No.3(武家屋敷の桜）今年は最速の開花宣言！花追い旅の10日間（2023年4月15日～24日）

2023/04/15 - 2023/04/24

写真は角館の武家屋敷通りの桜です。

満開の時期を少し過ぎていましたが
桜の花びらが舞う武家屋敷の雰囲気を
楽しむことができました。
角館は北上より少し北側にあるので
桜前線の名残がまだ残っているようです。

桧木内川（ひのきないがわ）の河川敷沿いの
桜は満開で今を盛りと咲き綻んでいました。

＜今回の旅の計画＞
2023年04月15日（土）東横イン北上駅新幹線口
07:52発　柏ＪＲ特急ときわ51号　全席指定・勝田行
08:54到着　勝田

国営ひたち海浜公園入園券付　2023年4月15日満開
勝田駅-海浜公園1日フリーきっぷ 季節料金期間用
シルバー1,250円　バス代往復800円込みで現金のみ合計1,250円
11：47発　勝田　ＪＲ特急ときわ　品川行
友部ＪＲ水戸線　小山行
小山からＪＲ新幹線やまびこ　仙台行
宇都宮から　ＪＲ新幹線やまびこ　盛岡行
16:31着　北上　さくら祭り　ライトアップ18時～21時

2023年04月16日（日）東横INN秋田駅前
08:58発　北上　ＪＲ新幹線やまびこ51号　盛岡行
09:17着09:46発　盛岡　ＪＲ新幹線　こまち　秋田行　
10:39着　角館
14:22発　角館　ＪＲ新幹線　こまち・秋田行　13号車自由席
15:04着　秋田　１８時からライトアップ

４月１7日（月）　東横INN弘前駅前
09:44発　秋田　ＪＲ奥羽本線・大館行発 　10:16着　八郎潟
又は10:55発　秋田　ＪＲ奥羽本線・東能代行発　11:29着八郎潟

バス　駅前発バス11：55　⇒大潟富士12：04着　道の駅着　12：17
バスに乗車せずに弘前に行った。
八郎潟発16：15つがる5号18:30新青森着
実際は1本前のつがるへの指定席の変更は乗車券販売機で変更できた。

2023年4月18日（火） アートホテル弘前シティ　
「中央弘前駅」or「弘前駅」にて「乗車証明書」提示で
『共通入園券』が無料でもらえた。
改札口のマシーンで自分で引いてもらった。
駅員が見ているので改札に入ってすぐはもらえず
電車で帰って来た時に自分で引き出して貰った。
弘前城本丸１７時迄・北の郭、弘前城植物園17時までと藤田記念庭園の
1日入園券　大人 520円
『共通入園券』無料チケットは当日限りで時間がなくて藤田記念庭園
は入場せず。

2023年4月19日（水）東横INN弘前駅前　ペットボトルの水サービス
18日と１9日弘前観光　スマホのみで購入できる津軽フリーパス
スマホで2日間購入済みで１か月の間の2日使用期間。
スマホですぐ出せなくて苦労した。
「TOHOKU MaaS」で電子チケットとして販売。大人 2,460 円

2023年04月20日（木）東横INN新青森駅東口
青森周辺観光　

2023年4月21日(金)東横INN青森駅前から東横INN函館大門に
前日に変更した。
https://www6.kaiho.mlit.go.jp/01kanku/
hakodate/keihou_kaijou.html
--津軽海峡 地方海上予報　函館海上保安部
波が高かったらどうしようか
　　　
函館にフェリーで移動し観光する。
津軽海峡フェリー9000トン級は乗船日の5日前までの予約
及び事前決済が可能であること
海割ウォーク　2,780円が大人2,380円
2日前にスマホでクレカで購入して200円引きだった。2,580円

ねぶたん号バス青森駅西口②番乗り場　駅出て目の前　
駅を出たところにトイレもあり
9:00発　満員に近い　300円スイカ使用可能
津軽海峡フェリーターミナル9:11着

