2022/12/24 - 2022/12/24
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kojikojiさん
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ツアー3日目ですが、小倉の町中では散歩するところも無いので部屋でゆっくりしました。開店と同時にロビー階のレストランの「リートス」に入ります。「リーガロイヤルホテル小倉」の朝食は高級レストランで、料理も美味しくてよかったです。この日の予定は小倉からバスで「宗像神社」を参拝し、「太宰府天満宮」の参拝と昼食という予定でした。バスに乗り込んでの添乗員さんからの最初の説明は「本日も高速道路が通行止めで、下の道も混んでいるので移動に何時間かかるか分かりません。お帰りの佐賀空港を福岡空港へ変更できないかも確認したしましたが、格安の航空券のために変更できません。午後3時過ぎのフライトに間に合うように、これから真っすぐ佐賀空港へ向かいます。」という絶望的な内容でした。3月に行った奥能登の旅では能登空港へ東京から来る飛行機が着陸できないとのことから欠航になり、ツアーは迷走して金沢を観光して小松空港から帰るということもありました。途中で時間が読めて、通過する太宰府天満宮くらいは参拝できるかと考えていましたが甘かったです。午前8時に小倉を出発したバスは2時間かけて福岡空港国際線ターミナルで20分のトイレ休憩があり、その後は空港付近で事故渋滞に巻き込まれ、2時間かけて太宰府天満宮の近くを通過しました。おかげで福岡空港へ着陸する飛行機の写真がたくさん撮れました。太宰府ICで高速を降りて、鳥栖屋久留米市をのろのろ走りました。福岡空港国際線ターミナルの見学の次は3時間後の午後1時にニトリでお買い物になりました。クリスマスのオーナメントとかが安かったので買おうと思いましたが、考えたらこの日は12月24日のクリスマスイブなので止めました。結局佐賀空港に到着したのは午後3時過ぎでした。搭乗予定だった午後3時40分の便はバス2台分のお客を置いて飛び立っていくのが見えました。チェックインしても最終便まで3時間以上待たなければなりません。お昼も食べていなかったので急いで3階の「さがんれすとらん 志乃 空港店」に向かいます。お昼を食べていない90人に対して、このレストランの座席は30席くらいしかありませんし、他にレストランもありません。午後4時になってようやくお昼を食べることが出来て一安心です。その後は買い物や屋上の展望台などで時間を潰し、最終便で東京に戻地ました。予定の便に乗っていれば左側の窓側の席だったので富士山が見えたであろうことが残念です。空港のANAのショップでのり弁を買って、家に帰ってクリスマスイブを祝いました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス 船 ANAグループ 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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ツアー3日目の朝は「リーガロイヤルホテル小倉」から始まります。
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朝食は2階のレストラン「リートス」です。前の晩の営業しているところは表から見えましたが、なかなか雰囲気の良さそうな店です。午前6時30分からの営業なのでそれに合わせて向かいました。
リーガロイヤルホテル小倉 宿・ホテル
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大体の客席を前の晩に見ていたのでツアーバス2台の朝食が集中したら席が足り無さそうだと感じていました。案の定午前7時近くなると満席になりました。
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普段は和食をメインの朝食にするのですが、この日は何故か洋食ばかりです。エッグスタンドで作ってもらったオムレツも美味しそうです。リーガロイヤルなので、思っていたよりもしっかりした料理が並んでいました。
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朝食の話題は昨日行けなかった門司港と下関のことです。「春帆楼」の食事券があるのでこの冬に行かなければならないのですが、リベンジという要素も加わったので1月下旬へ前倒しにすることにします。往路を横須賀から新門司港へのフェリーにするか、飛行機で行くかで話がまとまりません。
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早い時間の食事だったのでゆっくりデザートとコーヒーもいただけました。予定外の小倉でしたが、「小倉城」も見ることが出来たし、美味しいフクもいただけたので良しとしましょう。
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後で聞いた話ですが、電車に乗って門司港まで行った方はかえりのJRが強風で運休になり、タクシーに乗ろうとしたら5,000円以上かかるというのでバスを探して夜遅く帰ってきたそうです。同じことを考えて妻に提案しましたが即答で却下されていました。無理強いしていたら怒られるところでした。
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1階のフロントの奥にはチャペルもありました。この日は結婚式が予定されているのかきれいに花が飾られています。荒天で来れない方が出ないように願います。
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部屋に戻ってニュースを見ると九州の悪天候による交通状況が説明されていました。高速道路は昨日に引き続き通行止めになっているようです。この日の予定は「宗像神社」に参拝した後に「太宰府天満宮」も参拝して佐賀空港から東京へ戻る予定です。空の便は何とか問題なさそうですが、この後どう変わるか分かりません。最悪新幹線で帰ることになるのではないかと心配になります。窓の外は穏やかな天気で関門海峡方面から船は来ています。午前8時に出発なのでロビーに向かうとバスはすでに来ていました。博多駅で我々を降ろした後は下道を走って、4時間以上かけて小倉に着いたのは午後6時過ぎだったとドライバーさんが教えてくれました。
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バスに乗り込むと添乗員さんからお知らせがありました。やはり天候が悪いので予定が変わるということです。高速道路が全部通行止めなので、「宗像神社」にも「太宰府天満宮」にも立ち寄らず、真っすぐ佐賀空港に向かうことになりました。
