ツアーを利用して冬まつり開催中の北海道を満喫する④～札幌雪まつり・支笏湖氷濤まつり～

2023/02/06 - 2023/02/09

旅友Hちゃんと阪急旅行社のツアー「北海道さっぽろ雪まつりと３つの雪の祭典　流氷クルーズ白銀の世界感動の4日間」に参加した旅行記です。
私は「さっぽろ雪まつり」Hちゃんは「流氷」目当てに参加したツアーでした。

ツアー初日は午後に千歳空港に着き、ひたすら阿寒湖まで移動の一日でした。
二日目は摩周湖見学と網走流氷クルーズの後、層雲峡温泉のホテルに宿泊して夜、氷瀑祭りを見ました。
三日目は、旭川で旭川冬まつり・旭山動物園を観光して札幌で雪まつりを楽しみました。

1日目　阿寒湖・・・①
2日目　摩周湖・流氷クルース・層雲峡氷瀑まつり・・・②
３日目　旭川冬まつり・旭山動物園・・・③

三日目の「さっぽろ雪まつり」と四日目「支笏湖氷濤まつり」を楽しんだ旅行記です。

エリア 札幌(北海道)

ホテルから地下鉄を利用して、さっぽろ雪まつりのメイン会場「大通り公園」に向かいました。

雪像はきれいにライトアップされています。コロナ前は３００体もの雪像が作られたそうですが、三年ぶりに再開された今年は１００体。よく作りこまれた中・小雪像がずらりと並び、壮観です。

地下鉄「大通駅」のある4丁目から雪像見物をスタートしました。

4丁目広場の大雪像「白亜紀の北海道 ～ティラノサウルス＆カムイサウルス～」

観客の姿から、雪像の大きさが分かりますねえ。

大雪像は5基設置されています。

5丁目広場の大雪像「疾走するサラブレッド」

プロジェクションマッピングが30分ごとに行われていました。

7丁目広場の大雪像「すべての医療従事者に感謝を込めて～ナイチンゲールの偉業を偲ぶ～エンブリー荘」

陸上自衛隊の制作です。ここでちょっと失敗しました。この像でプロジェクションマッピングが行われると勘違いして、この像の前でかなりの時間待ってしまいました。氷点下でじっと待つのは寒かった～。

勘違いに気づいて、ようやく8丁目広場の大雪像「豊平館」へ移動。

延べ3,800人の自衛隊員が28日間かけて制作した、本年度のメイン大雪像です。

この雪像でプロジェクションマッピングがありました。やっと、プロジェクションマッピングを見ることができた～。

「綺麗でした」これに満足して、最後の大雪像見物に10丁目広場まで歩くのは見送ることにしました。「エンブリー荘」雪像前の無意味な待機時間が堪えました。

小雪像や中雪像を見ながら地下鉄駅まで引き返します。

市民が作ったポケモンの小雪像。

この小雪像は人気で、みなさんパチパチしてました。

雪像の数は多いですが、観光客の数も多い。

コロナ前は、国内外から200万人以上が訪れていたそうです。来年以降は、さらに増えそうですね～。

アニメのキャラクターかな。Hちゃんは大喜びでしたが、私は？？？

この後「大通」駅から、「すすきの駅」まで地下鉄で移動。歩いて行ける距離ですが、朝からの観光で、おばちゃん二人お疲れモードです。

地下鉄「すすきの」駅を出ると、目の前が雪まつり「すすきの会場」です。
「すすきの会場」には、雪像ではなく氷像が並んでいます。

宝酒造「札幌時計台」がお出迎え。

すしざんまいの「魚入り氷像」

ニッカ宝船

キラキラの氷像が並びます。

綺麗でした。氷像もいいな。

雪まつりを十分に楽しみました。この後は北海道最後の夕食です。

「ラーメン」や「スープカレー」を考えていたのですが、バスガイドさんからは、居酒屋を勧められました。

「お手軽な料金で地元のお料理を、いろいろ食べることができますよ～」とのこと。

素直なおばちゃん二人は、その言葉に従い、すすきので居酒屋さんを物色。歩く気力はなかったので、近くの居酒屋さんに入りました。

生ガキで乾杯！

蛸のから揚げ(写真撮り忘れ)

