みんなの九州きっぷ　２日目　佐賀を起点に西端の長崎から東端の門司港まで。

2022/10/28 - 2022/10/31

「みんなの九州きっぷ（北九州版）」で特急乗り倒し２日目です。
佐賀駅から長崎へ開業間もない西九州新幹線で。そして観光特急「ふたつ星４０４７」に乗車。さらに門司港駅往復。
今日は長崎市内観光と門司港地区観光付きです。
鳥栖駅２１：０９到着。県境越え１７回・特急乗車２４回・特急の平均乗車時間３０分という２日間の旅が終わりました。
表紙写真は長崎駅の西九州新幹線「かもめ」。唯一ちゃんと鼻先まで写真撮れる場所、かしら。

エリア 長崎

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 交通手段: JALグループ 新幹線 JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

佐賀駅前のホテルの窓から。今日もいい天気。

ホテルルートイン佐賀駅前 宿・ホテル

ホテルの朝食は列ができてました。ちょっと焦り。
ささっと朝食をすませ、フロントで荷物を預かってもらって、佐賀駅へ。
今日の第一号。７：１３発「リレーかもめ３号」。
朝日が気持ちいいです。

佐賀駅 駅

７８７系車内。まだまだ色褪せない斬新なインテリア。

気球が。
バルーンフェスタは１週間後。
練習でしょうか。

武雄温泉で対面乗換。スムーズ。３分で発車。
西九州新幹線「かもめ３号」。

２駅１４分。新大村駅で一旦下車。
新駅です。あ、まだ４トラベルの「交通」スポットになってないわ。

１３分後の新大村始発のかもめ１０３号に乗り直し。
その理由は、

全車自由席なので、この指定席用車両に乗れるんです。
２列ー２列で、自由席よりちょっと豪華なんです。

２駅、たった１４分で長崎到着。
この通路は写真撮影用か、というくらいいい感じ。

長崎駅 (長崎県) 駅

新幹線開業の一年ちょっと前から高架駅になってます。

昔の長崎駅からずいぶん奥に引っ込んだところに駅が移転したので、街に出るには延々と仮設通路を７分歩きます。振り返ると駅が遥か彼方。

うん十年ぶりに市内観光。
眼鏡橋や洋館や出島や大浦天主堂を徒歩でまわりました。

眼鏡橋 名所・史跡

長崎は路面電車の街。
けっこう裏町っぽい場所も走ってるんですね。
出島の裏を走る路面電車。

出島 名所・史跡

そして「鉄道発祥の地の石碑」。
あ、鉄道発祥の地は日本にもいくつかありまして、
下田：「模型の機関車が来た」
長崎：「（軍艦上で）模型の機関車が走った」
福山：「初めて『鉄道』という名称が使われた」
横浜：「（陸上で）模型の機関車が走った」「初めて（模型の）鉄道に乗った」
佐賀：「日本で初めて（模型の）鉄道が作られた」
長崎：「仮設線路で本物の蒸気機関車が走った」
品川：「品川横浜間仮開業開始」
横浜：「品川横浜間仮開業開始」
新橋：「新橋横浜営業運転開始」
のそれぞれに記念碑がある・・のではないかと思います。
この「鉄道発祥の地」は下から４番目のときのものです。
「本物」の鉄道である点において、たしかに「発祥の地」にふさわしいです。
でも４トラベルの口コミ「観光スポット」になってないんですよね・・・。

