2021/11/25 - 2021/11/25
932位(同エリア1139件中)
おやじさん
常滑市井戸田町 洞雲寺
知多四国八十八箇所六十二番札所で、歩き疲れた巡礼者を寧護大師がにこやかに出迎えてくれる。
- 旅行の満足度
- 2.0
- 観光
- 2.0
- 交通
- 1.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
阿野町3丁目交差点から左に進むと道路左側に小高い丘と森が見えてきます。
失敗談。
写真に矢印を付けておきますが、看板があり、私らはそちらを進んでいきました。
後になって分かりますが、×を付けた細い道を進むと洞雲寺の駐車場と観音堂には出れますが、山門は左に進んだ右側です。 -
右に続く細い道、その途中に石段があるのでこちらを上ります。
洞雲寺 寺・神社・教会
-
上
境内は左に観音堂と正面に稲荷鳥居があり、樹々に包まれた先の石段を下りると本堂に続きます。
駐車場は右方向になります。
下
知多四国第六十二番札所洞雲寺観音堂。
道路から見えていた丘の上に鎮座する入母屋瓦葺平入の観音堂。 -
知多四国第六十二番札所洞雲寺観音堂の正面全景。
-
観音堂外陣。
鰐口下に見える石の地蔵は「願掛け抱き地蔵」と呼ばれるそうで、願掛けをして地蔵さんを持ち上げた時、その重みが軽く感じれば願いが叶うという。重軽石の地蔵版。
賽銭箱の上にある木彫りの手は祈願用で、これを持ち撫でるとご利益があるのだという。 -
外陣天井を見上げると無数の千社札。
-
壁面に巡礼奉納額が掛けられていましたが、年代は読み取れない。
-
内陣
左から弘法大師像、中央に聖観世音菩薩、右側に薬師如来像が安置されています。
聖観世音菩薩は33年毎に御開帳されるそうで、前回は2019年に御開帳されたようです。 -
上
観音堂正面から境内の眺め、正面には忠魂碑。
参道の両脇の鉢は蓮が植えられていて、時期になると綺麗な花を咲かせるようで、洞雲寺には双頭蓮と呼ばれる一本の茎から二つの花を咲かせる珍しい蓮があるという。
100年に一度とか50年に一度あらわれるとか言われるようで極めて稀な事象とされ、吉祥、瑞兆の花とされ良い事が起こる前兆とされる有難い蓮なんだそうだ。
蓮を生けた鉢は本堂前にも無数見られ、実際に見てはいませんがそれらの鉢に花が咲けば見ごたえがあるやも。
下
本堂に向かう石段の右に鎮座する稲荷大明神。 -
役行者像
稲荷社の向かいにオールステンレス製の祠に安置されていて、風化により像容や年代は窺い知れない。 -
上
本殿に続く石段、周囲にもみじもあり紅葉が綺麗かもしれない。
11月の終わりに訪れましたが、この時期の紅葉はまだ色づき始めた頃でした。
下
本堂前の境内から石段の眺め。
石段左右に祠があり、手前の祠が地蔵尊、奥は青面金剛明王像が安置されています。 -
上
洞雲寺本堂全景、寄棟瓦葺の平入。
洞雲寺は正式名を御嶽山洞雲寺で、由緒沿革によると開山は1555年(弘治元年)に善海法師により開かれたという。
白鳳年間、聖武天皇の勅願を受け、行基菩薩が天竺の香木から聖観世音菩薩像を刻み、御嶽山に安置、七堂伽藍、三百の坊を有する「御嶽三百坊」を建立したとされます。
しかし、1537年(天文六)の兵火によりこの伽藍は数百年間にわたって信仰、文化の中心地であった御嶽山の伽藍坊舎はことごとく焼き払われたとされます。
諸堂の焼失から難を逃れるため、仏像は池に沈められ、田畑に埋められたと伝わるようです。
時は流れ御嶽池の改浚の折、本尊の阿弥陀如来(平安末期作)が池中から発見され、信仰の場として寺院を建立したのが御嶽山洞雲寺の始まりという。
下
本尊の「阿弥陀如来坐像」は常滑市文化財に指定されるもので行基作。 -
右
本堂前のおもてなし観音
三十三の姿にかえられる観音様、生きとし生けるものを導く姿を「おもてなし」というようだ。
左
見上げて如来
上半身だけの観音像はあまり見たことがない。
これら何れも近年に建立されたもののようです。 -
本堂山号額と堂内。
-
本尊の像高は88㌢で榧(かや)材の一木造で現状は生漆塗りとのこと。
極楽浄土から来迎する姿ではなく、悩みを紐解く瞑想の姿で、顔立ちは優しさが漂い、衣は十世紀風の古
様を示し、平安末期と推測され昭和44年に常滑市指定文化財になったようです。 -
堂内に安置されている像各々に銘板が付けられ、そうした銘板は境内の祠などにも及んでいる、馴染みのない者には有難い。
-
左、賓頭盧頗羅堕尊者と右が俵子、色々と見どころの多いお寺です。
-
本堂内の曼荼羅。
残念ながら外光が反射し絵がよく分からなかった。 -
洞雲寺の寧護大師。
ガラスの箱に入れられた猫の置物、ではなく猫の姿をされた弘法大師なんだそうだ。
この像は裏と表ともに猫の姿が描かれ、写真の三鈷杵を持つ側が弘法大師を表現し、裏側は数珠を持つ私達が猫として描かれている。
寧護とは安らぎを守るの意味らしく、猫だけに鰹節のパックをお供えするのが習わしの様です。
こちらの像も平成に入って奉納されたものという。
寧護大師をお目当てに訪れる方や、専用の御朱印もあるようで、寧護大師は集客に一役買っているようだ。 -
こちらが洞雲寺の玄関となる石柱門、ここから先の境内に数台は駐車はできるようですが法要に訪れた方用と割り切った方がいいかな。
という事で右の細い道から境内に入ったので、裏から入り、表から寺を後にすることになりました。
次回は双頭蓮が咲く時期に訪れて見たいものです。 -
御嶽山 洞雲寺
宗派 / 西山浄土宗
創建 / 1555年(弘治元年)善海法師により創建
本尊 / 阿弥陀如来座像
札所 / 知多四国八十八箇所六十二番、知多西国三十三所霊場十三番、法然上人知多二十五霊場十二番
所在地 / 常滑市井戸田町2-37
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