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《2023.February》あみんちゅぶらり関東歩く旅そのⅠ栃木~イルミネーションイベント2022編~<br /><br />気がつけば年が変わっていたように思える令和5(2023)年も既に1ヶ月半が過ぎてしまった。おまけに28日しかない2月ゆえ余計に早く日が過ぎて行く。今月は法事の絡みがあり2月9・10日を連休としているが、売場の人員配置が担当者不在になっていることが判明する。本来ならば日にちを振り替えることなどできない理由だが、当の我が家もまーさんが普通に仕事だと予定表に書かれていたので、予定そのものを変えるのだろうと思い出勤にした。結局ここは予定表が間違っていたらしく、まだ私が寝ているうちにお墓参りに出かけたようだ。まぁ仕事にしてしまったので仕方なしに出勤する。ただ連休はうまく使えと2月9日の飛行機と同日の夜行バスで栃木の〝あしかがフラワーパーク〟のイルミネーションに行くことを予定していた。朝帰りをしてそのままお墓参りという皮算用を考えていたが、10日の出勤と引き換えに14日を休みにした。15日は元々休みだったので2月14・15日が振り替えの連休となった。ちなみにあしかがフラワーパークのイルミネーションは2月14日まで。これならば一泊で訪れることが出来ると頭を切り替え、行き帰りの飛行機と高速バス、そしてレンタカーと宿泊を決めて準備完了。4連勤の後の出発なので本来ならば荷物を作っておくのだがそれも間に合わなかった。事前手配が必要なものは済ませたが、中の行程はほぼノープラン。それもいつも以上に…。<br /><br />【令和5(2023)年2月14日】<br />当初の休日を振り替えた今日2月14日、私にとっては〝最も苦痛〟である〝早起き〟をする。理由は旅立ちであるのだが、年を取ったのか〝夜型〟の行動パターンを変えることが辛くなってきた。でも取り敢えず自宅を出れば何とかなる、そんな感じで今日が始まった。いつも暇しているハルに駅まで送って貰う。<br /><br />いつもの場所で一服し、田舎駅に向かう。8:59の新快速姫路行きにて京都駅に先ず到着、地下に降りて改札を出た後地下道を歩き、エスカレーターで地上へ出た後また歩く。JR線から空港リムジンバスへの乗り換えが〝観光都市〟とは到底言えない悪評高い京都駅での乗り換えである。おまけに伊丹空港行きは横断歩道を渡らなければいけないことも付加される。まあ文句を言っても始まらないので、ひたすら歩き続けた。<br /><br />滋賀県民は京都から伊丹空港リムジンバスを利用する者が多いという。交通費と所要時間のことを考えると新大阪らしいが、私は使い慣れた京都線をひたすら使っている。当初の予定より1本早い9:25発のバスに間に合い、手荷物を預けて座席でゆっくりする。中国道の集中工事で遅れることもあるとは聞いてはいたが、余程のことがない限り遅れたことは経験上ないので大丈夫であろう。名神豊中から阪神高速を通り伊丹空港南ターミナルを経て北ターミナルに到着、15分の早着であった。<br /><br />取り敢えずチェックインして身軽になる。今回もClassJへのアップグレードをリクエストするがあっさりOKとなる。ただここでちょっとうっかりしていたのが、今回のフライトは期限切れのマイルを利用しているということ。ITチケットであればUPGは1,000円であるが、マイレージチケットは2,000円…。1時間のフライトで勿体ないことをしたとすぐに思う…。まあやってしまったことは仕方がないので気持ちを切り替え、身軽になって一服に向かう。暫く空港なんて使ってないや~と思っていたらそんなことはない!10月に長崎に行ったことを忘れていた。長崎に行く際にパーカーのフードをセキュリティで見られることを知ったため、防寒着のフードを事前に外しておいた。難なくセキュリティを通過し搭乗待ちをする。18番ゲートからの搭乗となっていた。機材はB787-8、幹線路線ゆえに搭乗する機会の多い機材だが、一度くらいA350になってくれてもいいかな…なんて思ったりもする。BOARDING GROUP 5って結構後の方。E190とはA320クラスだと待つと言ってもたかが知れている。中型機の定員の多さを改めて知った。<br /><br />搭乗に若干時間を取った気もしたが、ほぼ定刻でドアクローズする。座席は6AのClassJシート。パーソナルモニターはクラスJ以上の設備であるが、それよりコンセントを探していた。多分これだろうというものを見つけたが、充電しない。後で知ったことだがコンセントは駐機中利用できないとのこと。ただモニター下のUSB電源は利用できるとのことでそちらを利用する。バッテリーの持ちが悪い端末所有者の悲しい性である(泣)。そして特段のこともなくプッシュバックが始まり、待つことなく順調に離陸する。離陸すると45分程で到着するのですぐである。ぼ~っとしていたらすぐの時間だが、いつものドリンクサービスの他になにやら他の物もある様子。そう言えば2月14日ってバレンタインだった。メモリアルフライトではないが、特定のイベント時の搭乗ということでチョコレートをCAさんから頂いた。〝バレンタインフライト〟という言葉があるのかどうかは知らないが、そういえば3月3日に全日空のやはりITM-HND線を利用した時に〝ひな祭りフライト〟と称し、ひなあられの配布と機長以下すべてのクルーが女性だったという便に乗ったことがあった。もう10年以上前のことなのですっかり忘れていたが、仕事でもないのにそういった日に搭乗している自分がちょっと恥ずかしくも思ったりした。<br /><br />そのうち着陸のアナウンスがあり、無事到着。羽田空港は久しぶりではあるがターミナルが細分化されてからは初めてだ。