11便　ブルールミナス 10:00出港 函館13:40着
函館のフェリー発　バス14:10発　14:30着途中バス停
14:35途中バス停 14:40函館駅　350円くらい　
きれいな大型バスは時間通りに発車　10人くらいしか乗車せず。
待てない人はタクシーを利用していた。駅まで2,000円以内との事。

2023年04月22日（土）東横INN函館駅前大門　2泊目

04月23日（日）東横INN　東横INN函館駅前朝市
駅から4番バス停　函館登山17：30　30分毎　
帰りは山頂18：10発乗車した。
30分毎だが大渋滞で昨夜の最後のバスなどは取り消しとのこと。
ロープウェーで帰って下さいとのことでした。
ICカード利用可で片道500円　バスや市電の乗り放題チケットは
スマホのみで購入、使用できる。

2023年04月24日（月）　東横INN小山駅東口2　キャンセルした。
07:00　函館ＪＲ快速はこだてライナー・新函館北斗行 2駅　4両くらい
07:19着07:38発　新函館北斗　新幹線はやぶさ14号・東京行6駅指定席
09:41着10:08発　盛岡　ＪＲ新幹線やまびこ56号・東京行
12:34着12:55発　宇都宮　ＪＲ湘南新宿ライン・逗子行 5駅
13:21着　小山　　
１4：02発　小山　ＪＲ両毛線・高崎行7駅594円
14:37着　あしかがフラワーパーク
両毛線・高崎行ホームに行く途中に無人の観光案内の部屋で
パンフレットがあり
100円引き券が下の隅にあった。5名迄使用できる。
西口は駅から3分くらいと近いので入園チケットを2,000円で購入した。
15時くらいだったがあまり混まずに購入できた。
入園チケットは200円割引きチケットが下に印刷され
3名迄利用可能で翌日から10月末利用可能。
あしかがフラワーパーク　17：30から夜間入園200円しか違わない
18時からライトアップ
セブンかローソンで購入すると200円引きくらい、
手数料かかるかもしれません。

参考
青函フェリーは3000トン級でWEB予約　
乗船日2日前の23：59までネットで購入すると
2023年のはやぶさⅡ就航記念で1700円　9便14：35出港
函館18：25着　はやぶさⅡ　
青函フェリーに乗船した人のみ専用の予約タクシー1,000円位で
函館駅等まで行ける。

エリア 角館(秋田)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

08:58発　北上　ＪＲ新幹線やまびこ51号　盛岡行
09:17着09:46発　盛岡　ＪＲ新幹線　こまち　秋田行　
10:39着　角館
14:22発　角館　ＪＲ新幹線　こまち・秋田行　13号車自由席
15:04着　秋田
北上駅から新幹線やまびこ51号　盛岡行で
角館に出発しました。

