2023/04/30 - 2023/05/02
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この旅行記のスケジュール
2023/04/30
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電車での移動
新幹線 東京→新山口
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バスでの移動
新山口→萩 スーパーはぎ 13:50発 14:55着
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自転車での移動
2023/05/01
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自転車での移動
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バスでの移動
17:18発のバス 萩→津和野
2023/05/02
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電車での移動
津和野駅→湯田温泉駅
2023/05/03
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この旅行記スケジュールを元に
島根県・津和野の安野光雅美術館に行きたくて、周辺観光を加えて旅してきました。
城下町の美しい街並みを、幕末、明治維新に想いを馳せながらのんびり巡る文化的な旅。
まずは、萩編。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4月30日(日)
新幹線で新山口駅へ。新しくておしゃれ。駅前のバスターミナルから、13:50発の「スーパーはぎ号」というバスで、萩に向かいます。
(予約不要。SuicaやPASMOなどのICカードも使えますが、スマホでバスのチケットを買うと、萩の観光案内所でクーポンをもらえます。)新山口駅 駅
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1時間程度で、萩バスセンターに到着。
バスセンターの向かい側にある、タバコ屋さんで(スマイル貸自転車)、レンタサイクルをしました。1時間200円(後払い)。安い。。(古くて錆びているも、タイヤはいい感じ。)萩バスセンター 名所・史跡
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既に15時なので、今日は東に向かって、松陰神社周辺を観光することにしました。
自転車ならあっという間に、松陰神社に到着。
世田谷区の松陰神社には行ったことありますが、本場・萩の松陰神社は初めて!松陰神社 寺・神社・教会
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境内には、神社だけでなく、吉田松陰の旧宅(幽閉されていた3畳間の部屋も外から見学できます。)や松下村塾の建物などが保存されています。幕末に思いを馳せます…
松下村塾 名所・史跡
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神社にもお参りしてから、宝物殿「至誠館」(\500)に入りました。吉田松陰の書や、亡くなる直前に書き綴った「留魂録」(遺書)の現物などを見ることができます。広くはないですが、じっくり時間をかけて観ました。
幕末は、若くして高い志を持った人々が沢山いたんだな…松陰神社 寺・神社・教会
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松陰神社でかなりゆっくりしてから、近くにある伊藤博文別邸へ(\100)。
以前、東京の品川でたまたま伊藤博文のお墓を発見したのですが、その辺りから、萩に移築されたようです。伊藤博文別邸 名所・史跡
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二階建てで立派なお屋敷です。さらっと観て、次の場所へ移動。
伊藤博文別邸 名所・史跡
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すぐ近くにある、吉田松陰の叔父である、玉木文之新の旧宅。立派なかやぶき屋根の平屋。もともと、彼が松下村塾を創めたそうです。
開館時間を過ぎていたので、外観のみ。玉木文之進旧宅 名所・史跡
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玉木文之新旧宅の向かい側の坂(維新ロード)を上っていくと、吉田松陰の誕生の地とお墓があります。
結構急な坂だったので、自転車は、玉木文之新旧宅の横の駐車場に停めたままにして、徒歩にしました。 -
吉田松陰の生家跡。少し高台にあり、西日に照らされてキラキラした日本海を観ることができました。よい場所・・・
森の中に、山縣有朋が書いた石碑がありました。(元の書は、松陰神社の宝物殿にあります)吉田松陰誕生地 名所・史跡
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吉田松陰のお墓。ここの墓地は、吉田家の一族のほか、高杉晋作などのお墓もあります。松蔭は、幕府に処刑されたため、表立ってお墓を作るのは勇気のいったことだったようです。門下生たちにいかに崇敬されていたかが、分かります。
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萩の宿は、萩バスセンターの目の前にある、御厨高大(みくりや・たかだい)へ。
150年前に料亭としてオープンした歴史ある宿。
食事処には、元総理大臣の田中義一の書がありました。美しい字。
ホテルの方々も非常に親切でアットホームなよい宿でした。
何より、バス移動に便利だし、レンタサイクルも至近だしで、一人旅には最高です(萩の中心地にも近いです)。萩温泉郷 萩の御厨(みくりや) 高大 宿・ホテル
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5月1日(月)
二日目もレンタサイクルを借りました。朝8時に出発。
今日は、西側の城下町をめぐります。まずは、朝早くから開いている、萩城跡に向かいます。萩城下町 名所・史跡
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途中、菊ケ浜に立ち寄りました。指月山(しづきさん)が見えます(この後、この山に登りました)。静かで美しい海でした。夏は海水浴場にもなるようです。
菊ケ浜 自然・景勝地
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萩城跡指月公園に着きました。
萩城跡指月公園 名所・史跡
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公園内には、茶室などがあります。
萩城跡指月公園 名所・史跡
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公園の奥に進むと、標高143メートルの指月山の登山ルートが。
結構な急登で息が上がります。15分くらいで山頂へ。ここも城跡。指月山 自然・景勝地
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展望台はないとの看板が出ていましたが、菊ケ浜が見えました。きれいな青!