そういう場所であればいつもウロチョロする私であるが、今回は乗り継ぎの関係で急いで駅へと向かう。京浜急行の羽田空港第1・第2ターミナルを経て品川へと向かう。特急の印旛日本医大行きに乗車するが、この関東圏の〝列車種別〟は関西の人間からは良くわからない。所要時間は変わらないが停車駅の多い〝特急〟とはなんぞや?と思ってしまう。品川で乗って来た車両を確認すると京成電鉄の車両だったし…。<br /><br />田舎者なので上を見て歩く癖はある。ただ迷いようのない品川駅の乗り換えを無事済ませ、宇都宮行きの普通列車に乗車する。上野東京ラインというようだが、品川から宇都宮まで乗り換えなしで行くことが出来るのは便利になったと思うのだが、結局のところ東海道・東北線としては〝普通〟なのでかったるい。関西圏ではあの〝新快速〟が130km,で爆走し、それに乗り慣れているからというのもあるだろう。大宮を出て東北本線区間に入ると車窓に見えてくる〝長閑な景色〟を見てやっと〝こんな旅も良いか~〟と思えてきた私であった。<br /><br />定刻に宇都宮に到着する。隣ホームには宇都宮~黒磯・日光線のE131系車両が停車している。このエリアに新造車が投入されることは珍しい。そんな宇都宮駅でトラブルが待っていた。私はPiTaPaの利用者なのであるが、品川駅でIC改札を通り、宇都宮駅でやはりIC改札を出ようとすると〝残高不足です〟と意味不明な表示が出て出ることが出来ない。このあたりがICカードの統一化が進んでいない不便なところであり、京浜急行とJR東日本の利用分は、ポストペイド扱いではなくプリペイド扱いになるということを知らなかったのである。おまけにオートチャージも使えないために、現金チャージが必要…。ここまで面倒であれば切符を買って乗車したのにと後悔する。そして取り敢えず一服し、レンタカーを借りに営業所へと向かう。ニコニコレンタカー宇都宮駅前通り3丁目店を利用したのは値段のこともあるが、24時間営業しており夜行バスの時間に合わせても返車が可能だという理由で利用した。確か以前にどこかで利用したことはある筈だが借りる際は何かと手続きで時間がかかるものである。しかし今回は代金をPayPayで払って傷チェックを済ませてサインするとすぐ走り出せた。駅前の営業所だということもあり、専用の駐車スペースはない。手続きもビル二階の営業所で大概のことを済ませ、コインパーキングから車を出して出発するシステムなので簡略化されているのであろうと思う。洗車等も別の場所で行っているようで、外装がやや汚れているようにも思えるがそれは仕方がない。という手はずを経て今回の旅の友Tantoクンに乗っかり、宇都宮駅を出発した。<br /><br />栃木街道を南下し40分程走ったところにある道の駅みぶで一息入れる。北関東自動車道の壬生パーキングエリアに隣接しており、ハイウェイオアシスとなっている場所である。北関東道というのは群馬県の高崎から茨城県の水戸を結ぶ自動車道で、両毛線に沿って走っているようだ。勿論私が東京に住んでいたころにはなかった道路でもあるので利用したこともないしどこを走っているのかも良くわからない。またスマホナビでも走れと指示が出なかったので今回も利用はしない。店はまだ開いてはいるようだが、地域振興券も手にしていない状況下でお土産を書くこともない。そのためトイレと一服のみしただけで出発することにする。<br /><br />ナビの指し示すまま走って行くが栃木市に到着した頃には既に夜の帳があたりを覆っていた。栃木市を訪れた目的は〝うずまの竹あかり〟イベントである。巴波(うずま)川沿いの歩道を中心に、竹に飾りを彫り込んだ〝竹あかり〟が等間隔に並べられている。常盤橋から巴波川橋の左岸及び横山郷土館前までの間に竹あかりが並べられ、歴史ある街並みが幻想的な風景を醸し出しているというものとなっている。栃木工業高校の生徒や市内の小学生が制作した竹あかりが用いられており、〝うずまの竹あかり(協力)栃木工業高校〟と浮かび上がるイルミネーションが飾られているなど様々なアクセントが加えられていた。昨年赤目四十八滝で行われていた〝幽玄の竹あかり〟を訪れた。竹あかりという〝芸術〟は同じではあるが、赤目は地元在住の芸術家の手によるものであったのに対し、うずまの竹あかりはあくまで〝素人〟の作品である。また赤目四十八滝という自然が織りなす景勝地に並べられたものに対し、巴波川沿いの散策路に沿って並べられていると言った〝大きな違い〟があるのは仕方がない。しかし地元の児童や生徒たちが抱いている〝地元愛〟がうずまの竹あかりの作品には溢れていたように私には見えた。確かにイベントの知名度の違いは大きいが、それぞれの作品が持つ〝良さ〟は素人である私にも伝わってくるものがあった。この栃木という街は、下野皆川藩主皆川広照によって作られた栃木城の城下町でもあった。この巴波川も栃木城の外濠として用いられ、発展をするかのように思われていた。しかし御附家老として徳川家康の六男・松平忠輝の養育を任されるも、双方のチクリ合いの結果悪者とされてしまい改易されることとなる。それによって栃木城は廃城となり城下町としての発展は途絶えてしまう。しかし歴史は皮肉なもので正保4(1647)年に日光例幣使の派遣が始まると、栃木町は栃木宿として街道の宿場町に定められ、人の往来がさらに盛んになった。それに加え〝脇海道〟として宇都宮や会津に繋がる要所となる。また徳川家康逝去後遺骸を日光へと移送した際に江戸からの荷物を舟で運んだのが巴波川であり、その拠点となったのが流域の栃木河岸の始まりだとされている。栃木から本澤河岸を経て部屋河岸及びその対岸の新波河岸までは都賀舟を用い、それより下流は高瀬舟を使ったという。つまり当時の物流拠点のひとつを担うこととなった訳である。