盛岡駅 駅

よく見ると何両編成かで何号車か分かるようになっていました。
ホームではやぶさを待っていると面白いことが
ありました。
外国からの観光客の一行が乗車する列車を探して
いるようです。
（乗車口が分からないのかなあ…？）
私たちが乗車する車両のホームで待っていると彼らが
やってきました。
年配の男女と若い男女のグループです。
話の中で分かったのですがご両親とその娘夫婦だそうです。
みんなで乗車案内表示を見上げながら相談しています。
少し心配になってきたので話しかけてみました。
「ミスター、何をお探しですか？」
「私たちは田沢湖に行くのですがこの列車は田沢駅に
行くのですか？」と言っています。
「えぇ、行きますけど。私たちと同じ車両ですね。」と答えますと、
「私たちは外国人観光用の乗車チケットを持っているのですが
指定席を購入していません。乗っても大丈夫でしょうか。」
とのことです。
「残念ですがこの列車はすべて指定席になっているはずですが。」
と答えると一行は困ったような顔をしています。
「でも大丈夫です。この列車は満員にならないはずですから、
空いている席に座れると思います（いい加減なことを言っています）。
ばらばらに座ることになるかもしれませんが、それでもよければ
乗車しても問題ないと思います。」
と説明すると皆さんの顔が明るくなりました。
「ところでどちらの国から来たのですか？」と年配の
女性（お母さん）に質問すると
「USAから来ました。」とのことです。
「USAのどちらからですか？」と更に追加質問すると
「テキサスからです。」との返事がありました。
「テキサスはビッグカントリー（大国）ですね。」というと
笑顔が返ってきました。
「私たちはバショーが好きで彼の足跡を訪ねているのです。」
とのことです。
「バショーって、ショートポエム（俳句のこと）で有名な
あの松尾芭蕉のことですか？」と聞くと
「そうです。」との返事です。
テキサスから来たアメリカ人が松尾芭蕉の愛好家だと知って
嬉しくなりました。
（私は旅行の際に「奥の細道」を旅の友として持って行くことがあります）
列車が到着して私たちが車両に乗り込もうとすると
彼らは入り口の前でもじもじとして乗車してきません。
私の連れ合いが「さあ、一緒に乗りましょう！」と促すと
大きな荷物をもって全員乗り込んできました。
車両の前方に空いた席が見つかったようで全員一緒に座ることが
できました。
田沢駅は次の駅ですから問題は無いと思いますがもし車掌が来て
指定席の確認等でトラブルが発生すれば手助けしようと思っていました。
暫くして車掌さんが来たのですが一行をチラッと見ただけで
問題なく通り過ぎて行きました（やれやれです）。
彼らが下車して私たちの車窓を通り過ぎるときに年配の女性が
こちらに向かって手を振ってくれました。
私たちは外国旅行する時は言葉が分からなくて苦労した経験をたくさん
持っていますの彼らの不安感が良く分かります。
彼らの支援が少しでもできてうれしく思いました。
勇気をもって話しかけてよかったです。

盛岡駅 駅

11：42に角館駅に到着しました。
角館には2020年9月にバスツアーで
一度訪れたことがあります。
今回は鉄路で到着しました。
2度目の来訪です。

角館駅 駅

まずは角館駅前の観光案内書を訪ねます。
観光案内所の佇まいは古民家（あるいは蔵）を
改造したような歴史を感じさせる建物です。
角館の駅前にあるのですが見ただけではすぐに
観光案内所とは気が付きませんでした。
今日の桜の開花状況と見どころ（歩く順路）と
昼食の美味しいところを教えていただきました。
観光案内所の奥にトイレもあり小さな休憩所もありました。
トイレのすぐ手前に100円位のコインロッカーがあり
利用しました。
駅のロッカーは400円からで既にふさがれていました。

仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」 名所・史跡

早速、街歩きを開始します。
歩いていると観光客のお母さんと小さな女の子が
硝子戸の中を覗き込んでいます。
よく見ると部屋の中で秋田犬が2頭、鎖に繋がれています。
突然１頭の秋田犬が「ワンワん！」と吠えだしました。
（なにじろじろ見ているんだよ！俺たちは見世物じゃないぞ！）
という雰囲気で少しご立腹気味の様子でした。
もう１頭の犬は「僕（私かな？）、知らないよ～。」という感じで
平たく寝そべっていました。
写真では尻尾だけ見えています。

武家屋敷通り 名所・史跡

武家屋敷の通り道です。
ここは３年前の９月に歩いたことがあります。
今日は外国からの観光客もいましたが
思ったほどの人数は歩いていません。
（中国からのインバウンドの方がまだ少ないのかな？）
でも中には人力車の乗って観光している
人たちもいました。
「料金はいくらぐらいなんだろう？」
と気になりました。
歩いていると早速人力車の料金表が掲示されているのが
見えてきました。
（引き寄せ効果かな？）

武家屋敷通り 名所・史跡

「角舘人力社」の料金表です。
利用時間、人数、観光場所によって
3,000円～9,000円となっています。
結構お高いのですね。
英語や中国語でも書かないと分からないでしょうね。

