2022/11/21 - 2022/11/21
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toroppeさん
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50万年前の火山活動り際に溶岩ドームで作られたという藺牟田池(いむたいけ)の外輪山7ピーク縦走登山に、鹿児島へ引っ越して初めて挑戦してみました。
距離は長くはないし高低差もあまりありませんが、一つ一つ登っては下るを繰り返すので、思ったよりふくらはぎにきました。
片城山からくだってからは湖畔遊歩道に出て、ラクウショウ ( 落羽松、和名はヌマスギ<沼杉> ) という木を初めて見ましたが、水中から伸びるフォルムが独特で美しいですね。
湖畔遊歩道から一周道路に進むと、グラデーションが綺麗なモミジがいくつかありました。そこから森林浴遊歩道に入って最後は飯盛山へ。池全体を見渡せるロケーションで、桜島も見えました。
藺牟田池からり帰りは蒲生の大クスに立ち寄ってから帰りました。
8分の動画はコチラ
https://youtu.be/q2wWcbadoeI
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
以前訪れた際に
外輪山を1周する
縦走登山コースを知りました
今回それに初挑戦
湖畔を1周するだけなら
約4km、1時間程度 -
愛宕山からスタートし
時計回りに
舟見岳、交蔓岳、竜石、山王岳、片城山を縦走し
一旦 湖畔遊歩道に出て
森林浴遊歩道から飯盛山を往復して
駐車場に戻りました
ランチタイム・休憩込みで
64歳、63歳のジジババで4時間46分 -
高低差はあまりありませんが
ピークごとに
登って下ってを繰り返します
結構急な木段や坂道なので
ふくらはぎがパンパン -
YAMAP記録を見ると
それぞれの登山に要した時間と
休憩時間のログが混在していて
実際の所要時間と
ずれがあるのはなんでかな ?
一つだけ登るなら
飯盛山が眺めが良いです -
湖畔には
生態系保存資料施設アクアイムがあり
横の駐車場にとめました
月曜日の10時でしたが
好天のせいか思ったより車がありました
途中で登山者、トレランする人と
10名位すれ違いました
逆回りの方がキツそうなんですけど
2022.12.17 トレイルランニングの大会があり
それが時計と逆回りコースだからかもしれません藺牟田池 自然・景勝地
-
アクアイムから左折すると
すぐに愛宕山登山口がありました
頂上まで20分とありますが
YAMAPでは35分となっており
実際は22分ほどでした -
鹿児島の森は
常緑樹がほとんどなので
たまに秋色があると嬉しい -
こんな木段から始まり
森の小道を登って行きます -
鹿の子 模様に見えるので
カコノキ
バンビちゃんみたいですよね -
時々
木々の間から
池が見えます
赤く見えるのが
後で眺めるラクウショウ -
一つ目のピーク
愛宕山 480m -
木々が大きいので
眺望は良くありません -
外輪山遊歩道の案内板に沿って
次のピークに向かいます
森の小道がほとんどですが
これはこれで
またいいものです -
一周道路の方に向かえば
湖畔の遊歩道に戻れます
今回は外輪山遊歩道へ -
杉林もまっすぐで美しい
隙間から池が少し見えます -
ピークに着いたかと思ったら
ベンチのある展望所でした -
ここは眺望が開けていました
右手前の山は飯盛山で
最後に登る予定の山
頂上に東家のような建物が見えました -
少し進むとピークでした
2番目は 舟見岳 499m -
ここからも
眺望は良かったです -
ここから竜石方向へは
劇下り
登りじゃないだけ良かったわ
って感じ -
斜度どのくらいでしょうか
とにかく急です
つまずくと危険
劇下りは続くよどこまでも
逆回りしていた
トレランの若い男性も
さすがに息を切らして
上がって来ました
いやー時計回りで良かったわ !!
いつも思いますが
木段の材料は担いで上がるのでしょうか ?
ほんとにこういう整備は
ありがたいことです -
冬イチゴが
まあまあ ありました
カミさんは食べてみたいようでしたが
もし何かあったら
担いで下ろすのは
劇下りだし私には無理
ここに埋めていくぞ !!
と言うと諦めました -
野菊かな
-
一旦 林道に出て
道標に沿って進むと
再度 山に入る登山道がありました
今度は初っ端から
劇登り
しかも滑りやすい
70歳位の御夫婦が降りて来られました
逆回りするって凄いな -
栗があちこち落ちていました
中身がないのはなんで ?
鹿児島には熊いないしな -
3番目のピークは
交蔓山(こかずらやま) 460m
公園の案内マップでは
ピークとして描かれてませんが
竜石のある同じ山体にあります -
岩のトンネルを抜けると
そこは雪国だった
わけはなく -
4つ目のピーク
竜石(たついし)460m -
大きな岩が2つ
祠もあるので参拝しました -
祠の横から回り込むと
池側の岩には
しめ縄が巻かれています
コチラが御神体です
藺牟田池には、昔、雌雄の竜が住んでいましたが、突然、姿を消してしまった雄竜のことを待ち続けていた雌竜が岩になったという伝説があるそうです。その石を地元の人たちは竜石とし、しめ縄で祭っているのです。恋愛成就のパワースポットらしい。 -
森の小道をくだります
-
林道までくだります
駐車場からここまで車で来ることも可能
(竜石だけ見たい場合はここからだと割と近いですね)
ここからまた山に入り
登山道で山王岳(嶽)へ -
時々見かけた
マムシグサ
南方系な感じ
毒性があるようです -
前半と違い
北側には時々 鎖場があって
アスレチックな気分で楽しい -
中腹あたりで
見晴らしの良い場所がありました
右側4つが
これまで登ったピーク -
たまに秋色を見つけると
嬉しいね -
5つ目のピーク
山王岳 481m
かつては湖畔に
山王社が鎮座していたようです -
だいぶ ふくらはぎにきたし
お腹もすいてきたので
ランチタイムにしました
やっぱり山の上では
おにぎりが美味い !
