姫路旅行記(ブログ) 一覧に戻る
菱の門をくぐり、左手の坂道を登っていくとある西の丸。天守が完成してから10年ほど後の1618年(元和4年)に増築され、天守の建つ場所が姫山で、こちらは鷺山だそうです。<br /><br />池田氏から姫路藩を引き継いだ本多忠政の息子・忠刻に嫁いだ徳川秀忠と江の長女として生まれた千姫の化粧料10万石により整備され、千姫と侍女がここに暮らしていました。<br /><br />

2023桜とお城を巡る旅(2)+ その2 千姫ゆかりの西の丸百間廊下・化粧櫓へ

7いいね!

2023/04/04 - 2023/04/04

1312位(同エリア2154件中)

chemire

chemireさん

菱の門をくぐり、左手の坂道を登っていくとある西の丸。天守が完成してから10年ほど後の1618年(元和4年)に増築され、天守の建つ場所が姫山で、こちらは鷺山だそうです。

池田氏から姫路藩を引き継いだ本多忠政の息子・忠刻に嫁いだ徳川秀忠と江の長女として生まれた千姫の化粧料10万石により整備され、千姫と侍女がここに暮らしていました。

旅行の満足度
4.0

PR

  • 西の丸へ。<br />

    西の丸へ。

  • 西の丸南門 礎石<br />

    西の丸南門 礎石

  • 武者溜り<br />

    武者溜り

  • <br />


  • 天守閣撮影スポット。

    天守閣撮影スポット。

  • 百間廊下・化粧櫓の入口はワの櫓にあり、天守閣同様に土足厳禁です。階段を上り少し進むと、進行方向左手側にある窓の隙間からお堀を進む和船が見えました。<br />

    百間廊下・化粧櫓の入口はワの櫓にあり、天守閣同様に土足厳禁です。階段を上り少し進むと、進行方向左手側にある窓の隙間からお堀を進む和船が見えました。

  • ワの櫓に入ってからはしばらく廊下だけが続き、説明板が数点だけありました。<br />

    ワの櫓に入ってからはしばらく廊下だけが続き、説明板が数点だけありました。

  • 百間廊下は南にあるワの櫓から始まり、レの渡櫓・ヲの櫓・タの渡櫓・ルの櫓・ヨの渡櫓・ヌの櫓・カの渡櫓と続き、化粧櫓が最も北に位置しています。<br />

    百間廊下は南にあるワの櫓から始まり、レの渡櫓・ヲの櫓・タの渡櫓・ルの櫓・ヨの渡櫓・ヌの櫓・カの渡櫓と続き、化粧櫓が最も北に位置しています。

  • 約240mの長い廊下。<br /><br />

    約240mの長い廊下。

  • 廊下の大戸。ここから内部は女性が居住していたため、夜になると頑丈な扉が閉ざされたそう。<br />

    廊下の大戸。ここから内部は女性が居住していたため、夜になると頑丈な扉が閉ざされたそう。

  • 百間廊下の窓からのぞむ天守閣は、備前丸から見た時とは違った美しさがあります。<br /><br />

    百間廊下の窓からのぞむ天守閣は、備前丸から見た時とは違った美しさがあります。

  • 廊下を進んで行くと、進行方向右(城の内側)だけに部屋が現れました。これは防備上のことのようです。<br /><br />部屋の中には、昔の暮らしの様子の再現などはなく、姫路城の説明に関するパネルがたくさん展示されています。まとまっているせいか天守閣にあるものより見やすく、詳しく書かれている様に感じました。<br /><br />写真は撮らなかったので、どの渡櫓で見たのか忘れましたが、千姫物語絵巻による生涯の解説があったり、千姫の羽子板(複製)なども展示されています。<br />千姫は豊臣秀頼に嫁ぎましたが、大阪夏の陣で秀頼と死別。本多忠刻と再婚し姫路城で約10年間過ごしました(その後、忠刻とも死別したため江戸城に移り出家して天樹院と号した)。<br /><br />

    廊下を進んで行くと、進行方向右(城の内側)だけに部屋が現れました。これは防備上のことのようです。

    部屋の中には、昔の暮らしの様子の再現などはなく、姫路城の説明に関するパネルがたくさん展示されています。まとまっているせいか天守閣にあるものより見やすく、詳しく書かれている様に感じました。

    写真は撮らなかったので、どの渡櫓で見たのか忘れましたが、千姫物語絵巻による生涯の解説があったり、千姫の羽子板(複製)なども展示されています。
    千姫は豊臣秀頼に嫁ぎましたが、大阪夏の陣で秀頼と死別。本多忠刻と再婚し姫路城で約10年間過ごしました(その後、忠刻とも死別したため江戸城に移り出家して天樹院と号した)。

  • ヨ~カの渡櫓には、千姫に仕えた侍女たちが暮らしたとされる8畳ほどの広さの部屋が並び、西の丸長局と呼ばれています。<br />

    ヨ~カの渡櫓には、千姫に仕えた侍女たちが暮らしたとされる8畳ほどの広さの部屋が並び、西の丸長局と呼ばれています。

  • 化粧の間または化粧櫓と呼ばれる由来は、千姫が休息所として使用したことから。<br />

    化粧の間または化粧櫓と呼ばれる由来は、千姫が休息所として使用したことから。

  • 壁の上部にある説明板には「中書丸・武蔵野御殿も姿を留めないいま、千姫の面影をしのぶただひとつの建物となりました」と記されています。<br />豪華な装飾や調度品があるわけでもなく、静かに風情を感じる櫓なんだなと思いながら、この先にある階段を下りて出口へ。<br />

    壁の上部にある説明板には「中書丸・武蔵野御殿も姿を留めないいま、千姫の面影をしのぶただひとつの建物となりました」と記されています。
    豪華な装飾や調度品があるわけでもなく、静かに風情を感じる櫓なんだなと思いながら、この先にある階段を下りて出口へ。

  • 再訪時には、刻印めぐりも楽しそう。<br /><br />

    再訪時には、刻印めぐりも楽しそう。

  • 西の丸の見学所要時間は50分。西の丸東側の土塀を見ながら坂を下り、三国堀に向かいます。<br /><br />

    西の丸の見学所要時間は50分。西の丸東側の土塀を見ながら坂を下り、三国堀に向かいます。

7いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP