2022/11/20 - 2022/11/20
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Ybaba姫さん
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友達夫婦との南九州の旅から早半年。
今度は四国にある9つの名城をめぐる旅に参加しました。
国内でも海外でもお城巡りは大好きです!
しかも今回は、いくつかのお城では現地の専門ガイドさんが
ご案内して下さるとのこと。
嬉しいですね~。
今回のツアー、最後の観光は日本100名城で現存する十二天守も
ある松山城!ここは何度か訪れたことがあるし、確か
天守にも登っていると思うんだけど、専門ガイドさんがついて
案内して下さるのは初めて。
ガイドさんに案内してもらうと全然違うから、楽しみ、楽しみ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ ANAグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
松山ロープウェー商店街は、
休日のランチ時とあって鯛めしが食べられる
ようなお店はどこも行列!
私たちは、何とか入店できたお蕎麦屋さんで
簡単にお昼を済ませ、集合時間に
ロープウェー乗り場へ。 -
ロープウェーどちらに乗っても良いとのことで
私とお友達はリフト、夫達はロープウェーに。
途中、後発のロープウェーに抜かれました。 -
山頂に到着!
四国で9つ目の日本100名城の一つ、
松山城を見学します。 -
早速専門ガイドさんと合流し、
天守閣を目指します。
松山城には天守を含めて21もの重要文化財が
あるそうです。 -
高石垣の上の太鼓櫓。
太鼓楼は、昭和48年に木造建築で再建された
ものだそうです。 -
太鼓門の前を回り込む(Uターン?)
ように坂を上ると見えてくるのは
戸無門。 -
江戸時代に建造された当時から門扉が
ないので戸無門と呼ばれているそうです。
この門は重要文化財です。 -
戸無門の説明板。
-
柱の下の部分は石垣の石の形に合わせて
削られています。 -
戸無門を抜けるとすぐ筒井門。
この門は、本丸最大の門で一重櫓門。
1949年に放火により焼失したものを、
1971年に復元したものだそうです。
登録有形文化財(建造物)とのこと。 -
筒井門脇の石垣の陰に秘匿された、
埋門(うずみもん)形式の
櫓門の隠門(かくれもん)。
戸無門を通過して筒井門に迫る
敵兵の側背を急襲することができます。 -
隠門は、慶長年間(1596年~1614年)の
建築と考えられていて、重要文化財(建造物)
に指定されています。 -
筒井門と隠門の説明板。
-
筒井門から城内に進んでいきます。
-
筒井門再建工事概要の札。
-
太鼓櫓が見えます。
-
ズームしてみます。
櫓に続く塀に狭間が見えます。 -
狭間から銃口ではなく青空が
覗いています(^o^) -
本丸側から見た隠門。
門の向こうでガイドさんが説明していますね。 -
本丸の巽(たつみ=南東)の位置にある
隅櫓の巽櫓(たつみやぐら)。
筒井門を突破して太鼓門に到達した
敵兵の背後を攻撃できる位置に建てられています。 -
松山城が別名金「城亀城(きんきじょう)」と
呼ばれている由来がかかれています。
内堀に金色の亀が棲んでいたという伝承に
ちなんで呼ばれるようになったそうです。 -
また門です。
ここは太鼓門。
1945年、終戦直前の松山大空襲で焼失
してしまったそうですが、1972年に
木造で復元した、渡櫓門形式の門です。 -
太鼓門をくぐると広い本丸です。
本丸にある井戸。
井戸の直径2m深さ44.2もあり、
当時の技術では、掘ることができない
深さだそうです。
先日、NHKの番組を見ていたら
南北2つの峰を埋め立てて本丸の敷地を
作った際、谷底にあった泉を井戸として
残したといい伝えられているそうです。
(彫ったのではなく、井戸を組み立てながら
周りを埋めた・・ということですね。) -
この辺りが眺める天守も美しい。
-
現在の天守は、1852年に復元されたもので、
わが国城郭建築史上における最後のものとのこと。
本壇の地盤面からさらに4m高く石垣を築いた
天守丸の上に築かれています。 -
本丸からの眺め(まだ天守には
上っていません。)。
瀬戸内海も見えています。 -
中央奥に小天守や南隅櫓が見えます。
手前の建物は馬具櫓で現在は
管理事務所としても利用されているようです。 -
小天守の左下の方に見えるのは
乾櫓や乾門の辺りかな。 -
