秋のとくべつ公開　山科疎水沿いの安祥寺

2022/11/27 - 2022/11/27

琵琶湖から京都へ給水のために引かれた水路、琵琶湖疎水沿いはゆったりとした遊歩道になっている。
近隣の人や、大津から京都蹴上、もっと健脚は南禅寺まで歩こうじゃないかというウォーカー達に人気のコースだ

その疎水沿いに,いつも固く門を閉ざしている安祥寺が
今年は11月27日まで特別拝観ができることになった。
最終日の5時までに間に合うかしら？

秋の日がだいぶ傾いて気が急くが、門まで行くと
「まだ3時半ですよ。ごゆっくり」とボランティアのお兄さんに
向かい入れられた

エリア 山科(京都)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

山科駅に降りたのは1時過ぎだったが、何しろランチ兼おしゃべりで
時の経つのも忘れ
ファストフード店の立ち並ぶ駅前を通り抜け
大文字山方向に歩き始めたのはかなり陽が傾いていた

駅を挟んで閑静な住宅街が山に向かって伸びる

あの山を越えれば滋賀県？

路地を適当に歩いていたらツワブキが群生していた

疎水の道にでる。
桜紅葉はすっかり葉を落としている

桜より紅葉のおそい。楓類はまだまだ美しい

対岸はかろうじて続くふみ跡

この疎水は期間限定で、京都蹴上まで観光船が通るが人気が高く
予約を取るのも大変そうだ

しっかり整備された遊歩道
秋の日が気ぜわしい

疎水をまたぐ

時間が気になったけれど、まだ3時半ですよと
拝観料500円を収納しながら受付のお兄さんの応対が優しい

観音堂

太子堂

新しく整理した青龍社

多宝塔跡地から眺めた青龍社

半年前、玉砂利を敷き詰め所に苔が勝手に生えてきて
その姿が登り龍

右の小さい、くの字っぽいのが下り龍だとか。
「TVでこの前そんなことを言っていました」
と若いお坊さんに言うと
困惑したように、いや、そんなことはと言葉を濁していました。
年配の檀家さんの話では
前任のお坊さんは高齢でお寺の管理も大変になり、門も閉ざしたままでしたが
若いお坊さんが来てくれたので、これから寺院公開もし、寺内整理もいろいろ
されると思います。ということでした。

紅葉の名所ではないけれど。時節柄紅葉もチラホラ

修復工事の様子の立て看板
京都博物館に預けたままになっている国宝級の仏像も
いづれ引き取りたいと
頑張っています

安祥寺を出て、毘沙門堂まで足を延ばすと、こちらは紅葉の名所
駐車場も一杯で参拝客もまだまだやってくる

長い石段を登ります

その先は散紅葉の参道。パンフで見ると参道は一面真っ赤ですが
現実はこんなもの
それでも両脇に散紅葉スペースを作って踏まないように
と看板がありました

参道は続く
門は遠い

登り詰めた山門　ここからは入れません

5時近いのに参拝者もかなり居りました

築山の散紅葉

ひろい境内をブラブラ歩いて疎水に戻ってきました
駅まで15分
日暮れの電車に乗れそうです