〆はプロテインチョコ -
食後くだって行くと
おー !
ここにも竜がおるよ
スヌーピーみたいでもあるけど -
岩の つっかえ棒
誰がやったか
支えるくぼみを
緑に塗ってるのは
芸が細かいな
意味はわからんけど -
くだり切ると
開けた場所に出ました
ベンチも見えています -
片城山まで400m
-
藺牟田池方向の矢印があります
肝心の距離は
板が割れていて判読不能
ここからまた登りが再開します -
また岩が木で
支えられている
うまいこと
岩に穴も空いてるし
やりたくなる気持ちはわかる -
一見通路に見える方は
侵入禁止でロープが張られています
岩場の方に進みました -
6つ目のピーク
片城山509m
外輪山の最高峰
唯一の500m超え -
少し下ると
駐車場方向が見えました
ここからの下りは
鎖場もあってアスレチック -
分岐点までくだると
YAMAPでは
これより一つ下の道を進み
池に出るルートでしたが
無視して
ここは道標通り
路傍休憩所の方に向かいました -
森の小道を進むと分岐点
YAMAPでは
池からここに戻ってきて
外輪山遊歩道に進むルートでしたが
無視して
道標の路傍休憩所の方にくだりました -
結構急な木段を降りました
ふくらはぎパンパンなんですけど -
くだって行く斜面から
青空に
クラデーションが映えます -
池が見えてきました
ようやく下界に帰ってきた ! -
1周道路まで出ると
登ってきた山々が見えました
左から
愛宕山、舟見岳、交蔓山、竜石、山王岳、片城山 -
山王岳の下に広がるのは
国指定天然記念物として保護されている泥炭形成植物群落
温暖地で泥炭が見られるのは珍しいようです
枯れて堆積した植物が炭化して泥炭を形成します
この一部が湖底から離れて水面に浮かび上がったものが浮島
300個ほどの浮島が点在しています
北方の寒冷な高層湿原ではしばしば見られますが
低層湿原では極めて珍しい現象
またこの池は「ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)」の登録湿原でもあります -
レイクサイドホテルいむた跡(2018年3月に閉館し現在はデイケアサービス)の下あたりから湖畔へとくだる坂を進みました
民家の横から湖畔の遊歩道に出られました -
湖畔の遊歩道は
ほとんど歩いている人はいませんでした
車からでは見られない風景があるのに
もったいないな -
今回1番の収穫はコレ
ラクウショウ( 落羽松、和名はヌマスギ <沼杉> )
松なんだか ? 杉なんだか ?
こんなふうに水中から生える木があったんだな
だいぶ落葉していますが
それもむしろいい感じ -
水面との境界が
ネジネジしている
なんかフォルムが好きですねぇ -
ラクウショウが並ぶ
いい遊歩道です -
モミジも
色鮮やかなものも -
逆光で
モミジの葉脈が浮かび上がります
陽が当たるところは白く見える -
この周辺は
まだ緑も残っているので
これから紅葉の本番かな -
休憩所のあたりも
いい感じでした
サイクリングしてる人もいました -
湖畔遊歩道から
一周道路に戻ると
右に見える
森林浴遊歩道を登って
最後のピーク飯盛山へ -
この遊歩道は
まだこれから紅葉が本番でした -
途中の展望所は
老朽化しているため
立入禁止でした -
山頂まで
まだ500mある
あと500mしかない
どちらにせよ
登るしかないんだよ -
やったーーー !
外輪山 7ピーク コンプリート !!
飯盛山432m
ここは台地になっているので
休憩所があり
展望も開けています
一つだけ登るならコチラでしょうね -
6ピーク(プラス交蔓山)の俯瞰地図
カミさんもよく歩きました -
左から
愛宕山、舟見岳、交蔓山、竜石、山王岳 -
左から
交蔓山、竜石、山王岳、片城山
泥炭形成植物群落も見られます -
色づいているモミジもありました
-
右奥の方には
桜島も見られました -
とぐろを巻くように
登ってきた道を下山
YAMAPルートにある
直線的な登山道は
急過ぎるしブッシュなので無理でした
一周道路に戻ると
鏡のように山々が投影されていました -
紅葉しかけの湖畔も投影
もう少し赤みが増すと
綺麗でしょうね -
橋を渡って駐車場へ
一旦 車に戻ってから
湖畔を少し先に歩きました
鳥インフルエンザ予防のため
駐車場入口では
消石灰を撒いてました -
湖畔のお店の前あたりから
対岸を眺めると
ホテル跡の下の方に
ラクウショウが見えました -
飯盛山と紅葉
-
百年杉の館ステージ広場前
この辺りもまだ紅葉が進みそうです -
白鳥とカモの群れ
餌は湖畔のお店で売っています
藺牟田池を堪能したら
蒲生の大クスに寄ってから帰りました
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