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とりあえずバスは八幡の製鉄所の脇を走り福岡方面に向かいます。ここはプラス思考で周囲の景色でも眺めないと他にすることはありません。唯一スマホで音楽を聴くくらいです。スマホの充電器を持ってきているので電源の心配はありません。
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小倉を出て2時間ちょっとで福岡空港の国際線ターミナルに着きました。高速を走れないということはサービスエリアも無いので、立ち寄れるトイレも限られてしまいます。
福岡空港 国際線 送迎デッキ 名所・史跡
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ターミナルの中には「博多祇園山笠」の舁く山(かくやま)が展示してありました。毎年7月1日から15日にかけて開催される700年以上の伝統のある祭で、正式名は櫛田神社祇園例大祭です。各地に伝わる素戔嗚尊に対して奉納される祇園祭の1つで、「博多どんたく」とともに博多を代表する祭りです。
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令和元年に使われた「武蔵坊弁慶」です。肩に乗せた牛若丸が小さくて可愛らしいです。令和4年はNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも登場したした2人なので興味深いです。
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国際線ターミナルはソウルや釜山、台湾などへ帰る観光客で混雑していました。この様子はこの日の夜のニュースでも放送されていました。我々の目的はトイレを借りるだけでしたが。
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20分でバスに戻り、バスは鳥栖や久留米を通って佐賀空港へ向かうようです。状況によっては「太宰府天満宮」くらい寄れるのではないかと安易に考えていました。
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福岡市都市高速環状線に入った途端にバスは動かなくなりました。
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交通渋滞は自動車事故が2か所であったようで、バスの中には重苦しい空気が流れます。コロナ禍ということもあり、バスの中は水分補給以外の飲食は禁止なのですが、このツアーに限らずどのツアーでも一定数ルールを守らない人がいます。マスクをちゃんとしない人と、知らん顔してお菓子やパンを食べる夫婦など確信犯です。そのたびにこんな人が同じマンションにいなくて良かったと思います。
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相変わらず風は強いようで、雲がどんどん流れていきます。全国旅行支援の割引に目がくらんで、格安のツアーに数多く参加しましたが、少しツアーを離れて個人旅行を再開しようかと思います。
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空の上では北から南に向かった後に大きくUターンしてきた旅客機が福岡空港に着陸していきます。
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5分から10分間隔で同じルートで着陸する機体の写真をずっと撮っていました。
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普段はあまり見ることの無いアングルで写真が撮れました。
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バスはこの辺りには1時間くらい停まっていたと思います。おかげで10数種類の機体の写真が撮れました。
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九州自動車道は久留米市近くの広川ICまで通行止めのようです。さらに交通事故が続いているので状況は深刻です。
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この辺りで、午後3時40分発の佐賀空港発の便に間に合うのかが心配になってきます。
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福岡空港を出て2時間かかってようやく太宰府ICまでたどり着きました。すでにお昼になっています。「太宰府天満宮」に立ち寄るどころの話ではありません。
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添乗員さんの説明で「水城大堤」がここであったと知りました。白村江の敗戦後には唐や新羅軍侵攻の脅威があり、防衛体制の整備が急務でした。天智天皇3年の664年の唐使来朝は、倭国(日本)の警戒を強めさせました。この年に辺境防衛の防人、情報伝達システムの烽(とぶひ)を対馬島や壱岐島や筑紫国などに配備しました。そして敗戦の翌年に筑紫国に水城を築いています。その翌年に筑紫国に大野城が築かれたのは共に大宰府の防衛のためでした。
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さらにバスはのろのろ走り続け、2回目のトイレ休憩はルミエール大宰府の「ニトリ」でした。クリスマスの飾りが安かったので買おうと思いましたが、よくよく考えたらこの日は12月24日でした。
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鳥栖辺りに差し掛かると周囲は雪景色に変わりました。
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この風景を見ると高速道路が閉鎖するのも仕方ないとも思えます。この辺りで飛行機の時間には間に合わないと確信が持てました。
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午後3時前に九州新幹線の新鳥栖駅の近くを通過します。
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佐賀平野に差し掛かると初めて「佐賀空港」の名前が標識に出てきました。ようやくバスは快適に走り出します。