その後鉄道の開通によって廃れたことは致し方ないことではあるが、40年程の期間に城下町から宿場町に変貌した他に類を見ない変貌を遂げて発展した街でもある。その名残として現在でも巴波川河岸には土蔵が立ち並び、その史実を現在に伝えている。そんな景色を巴波川流域のライトアップと竹あかりの列が何とも言えない風情を醸し出している。また川沿いの歩道には1920年代から70年代まで小説家として活躍した吉屋信子の文学碑がある。彼女が栃木県立栃木高等女学校に入学から卒業までを過ごした所縁の地であることが碑建立の由来であるそうだ。母校の栃木女学校(現栃木県立栃木女子高校)の敷地内にも建立されていることから、地元では名士という風に考えられているのだろう。<br /><br />この巴波川を中心に見る場所がてんこ盛りの地栃木。栃木市は県庁所在地ではないよ~などという揶揄もあるそうだがそんなことはなく、一日かけて街歩きをしてみたい場所であると私には思えた場所であった。<br /><br />この巴波川付近の〝夜の散策〟についてひとつ思うところがあったので記しておく。うずまの竹あかりのweb案内にも書いてあったのだが、駐車場は〝蔵の街第1駐車場〟を利用することと書かれている。有料であるとは書かれてはいるが、どうやら17:00で閉鎖しているようである。全く入れない訳ではないが駐車しても良いのか?という様相であった。地元の方に聞いたところ〝うずま公園の駐車場〟に停めたら?という風に聞いた。公園駐車場は一部〝月極め〟になっているところもあるので注意が必要だが、この界隈を夜に訪れる際は注意が必要である。まあ私自身も結局公園駐車場を利用し、手短に用件を済ませて次の目的地を目指したひとりではあるのだが…。<br /><br />というような感じで栃木を後にして一路足利へと向かう。この時期に〝あしかが〟と言えばそう、日本三大イルミのひとつと言われるあしかがフラワーパーク〝光の花の庭~Flower Fantasy~〟である。実は今回2月14日に休みを振り替えた理由はここにあった。2022年のイルミネーションは本日が最終日だったのである。別に最終日だろうがイルミネーションには関係ないのだが、用事のない連休であれば2daysを観光に費やせるという単純な理由である。もし2月9日にするとその日の昼間に足利を訪れて夜行バスでとんぼ返りするしか方法はなかった。しかし行きの飛行機はともかく帰りの夜行バスが上手く手配することが出来なかったので、日にちを変えることは私にとっては願ってもいないチャンスであったのだ。そんな理由からルンルン気分でやって来たのだが…会場に着いて現実に引き戻されることとなる。車を降りてチケットブースへ向かうと…なにやら看板が置いてあった。〝本日は終了しました!〟と。えっ?と思ってスマホを確認する。最終入場は30分前だとまだ時間が…と思った瞬間我に返る。そう今日令和5(2023)年2月14日は火曜日の平日、つまり閉園は20:30だったのである(泣)。元々あしかがフラワーパークへ行こうかと考え始めたのが昨年末のことだったので、その時の閉園時刻21:00とばかり思いこんでいたのである。おまけに夜の部はショッピングエリアから有料となるため、施設内に足を踏み入れることもできない…。余裕のない日程に加えて余裕のない日数で予定を組んでいるからアラは出始めるとキリがない。ただ施設側も気が利くようで、閉園時間を過ぎても30分程は照明を点けたままにしてくれていた。自分自身の失態に言い訳する気も起らず、確かに今日訪れた〝証〟としての自撮りを済ませて、メインイベント(予定)会場を後にすることにした。<br /><br />あしかがフラワーパークは残念だったが、ここで施設来訪者の便宜を図るためにできた駅に立ち寄る。その名も〝あしかがフラワーパーク駅〟。平成30(2018)年4月1日の開業は、ローカル線である両毛線では珍しいことだった。ただ観光要素としてはあしかがフラワーパークと栗田美術館などがあり、繁忙期のマイカー渋滞のことを考えての請願から始まったようだ。一面一線の無人駅ではあるが、日没後終電の通過までは駅舎がライトアップされることでも知られている。開駅までは富田駅から徒歩10分を要していたあしかがフラワーパーク入場が、西ゲート解放時には1分にまで短縮された。これで9%の鉄道利用客を20%迄引き上げることを足利市は目指しているようだが、こういった新駅は大抵目論見が外れるのが定石である。ただあしかがフラワーパークの入場者を見ていたところ、車の免許を持たない未成年の入場者が少なくないようである。閉園後彼ら彼女たちは駅を利用するため、平日ではあるが結構な利用者数があるように見えた。西ゲートが解放されていなくとも中央ゲートまで徒歩3分。駅利用の混雑は考える必要があるかも知れないが、車の渋滞を考えなくとも良いのは、即ちレンタカーを使わなくとも良いことに繋がるので、来シーズンあしかがフラワーパークイルミネーションのリベンジを図る際には、18きっぷと夜行バスでの0泊2日コースで大丈夫じゃんと確信を持った私であった。<br /><br />このあしかがフラワーパーク駅からフラワーファンタジーを望むことが出来る。2022年度は今日までなのでどうしようもないが、次に繋がる情報を得て、次の目的地を目指すために出発する。足利市から佐野市に入り辿り着いたのは道の駅どまんなかたぬまである。日本で〝ど真ん中〟を謳う場所はいくつかある。その中のひとつ旧田沼町は、北海道の宗谷岬と鹿児島県の佐多岬から同じ距離だということから〝ど真ん中〟を称したそうだ。平成の大合併で佐野市に編入されたが、それ以前に開駅していた道の駅は名称を変えずに現在に至っている。元々の開駅時に道路管理者が整備する休憩施設と、田沼町が設置する情報提供施設や地域振興施設を一体化したものとして建設が進められた。