2023年 アメリカ4都市出張 (11 days) =DAY 7= ～ワシントンDC：国立航空宇宙博物館～

2023/02/22 - 2023/02/22

・2月16日：成田 ⇒ ロサンゼルス
・2月17日：ロサンゼルス (ディズニーランド・リゾート)
・2月18日：ロサンゼルス (旅行博LATAS)
・2月19日：ロサンゼルス
　夜行便レッドアイ：ロサンゼルス ⇒ ニューヨーク
・2月20日：ニューヨーク
・2月21日：ニューヨーク ⇒ ワシントンDC
・2月22日：ワシントンDC
・2月23日：ワシントンDC ⇒ サンフランシスコ
・2月24日：サンフランシスコ
・2月25日～26日：サンフランシスコ ⇒ 台湾 ⇒ 名古屋

エリア ワシントンＤ.Ｃ.(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

アメリカの首都ワシントンDCを満喫する１日、朝一でワシントン記念塔に上った後、訪れたのがスミソニアン博物館。
国立自然史博物館に続き訪れたのがこちらの国立航空宇宙博物館。

国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー

この日のDC全体の旅行記は下記を参照してください。
　https://4travel.jp/travelogue/11821373

またその他のスミソニアンは下記を参照ください。
　国立自然史博物館：https://4travel.jp/travelogue/11821381
　ナショナル・ギャラリー：https://4travel.jp/travelogue/11821376