市内観光は３時間で終えて再び新幹線で

長崎駅 (長崎県) 駅

隣駅の諫早へ。たった８分。あっという間。

諫早駅 駅

新型ディーゼルや島原鉄道を見たりして、しばし。

観光特急乗車６本目「ふたつ星４０４７」。
西九州新幹線と同時に営業開始したばかり。

車内はちょっとだけ「はやとの風」の時代の面影が。
昨日予約。満席寸前。窓の方を向いたソファー席でした。

でもほとんどの時間、２両目のラウンジ車ですごしました。
大村湾の海すれすれを走る。まるで海の上を走っているかのよう。

あっという間に４９分が過ぎ、終点の長崎駅。

長崎駅 (長崎県) 駅

３分の乗換で再び新幹線「かもめ」に乗車。

途中諫早のみ停車の速達便。
大村湾を左に山を駆け上がりトンネルで山を串刺しにして２６分で終点武雄温泉。

ホーム対面乗り換え。８８５系「リレーかもめ」。

佐賀駅でいったん下車。ホテルで荷物を受け取り、

次の「リレーかもめ」に乗車して

２駅１６分で今晩の宿泊地の鳥栖へ。
一旦チェックイン。クーポンを受け取り、

隣のショッピングモール「フレスポ鳥栖」へ。
昨日のクーポンと合わせてお土産を購入。

フレスポ鳥栖 ショッピングモール

鳥栖駅の裏側にある「操車場跡」の記念碑を見学。
３０年くらい前はまだ線路がびっしりでした。
鳥栖駅の通路にはその頃のパネル写真がいっぱい。懐かしい。

鳥栖操車場記念碑 名所・史跡

リレーかもめで博多に向かいます。
こんなコンパート席もあります。
（自由席車まで車内を通り抜け）

でも実は博多と逆方向の長崎方面行き。
１駅４分。現在の佐賀県の玄関口、新鳥栖駅へ。

新鳥栖駅 駅

九州新幹線「さくら」で

１駅。１３分。博多へ。

博多で８８５系「ソニック」大分行きに乗換。

博多駅 駅

あ、彼方のホームにクルーズトレイン「３６ぷらす３」が見えました。
見に行く時間なし。無念。調べてなかった。
でもこれで北九州で見られるクルーズトレイン・観光特急・SLのうち「或る列車」以外を全部乗るか見ることができました。

８８５系ソニック車内。きれい。

夕暮れの平野を快走。３駅。４１分。小倉で下車。
売店で「かしわめし」半額で売ってました。
迷わず購入。今晩の夕食にしますです。

小倉駅 (福岡県) 駅

各停に乗換。
座席削減車。なんと１両に２４人分しか。かつての山手線の６扉車３０人分より少ない・・・。
そんなに九州は混雑するのかなあ？

３駅１４分。門司港に到着。
リニューアルしてからは初めて。
正面のひさしがなくなってちょっと寂しくなった感も。

門司港駅 駅

駅の中はさらにきれいになったわあ。

門司港地区をちょっと散歩。
この跳ね上げ橋もいいですが、

ブルーウィングもじ 名所・史跡

見たかったのはこれ。
旧大連航路上屋。
この写真父に見せたら、ここから出航・ここから上陸した、と懐かしそうでした。

旧大連航路上屋 名所・史跡

さて、帰りましょう。
門司港はかつてのターミナル。本当は特急で旅立ちたいです。
昔わざわざこの駅始発の「つばめ」で鹿児島に向かったこともあります。
途中水俣で大雨で止まってしまって代行バスに乗ったなあ。

門司港駅 駅

再び座席削減の各停で３駅１４分で小倉。

小倉からは特急「ソニック」。
今度は行きと別のタイプの８８３系。

小倉駅 (福岡県) 駅

中間に８８５系タイプの新造車両を挿入したレアな編成だったので、わざわざその車両に乗車。

鳥栖へはリレーかもめで２０分なんですが、
行きと同様、ここはあえて新幹線ホームへ。
あ、向こうは５００系。もう大阪では見られないんでしたっけ。
格好いいですよね。

博多駅 駅

「みずほ」で１５分。久留米へ。
これで東海道・山陽・九州・西九州新幹線の全「愛称」に乗車できました。

久留米駅。
ステンドガラスがきれい。
昨日の朝、この駅から南に向かう「さくら」に向かったのでした。
遠い昔のよう。それくらい電車・列車を乗り倒しました。

今晩のホテルのある鳥栖へ戻ります。
たまたまですが最終ランナーも特急になりました。
１日わずか３往復だけの「ゆふ」。
貴重です。

久留米駅 駅

ちょっと昔を感じさせる車内の造りにも落ち着きを感じます。
ゆっくり走り１駅６分。

鳥栖駅到着。
ああ、終わっちゃいました。２日間の特急乗り放題。

鳥栖駅 駅

街の中の公園とかちょっと夜散歩してからホテルへ。
今晩のホテルも大浴場あり。
ささっとお湯につかり、

ホテルルートイン鳥栖駅前 宿・ホテル

部屋で「かしわめし」の夕食です。
ふと、なんで帰りのソニックの中で食べなかったのか、と自問。
駅弁なのに。
ともあれ２日間の特急乗り倒しの旅が終わりました。
明日は東京に帰るだけ・・・のはずはなく、明日も列車を乗り回します。