そのため道の駅の整備に関しては、栃木県と田沼町の共同事業として位置づけられており、栃木県が駐車場・トイレおよび道路付帯施設整備を担当し、田沼町がふれあい交流館や農産物直売所地域振興施設を整備したという大規模な道の駅となっている。その後合併により田沼町は佐野市となるが、道の駅運営は設立された株式会社どまんなかたぬまが管理者として現在に至っている。敷地が広大な為に佐野市になった後平成28(2016)年よりEVバスを導入して場内を巡回運行していることも特徴である<br /><br />何かと話題に事欠かない道の駅ではあるが、北関東道沿線で唯一となる足湯施設を持っている。9:30~18:00迄のオープンなので、当然夜は利用できないがその建物はちゃんと利用されている。私自身特定の〝道の駅〟を目指して立ち寄ることはほとんどない。強いて言うならばon the wayにある場所を休憩所として利用することぐらいである。しかし今回ここ道の駅どまんなかたぬまに立ち寄るためだけに逆方向に走って来た。そこまでの目的とは…勿論イルミネーションである。『道の駅どまんなかたぬま[21th Anniversary]ガーデンイルミネーション2022』という大層なネーミングであるが、開駅20周年を迎えた昨年2021年に対し、これからの20年という意味合い・意気込みでのイベントとなっている。実際のところ関東圏では、北関東エリアでのイルミネーションイベントとしての紹介はされてはいるが、全国レベルで言えば知名度は低い。私の場合〝何故北関東ローカルの情報〟を知っているのかと旅行センタースタッフからも不思議がられるが、そんなことは訳ないことである。単純に〝あしかがフラワーパーク〟のイルミネーション に行くのであれば、その近隣の情報を地方紙の記事などで調べるからである。うずまの竹あかりも然りで、栃木県や群馬県のイルミネーション情報を仕入れた結果を線で繋いでルートにしているだけである。加えて日没から24:00迄という点灯時間も魅力的であったために迷わず訪問地に組み込んだのである。<br /><br />話は変わるが佐野市のゆるキャラ〝さのまる〟クン。確か平成25(2013)年のゆるキャラグランプリの覇者である。ローカルキャラは〝別格〟を除けば、全国区で通用する期間は長くはない。その年のグランプリは知ってはいたが、翌年にはすっかり忘れていたのが事実である。それがなぜ暫く空白の時間を経て思い出したのか?実は我が職場に〝RED WARRIORS〟のファンだった子がいた。私がゆるキャラ好きなのは有名だったのだが、ある日〝さのまる〟って知っている?と聞かれたことがきっかけだった。まあ私からすれば〝何で?〟という思いであったのだが、実はこの〝さのまる〟クンのテーマソングのひとつ〝さのまる音頭〟というのはあのRED WARRIORSのボーカル〝ダイアモンド☆ユカイ〟の作詞作曲だそうで聞いてみたとのこと。因みにダイアモンド☆ユカイ・たかティム・くまモンはすべて同じ誕生日で3月12日生まれである。もっとも年は異なるが…。<br /><br />そんなことを思い出し、さのまるクンとのツーショットを楽しむたかティムさんではあるが、ここどまんなかたぬまのイルミネーションはさのまるクンをはじめ、定番のハート、ツリーやトンネルなど構成要素は定番物が多いことは確かだが、コロナ禍で数を減らしていると書かれていた10万球のLEDを惜しみもなしに飾り付けているために、実際の規模より大きく見える。敷地の広さや多種多様なイルミネーションに費やす時間は限りないように思えるが、明日もあることなので予定より少し長めの1時間半ほどの滞在で出発することにした。<br /><br />23:00を回りさすがにおなかが減って来たのですき屋に入る。すき屋足利福富店はいくつかある候補地のひとつとしてデータを入れていた。良く旅先で何故牛丼とは言われるが、基本グルメ旅をする気はない上に、このご時世人が集まる食事場所に近付きたくないのが本音である。そんな思いがあるために〝地の物〟より〝手軽さ〟を選択する。すき屋で選んだのは〝おろし牛皿定食〟。疲れてくると先ず〝食欲〟が減退するので、その防止の意味も込めている。美味しく頂き一息ついて本日のラストランに挑む。足利から走ること20kmで県境を越え群馬県桐生市に至る。滋賀・京都・大阪・東京・埼玉・栃木・群馬と1日で7都府県巡るのは久しぶりかも知れない。日付が変わる少し前にファミリーマート桐生末広町店に立ち寄ってタバコと飲み物を購入し、ホテルに到着する。東横イン桐生駅南口が本日の宿であるが、チェーン店の中では利用することが少ない系列ではある。値段のことが一番の理由ではあるのだが、大抵駅の〝ド真ん前〟にあるため駐車料金がかかるというのが面倒だということを考えてしまう。今回はチェックイン時間の遅さと料金という観点で選んだのだが、いつも利用するOTAの予約とは違い、群馬県の旅行支援を受けるには〝直接予約〟しか方法が残っていなかった。手続きをした時には元値6,100円だったのが、適用条件に見合うプランは6,300円だということで変更されていた。この辺りが〝直予約〟のややこしいところだ。まあ今回は仕方がない。駐車場は立体(300円)と平面500円のどちらかを選べるようだが、そこで高いものを選ぶ必要はない。立駐に車を停めてチェックインし、本日の寝床となる7階701号室禁煙シングルのお部屋へと向かう。一息ついて一服し、シャワーを浴びたら一日分の疲れがどっと出てきた。ここのホテルの良い所として充電しながらスマホを弄ることが出来る位置関係にコンセントがあることだったが、そんな余力は残ってはいなかった。<br /><br />初日からいきなり日跨ぎとなった今回の旅であったが、そんなことはいざ知らずに桐生の夜は過ぎて行くのであったzzz…。<br /><br />  《続く》