外観が工事中だったが、中も工事中で展示スペースの半分は見れなかった。その見れなかった中には零戦やロケットなども含まれていた・・・。

ここは事前予約が必要になっていたので、13時を予約し、寒空の下45分間待つことに・・・。

入口前にあったセキュリティに関する看板。一番大きい中央に銃があるのがアメリカらしい。

入口から入ると最初に出迎えてくれたのがこちらの月面着陸時の絵。

その手前には「スタートレック」のエンタープライズ号の模型が展示されている。

映画に登場した宇宙船が博物館に展示されているというのも・・・

・・・アメリカならではって感じがする。

最初に訪れたのはライト兄弟のコーナー。

ライト兄弟はもともと自転車屋だった。

そしてこのホールの中央に展示されているのが・・・

・・・1903年に世界で最初に有人動力飛行を成功させた・・・

ライトフライヤー号の本物。

ここから世界の飛行機の歴史が始まって、その結果今自分が飛行機に乗って、ここにこうしているわけだと思うと感慨深いものがある。

操縦部分にマネキンが設置されていて、こんな体制で運転していたのか？と驚かされる。

有人動力飛行の動力部分を担ったと思われる模型？

ライトカンパニーの歴史と特許戦争についての説明が書かれたボード。

実はライトフライヤー号は月にも行っていた！？
1969年にアポロ11号に、展示されている木片と繊維が搭載されて月面まで持っていかれたらしい。

天井部分まで吹き抜けになった巨大な空間には歴代の航空機が何台も展示されている。

航空博物館ということでドローンも展示されていた。

パイロットの制服も展示されている。

ジャンボジェットはコックピット部分のみが切断されて展示されている。

ジェット機のエンジンはスケルトン状態で展示されていて・・・

・・・エンジンの内部がわかるようになっている。

その横にもう1つ外部パーツを取り付けたエンジンも展示されていて・・・

・・・ロールスロイスのロゴが入っていた。

更にGEのエンジンもあった。

こちらの航空機はコックピット部分に入れるようになっている。

エアバスA320のコックピット。

ガラス越しに中を見れるが、思ったよりボタンなどが少ない印象。

お土産エリアの上には・・・

「スターウォーズ」に登場する航空機もある。「スタートレック」があったのだから当然と言えば当然なのかもしれないが予想外のサプライズだった！

こちらの窓は何か？というと、国際宇宙ステーションのハッチの模型。

2階から見た大ホール。

2階は月に関した展示が多数並んでいる。

こちらのFREEDOM 7と名付けられたカプセルは・・・

・・・アポロ計画よりも前のアメリカ初の有人宇宙飛行となったマーキュリー計画の初号機。

内部はこんな感じでとても狭い。

そしてこちらは宇宙ロケット打ち上げ時の巨大なエンジン。

どれくらい巨大か？というと、子供が左下に映る大きさに見えるくらい。

そしてこの博物館の目玉の1つとも言うべき展示品がこちら！

1969年7月20日に月に到達したアポロ11号の司令船コロンビア。

当然ながら月面軌道を離れて地球に帰還したカプセルでもあり・・・

国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー

・・・底の部分は大気圏突入時の衝撃の凄さを伝えてくれる。

2000年の来訪時には巨大なプラスチックケースに入っていたが、リノベーション時に今の形に変わったんだと思うと、今回の半分の工事も数年後の訪問者のためのものだと思える。

司令船コロンビア号の扉部分。

アポロ11号のハッチ部分についての説明書き。

人類初の月面着陸時の宇宙服も展示されている。

実際に月面着した際の写真。

そしてあの有名な言葉「人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては偉大な一歩だ」も英語で書かれている。

歴代のアポロ計画の乗組員たちの写真も展示されている。

そして人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の3人。

先ほど下から見たロケットエンジンを目線の高さで見ることもできる。

アポロ11号のF-1エンジンのパーツ。これだけだと何がなんだかわからないが・・・

こちらのボードを見るとわかりやすい。こういうところはさすが博物館！

月面探索をした車も何台か展示されていた。こちらの写真の車は・・・

・・・アポロ15～17号に搭載されたものと同じタイプ。

映画にもなったアポロ13号の「OKAY, HOUSTON」の通信時の台詞もボードにある。

アポロ13号が1970年4月11日、14号は1971年1月31日。その間わずか9か月。あれだけの事故があってもこの間隔で動けるアメリカはやはり凄い国だと思う。

月の石も展示されている。
こちらは斜長岩。

こちらは玄武岩。

表面がデコボコしているが、月の海と呼ばれるエリアの石。

太陽系の惑星が並んでいるエリアもある。何が展示されているか？というと・・・

・・・「スタートレック」に登場するキャラクター・スポックの耳。

そして並んで「スターウォーズ」のヨーダもいて、良く見ると耳が似ている・・・気がする。

火星から来た隕石も展示されている。

火星？と聞いて思い浮かべる色とは違い真っ白な綺麗な隕石。

火星続きで次の展示品は3つの火星探査機。

キュリオシティという名前の2012年8月5日に着陸成功した火星探査機の実寸大モデル。

2004年1月4日に着陸成功した探査機。

ソジャーナという名前の1997年7月4日に初めて火星に着陸成功した探査機。
思っていたよりはるか昔に火星に到達していたんだということを知った。

2階の反対部分から見た大ホール。

続いてスピードに関する展示エリアへ。

スポーツカーとしての展示、1959年のシボレーのコルベット。

2004年に初飛行したマッハ6.8を記録したNASAの航空機。

同じくマッハを記録したPan Amのコンコルドも！

NASCARの王様Richard Petty。

これはいったい何のスピード記録だろうか？

インディ500、デイトナ500とF1チャンピオンを全て獲得した唯一のドライバーであるMario Andretti。

各種戦闘機のミニチュア。その中に・・・

・・・「スターウォーズ」のミレニアム・ファルコンもあった。

次に初期のフライトコーナー。

鳥人間コンテストに出場してそうな初期の飛行機。

複数の機体が展示されている。

ディスプレイには世界中の飛行記録が表示されていて・・・

・・・アジア地区では1910年12月19日に日本で初めて飛行機で空を飛んだとして徳川好敏が紹介されていた。

1908年～1913年に各国が航空産業に費やした政府支出のグラフ。ドイツが圧倒的で、日本もアメリカより多い。

エスカレーターで地下に向かう。

地下はお土産屋になっていて、レゴで作った宇宙飛行士もあった。

この日のDC全体の旅行記は下記を参照してください。
　https://4travel.jp/travelogue/11821373

またその他のスミソニアンは下記を参照ください。
　国立自然史博物館：https://4travel.jp/travelogue/11821381
　ナショナル・ギャラリー：https://4travel.jp/travelogue/11821376