アンコール遺跡をめぐる（その４：バンテアイスレイ、東メボン）

2015/04/06 - 2015/04/06

2015年4月　カンボジア・ベトナム旅行
３日目、引き続きトゥクトゥクをチャーターし、アンコール遺跡を巡りました。
シェムリアップ郊外にあるバンテアイスレイと東メボンを訪ねました。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

バンテアイスレイに着きました。最も外側の門です。
赤色砂岩で造られたこの寺院は赤い強烈な印象を受けます。

門の破風のレリーフです。色々な動物神が描かれています。

バンテアイスレイは１０世紀後半に創建されたヒンドゥー教の寺院です。
パンテアイスレイは「女の砦」を意味します。
第二周壁の門です。

第二周壁の門の破風。先端が渦巻くスタイルがこの寺院の特徴になっており、ヘビをモチーフにしているそうです。

東塔門です。この破風も色々な神が描かれています。中央はシヴァ神でしょうか。
この門の先は中央祠堂で、そこは立ち入りできません。

中央祠堂を覗き込みます。

中央祠堂です。

ガルーダやハヌマーンが狛犬のように中央祠堂を守っています。

美しいデバター像です。

柔和な表情をしています。

周りの動物のレリーフと溶け合って芸術的です。

赤色砂岩でデバター像が映えて見えます。

建物・動物の神々・デバター像、この組み合わせが素晴らしいと思います。

ヒンドゥー教の神々に守られた

最も美しく整備された寺院です。

周りに小さい寺院もありました。

周囲はジャングルで、水牛の親子と思われる動物もいました。

次に東メボン寺院に着きました。
東メボン寺院は１０世紀中頃に創建されたヒンドゥー教の寺院です。
東バライという貯水池に浮かぶように建設されました。
現在、池に水はありません。

ここはピラミッド型の寺院です。
かつては池に浮かんで見えたのでしょう。

塔の前にシンハ（獅子）像が建っています。

しかし風化が進んでいます。

シンプルな遺跡です。