《2023.February》あみんちゅぶらり関東歩く旅そのⅠ栃木~イルミネーションイベント2022編~

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2023/02/14 - 2023/02/15

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《2023.February》あみんちゅぶらり関東歩く旅そのⅠ栃木~イルミネーションイベント2022編~

気がつけば年が変わっていたように思える令和5(2023)年も既に1ヶ月半が過ぎてしまった。おまけに28日しかない2月ゆえ余計に早く日が過ぎて行く。今月は法事の絡みがあり2月9・10日を連休としているが、売場の人員配置が担当者不在になっていることが判明する。本来ならば日にちを振り替えることなどできない理由だが、当の我が家もまーさんが普通に仕事だと予定表に書かれていたので、予定そのものを変えるのだろうと思い出勤にした。結局ここは予定表が間違っていたらしく、まだ私が寝ているうちにお墓参りに出かけたようだ。まぁ仕事にしてしまったので仕方なしに出勤する。ただ連休はうまく使えと2月9日の飛行機と同日の夜行バスで栃木の〝あしかがフラワーパーク〟のイルミネーションに行くことを予定していた。朝帰りをしてそのままお墓参りという皮算用を考えていたが、10日の出勤と引き換えに14日を休みにした。15日は元々休みだったので2月14・15日が振り替えの連休となった。ちなみにあしかがフラワーパークのイルミネーションは2月14日まで。これならば一泊で訪れることが出来ると頭を切り替え、行き帰りの飛行機と高速バス、そしてレンタカーと宿泊を決めて準備完了。4連勤の後の出発なので本来ならば荷物を作っておくのだがそれも間に合わなかった。事前手配が必要なものは済ませたが、中の行程はほぼノープラン。それもいつも以上に…。

【令和5(2023)年2月14日】
当初の休日を振り替えた今日2月14日、私にとっては〝最も苦痛〟である〝早起き〟をする。理由は旅立ちであるのだが、年を取ったのか〝夜型〟の行動パターンを変えることが辛くなってきた。でも取り敢えず自宅を出れば何とかなる、そんな感じで今日が始まった。いつも暇しているハルに駅まで送って貰う。

いつもの場所で一服し、田舎駅に向かう。8:59の新快速姫路行きにて京都駅に先ず到着、地下に降りて改札を出た後地下道を歩き、エスカレーターで地上へ出た後また歩く。JR線から空港リムジンバスへの乗り換えが〝観光都市〟とは到底言えない悪評高い京都駅での乗り換えである。おまけに伊丹空港行きは横断歩道を渡らなければいけないことも付加される。まあ文句を言っても始まらないので、ひたすら歩き続けた。

滋賀県民は京都から伊丹空港リムジンバスを利用する者が多いという。交通費と所要時間のことを考えると新大阪らしいが、私は使い慣れた京都線をひたすら使っている。当初の予定より1本早い9:25発のバスに間に合い、手荷物を預けて座席でゆっくりする。中国道の集中工事で遅れることもあるとは聞いてはいたが、余程のことがない限り遅れたことは経験上ないので大丈夫であろう。名神豊中から阪神高速を通り伊丹空港南ターミナルを経て北ターミナルに到着、15分の早着であった。

取り敢えずチェックインして身軽になる。今回もClassJへのアップグレードをリクエストするがあっさりOKとなる。ただここでちょっとうっかりしていたのが、今回のフライトは期限切れのマイルを利用しているということ。ITチケットであればUPGは1,000円であるが、マイレージチケットは2,000円…。1時間のフライトで勿体ないことをしたとすぐに思う…。まあやってしまったことは仕方がないので気持ちを切り替え、身軽になって一服に向かう。暫く空港なんて使ってないや~と思っていたらそんなことはない!10月に長崎に行ったことを忘れていた。長崎に行く際にパーカーのフードをセキュリティで見られることを知ったため、防寒着のフードを事前に外しておいた。難なくセキュリティを通過し搭乗待ちをする。18番ゲートからの搭乗となっていた。機材はB787-8、幹線路線ゆえに搭乗する機会の多い機材だが、一度くらいA350になってくれてもいいかな…なんて思ったりもする。BOARDING GROUP 5って結構後の方。E190とはA320クラスだと待つと言ってもたかが知れている。中型機の定員の多さを改めて知った。

搭乗に若干時間を取った気もしたが、ほぼ定刻でドアクローズする。座席は6AのClassJシート。パーソナルモニターはクラスJ以上の設備であるが、それよりコンセントを探していた。多分これだろうというものを見つけたが、充電しない。後で知ったことだがコンセントは駐機中利用できないとのこと。ただモニター下のUSB電源は利用できるとのことでそちらを利用する。バッテリーの持ちが悪い端末所有者の悲しい性である(泣)。そして特段のこともなくプッシュバックが始まり、待つことなく順調に離陸する。離陸すると45分程で到着するのですぐである。ぼ~っとしていたらすぐの時間だが、いつものドリンクサービスの他になにやら他の物もある様子。そう言えば2月14日ってバレンタインだった。メモリアルフライトではないが、特定のイベント時の搭乗ということでチョコレートをCAさんから頂いた。〝バレンタインフライト〟という言葉があるのかどうかは知らないが、そういえば3月3日に全日空のやはりITM-HND線を利用した時に〝ひな祭りフライト〟と称し、ひなあられの配布と機長以下すべてのクルーが女性だったという便に乗ったことがあった。もう10年以上前のことなのですっかり忘れていたが、仕事でもないのにそういった日に搭乗している自分がちょっと恥ずかしくも思ったりした。

