2023/06/16 - 2023/06/19
432位(同エリア993件中)
ソネッチさん
阪急旅行社さん主催「じっくり巡る2度目の北海道知床岬クルーズと釧路湿原の旅4日間」のツアーに参加した2日目の旅行記です。
大学2年生の夏休み、友人と北海道周遊切符を使って20日間北海道を回ったことがあります。その旅行で一番心に残ったのは、知床と礼文島でした。
知床は宿泊したユースホステルが主催した日帰りツアーに参加したのですが、それがとてもよかった。古い観光バスにヘルパーさんがガイドになる素朴なツアーでしたが・・・。
知床五湖を1湖だけ訪問して、「カムイワッカ湯の滝」の滝つぼに入り、飛沫の虹が見られる時間に「フレべの滝」を見学。最後は漁師さんの船で知床海岸をクルーズして船上で釣りを経験するという今思いだしても盛りだくさんのツアーでした。
小さな船なので岬までは行かずカムイワッカの滝で引き返したのですが、小さな船ならではのよさがありました。海岸のすぐ側を通り、たくさんの海鳥が営巣している崖のすぐ側に船をつけてくれたのです。空から降ってくるたくさんの海鳥の鳴き声、視界に入る切り立った崖と海鳥、コバルトブルーの海。今、思い返しても絶景でした。
今回のツアーもこの日はまるっと1日知床観光。再訪する場所も多いので楽しみです。
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6時45分からホテルの朝食スタート。
まずは、チーズオムレツを焼いてくれるコーナーに直行! -
左のトリュフとマッシュルームのソースがウマウマでした。
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焼きたてのパンは、種類が豊富。
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夕食同様、小皿メニューも豊富。
ローストビーフ。 -
かぼちゃのサラダ。
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私は洋食派なので、手を出しませんでしたが、こんなご当地メニューも。
「あっぺ飯」です。 -
白ご飯の上に漬けサーモンをのせ、だし汁をかけて薬味とともに食べます。人気でした。
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手作り人参豆腐
北海道は人参生産日本一だそうです。 -
夕食同様、人参メニューが並びます。
にんじん・りんごスムージー -
面白いメニューが多いのでたくさんとってきました。
北海道にくると、牛乳はマスト。やっぱり美味しい。 -
パンは全種類食べたかったけれど、種類が多くて無理でした。
サラダはたっぷりね。 -
スウィーツコーナーがあるので、朝からデザートがいただけました。
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ケーキはチーズケーキ。
いつのもように、全種類制覇しましたが、無念の写真撮り忘れです。
7時45分にホテルを出発。「キキ知床 ナチュラルリゾート」さん、美味しいホテルでした~。
この後、ホテルからすぐの「フレペの滝」へGO! -
フレべの滝遊歩道の入口です。
私たちのツアー28名は、2つのグループに分かれ、一つのグループに一人のネイチャーガイドさんがついてくれました。 -
知床半島は日本一ヒグマ密度が高いそうで、昨日もこの遊歩道にヒグマが出たそう。
散策前に、ネチャーガイドさんからレクチャーを受けます。 -
遊歩道は、初め写真のような林を歩きます。
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入ってすぐ、鹿のグループに会いました。鹿は雌雄のグループ分かれて行動するそうで、出会ったのは雌のグループ。
耳に追跡調査の青いタグがついていますね。 -
今回のツアーでは、毎日、バスの中からエゾ鹿を見ることができました。
バス車中で見ると写真撮影は難しい。ここが一番近くで鹿を見ることできました。ゆっくり写真撮影もできました。(笑) -
この植物、何か分かりますか?
わらびです。 -
鹿はわらびを食べないので、林の中はわらびがいっぱいでした。
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林を抜けて草原に出ました。
知床連山は、まだ、雪が残っていますね。この風景は、大学時代に見た風景といっしょ。 -
でも、この展望台は大学時代はなかった。
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フレべの滝は、高さ約100mの断崖の割れ目からオホーツク海へ流れ落ちる滝で、別名「乙女の涙」といいます。
展望台からは滝の上部のみが見られます。 -
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流入河川を持たないため水量が少なく、涙の雫のように岩を流れ落ちています。
晴天日は正午過ぎに飛沫で虹がでるので、大学時代、それを目当てに訪問しました。ラッキーなことに訪問した日は快晴だったので虹をみることができましたよ。 -
断崖絶壁、蒼く広がるオホーツク海、知床連山の大パノラマを眺望でき、何度来てもこの遊歩道は素晴らしい。知床の雄大な自然に満足して出発地点に戻ります。
草原の両側も、わらびの大群落です。 -
国立公園内なのでもちろん、採取はできない。(笑)
あくが強い野草なので、鹿も食べないらしいです。 -
ネイチャーガイドさんが、植物や知床の歴史などいろいろな説明をしてくれました。
「エゾフウロ」
数輪しか咲いていませんでした。 -
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ノコギリソウ。
ギザギザの葉っぱの形からついた名前だそう。 -
この花もたくさん咲いていたので、ガイドさんに名前を聞くと
「カラフトホソバハコベ。外来植物です」
とのこと。
そうか、外来植物なのね。最近、外来植物はあまり歓迎されないよね。 -
「赤いタンポポ」発見!
