【赤犬の尻尾】出雲、献上そばと日御碕のみ！

2022/12/01 - 2022/12/03

2022年暮れに山陰を訪れました。
主たる目的は蕎麦。
加えて、行ったことない見どころをついでに訪れること。
まずは島根県の出雲に行き、蕎麦を楽しんだあと、日御碕に車を走らせ、その周囲と灯台に上りましたので、その様子をご覧ください。

なお、この地最大の観光スポットである出雲大社ほかには全く行かず、なのでそこの記述もありません。
つまり、観光ガイド的要素はありませんので、予めご了承ください。

なお、このあとに米子や鳥取、豊岡を経由して出石を訪れました。
追々その旅行記も作る予定です。

いつものごとく、ロクでもない旅行記ですが、お許しください。

エリア 出雲市(島根)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この出雲の旅行記は、なぜかフランクフルトから始まります。
写真のジャンボ機に乗って、東京に向かいます。今年／コロナまん延後３度目の帰国です。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

巡航高度に達したあと、食前の飲み物はビール。
この会社では、前エコノミークラスでも瓶でビールが供されていましたが、近年は経費節減のためか缶になったようです。
個体価格は瓶の方が安いでしょうが、積載重量が直ちに運行経費に繋がる航空運送では軽い方が良いですからねぇ。
なお、前は一緒に出された小さなスナックは、コロナでなくなりました。

エコノミークラスの食事です。
少し貧になったかも知れません。が、味はまぁまぁ。
酒は、ワイン等の蒸留酒が無料ですが、蒸留酒は有料になりました。

着陸前の２食目は、サンドイッチになっちゃいました。
冷たくて、パンは日本人にとってパサパサで旨くないです（味盲のドイツ人にはほぼ普通）。

東京国際空港に着きました。
ロシア上空を避けて飛ぶので、13時間の長旅。でも希少なボーイング７４７－８ｉなので、余裕で届きます。しかも４発機で、古い人間には安心感も多大！

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

第三ターミナルから二タミに移動。
「てんや」があって、目が点や（寒）！
上述のドイツ典型（旨くない）サンドイッチでハラは膨らんでないし、数カ月ぶりの日本で、早速入店!!

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

あーだ、こーだ言ってる割には「限定」に弱い私は、「空港店オリジナル」に惹かれて、「海宝天丼」を選択。
私にとっての「天丼の必要条件」である海老、鱚、烏賊があり、加えて穴子と帆立付きですから、「オリジナル」の文言がなくてもこれにしたでしょうけれども。

天丼てんや 羽田空港第2ターミナル店 グルメ・レストラン

これがそれ。
盛り付けはメニュー写真の方がきれい。
味はこの手の即食店として良。費用対効果も高。

飛行機と車で出雲市に辿り着き、出雲そばの老舗店へ。

献上そば 羽根屋 本店 グルメ・レストラン

勘定場。

通された２階。

小上がりもあります。

厠へは小さな庭が。

１階。

時代を感じさせる展示品。
昔の割り子（器）は、四角形もあったとの証拠。

「献上そば」の能書き。

メニューにも能書きがあります。

品書き。

出雲そばと、内包される割子（この店では送りの「り」が入らない）そばの解説。
割子に限らずこの地方（というか西日本）では、蕎麦つゆのことを「だし」（おだし／だししる）と言いますが、何回聞いても「えっ？」と思っちゃいます。
でも、この説明は「そばつゆ」とあって、東京もんにも違和感なしで良！

注文した「三色割子そば」(1000円内）が来ました。

その「三色」とは、とろろ、おろし、山菜です。

麺のなかには、延したときの（切れ）端と思われる、太さが一定でない細いものも。
老舗蕎麦屋としてアリですかねぇ、と正直思っちゃいました。

割子の底は普通。

【参考】
なぜ上でそこの写真を掲げたかというと、前に超ー上げ底の割子があったもんで、それ以来チェックすることが癖になったからです。

蕎麦を食したあとは、日御碕へ。

途中、長浜から大田方面が一望できる「展望デッキ」がありました。

長浜が少し見えてます。正面（写真右手）には三瓶山も。

さらに進むと日御碕神社が。

日御碕神社 寺・神社・教会

岬手前の駐車場につきました。
そこの案内図。

日御碕灯台です。

柏陵園方面の岩場。

経（ふみ）島です。

経島 自然・景勝地

その案内。

その辺りからの灯台。

引っ張ると、見学者と思しき人がたくさん見えました。

んで、行ってみることに。
手前左は、灯台資料展示室です（後述／無料）。
石作りで、その構造の灯台としては日本一の高サだそう。

出雲日御碕灯台 名所・史跡

入場に際しては、「参観寄付金」として中学生以上は300円が掛かります。

内部の構造案内。

急な螺旋階段です。

約35ｍ上がると灯室に到達し、外に出られます。

そこからの光景。

７、８コマ前の写真を撮ったところ。

北側の海岸線です。

日御碕海岸 自然・景勝地

遠くに見える三瓶山。

外から灯火。

灯室の中からの灯火。
https://youtu.be/zlkU8cyp7y4けっこう大きな動作音がしてます。

中では履物を脱ぐので、滑り易く特に降りるときには注意が必要です。
ストッキングを穿いていた女性は、キャーキャー喚いてました。

袂にある資料展示室です。

出雲の案内も。

フレネルレンズの構造解説図。
カードサイズの薄いレンズも同じ原理ですよね。

ここへ来る人はあまりいませんでしたが、私にはけっこう【白犬】でした。

駐車場から灯台への路には、土産物屋や食堂がいくつか。

帰りに寄ろうと思うも、そのときには店仕舞していて果たせず。
この旅行記も、これでお仕舞い！

柿谷商店 グルメ・レストラン