そのうち着陸のアナウンスがあり、無事到着。羽田空港は久しぶりではあるがターミナルが細分化されてからは初めてだ。そういう場所であればいつもウロチョロする私であるが、今回は乗り継ぎの関係で急いで駅へと向かう。京浜急行の羽田空港第1・第2ターミナルを経て品川へと向かう。特急の印旛日本医大行きに乗車するが、この関東圏の〝列車種別〟は関西の人間からは良くわからない。所要時間は変わらないが停車駅の多い〝特急〟とはなんぞや?と思ってしまう。品川で乗って来た車両を確認すると京成電鉄の車両だったし…。

田舎者なので上を見て歩く癖はある。ただ迷いようのない品川駅の乗り換えを無事済ませ、宇都宮行きの普通列車に乗車する。上野東京ラインというようだが、品川から宇都宮まで乗り換えなしで行くことが出来るのは便利になったと思うのだが、結局のところ東海道・東北線としては〝普通〟なのでかったるい。関西圏ではあの〝新快速〟が130km,で爆走し、それに乗り慣れているからというのもあるだろう。大宮を出て東北本線区間に入ると車窓に見えてくる〝長閑な景色〟を見てやっと〝こんな旅も良いか~〟と思えてきた私であった。

定刻に宇都宮に到着する。隣ホームには宇都宮~黒磯・日光線のE131系車両が停車している。このエリアに新造車が投入されることは珍しい。そんな宇都宮駅でトラブルが待っていた。私はPiTaPaの利用者なのであるが、品川駅でIC改札を通り、宇都宮駅でやはりIC改札を出ようとすると〝残高不足です〟と意味不明な表示が出て出ることが出来ない。このあたりがICカードの統一化が進んでいない不便なところであり、京浜急行とJR東日本の利用分は、ポストペイド扱いではなくプリペイド扱いになるということを知らなかったのである。おまけにオートチャージも使えないために、現金チャージが必要…。ここまで面倒であれば切符を買って乗車したのにと後悔する。そして取り敢えず一服し、レンタカーを借りに営業所へと向かう。ニコニコレンタカー宇都宮駅前通り3丁目店を利用したのは値段のこともあるが、24時間営業しており夜行バスの時間に合わせても返車が可能だという理由で利用した。確か以前にどこかで利用したことはある筈だが借りる際は何かと手続きで時間がかかるものである。しかし今回は代金をPayPayで払って傷チェックを済ませてサインするとすぐ走り出せた。駅前の営業所だということもあり、専用の駐車スペースはない。手続きもビル二階の営業所で大概のことを済ませ、コインパーキングから車を出して出発するシステムなので簡略化されているのであろうと思う。洗車等も別の場所で行っているようで、外装がやや汚れているようにも思えるがそれは仕方がない。という手はずを経て今回の旅の友Tantoクンに乗っかり、宇都宮駅を出発した。

栃木街道を南下し40分程走ったところにある道の駅みぶで一息入れる。北関東自動車道の壬生パーキングエリアに隣接しており、ハイウェイオアシスとなっている場所である。北関東道というのは群馬県の高崎から茨城県の水戸を結ぶ自動車道で、両毛線に沿って走っているようだ。勿論私が東京に住んでいたころにはなかった道路でもあるので利用したこともないしどこを走っているのかも良くわからない。またスマホナビでも走れと指示が出なかったので今回も利用はしない。店はまだ開いてはいるようだが、地域振興券も手にしていない状況下でお土産を書くこともない。そのためトイレと一服のみしただけで出発することにする。

ナビの指し示すまま走って行くが栃木市に到着した頃には既に夜の帳があたりを覆っていた。栃木市を訪れた目的は〝うずまの竹あかり〟イベントである。巴波(うずま)川沿いの歩道を中心に、竹に飾りを彫り込んだ〝竹あかり〟が等間隔に並べられている。常盤橋から巴波川橋の左岸及び横山郷土館前までの間に竹あかりが並べられ、歴史ある街並みが幻想的な風景を醸し出しているというものとなっている。栃木工業高校の生徒や市内の小学生が制作した竹あかりが用いられており、〝うずまの竹あかり(協力)栃木工業高校〟と浮かび上がるイルミネーションが飾られているなど様々なアクセントが加えられていた。昨年赤目四十八滝で行われていた〝幽玄の竹あかり〟を訪れた。竹あかりという〝芸術〟は同じではあるが、赤目は地元在住の芸術家の手によるものであったのに対し、うずまの竹あかりはあくまで〝素人〟の作品である。また赤目四十八滝という自然が織りなす景勝地に並べられたものに対し、巴波川沿いの散策路に沿って並べられていると言った〝大きな違い〟があるのは仕方がない。しかし地元の児童や生徒たちが抱いている〝地元愛〟がうずまの竹あかりの作品には溢れていたように私には見えた。確かにイベントの知名度の違いは大きいが、それぞれの作品が持つ〝良さ〟は素人である私にも伝わってくるものがあった。この栃木という街は、下野皆川藩主皆川広照によって作られた栃木城の城下町でもあった。この巴波川も栃木城の外濠として用いられ、発展をするかのように思われていた。しかし御附家老として徳川家康の六男・松平忠輝の養育を任されるも、双方のチクリ合いの結果悪者とされてしまい改易されることとなる。それによって栃木城は廃城となり城下町としての発展は途絶えてしまう。しかし歴史は皮肉なもので正保4(1647)年に日光例幣使の派遣が始まると、栃木町は栃木宿として街道の宿場町に定められ、人の往来がさらに盛んになった。それに加え〝脇海道〟として宇都宮や会津に繋がる要所となる。また徳川家康逝去後遺骸を日光へと移送した際に江戸からの荷物を舟で運んだのが巴波川であり、その拠点となったのが流域の栃木河岸の始まりだとされている。栃木から本澤河岸を経て部屋河岸及びその対岸の新波河岸までは都賀舟を用い、それより下流は高瀬舟を使ったという。つまり当時の物流拠点のひとつを担うこととなった訳である。その後鉄道の開通によって廃れたことは致し方ないことではあるが、40年程の期間に城下町から宿場町に変貌した他に類を見ない変貌を遂げて発展した街でもある。その名残として現在でも巴波川河岸には土蔵が立ち並び、その史実を現在に伝えている。そんな景色を巴波川流域のライトアップと竹あかりの列が何とも言えない風情を醸し出している。また川沿いの歩道には1920年代から70年代まで小説家として活躍した吉屋信子の文学碑がある。彼女が栃木県立栃木高等女学校に入学から卒業までを過ごした所縁の地であることが碑建立の由来であるそうだ。母校の栃木女学校(現栃木県立栃木女子高校)の敷地内にも建立されていることから、地元では名士という風に考えられているのだろう。

