2023/04/08 - 2023/04/09
245位(同エリア268件中)
ろくまるさん
ワインツーリズムと言ったら、新酒の11月に行うのが定番だが、最近は桃源郷の桃の花を見ながらワイナリーを巡る旅も毎年開催していた。ということで、ワインの町勝沼ではなく、日本一の桃源郷をうたう笛吹市を巡る。
コロナのせいで本来の秋のツーリズムも一日単位になってしまったので、一日だけでも笛吹ならまぁ良いかと思う。
表紙の写真は、満開の桃の花。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
石和温泉駅からスタート。バスの乗車券代わりのリストバンドをもらうだけ。
石和温泉駅 駅
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今回は特急で到着すると右回り一番バスに乗れなかったので、左回りで進む。二つ目でバスを降りて、まずは笛吹ワインへ。ほとんどの人がここで降りたが、ニュー山梨ワインに直行の人ばかりな不思議。
笛吹ワインは、ブレンドワインが多い。今回はコロナの影響でだいぶ余ってしまったワインをブレンドして売り出していた。なかなか不思議な味わい。笛吹ワイン 名所・史跡
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歩いてニュー山梨ワインへ。JAのワイナリーで、これと言って特徴無いのだが、特設会場ができていて、山梨学院大学が屋台を出していた。なんでも、このイベントに参加すると単位が取れるそうで。地元の人にとっては、夏祭りの屋台と同じ感じ。
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さらに歩いて八代醸造へ。ここはおつまみをくれるのが定番で、右回りで夕方に来ると居酒屋になっている。年代物は皆ブランデーになっていた。ここまでの三軒はバス停から遠い。
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次のバス停から少しバスに乗り、日川中央葡萄酒へ。家族経営の小さなワイナリー。
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今回の目玉試飲は、ベリーAのスペシャル版。今年はお試しで作ってみたので、まだ販売は無し。ベリーAも作り方次第でこんなに重めになるのか。
もう一つはなんと昭和53年の白ワイン。創業時のワインがずっと寝かされていたもので、普通は飲めたものでないが、これは普通に飲める。角が完全に取れて酸味もなく、真水の中にうっすらワインの味がする。珍しいものを飲ませてもらいました。
こういうスペシャルワインが飲めるのも、ツーリズムならでは。 -
日川中央葡萄酒の目の前の桃畑にゴザが引いてあり、花見ができる趣向。
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事前に申し込んでおくと、いくつかの場所でお弁当を食べることができる。この桃畑では、農カフェクルールのお弁当。自分でテイクアウトする料金より、ははるかに値段は高いが、いろいろ盛りだくさんで、お弁当自体はおいしい。
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お昼を食べたらバスの時間が合わなくなったので、次のバス停まで歩く。ここは距離が短いので、いつも歩いてしまう定番。
アルプスワインは、なぜか多くの人でにぎわっていた。ちょうどこの辺りが右回りとのすれ違い地点なので、それもあるだろう。
シャインマスカットのワインなど珍しいものも多いが、どれも高い。アルプスワイン 直営店サロン グルメ・レストラン
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次は坂を下って新巻葡萄酒。いつものごとく、甲州の年代物比較試飲を行っていたが、今回はベリーAも置いていた。ゴールドワインの名で知られる甲州ワインは、成城石井に置かれたこともあるくらいでおいしいのだが、今回はあまりボトル買いにまで進まない。今日は天気も良いが、春の陽気にしては暑すぎるからかもしれない。
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北野呂酒造。そういえば、二年前に買ったワインがまだ家にあったような。いつもの定番になっていたサンセミヨンはやはり独特な感じで、これだけは買っていく。
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いつもおなじみ山梨交通の路線バスがワイナリーを巡る。
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お昼に時間が取られすぎたので、どうせボトルを買わないのはわかっているルミエールは飛ばす。毎年のようにきていると、だんだんお目当てワイナリーが決まってくるので、集中して回れるのも良い傾向。
次の矢作洋酒もブレンドワインが多いところ。そういえば、秋に新酒を買っていった。今飲むと味がずいぶん違った感じを受ける。やはり新酒は、すぐに飲まないといけない。矢作洋酒 専門店
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これまた定番の矢作洋酒で出される塩ぼうとう。だが、麺がうどんだった。
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最後のマルスワイナリーも飛ばそうかと思ったが、まだ時間があるので降り立つ。秋に山の上の工場を訪ねた際と同じで、高級ワインが500円くらいで試飲できる。山梨と言ったらベリーAだが、ここではメルローやシラーと言った海外定番を作っていて、買ったら5,000円くらいはする赤ワインが並ぶ。通常は蛇口をひねれば試飲できるワインと違って、さすがにうまい。
本坊酒造マルス山梨ワイナリー 名所・史跡
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勝沼まで電車で移動し、今日の宿は勝沼にあるぶどうの丘。週末はいつでも満室で、ワインツーリズムの時期一度も泊まれたことがなかったのだが、たまたまキャンセルが出たので今回は泊まれた。
ワインのテーマパークみたいになっているのだが、ワインツーリズムをしてきた後とあっては、今はワインもどうでもよくて、ホテルだけ見たらちょっと古びた施設と言った感じ。大浴場の温泉があるが、部屋に出るお湯も温泉で、こちらの方が源泉に近いとタクシーの運ちゃんに言われていた。確かに、温泉らしさは部屋の方がある。ぶどうの丘 宿・ホテル
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いたるところにワインサーバがある。これは宿泊客専用で、一杯100円。
ぶどうの丘 宿・ホテル
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夕食はコース料理みたいなものしかない。まぁうまいし、地元ワインも飲めて良いのだが高い。展望レストランになっていて、席から夜景が見えるのだが、勝沼というか牧丘の夜景は明かりが少なくいまいち。
ぶどうの丘 展望ワインレストラン グルメ・レストラン
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ぶどうの丘の地下にあるワインカーヴ。タートヴァンという試飲用の皿を1,520円で購入すると、勝沼の100種類くらいあるワインが飲み放題。180種と書かれているが、入れ替えがあるので全種類制覇は難しいと言える。
ワインナリーを巡らなくても様々なワインを楽しめるが、ひたすら飲んでいるだけだとたぶんどこがどこだか、ぜんぜんわからない。ほぼ全て回りきっているからよくわかるが、結局、定番のいつも買っているワインに落ち着く。ぶどうの丘地下ワインカーヴ(貯蔵庫) 名所・史跡
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今日も勝沼を巡るつもりだったが、ワインカーヴで十分飲んだ。バスに乗って勝沼駅まで向かい、早々に帰宅した。写真は、勝沼駅から見えるぶどうの丘。
勝沼ぶどう郷駅 駅
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