指月山 自然・景勝地
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反対側からも、美しい日本海。なんとも言えないブルーです。早起きは三文の得。
指月山 自然・景勝地
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山を下りて、城跡のお堀を見学。静かでよいところです。
萩城跡指月公園 名所・史跡
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中に神社もありました。盛りだくさんな城跡。
志都岐山神社 寺・神社・教会
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公園の出口を出て歩いていたら、二の丸銃眼土塀のあたりで、菊ケ浜に出てきた遊覧船が見えました。
萩城跡指月公園 名所・史跡
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城跡の入場券とセットになっている、旧厚狭毛利家萩屋敷長屋へ。51.4m×5mの細長い建物。
旧厚狭毛利家萩屋敷長屋 名所・史跡
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まだ10時で時間もあるので、萩八景遊覧船に乗ることにしました。10:10発の便で、所要時間40分程度。
萩八景遊覧船 乗り物
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遊覧船は、城下町の中の運河を通って、橋本川を旧田中義一家別邸のところまで行って引き返し、菊が浜の海に出るコース。
さほど見所があるわけでもありませんが、水の上はやはり気持ちよく、こういう船があると乗ってしまいます。萩八景遊覧船 乗り物
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自転車に乗って、城跡から南下しました。
ここは、堀内鍵曲。行き止まりに見せかけた土塀。かっこよい・・・。物が少ない時代はなんとも意匠が素敵だな、と思います。堀内の鍵曲 名所・史跡
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口羽家住宅を見学しました。こちらで、文化財施設9カ所に入れる一日券(¥310)を購入。
口羽家住宅 名所・史跡
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お庭から、川が見えて素敵なお家。縁側でのんびりしたい気分。
萩の各施設には、ボランティアガイドさんがいて、萩の歴史について、色々とお話をしてくださいました。口羽家住宅 名所・史跡
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鍵曲のところを曲がって、サイクリングを再開。
普通のおうちも、こうした塀がそのまま残っていて、素敵な街並みです。 -
旧明倫館の跡地もありました。ここが手狭になったので、もっと広い場所に移ったようです。ちなみに、中心地にある現明倫館は、かつて小学校として使われていて、萩中の子どもが通う、3000人規模のマンモス校だっだそう!いまは少子化・過疎化でかなり減り、明倫館の裏に、小学校の建物が建てられています。
旧明倫館跡 名所・史跡
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平安橋を渡って、平安古(ひやこ)地区へ。
元総理大臣、田中義一の別邸へ。ここは大臣を辞めた後に使い始めたそうです。
ここでもガイドさんが丁寧に部屋を回りながら色々と教えてくれました。田中義一別邸 名所・史跡
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22部屋もある豪邸で、元々は、生活に苦しむ士族救済のために夏みかんの栽培を奨励した小幡高政氏が建てたもの。「五松閣」という建物は、田中義一が増築したもの。赤松・竹・梅の木を使った床の間など、非常に豪華。
田中義一別邸 名所・史跡
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田中義一は、舟遊びもしていたそうで、家の庭から、船で川に出られるようになっています! 風流。
田中義一別邸 名所・史跡
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ちょうど夏みかんが開花しており、甘くてよい香り・・・。
しかし、花と実が同時に付くって、不思議な植物だ・・・。
田中家別邸のお庭が、「かんきつ公園」となっており、5月13、14日に夏みかんまつりがあるとのこと。萩が最も賑わう日だそう。田中義一別邸 名所・史跡
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田中家別邸ではガイドさんがじっくり解説してくださったので(観光客が私一人だったので)、かなりゆっくりしました。
こちらは、平安古鍵曲。田中家別邸のすぐ近くです。平安古の鍵曲 名所・史跡
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城下町のほうに戻って、パトラ・カフェでランチ。
北欧雑貨があったりして、おしゃれ。 健康的で美味しかったです。パトラ カフェ グルメ・レストラン
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萩の中心部、明倫学舎に来ました。ここは、観光案内所があったり、大きな駐車場があったり、まさに観光の拠点。
萩・明倫学舎 美術館・博物館
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建物も、何棟もあって、めちゃくちゃ広くてびっくり。廊下が広い!