武家屋敷通り 名所・史跡

ソメイヨシノ系の桜は満開の盛りは過ぎていましたが
しだれ桜は満開で武家屋敷に春の彩りを添えていました。

武家屋敷通り 名所・史跡

武家屋敷を通り抜け桜の並木で有名な川沿いに行きます。
角館を流れるこの川は桧木内川（ひのきないがわ）という名前で
秋田県を流れる一級河川です。
河川敷沿いの道の桜は満開で今を盛りと咲きほころんでいました。

桧木内川堤の桜並木 名所・史跡

土手に立つと強めの春風に桜の木々が揺れて
私の頭をピシャピシャと叩きます。
「また角館によく来たな～！」と言っているようです。
川沿いには黄色い水仙が橋の向こうまで連なって咲いています。
桜色と黄色はコントラストが美しいと思いました。

桧木内川堤の桜並木 名所・史跡

桜の枝は河川敷の下まで腕を長く伸ばして
ピンク色のトンネルを作ってくれました。
私たち二人は桜色のトンネルを歩いて行きました。

桧木内川堤の桜並木 名所・史跡

振り返ると桧木内川（ひのきないがわ）の両岸には
桜並木が後ろへ長く連なっています。
もっとお天気が良いと
「青い川面」、「黄色の水仙」、「ピンク色の桜並木」が
春の綾錦を見せてくれたと思います。

桧木内川堤の桜並木 名所・史跡

桧木内川（ひのきないがわ）の両岸を結ぶ橋までやってきました。
時間がもっとあるとさらに歩いて遠くに連綿と連なる桜並木を
楽しめたのですが秋田への列車の時刻がありますので今回は
ここで踵を返して角館駅に向かって行きます。

桧木内川堤の桜並木 名所・史跡

お腹が少しすいてきたので観光案内所のスタッフの方に
推薦していただいたお店を探します。
しかし角館の武家屋敷はそんなに広くないのに
道に迷いたどり着くまでウロウロ回り道をしてしまいました。
（そぞろ歩きも観光の一つだと思いますが）
推薦されたお店がようやく見つかりました。
「食堂いなほ」さんです。
お店へは階段で2階へ上がります。
お客さんの肩に乗って一緒にやってきたのか階段へは
桜の花びらが並んでいました。

武家屋敷通り 名所・史跡

人気があるお店でお客さんでほとんどの座席が
埋まっていました。
写真は角館の美味しい食材を一椀ごとに楽しめる
お料理です。

武家屋敷通り 名所・史跡

これは比内地鶏で美味しかったのです。
お店は配膳（会計も担当）をする女性と
お料理を作る女性の二人で切り盛りしている様で
額に汗をかきながらマメマメしく働いていらっしゃいました。

武家屋敷通り 名所・史跡

お店の入り口に「秋田弁講座」というチラシがありました。
チラシの下に
「店を出るときに「うめがった（美味しかった）」と言われると、
従業員一同あまりの嬉しさに舞い上がってしまいます。」
と書いてあります。
私は食事を頂きながら
「うめがった、うめがった、うめがった…。」とお経のように
口の中でく繰り返し唱えて覚え
お会計の時に
「お母さん、うめがった～！」と言ってみると
お母さんは「うめがったか～。まんず来てたんせ（どうぞ来てください）」
と笑顔（マスクで口元が隠されていましたので「笑顔目」）で応えて
頂けました。
秋田弁を使うことで心が共鳴したような感覚を楽しむことができました。

写真は駅前の観光案内所の様子です。
観光案内だけではなくお土産も買うことができます。
休憩する座席やテーブルのスペースがありますので
ゆっくりと休憩することもできます。

仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」 名所・史跡

荷物を預けるロッカーもありました。
但し１７：００までです。

仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」 名所・史跡

秋田駅に向かうには盛岡駅経由でした。
昨年についで二度目ですのでシンボルの大鉄瓶も懐かしい感じです。

盛岡駅 駅

私たちは「こまち」で秋田へ向かいます。
秋田は2回目の訪問です。
先回（2022年11月末）は千秋公園で柴犬（秋田犬ではありません）
のさくら君に会いました。
またさくら君会えるかなあ。

盛岡駅 駅