この巴波川を中心に見る場所がてんこ盛りの地栃木。栃木市は県庁所在地ではないよ~などという揶揄もあるそうだがそんなことはなく、一日かけて街歩きをしてみたい場所であると私には思えた場所であった。

この巴波川付近の〝夜の散策〟についてひとつ思うところがあったので記しておく。うずまの竹あかりのweb案内にも書いてあったのだが、駐車場は〝蔵の街第1駐車場〟を利用することと書かれている。有料であるとは書かれてはいるが、どうやら17:00で閉鎖しているようである。全く入れない訳ではないが駐車しても良いのか?という様相であった。地元の方に聞いたところ〝うずま公園の駐車場〟に停めたら?という風に聞いた。公園駐車場は一部〝月極め〟になっているところもあるので注意が必要だが、この界隈を夜に訪れる際は注意が必要である。まあ私自身も結局公園駐車場を利用し、手短に用件を済ませて次の目的地を目指したひとりではあるのだが…。

というような感じで栃木を後にして一路足利へと向かう。この時期に〝あしかが〟と言えばそう、日本三大イルミのひとつと言われるあしかがフラワーパーク〝光の花の庭~Flower Fantasy~〟である。実は今回2月14日に休みを振り替えた理由はここにあった。2022年のイルミネーションは本日が最終日だったのである。別に最終日だろうがイルミネーションには関係ないのだが、用事のない連休であれば2daysを観光に費やせるという単純な理由である。もし2月9日にするとその日の昼間に足利を訪れて夜行バスでとんぼ返りするしか方法はなかった。しかし行きの飛行機はともかく帰りの夜行バスが上手く手配することが出来なかったので、日にちを変えることは私にとっては願ってもいないチャンスであったのだ。そんな理由からルンルン気分でやって来たのだが…会場に着いて現実に引き戻されることとなる。車を降りてチケットブースへ向かうと…なにやら看板が置いてあった。〝本日は終了しました!〟と。えっ?と思ってスマホを確認する。最終入場は30分前だとまだ時間が…と思った瞬間我に返る。そう今日令和5(2023)年2月14日は火曜日の平日、つまり閉園は20:30だったのである(泣)。元々あしかがフラワーパークへ行こうかと考え始めたのが昨年末のことだったので、その時の閉園時刻21:00とばかり思いこんでいたのである。おまけに夜の部はショッピングエリアから有料となるため、施設内に足を踏み入れることもできない…。余裕のない日程に加えて余裕のない日数で予定を組んでいるからアラは出始めるとキリがない。ただ施設側も気が利くようで、閉園時間を過ぎても30分程は照明を点けたままにしてくれていた。自分自身の失態に言い訳する気も起らず、確かに今日訪れた〝証〟としての自撮りを済ませて、メインイベント(予定)会場を後にすることにした。

あしかがフラワーパークは残念だったが、ここで施設来訪者の便宜を図るためにできた駅に立ち寄る。その名も〝あしかがフラワーパーク駅〟。平成30(2018)年4月1日の開業は、ローカル線である両毛線では珍しいことだった。ただ観光要素としてはあしかがフラワーパークと栗田美術館などがあり、繁忙期のマイカー渋滞のことを考えての請願から始まったようだ。一面一線の無人駅ではあるが、日没後終電の通過までは駅舎がライトアップされることでも知られている。開駅までは富田駅から徒歩10分を要していたあしかがフラワーパーク入場が、西ゲート解放時には1分にまで短縮された。これで9%の鉄道利用客を20%迄引き上げることを足利市は目指しているようだが、こういった新駅は大抵目論見が外れるのが定石である。ただあしかがフラワーパークの入場者を見ていたところ、車の免許を持たない未成年の入場者が少なくないようである。閉園後彼ら彼女たちは駅を利用するため、平日ではあるが結構な利用者数があるように見えた。西ゲートが解放されていなくとも中央ゲートまで徒歩3分。駅利用の混雑は考える必要があるかも知れないが、車の渋滞を考えなくとも良いのは、即ちレンタカーを使わなくとも良いことに繋がるので、来シーズンあしかがフラワーパークイルミネーションのリベンジを図る際には、18きっぷと夜行バスでの0泊2日コースで大丈夫じゃんと確信を持った私であった。

このあしかがフラワーパーク駅からフラワーファンタジーを望むことが出来る。2022年度は今日までなのでどうしようもないが、次に繋がる情報を得て、次の目的地を目指すために出発する。足利市から佐野市に入り辿り着いたのは道の駅どまんなかたぬまである。日本で〝ど真ん中〟を謳う場所はいくつかある。その中のひとつ旧田沼町は、北海道の宗谷岬と鹿児島県の佐多岬から同じ距離だということから〝ど真ん中〟を称したそうだ。平成の大合併で佐野市に編入されたが、それ以前に開駅していた道の駅は名称を変えずに現在に至っている。元々の開駅時に道路管理者が整備する休憩施設と、田沼町が設置する情報提供施設や地域振興施設を一体化したものとして建設が進められた。そのため道の駅の整備に関しては、栃木県と田沼町の共同事業として位置づけられており、栃木県が駐車場・トイレおよび道路付帯施設整備を担当し、田沼町がふれあい交流館や農産物直売所地域振興施設を整備したという大規模な道の駅となっている。その後合併により田沼町は佐野市となるが、道の駅運営は設立された株式会社どまんなかたぬまが管理者として現在に至っている。敷地が広大な為に佐野市になった後平成28(2016)年よりEVバスを導入して場内を巡回運行していることも特徴である