ツアーが始まったとき、バスガイドさんが是非見てほしい北海道の花として挙げていました。
女満別空港でも、知床のホテルの周りでも見ました。これも、外来植物のようです。
フレべの滝の遊歩道をネイチャーガイドさんの説明を聞きながらゆっくり2時間ほど散策して、本日のメインイベント、「知床観光船おーろら」に乗船するためにウトロ港へ向かいました。 -
11時、「おーろら」に乗船。約3時間45分の乗船時間で知床半島最先端までいきます。
「おーろら」は今年2月流氷見物でも乗船しました。そのときは網走港からの出港で、海外からのお客様で大混雑でした。今回はすんなり乗船。 -
船内も2月は席の確保がむずかしいくらい超満員でしたが、今回は写真のとおり。1階の後部座席は私とHちゃんで独り占め。
船内からも沿岸風景を見ることができますが、見どころではデッキにでて写真をパチパチしました。 -
3時間45分のクルーズスタート。
大学時代に乗船した船は海岸近くを通りましたがちょっと、遠いですね。 -
カムイワッカの滝。
上にちょっと見えるのがカムイワッカ湯の滝。滝つぼは天然の露天風呂になっています。前回の訪問では足だけつけました。 -
タコ岩。
目立ちます。 -
カシュニの滝
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2時間近くかけて、やってきました知床岬の最先端!
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遠く、国後島をぼんやり見ることができました。
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国後島を見られて一安心。乗船前に配られたお弁当を船内で食します。
朝食を食べ過ぎたので、ご飯は半分ぐらい残してしまいました。ごめんなさいです。 -
帰りはのんびり。
今回のクルーズで知床岬の最先端を見ることができて満足しました。
が、
知床の手つかずの自然を満喫したいなら、小さい船の方がいいかなと思います。おーろらは、岸から遠すぎます。 -
行きは撮影しそこなった「フレべの滝」をパチリ。全景は海上でしか見ることができません。
3時間45分のクルーズはさすがに長かった・・・・。途中、「ヒグマがいます」のアナウンスがあり船内から慌ててデッキに出ましたが、確認できず。残念!
降船後、今度は陸上から国後島を見るために知床峠へ。 -
知床峠駐車所でバスを降りると左正面には、知床連峰の最高峰「羅臼岳」。
まだ雪が残っています。 -
駐車場のすぐ近くには雪渓も。この時期に雪渓なんて九州じゃあ考えれないわ。
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右手に国後島を望む展望台があるのですが、あら、残念。雲海で何も見えません!
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でも、左上の展望台に向かいます。
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展望台到着。
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雲海が見れたのは嬉しいけれど、ここで見たいのは君じゃないんだよね。
でも、しばらく展望台で粘っていると、少しずつ、山が姿を現し、 -
最後の最後に、写真では分かりずらいと思いますが、遠方にうっすらと国後島を見ることができました。
一番喜んだのはバスガイドさんだったかも。「見えますよ~」とツアーメイトに声をかけて回っていました。 -
その後、バスで15分移動して本日最後の訪問地知床五湖へ。
ここで一湖湖畔まで行くことができる高架木道を歩きます。
高架木道には連山展望台、オコツク展望台、終点の湖畔展望台と3ヶ所の展望台があります。湖畔展望台までは800m。
40分のフリータイムがもらえたので、Hちゃんと大急ぎで終点の湖畔展望台へ向かいました。 -
高架木道は地上から高さ2mの場所を歩くので景観が抜群です。あたりは湿地帯。小さな沼も見えますね。
ヒグマが上らないように、木道には電気柵も設けられています。 -
第一湖到着。
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美しい湖です。5月には水芭蕉も咲くそう。綺麗でしょうね。
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一湖には以前も来たことがあるのですが、ほとんど記憶にありません。木道のおかげで魅力が倍増してました。
知床はどこを訪問しても絶景がみられて唯一無二の場所だと再確認しました。
高架木道は一湖まで。五湖すべてを周遊する地上道はヒグマ活動期はネイチャーガイドと歩かなくてはいけないそうです。
この後、本日のお宿「屈斜路プリンスホテル」へ。 -
「ホテルの周りには、な~にもありません」とバスガイドさん。
その言葉どおり屈斜路湖西岸にぽつんとホテルが建っていました。
写真は私たちの使用した部屋。昨日宿泊したホテルよりは狭いけれど、十分です。 -
清潔!
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部屋からは屈斜路湖を見ることができました。
今日は、時間指定はなかったので荷物を置いてすぐに食事会場へ向かいました。 -
天井が高い、広々とした食事会場。残念ながら、窓から屈斜路湖は見えません。
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目を引いたは、ローストビーフ。
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ゴーダーチーズの溶かしチーズ。
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ラーメンは食べたかったけれど、たどり着けず。
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こんなにたくさん、とってきたので。(笑)
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デザートは、パンナコッタと柚子ゼリーに
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ショコラとレアチーズのケーキ2種類。
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美味しくいただきました。
知床を満喫した旅行2日目でした。明日は今日以上に歩くので、温泉にゆっくり入って速攻で寝ました。
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