東京　小石川後楽園と湯島天満宮の観梅　その①

2023/02/19 - 2023/02/21

所要があり、2月から花咲く東京へ。

梅の時期と知り、小石川後楽園と湯島天満宮の梅を散策してきました。
小石川後楽園では以前に訪れた偕楽園のガイドさんのお話と重ね合わせて、水戸藩とは、庶民の事も大切にしていた事を実感してきました。

とても広い庭園でガイドさんのお話内容では、地域で感動した場面を贅沢に再現された庭園です。庭園の文化財は一部紹介出来なかったものもあります。

疑問なのですが、光圀公は江戸、茨城、どちらに長く滞在され君臨されていたのでしょうか？ガイドさんも分からないと言っていました。

日本史は殆ど知らないので、知識不足の部分はコメントで教えて頂けると有難いです。

梅を栽培の成り立ち等を茨城偕楽園、弘道館の写真も出していますので、ご一緒に観賞して頂ければと思います。

エリア 大塚・巣鴨・駒込(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: スカイマーク 私鉄 AIR DO
• 旅行の手配内容: 個別手配

新千歳空港からのフライト。畑を雪が覆っています。

厚い雲の上を通り過ぎ、関東平野が見えてきた場所で雲が消えてって、ここは何処の空の上？

近づいてきた東京湾。　あの橋は？

羽田空港は晴れ。気流の関係で30分遅れで着陸。

翌日の20日の朝、梅を愛でに小石川後楽園へ。　文化財指定100周年記念行事の看板。

小石川後楽園の入口左側の説明文

小石川後楽園の案内図。

初代　徳川　頼房。

2代目、徳川　光圀。…って水戸光圀と呼ばれるのはどうして？勉強不足です（汗）

水戸徳川家当主略系図。

東門から招待客への池。　春の蓮が咲き乱れモネの池のように美しく、ボランティアガイドさんが一番のお気に入りとの説明がありました。

唐門。訪問客を上記の庭で向かい入れ唐門を向けると内庭の光景が広がるという設計だそうです。

池に向かい、龍の様に手入れされた松。日本庭園の芸術ですね。

内庭の池。石には製作者の名前が刻まれているとか。

午前11時集合してこの辺でガイドさんと合流し、説明を受けながら散策です。

池を右回りで最初に見えてくる梅林。

中に入っての左側

白梅、紅梅と比較的真っすぐなので若い木なのかも。　「梅は老木を愛でよ」と言う言葉があるそうで、年齢が高くなると捻じれが多く、その風情を表現した言葉なのでしょう。

梅林から見える川に白鷺。魚を狙って、その後キャッチしてました。

庭を手入れする庭師さん。ありがとうございます。

八卦堂跡

白糸の滝

駐歩泉看板。この先を進むとお手洗いでした。

梅の木にそれぞれ名前の札が下がっています。この白梅名は「月影」

薄ピンクの呉服枝垂。

深紅の「紅千鳥」

「紅千鳥」の名前表示板

「紅千鳥」のアップのつもりですが、違う梅かも？　木の上はたわわに咲いていました。

白梅「光圀」

紅梅「大盃」

白梅「冬至」

「藤牡丹枝垂」

「道知辺」　この名前は独特の香りが道の方向を教えてくれるとの事で命名されたそうで、日常会話にもなっていますね。

比較的低木の梅の木

梅林の中からの散策路

白梅「白加賀」

「白滝枝垂」

白梅　「浜千鳥」

白梅　「浜千鳥」のアップ

白梅　「浜千鳥」のアップ?

紅梅　「未開紅」

紅梅　「未開紅」のアップ

梅林の横にある「稲　田」　看板にも説明がありますが、水戸家は代々、皇室と縁が深く天皇家の子女を嫁に迎えていました。その為、稲の生育を知らない夫人に食料の作り手の苦労を伝える為、庭園の中に稲田を設置したそうです。この逸話は感動しました。

通天橋　此処の景色は秋の紅葉時が素晴らしいとガイドさんの説明。紅葉風景が好きなので、秋にも再訪問して観たいです。

円月橋の説明看板。

円月橋。　写真がイマイチですが、川に橋が写り円を描いています。

お昼が近かったので、売店でお団子を購入。　クルミ味噌味。お団子はもっちりとして重量感があり固めでした。　紙コップに乗せていたので、フチにお味噌の後が…。

梅林の風を頂きながら食して、午後からは湯島天満宮の梅観賞へと向かいます。