何かと話題に事欠かない道の駅ではあるが、北関東道沿線で唯一となる足湯施設を持っている。9:30~18:00迄のオープンなので、当然夜は利用できないがその建物はちゃんと利用されている。私自身特定の〝道の駅〟を目指して立ち寄ることはほとんどない。強いて言うならばon the wayにある場所を休憩所として利用することぐらいである。しかし今回ここ道の駅どまんなかたぬまに立ち寄るためだけに逆方向に走って来た。そこまでの目的とは…勿論イルミネーションである。『道の駅どまんなかたぬま[21th Anniversary]ガーデンイルミネーション2022』という大層なネーミングであるが、開駅20周年を迎えた昨年2021年に対し、これからの20年という意味合い・意気込みでのイベントとなっている。実際のところ関東圏では、北関東エリアでのイルミネーションイベントとしての紹介はされてはいるが、全国レベルで言えば知名度は低い。私の場合〝何故北関東ローカルの情報〟を知っているのかと旅行センタースタッフからも不思議がられるが、そんなことは訳ないことである。単純に〝あしかがフラワーパーク〟のイルミネーション に行くのであれば、その近隣の情報を地方紙の記事などで調べるからである。うずまの竹あかりも然りで、栃木県や群馬県のイルミネーション情報を仕入れた結果を線で繋いでルートにしているだけである。加えて日没から24:00迄という点灯時間も魅力的であったために迷わず訪問地に組み込んだのである。

話は変わるが佐野市のゆるキャラ〝さのまる〟クン。確か平成25(2013)年のゆるキャラグランプリの覇者である。ローカルキャラは〝別格〟を除けば、全国区で通用する期間は長くはない。その年のグランプリは知ってはいたが、翌年にはすっかり忘れていたのが事実である。それがなぜ暫く空白の時間を経て思い出したのか?実は我が職場に〝RED WARRIORS〟のファンだった子がいた。私がゆるキャラ好きなのは有名だったのだが、ある日〝さのまる〟って知っている?と聞かれたことがきっかけだった。まあ私からすれば〝何で?〟という思いであったのだが、実はこの〝さのまる〟クンのテーマソングのひとつ〝さのまる音頭〟というのはあのRED WARRIORSのボーカル〝ダイアモンド☆ユカイ〟の作詞作曲だそうで聞いてみたとのこと。因みにダイアモンド☆ユカイ・たかティム・くまモンはすべて同じ誕生日で3月12日生まれである。もっとも年は異なるが…。

そんなことを思い出し、さのまるクンとのツーショットを楽しむたかティムさんではあるが、ここどまんなかたぬまのイルミネーションはさのまるクンをはじめ、定番のハート、ツリーやトンネルなど構成要素は定番物が多いことは確かだが、コロナ禍で数を減らしていると書かれていた10万球のLEDを惜しみもなしに飾り付けているために、実際の規模より大きく見える。敷地の広さや多種多様なイルミネーションに費やす時間は限りないように思えるが、明日もあることなので予定より少し長めの1時間半ほどの滞在で出発することにした。

23:00を回りさすがにおなかが減って来たのですき屋に入る。すき屋足利福富店はいくつかある候補地のひとつとしてデータを入れていた。良く旅先で何故牛丼とは言われるが、基本グルメ旅をする気はない上に、このご時世人が集まる食事場所に近付きたくないのが本音である。そんな思いがあるために〝地の物〟より〝手軽さ〟を選択する。すき屋で選んだのは〝おろし牛皿定食〟。疲れてくると先ず〝食欲〟が減退するので、その防止の意味も込めている。美味しく頂き一息ついて本日のラストランに挑む。足利から走ること20kmで県境を越え群馬県桐生市に至る。滋賀・京都・大阪・東京・埼玉・栃木・群馬と1日で7都府県巡るのは久しぶりかも知れない。日付が変わる少し前にファミリーマート桐生末広町店に立ち寄ってタバコと飲み物を購入し、ホテルに到着する。東横イン桐生駅南口が本日の宿であるが、チェーン店の中では利用することが少ない系列ではある。値段のことが一番の理由ではあるのだが、大抵駅の〝ド真ん前〟にあるため駐車料金がかかるというのが面倒だということを考えてしまう。今回はチェックイン時間の遅さと料金という観点で選んだのだが、いつも利用するOTAの予約とは違い、群馬県の旅行支援を受けるには〝直接予約〟しか方法が残っていなかった。手続きをした時には元値6,100円だったのが、適用条件に見合うプランは6,300円だということで変更されていた。この辺りが〝直予約〟のややこしいところだ。まあ今回は仕方がない。駐車場は立体(300円)と平面500円のどちらかを選べるようだが、そこで高いものを選ぶ必要はない。立駐に車を停めてチェックインし、本日の寝床となる7階701号室禁煙シングルのお部屋へと向かう。一息ついて一服し、シャワーを浴びたら一日分の疲れがどっと出てきた。ここのホテルの良い所として充電しながらスマホを弄ることが出来る位置関係にコンセントがあることだったが、そんな余力は残ってはいなかった。

初日からいきなり日跨ぎとなった今回の旅であったが、そんなことはいざ知らずに桐生の夜は過ぎて行くのであったzzz…。

  《続く》

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス レンタカー JALグループ JRローカル 私鉄 自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
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