イカゴロバター炒め

ごぼうのスパイシー揚げ

北海道発B級グルメ「ラーメンサラダ」　これ、食べてみたかった。

バスガイドさんは、「野菜たっぷりの冷やし中華」といってましたが、言い得て妙です。

この居酒屋さんは、クーポンが使えたのでありがたかったです。コスパがよくて満足しました。

ググるとこのお店からホテルまでは徒歩7分。転ばないように注意しながらホテルまで雪道を歩いて帰りました。

いよいよ旅行最終日の朝です。

おばちゃん二人は今日も6時30分から朝食開始です。ここの朝食はパンの種類が豊富。全種類制覇は無理だな。

3つ選びました。

最後もやっぱり牛乳を飲みます。何となく美味しく感じる。気のせい？

ヨーグルト。いろいろな種類のソースがかかっています。

セルフ海鮮丼の具

スープカレー

札幌ラーメン

郷土食がたくさん並んで、このホテルの朝食はよかった。

今日の観光は支笏湖氷瀑祭りを見るだけなので、ホテル出発は9時すぎ。朝食後、ホテルの部屋でのんびりできました。

次の旅行の計画をあれこれ話す、おばちゃん二人組。6月に北海道にまた来たいな。

11時過ぎ、支笏湖氷瀑祭りの受付に到着。駐車場から少し歩きました。

受付して、会場に向かうトンネル。

支笏湖氷濤祭りは、HPには「支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付け凍らせた、大小様々な氷のオブジェが立ち並ぶ、北海道を代表する冬の祭典。」とあります。
バスガイドさんによると、「層雲峡氷瀑祭りの規模を小さくしたもの」とのこと。なるほど。

「昼は支笏湖ブルーと呼ばれるナチュラルブルーに輝き、夜は色とりどりのライトに照らされ、幻想的な世界を演出します。」(HPより)

ガイドさんによると、層雲峡氷瀑祭りの氷も、昼に行くと水色に見えるそうです。水道水を凍らせても青くなりませんが、川の水は不純物が含まれていないので青くなるとか。そういえば、大学時代に見た知床の流氷も神秘的な青色でした。

オブジェの中に入ることができます。

ガイドさんが、「樹木を生かした展示が見れる」と話していました。ふむふむ。このことね。

夜は、ライトアップされてさらに綺麗でしようね。

層雲峡氷瀑まつりにもあった、氷濤神社。

3年ぶりに復活したという展望台に上ります。

ここで、大学生と思われる男の子が豪快に転ぶのを見ました。笑いながら元気よく立ち上がったので大丈夫でしたが、すんごい音がしました。

おばちゃん二人はびびりました。「気をつけようね～」とHちゃんと話しながら、凍った地面を踏めしめながら移動～。

展望台からは、支笏湖が見えました。

会場横を流れる千歳川。この川の水を組み上げて氷像を作るようです。

展望台から見た氷濤祭り会場。確かに、層雲峡氷瀑祭りよりもコンパクト。1時間もあれば周れます。

九州人は積雪している山を見るとテンションが上がります。綺麗だわ~。

最奥にあったアイス・ウォール。

凸凹で青の濃さが変化するようです。光の屈折角度が変わるからかな。

最後にガイドさんお勧め、「苔の洞門」に行きました。

現在は封鎖されている支笏湖の観光名所「苔の洞門」を氷と樹木の葉で再現したものです。

緑のライトで照らされ、それらしい雰囲気です。

天井部分。

奥にピアノの氷像が展示されていました。

夜の方が綺麗だと思いますが、昼間は観光客も少なくゆっくり見れます。支笏湖ブルーの青い氷像も見れてよかったです。

最後に支笏湖畔まで行ってみました。千歳空港から近く、「いつでも行ける～」と思って今まで北海道旅行のプランに組み込んでいなかったので、今回が初訪問でした。

素敵な湖でした。

この後、千歳空港でツアーは解散になりました。ハードな行程のツアーでしたが、効率よく見どころを回れるし、何よりも荷物の心配をしなくていいのがありがたかったです。凍結した道の荷物移動はおばちゃんにはつらいです。

嬉しいことに今回のバスガイドさんは痒い所に手が届く手慣れた方で、おばちゃん二人はすっかりファンになりました。行く先々で、見どころやグルメ情報、お土産情報の提供をしてくださいました。旅を楽しむうえですごく役立ちました。