大きな松の木。
本丸の中でひときわ目を惹きます。 -
この先は検温をして、
手指の消毒をして進みます。 -
本丸と本壇の説明板。
-
さあ、いよいよ天守に向かいます。
-
まずは一ノ門(いちのもん)。
一ノ門は天守に通じる本壇入口を
守る門です。 -
一ノ門は重要文化財です。
-
一ノ門南櫓。
-
門をくぐり、石積み階段の坂を上って
下ると・・
四方から狙い撃ちされそうです。
まさに鉄壁の構えですね。 -
そして二ノ門(重要文化財)。
-
三ノ門と続きます。
-
三ノ門の説明札。
この門もやっぱり重要文化財。
重要文化財だらけです。 -
筋鉄門(すじがねもん)。
天守と小天守の間に建つ一重櫓門です。 -
こちらは有形文化財(建造物)。
-
多門櫓。有形文化財(建造物)。
南隅櫓と小天守を連結する建物です。 -
玄関多聞櫓にある玄関。有形文化財(建造物)。
四方を天守や小天守、廊下や櫓等の
建物に囲まれた一角に玄関があります。 -
天守広場内から見た筋金門。
-
筋金門の門扉。
-
さて、いよいよ天守の見学です。
石垣に開けられている「穴蔵」と呼ばれる
部分から入場します。 -
穴倉は重要文化財。
天守の地下1階にあたり、穀倉や
米蔵にあたります。
そのため、内部に防腐力の強い樟材を
使用し、床には素焼きの煉瓦を敷いて
湿気を避けているそうです。
よく考えられていますね。 -
天守内部の展示。
「加藤嘉明」着用と伝えられている
鎧兜。 -
刀や
-
螺鈿が施されている長い槍。
-
槍先には、危険防止(?)のため
でしょうか、カバーが被せてあった
んですね。 -
ガイドさんが、松山藩の参勤交代の
様子を説明して下さっています。 -
江戸時代に下見板の裏面へ墨で描いたと
思われる侍の似顔絵です。
「平成の大改修(平成16年10月から平成18年11月)」
の工事の過程で発見されたそうです。
なかなかシュッとした顔つきの方ですね(^o^) -
木材の「長さや幅が限らる」という
欠点を補い、強度を落とさないための
匠の工夫。
釘やかすがいなどを用いず、しかも外から
継ぎ目が分からないように木材を接合させる
伝統的な技法の説明図。 -
松山城の上棟式(じょうとうしき)で
使用された弓矢。 -
その説明板。
-
あれ?
今いるのは小天守かな?
窓の外に見えているのは天守よね? -
先ほど私たちが巡ってきた、
一ノ門から二ノ門辺りかな。
上から見ても入り組んでいるし、
どこからでも狙い撃ちされる・・
ということが良くわかります。 -
色々巡って、ようやく天守の
最上階へ。
西側。
小さな富士山のような綺麗な三角を
描いているのは興居島(ごごしま)。 -
北側。
右側には松山大学や愛媛大学の
校舎が林立する教育地区みたいです。 -
視線を落とすと連立する
櫓群が。 -
本丸広場の方向。
-
手前に馬具櫓、奥に太鼓櫓が
見えているようです。 -
天守から見下ろした
艮門(うしとらもん)と艮門東続櫓。 -
天守の見学を終えて出口へ・・。
-
改めて天守や小天守を見上げます。
-
自分たちだけで見学していたら
ここで終わり・・・このまま
帰路についてしまうところですが、
専門ガイドさんがいらっしゃると
やっぱり違いますね。
まだまだ見学は続きます。
奥の方に進んでいきます。 -
石垣の下に生えていたのは、
紫竹(しちく)。本当に深い紫色です。 -
北隅櫓と十間廊下。
-
野原櫓。
-
北隅櫓(左)と南隅櫓(右)。
そして二つの櫓を結ぶ十間廊下。 -
松山城の石垣がところどころ
黒くすすけているのは、
下見板(防水性能を上げるため、
煤と柿渋からなる墨を塗った板を
壁の上に張ったもの)の色が雨等に
より流れたからとのこと。 -
上の部分は洗い流したのでしょうか。
石垣の上下で随分色が違います。 -
先ほど天守から見下ろした
艮門(うしとらもん)と艮門東続櫓。 -
本丸を囲む強固な石垣。
-
そろそろ帰る時間です。
本丸からの眺め。 -
山の上の像。
後から調べると巨大な
弘法大師様の像だそうです。 -
上ってきた坂を
今度は降りて行きます。 -
丁寧にご案内下さったガイドさんに
お礼を言って、帰りもリフトで戻りました。 -
途中、上ってくるロープウェーと
すれ違いました。
今回のお城巡りの旅は松山城をもって
終了。
ガイドさんの案内があったおかげで
中身の濃い、楽しい旅となりました。
こうなってくると、四国のお城だけじゃなく
他のお城も巡ってみたくなってきます。
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