九州のローカル線に乗りに行く　４日目 その１

2022/07/29 - 2022/08/01

今年も夏休みに入るにあたり鉄道旅を色々を練ってきましたが、行先としては九州地方のローカル線を乗りに行く旅を計画していました。が、直前に新型コロナウイルスが再度流行し、桜島は噴火する、台風９号が接近中など、よろしくないニュースが出てくる中でありましたが、感染対策には気を付けながら出かけることにしました。
幸いにも桜島の影響はなく、台風の影響も軽微なもので済むことができ、おかげで人出も少なく感じられ、快適な旅をすることができました。
４日目のその１は筑豊電鉄乗車後に筑豊本線の原田への支線・甘木鉄道と福岡県のローカル線を楽しみました。

エリア 福岡

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

宮崎空港駅から小倉駅まで特急にちりんシーガイアで移動し、ホテルクラウンヒルズ小倉に宿泊しました。

ホテルクラウンヒルズ小倉 宿・ホテル

半年前にも宿泊しましたがリーズナブルなわりには満足度が高く気に入っています。

ホテルクラウンヒルズ小倉 宿・ホテル

朝食のおかずの種類も多いところも気に入っているポイントです。

ホテルクラウンヒルズ小倉 宿・ホテル

朝からしっかり食べて今日も１日楽しみましょう

ホテルクラウンヒルズ小倉 宿・ホテル

今日は天気がよさそうです。その分気温も高くなりそうです。

ホテルクラウンヒルズ小倉 宿・ホテル

ホテルを出て小倉駅までは10分ほど歩きます。

小倉駅 (福岡県) 駅

今日は切符がないので普通に乗車券を購入します。まずは鹿児島本線で黒崎駅に向かいます。

JR鹿児島本線 乗り物

平日の朝なのでラッシュ時にあたり、通勤客でそこそこ混雑していました。

小倉駅 (福岡県) 駅

黒崎駅は北九州市でも小倉駅についで乗降客の多い駅です。多くの特急列車も停車します。

黒崎駅 駅

筑豊電鉄の黒崎駅にやってきました。筑豊電鉄には初めて乗車します。

黒崎駅 駅

筑豊電鉄のことを調べていたら2000型という車両が近々引退することがわかり、この車両に乗るため1日２往復の運行時間にあわせて、黒崎駅にやってきました。

筑豊電気鉄道 (電車) 乗り物

2000型の運行は平日の朝に筑豊直方行きと楠橋行きの２本のみです。この列車は楠橋行きで本日の最終便です。

楠橋駅 駅

楠橋駅到着後で本日の運行は終了なので隣接する車庫に回送されます。

楠橋駅 駅

黒崎方面の線路に入って戻ってきました。

楠橋駅 駅

楠橋駅を通りすぎて入庫しました。本日のお仕事お疲れさまでした。

楠橋駅 駅

後続の列車で筑前直方に向かいます。

楠橋駅 駅

のりかえ券をいただいているので、そのまま乗車できました。

筑豊電気鉄道 (電車) 乗り物

車内の様子です。終点に近づくにつれて乗客は減ってきました。

筑豊電気鉄道 (電車) 乗り物

終点の筑豊直方駅に到着しました。高架駅になっています。

筑豊直方駅 駅

筑豊直方駅の手前で遠賀川を渡っており、地上まで降りるのは難しかったのかもしれません。また福岡方面への延伸も計画されていたようです。

筑豊電気鉄道 (電車) 乗り物

そんな理由もあってか筑豊直方駅は市街地の中心からは少し離れた場所に位置しています。

筑豊直方駅 駅

筑豊直方駅から10分ほど歩いてJR直方駅に到着しました。

直方駅 駅

駅前には直方市出身の魁皇関（浅香山親方）の銅像がありました。筑豊本線を走る特急かいおうは魁皇関に由来しています。

直方駅 駅

乗車券を買って直方駅から筑豊本線に乗車します。

JR筑豊本線 乗り物

直方駅は石炭輸送の拠点駅の名残から広大な敷地を有しています。また、平成筑豊電鉄も乗り入れています。

直方駅 駅

博多行きの列車で出発します。

直方駅 駅

天道駅で下車しました。

天道駅 駅

直方→基山は普通運賃950円ですが直方→天道→基山でも950円。と、いうわけで時間もあるので天道駅で下車してみた、というわけです。　

天道駅 駅

駅の周辺は古くからの住宅地、といった雰囲気でした。

天道駅 駅

次の列車に乗り込み桂川駅で下車します。筑豊本線と篠栗線の分岐駅ですが、駅付近はのどかな風情です。

桂川駅 駅

筑豊本線の原田方面は本数は少なく、特に日中の運行はさらに少なくなっています。

桂川駅 駅

最初の停車駅である上穂波駅付近もかつては炭鉱があったそうです。

上穂波駅 駅

上穂波駅を過ぎると田畑が増えてきました。

JR筑豊本線 乗り物

筑前内野駅に到着しました。ここを過ぎると山間部に入っていきます。

筑前内野駅 駅

原田駅の0番線に到着しました。

原田駅 (福岡県) 駅

原田駅は住宅地として開発が進んでおり、すべての快速列車が停車するようになりました。

原田駅 (福岡県) 駅

かつては寝台特急も走っていた筑豊本線原田支線ですが、現在は鹿児島本線に乗り入れる列車もなく、桂川駅と原田駅の間を普通列車が往復しているのみのローカル線となっています。

原田駅 (福岡県) 駅

荒木行きの快速列車に乗車します。快速なので次の停車駅が基山駅になります。

JR鹿児島本線 乗り物

基山駅に到着。乗車時間はわずか4分間ですが、県境を越えて佐賀県に入りました。

基山駅 駅

ここで甘木鉄道に乗り換えます。乗り換えにはいったん改札口をでる必要があります。

基山駅 駅

甘木鉄道は国鉄甘木線を引き継いだ第三セクターの会社です。基山駅と立野駅は佐賀県内にありますが、佐賀県は関与していません。

基山駅 駅

国鉄時代は鹿児島本線に直通する列車もあったそうですが、現在は乗り入れはおこなわれていません。

基山駅 駅

国鉄時代とは違って日中でも30分毎の運行がされており、乗客も増加したことから第三セクター鉄道会社の中では優秀な経営となっています。

甘鉄鉄道 甘木駅 乗り物

手元にある1981年の時刻表によると、国鉄時代の甘木線はわずか7往復の運行でした。
それでは甘木行きに乗り込みます。

甘鉄鉄道 甘木駅 乗り物

市街地が続くと思えば、田畑が広がる風景が広がる、と思えば大きな工場が現れたりと楽しい車窓です。
途中の小郡駅から大勢の乗客がありました。

甘鉄鉄道 甘木駅 乗り物

甘木駅に到着しました。この後は残った時間で久留米城を訪れる予定にしていましたが、かなり気温が高く・・・・どうしようか・・・

その２に続きます。

甘木駅 (西鉄) 駅