萩・明倫学舎 美術館・博物館
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今日から萩焼まつり。教室で、萩焼の出店がありました。
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明倫館の2号館の中には、『世界遺産ビジターセンター』と『幕末ミュージアム』があります。初日のバスチケットを買った際にもらったクーポンで入場。思った以上に広かったです(寄贈された資料の量がすごい…)。
萩・明倫学舎 美術館・博物館
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城下町に戻り、文化財施設めぐりを再開。
まずは、木戸孝允旧宅へ。藩医の息子。
木戸孝允の7~11歳の頃の手習い(書道)が飾ってあって、超達筆。家の柱には、「死而後已」(死ぬまで努力し続ける)と落書きしたりと、本当、この時代の人々の生き方は、現在の我々とは完全にレベルが違う。。。
技術の進歩とともに、人間それ自体としては退化してしまったのではないかと思ってしまいました。木戸孝允旧宅 名所・史跡
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こちらは蘭学者の青木周弼旧宅。
ガイドさんに、萩の過疎化についてうかがう。。観光地として非常に綺麗に整備されていて、とても過疎化と思えないんだけどな。(税収がありそう、という意味で。笑)
夜は誰も出歩いていない、と。あるべき姿だと思いますけれども…。青木周弼旧宅 名所・史跡
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続いて、高杉晋作誕生地の旧宅。
ここは萩市所有ではないようで、一日券では入れませんでした。
入場しても、建物内には上がれませんが、なかなか立派そうな建物です。高杉晋作誕生地 名所・史跡
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続いて、旧久保田家住宅。呉服→酒造の豪商という感じで、土蔵含めて、非常に大きくて立派な建物でした。やっぱり、何よりも豪商が立派なお家に住んでるよね、と思いました。。
向いの菊屋家住宅は、入場料がちょいと高かったのでパス…(すみません)。旧久保田家住宅 名所・史跡
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さて、城下町をあとにして、自転車に乗って、萩の町を南下しました。
造船で有名な渡辺蒿蔵旧宅へ。ここは無料で入れますが、一室で、市民の方の会合が行われていたので、すぐに出ました。渡辺蒿蔵旧宅 名所・史跡
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川沿いに進み、山縣有朋誕生地の石碑をチラ見して、更に進むと、藍場川沿いにある桂太郎旧宅へ。(城下町からは少し遠いので、自転車がよいです)
総理大臣を辞めた後に建てたそうですが、もともと、生誕の旧宅もあった敷地のようです。こじんまりとした建物ですが、庭には川の水を引き込んだ流水式池泉庭園になっていて立派。桂太郎旧宅 名所・史跡
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桂太郎旧宅の隣は、旧湯川家屋敷。
こちらのほうが立派。別の施設のガイドさんに、江戸時代の遺構が残ってるとして、おすすめされました。旧湯川家屋敷 名所・史跡
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屋敷の中に、川の水を引き入れた炊事場があるのが特徴的。冬は寒くないのかしら・・・と思いますが、京都貴船の川床を彷彿とさせる炊事場でとても素敵。
旧湯川家屋敷 名所・史跡
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もちろん、庭の池も川の水から引き入れられています。
旧湯川家屋敷 名所・史跡
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ひととおり萩の城下町を堪能し、自転車を返しました(1日1000円)。
17:18発のバスで、津和野へ!
(→津和野編に続く)萩バスセンター 名所・史跡
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