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午後4時前になってようやく佐賀空港が見えてきました。小倉を午前8時に出て8時間のドライブで、お昼は抜きでの上にトイレ休憩も2回だけでした。
九州佐賀国際空港 空港
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午後4時5分に東京へ向かいANA456便が滑走路に向かっていきます。乗るはずだった便を見送るのはこれが初めてのことです。
佐賀空港 スカイギャラリー 名所・史跡
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トラピックスのツアーバス2台分80数人を置いて、30人のお客と共に東京へ飛び立ちました。30人しか乗っていないのはレストランの店長に教えてもらいました。
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空港について添乗員さんから航空券を貰って、真っ先に搭乗手続きをしました。空港へ到着する前にネットで調べてみると佐賀空港にはレストランは1軒だけで、座席は28席しかありません。そこへお昼を食べていない80数人が押し寄せたらどうなるか…。
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佐賀空港3階のレストラン「さがんれすとらん志乃 空港店」に飛び込みました。数組はすぐに座れましたが、後はウェイティングリストに名前を書かれていました。東京へは午後7時発の最終便で戻ることになりましたので時間だけはたっぷりありますがお腹は空いています。
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妻は「伊万里牛の鉄板肉野菜炒め」を注文しました。よほどお腹が空いていたようです。
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こちらは「佐賀有田鶏のから揚げ定食」です。お腹が空いていたからではなく、どちらも美味しかったです。
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ツアーの予定の半分は流れてしまいましたが、それなりに楽しめました。前日の晩御飯の返金2,500円はあり、新幹線代は持ち出しでしたが小倉の町も歩けたし、こんな経験はなかなかないので面白かったです。次はリベンジで門司港と下関へ来ることも決めました。
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佐賀空港を利用すると1回につき1.000円のクーポン券が佐賀県からいただけます。今回は往復なので2人で4,000円分いただき、食事代はほぼ無料でした。お釣りは出ないので残りはお土産の海苔を買いました。
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時間はたっぷりあるので屋上の展望デッキにも出てみました。佐賀まで来ると雪も無く風もあまり強くありませんでした。陽が落ちる前の有明海はキラキラ輝いてきれいでした。
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そして空港のすぐ近くまで海苔筏が迫っていることに驚きます。東京に戻ってから有明海の海苔が今年は不作だということを知りました。
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有明海の対岸になる雲仙岳まで見えないかと目を凝らしましたが、そこまでは無理のようです。子供の頃に桶川のHONDAの空港でセスナに乗せてもらったのですが、気持ち悪くなって降りた途端に吐いてしまった苦い思い出があります。離れた場所には岡本太郎の飛行船が泊まっていましたっけ。
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午後7時発のANA458便に搭乗します。これが普通の空港だったら90人近くが全員乗れるとは思えませんが、さすが佐賀空港です。
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前の便でも左側の窓側でしたので、晴れていれば富士山が見えると思っていましたが、佐賀を出る時点で真っ暗になってしまったので景色は楽しめ無さそうです。
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離陸してすぐに花火が打ちあがるのが見えました。真っ暗でどこで打ちあがったのか分かりませんが、クリスマスイブなのでプレゼントを貰ったような気分です。
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相模湾から伊豆半島の形は道路の明かりで分かりましたが、真っ暗な辺りが富士山だろうということは分かっても姿は全く見えませんでした。
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羽田空港には午後8時30分に到着しました。
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年内最後の旅が終了しました。後は翌年の全国旅行支援がいつから始まるかで、新しい予定を立てなければなりません。
羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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預けた荷物が出てきましたが、トランクのジッパーが壊れてなくなっていました。係員の方に壊れている旨を伝えました。つまみの脱落ではなくて開け閉めできない状態なのですが、「免責事項です。」の一点張りで受け付けてもらえませんでした。
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アドバイスいただいたのは「今後は有人カウンターで搭乗手続きをして、コンテナに入れてもらってください。」ということでした。クリスマスイブの夜にクレーム係をしている若い女性にこれ以上は話しても気の毒なのでここまでにします。
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リムジンバスを待つ間にANAのショップに立ち寄ると「いちのや」の海苔弁があったので買い求めました。遅い時間だったので10%引きで、さらにANAカードで10%割引になります。のり弁を食べて今年の最後の旅とクリスマスイブは終わりました。
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