古都フエの王宮をめぐる

2015/04/07 - 2015/04/07

2015年4月　カンボジア・ベトナム旅行
４日目、ダナン駅からフエ駅に到着。ホテルにチェックイン後、さっそくグエン朝王宮を徒歩で訪ねました。

エリア フエ(ベトナム)

グエン朝王宮地区に着きました。
旧市街に住んでいる人の生活道路でもあるようです。

左側にフラッグタワーが見えます。
王宮創建時からフラッグタワーはありましたが、何度か建て替えられているようです、

グエン朝王宮門（午門）です。2015年4月の旅行時は修復工事中でした。
グエン朝は1802年から1945年まで続き、フランスの植民地支配が始まった1862年以降も含めて、ここに都を置いていました。

王宮門を入ると太和殿があります。
ここで皇帝の即位式などの儀式が行われたそうです。

右廡・左廡と言われる高級官吏（武官、文官）の詰め所です。

右廡・左廡はベトナムの伝統的な建築物で、よい雰囲気です。

この門の先にはかつて紫禁城があり、皇帝が政務を行った建物、皇帝の寝所、後宮が南北に並んでいたそうです。

今は広大な芝生の敷地と建物の土台と

回廊が残されています。
1947年のフランス軍との交戦で失われました。

朱色の回廊です。

西へ移動します。

延壽宮です。よい感じの木造建築です。
初代皇帝の母親、皇太后の住居であった建物です。

延壽宮内部です。
高価な椅子などを集め、アンティークな装いにしたそうです。

延壽宮の破風。中国的です。

彰徳門という素晴らしい色彩の門。

横から見た彰徳門。

應祥門

色々な門があります。

花がきれいに描かれていました。

世廟に来ました。
グエン朝の歴代皇帝の位牌を祀っている場所です。

世廟の前閣にあたる顕臨閣です。なかなか立派な建物です。

建物の前に王権の象徴と言われる９つの鼎（かなえ）が置かれています。

鼓楼がある崇功門です。

顕臨閣の奥にある鮮やかな廟門です。

廟門を裏側から顕臨閣の方向を見ています。
素晴らしいです。

王宮から出るとバイクの洪水でした。ベトナムの活気を感じました。
グエン朝王宮を見て、かつてベトナムは漢字文化圏だったことがよく分かりました。

宿泊したホテルから眺めたフエの街の様子です。
このホテルのオーナーの奥さんは日本人でした。
かつてフエに旅行に来て、フエの魅力に感動して今があると話していました。