4年ぶり、かつうらビッグひな祭り。おまけのいすみ鉄道と小湊鉄道

2023/03/01 - 2023/03/01

新聞で「かつうらビッグひな祭り」なるものが開催されているとの記事がありました。
調べてみると3月3日まで。おひなさまは3月3日までにしまわないと行き遅れるといういわれがあるためでしょうか、日にちがありません。あわてて出かけました。

ネットで「勝浦ビッグひな祭り」で検索すると徳島にも勝浦という地名があり、そこでもビッグなひな祭りを開催しているようです。
こちらは千葉県の外房の勝浦、夏場で気温が30度を超えないと言われている勝浦です。

エリア 勝浦(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

やってきました勝浦。
車を墨名市営駐車場に停めます。
https://www.katsuura-kankou.net/katsuuraaccess/parking/

午前は空きがありましたが、午後は駐車待ちの渋滞が発生していました。
みなさん、お目当てはひなまつり。

駐車場のすぐ近く、火防稲荷神社。

無人の小さな神社ですが、お堂の中にはきつねのお雛様。

街を散策。勝浦と言えば海産物です。

道路上で干物を干していますが、カラスよけのネットもなく、そのまま露出状態。

窓の中にはさりげなくひな人形。

道を歩いていると、おっ、お雛様だらけ。

ひな人形スポットは街中に何カ所かあります。
一般家庭にあるようなものではなく、まさにビック。

そういえば、ウチにも昔ありましたねぇ。

二体だけの小さなひな人形でしたが、かさばるので引っ越しの度に苦労しました。軽いのですけどかさばるのです。

それにしてもたくさんのひな人形たち。

こちらは竹灯籠に収まったおひなさま。

うちにあったひな人形は、粗大ごみに出したような気がしますけど、こういうところに寄贈しても良かったですね。

「なんぞ、抜けるもんはないんか！」
「おひなさんの首」

なぜかそんな会話を思い出してしまいました。

ふたたび市内を歩きます。
勝浦と言えば朝市でも有名です。

この先が朝市通り。

勝浦は2度目ですが、二回ともハーフマラソン大会で来たのでこの辺りは初めてです。

窓際のおひなさま。

そして突き当りに、ビッグひな祭りのメイン会場といっていい、遠見岬神社が見えてきました。

遠見岬神社 寺・神社・教会

鳥居をくぐろうとすると、地元のかわいい幼稚園児が入っていきます。

主役の幼稚園児たちの記念撮影を待ちます。みんなあっち向いたりこっち向いたりでなかなか撮影できません。

やっと幼稚園児の撮影が終わり階段の正面を陣取ります。

それにしても見事です。何体あるのでしょうか。

一番上は金屏風。

おひなさまがぶつぶつの点に見えます。

拡大すると確かにおひなさま。

ややナナメから。

絵馬もおひなさま。

おみくじは、キンメダイとカツオ。

キンメを選んでみました。結果は・・・

雨の日はこの写真が飾られるのだそう。

撮影の戦いから離脱しましょう。

平日なのにたくさんの人です。

この神社の前の道が朝市の通りですが、時刻は10時20分、店はほとんどたたまれていました。

今度は朝市目的で来てみましょう。

朝市通りの突き当りにもおひなさま。

こちらはビニールで保護されています。

更に街をブラブラしていると風格のある建物が見えてきました。

旅館 松の家 宿・ホテル

旅館「松の家」
勝浦と言えばホテル三日月とかが有名ですが、こういう老舗旅館もあったのですね。なかでひな人形が展示されているようです。入って見ましょう。

中にはつるしびなと・・・

古いひな人形が飾られています。

明治時代の人形や・・・

さらに古い江戸時代のものまで。

この旅館、江戸時代に創業されたのだとか。

つるしびな。

こちらはカラフルなつるしびな。

歴史を感じさせます。

建物も登録有形文化財。
ちょっと調べたら宿泊料金もリーズナブルそうなので一度泊まってみたいものです。

更に街をブラブラ。アンパンマンひな。

とある店舗前のつるしびな。

とある店舗内のオーソドックスな雛飾り。

この時期、勝浦の人口よりひな人形の方が多いのだとか。

こちらにもかなりレトロチックな建物。

酒屋さんでしょうか。

こちらにも。

金物屋さんでしょうか。

食堂のショーウィンドウにも雛飾り。

その先になにやらすごい雛飾りが。

覚翁寺 寺・神社・教会

ビックひな祭りには三つのビッグポイントがあり、先ほどの遠見岬神社と、ここ覚翁寺。もう一か所はこのあと行きます。

整然と並んでいます。

天気も良くなってきた。

これだけ数が多いとすごい迫力です。

お内裏様とお雛様(^^♪

並べるのも大変でしょうね。

ひし餅もある。

別の会場へ行く途中、またまたレトロな建物発見。

銭湯ですね。長い漁を終えて足を延ばせる銭湯は漁師さんにとっては貴重なんでしょう。

とある店舗。

こじんまりとした雛飾りと・・・

ちょっとヤンキーなひな人形。

たまにはハメを外します。

そして最後にこの先の・・・

墨名交差点会場。

勝浦駅から一番近い会場です。

桃の花は残念ながら造花。

一体何体あるのでしょうか。

ひとつ、ふたつ、みっつ・・・

数えてたらひなまつり期間が終わってしまいそう。

一番上には大きな人形。

そろそろお昼にしましょう。

勝浦と言えば海産物ですが、まだ営業前の店が多く、唯一空いていた街中華で日替わり定食。

午後からは、いすみ鉄道、小湊鉄道沿線を寄りながら千葉に戻りましょう。
こちらはいすみ鉄道。夷隅川にかかる鉄橋。

こちらは小湊鉄道。河津桜とともに。

この先は養老渓谷駅。

そして目的の石神の菜の花畑。
なんと今年は菜の花は全く咲いていません。あれだけの菜の花を育てるにはかなりお金が要るでしょうからね。
この二本の河津桜が唯一彩を添えてくれました。

ここでフォローさせてもらっている4トラベラーさんに偶然お会いできました。お会いできたというより、初めは分からなかったのですが、もしかして、と帰ってから確認すると偶然同じ場所にいたということが分かった次第です。わかっていれば撮影中の後ろ姿を撮ったのに。残念です。(盗撮か)

石神の菜の花畑 名所・史跡

この旅行記へのコメント （2）

• みささん 2023/04/14 14:47:11

  後ろ姿・・

  後ろ姿、撮られなくて良かったです・・笑
  写真撮ってる自分の姿って想像してた以上にカッコ悪い
  河津桜の写真、ぎりぎりのところで私がしゃがんで撮っていたんですよね笑
  
  菜の花・・結局今年はダメだったようです。
  「根こぶ病」らしいですよ。
  後から来たカメラマンの人は、カメラ３年程前から始めたので
  一番良い石神の菜の花畑、見えてないと嘆いておられました。
  私は、娘が乗ったトロッコ電車を最高の状態の時に
  写真に納めているので、今から思うとほんとに貴重な写真になりました。
  また来年があるかどうか、わからない
  思った時に行動あるのみだと思いました。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みさ
  

  くわさん からの返信 2023/04/14 17:26:55

  Re: 後ろ姿・・

  いやいや、後ろ姿、カッコ良かったですよ。
  
  そうなんですか。病気ですか。
  夏のひまわりはどうなんでしょうかね。
  私も一昨年に菜の花と撮っているので良かったです。
  
  以前住んでいた田原市は渥美半島の先端まで菜の花畑だらけででした。けど石神の菜の花畑は雰囲気がいいのですよね。来年に期待したいですね。
  
  くわ