墟好きには絶好の場所じゃないかな。
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前庭から見ると、建物は2階建てでかなり広かったことがわかります。
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これだけの建物なので、東岸にあるラジパリ(領主の館)と同等の建物だったのでしょう。ガイドの説明がイヤホンから流れては来るのですが、簡潔な表現ではないので聞いていられないのです。説明してた?
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2本組の円柱が特徴的です。その間には、日差しを遮るシェードがありました。
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屋根は木造で、床にはレンガが敷かれていましたが、今は大穴が開いています。
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肝試しが出来そうな雰囲気です。夜は真っ暗だろうなあ。
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建物は5段の階段を上がった場所にあります。床はやはりレンガに漆喰だったのか、今ではすっかり地面と同化しています。
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廃墟の隣はバナナ畑です。建物は朽ちるばかりの場所ですが、
すぐ隣は現在も生活の場です。 -
バナナ畑の世話をする親に連れられて来た子供たちは、ここで遊ぶんだろうな。過去と現在が混じり合った不思議な空間です。
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ターネラ・ウルミフォリアという花のようです。
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一部2階部分が残っていて、階段があるのですが当然立入禁止です。
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こちらがBara Annik Mandir(大アニク寺院)じゃないのかな。屋根の形を見て、そう思いました。でもやはり寺院らしさはないんですけどね。
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廃墟を出て貯水池の南岸に立ちます。北岸にシヴァ寺院の白い塔と、その右側にドルモンチョと呼ばれるクリシュナを祀る寺院が見えます。
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ここからだと逆さシヴァ寺院が見られます。
これまで見て来たヒンズー寺院とは随分違う様式です。 -
池の東岸には、ラジパリが見えます。池に面した壁はほとんど漆喰が落ちてしまって、レンガだけになっています。今から池に沿って歩いて行きます。
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東に向かって少し歩き出して、西岸を遠望します。
ゴパーラ寺院・小ゴヴィンダ寺院・Boroアニク寺院が見えます。
左端が廃墟です。 -
池の南岸を歩いて行くと、チャー屋さん(チャドカン)がありました。
インドで言うチャイで、基本は甘いミルクティーです。
チャイはとても美味しいので、是非バングラデシュでも飲みたかったのですが、高級なレストランやホテルで出すもの以外は口に出来ない雰囲気で、断念せざるを得ませんでした。
インドのツアーでは、路上のチャイやラッシーを飲むのは当たり前に出来るのに、それほどまでにバングラデシュの衛生状態は悪いのかと不安になります。でも、見た所そんな不安はないように見えます。
ツアーガイドのバングラデシュに対する不信感と言うより、日本人はひ弱だと思っているのでしょうね。 -
ラジパリの正面は向こうを向いています。広い芝生の広場を挟んでドルモンチョが建っています。
-
ドルモンチョは、1895年にクリシュナに捧げられて建てられた寺院です。外観はヒンズーと言うより、イスラム風の4階建てです。
この建物の向こう側には地元の市場があります。 -
ラジパリは以前は側面同様、相当傷んでいたようですが、正面だけは綺麗に修復されています。
2階のテラスは洒落た細工が目を引きます。なんとなく長崎のグラバー園のような雰囲気です。 -
ラジパリの中は博物館になっていますが、先ずは裏庭にある大ゴヴィンダ寺院を見学することにします。裏庭への入り口は、正面を通り過ぎて奥の3つのアーチの真ん中に通路があります。
グーグルマップのストリートビューを見ると2015年の画像があり、修復前の姿を見ることが出来ます。
今回はここまで。次回は大ゴヴィンダ寺院とシヴァ寺院を訪れます。
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